モンスターハンター:ワールド(MHW)のネタバレ解説・考察まとめ

『モンスターハンター:ワールド』(MHW)とは、株式会社カプコンより発売された「モンスターハンター」シリーズ5作目にあたる。プレイヤーは第5期調査団の一員として新大陸の調査に向かうというストーリーとなっている。
これまでのゲームシステムは一新されており、自由度の高いハンティングを楽しめるようになっている。

大蟻塚の荒地の広大な沼地に生息する大型の魚竜種。
くすんだ茶色の鱗に覆われた身体の上から大量の泥を纏う習性を持っており、泥が削げ落ちてしまった場合は積極的に泥浴びを行う。
その泥と密接に関わった生態から「泥魚竜(どろぎょりゅう)」とも呼ばれる。

泥と関わりのある生態や生息域から土砂竜ボルボロスとライバル関係にあり、縄張りを争って激しく衝突し合っている。
沼地での機動力はジュラトドスに軍配が上がり、そのスピードや足元からの奇襲によってボルボロスを翻弄する。
一方、純粋なパワーや完全な陸上での戦いにおいてはボルボロスの方が優位で、巻き付いてきたジュラトドスをボルボロスが力尽くで振りほどき、地面に叩きつける様子が確認されている。
顔を合わせればそれまで交戦していたプレイヤーをさしおいてでも縄張り争いをしにいくため、わざと両者を鉢合わせて激突させて体力を消耗させるという作戦もある。

今作で初登場のモンスターであるが、見た目から、歴代シリーズでおなじみの「溶岩流ヴォルガノス」の泥地版といった印象をプレイヤーから抱かれている。
実際、ヴォルガノスからいくつかの行動をなくしたような行動パターンであり、「ヴォルガノスの簡易版」といった位置づけとなっている。
そのため、ヴォルガノスに馴染みのあるプレイヤーからは、本来の名前であるジュラトドスではなく「泥ガノス」と呼ばれている。

眩鳥 ツィツィヤック

頭部の膜を扇状に展開し、強烈な閃光を放ち、相手の目を眩ませて隙を生じさせるという生態を持つ鳥竜種のモンスター。
この閃光を獲物を狩る際や外敵との戦闘に多用する事から「眩鳥(げんちょう)」の別名でも呼ばれる。

掻鳥クルルヤックとは名前、および外見的特徴が類似している。
顔立ちもどこか剽軽なクルルヤックと違い、悪賢そうな目が特徴的である。
この二種の関係性は現状不明だが、名前の類似を見るに近縁種として設定されている可能性がある。

ツィツィヤックは陸珊瑚の台地に生息している。
強烈な閃光で外敵を気絶させ、その隙に強烈な足蹴りを放つという、過去作で登場したゲリョスと同じような行動パターンを持っている。

ツィツィヤックの真価は、他の大型モンスターの狩猟中に乱入してきた時にある。
後述するレイギエナやパオウルム―などの飛行する大型モンスターとの間に乱入し、三つ巴状態となったツィツィヤックは、得意の閃光攻撃を連発して対抗しようとする。
この閃光はプレイヤーだけでなく大型モンスターにも効くため、ツィツィヤックの閃光を食らってしまった大型モンスターはその場で気絶する(もちろん、プレイヤーも食らってしまえば気絶する)。
うまく大型モンスターだけに当てることができれば大きなチャンスができるため、邪魔者ではなくむしろハンティングを助けてくれる存在としてプレイヤーから比較的好意的に見られている。ツィツィヤックのツィツィの部分を崩して「筒井さん」と呼ばれたり、ツィツィヤックの発光器官の構造がカメラのストロボフラッシュと同じものであること、乱入して閃光を放ちすぐさま逃げ出すことから「パパラッチ」と呼ばれ、親しまれている。

浮空竜 パオウルム―

陸珊瑚の台地に棲息する飛竜種のモンスター。
強い風が吹き抜け、風を捉えるのが得意な生物が集う台地の環境に適応した飛竜。
空気を吸って喉に溜め込み、空に浮き上がる姿が見られることから、「浮空竜(ふくうりゅう)」の別名をつけられている。

パオウルムー最大の特徴は長い首であり、空気を大きく吸って体内に蓄積させ、首を大きく膨らませることで滞空するという生態を持っている。
この吸い込んだ空気もまたパオウルムーの大きな武器の一つとなっており、圧縮した空気を放出することで外敵の動きを鈍らせたり、自らの移動を補助したりする。
この滞空状態が厄介であり、パオウルムー戦では「いかに滞空継続を阻止するか」がパオウルム―の狩猟の大きな焦点の一つとなる。
地上におけるパオウルムーはシンプルな行動が多く、そこまで苦戦するものではない。しかし、空気を蓄えて空中浮遊を始めると攻撃技やハンターへの妨害手段が増え、フワフワと浮く独特のモーションもあって戦い辛くなる難敵となってしまう。
そのため、浮いたら閃光玉を放ち、閃光で気絶させて地面に叩き落とすという手段を取ることが大切となっている。

パオウルムーの素材から作られる装備は、パオウルムーの白くてふわふわした特徴を活かしてかわいらしいものとなっている。
白くてふわふわした素材にハートの意匠がみられるデザインはオトモアイルーの装備も同じであり、オトモアイルー自身のかわいさとあいまって非常にラブリーとプレイヤーに好評。あまりにかわいらしいため、オトモアイルーの装備を多少防御力が劣っていてもずっとパオウルムーのものにしているというプレイヤーもいるほど。

風漂竜 レイギエナ

陸珊瑚の台地に生息する大型の飛竜種のモンスター。
陸珊瑚の台地の生態系の頂点に座す主であり、高台から縄張りであるフィールド全体を見据え、獲物や侵入者を発見するや積極的に襲い掛かる。
強風の中でもまるで漂うかのように優雅に飛行する姿から「風漂竜(ふうひょうりゅう)」との別名でも呼ばれる。

レイギエナの体内には「氷結袋」と呼ばれる冷気を作り出す器官を持つ。
この器官で発生させた冷気のエネルギーを翼や尻尾を振り抜く勢いによって生じる風圧に乗せて対象へ叩きつけるという独自の戦法を用いる。
その冷気は大気や地面が一瞬で凍り付くほど強力なもの。

シナリオでは、レイギエナが陸珊瑚の台地の上空を飛び回っているため、第3期調査団の飛行船が飛び立つことができない。なのでレイギエナを狩猟し空の安全を確保してほしいという流れでプレイヤーにレイギエナの狩猟を依頼される。
初見では機敏な動作に翻弄されるが、ツィツィヤックで学んだ「頭部や翼、尻尾など、攻撃に用いてくる部位を破壊すれば攻略が容易になる」ということと、パオウルム―で学んだ「滞空状態が厄介なので閃光玉で気絶させて地面に落とす」ということがきちんとできていれば特に苦戦しない相手である。

爆鱗竜 バゼルギウス

今作で初登場した飛竜種のモンスター。
全体的に丸みを帯びた体付きをしており、首や尾の下に生やした無数の大きな鱗が最大の特徴。
この鱗は爆発し、その特徴から「爆鱗竜(ばくりんりゅう)」の別名を与えられている。

体中にある鱗は体液が固体化したもので、体の振動で剥がれ落ち、地面に落ちた衝撃で爆発するようになっている。
その一つ一つが必殺の破壊力を持つ上に抜け落ちやすく、バゼルギウスの些細な動作でも撒き散らされ広範囲で爆発を巻き起こすというものになっている。

バゼルギウスの生息域は不定で、どのフィールドにも登場する。
この時に流れるBGMは「飛来せし気高き非道」というタイトルでバゼルギウスの特徴を表しているものとなっている。
とにかく神出鬼没の存在であり、汎用フィールドならばどこにでも飛来する。プレイヤーが他の大型モンスターと一線交えている最中にも容赦なく乱入し、小さな爆弾ともいえる鱗をあたりに撒き散らしていく。
これだけいえば迷惑な存在だが、この鱗の爆発のダメージは当然、大型モンスターにも効く。
バゼルギウスの無差別爆撃からプレイヤーが逃げている間に、爆発を食らった狩猟対象モンスターが瀕死になっているということはざらにあり、時にはとどめまでさされている。
颯爽と現れ爆弾で援護してくれるかのようなその姿は、一部のプレイヤーからは「大型のオトモ」と呼ばれている。

屍套龍 ヴァルハザク

瘴気の谷の最下層に潜むとされる大型の古龍種。瘴気の谷の生態系の頂点に君臨すると目される存在。
頭から尾まで死肉をまとう習性があり、その風貌はまるでゾンビのようである。このことから、「屍套龍(しとうりゅう)」の別名を付けられている。

瘴気の谷では常に瘴気と呼ばれる微生物の集合体が霧のように立ち込めているが、ヴァルハザクはこの瘴気と共生関係にあり、自分の意志で瘴気を自在に操る能力を持っている。
ヴァルハザクは多量の瘴気を噴出し、それを相手に浴びせることで弱らせる戦法を得意とする。
さらには相手に取り込ませた瘴気を回収することで、相手から直接エネルギーを奪い取る事ができるという生態を持っている。

ヴァルハザクは普段は自ら被っている死肉の山を利用して瘴気の谷の背景に擬態しているらしく、その存在は幻とされていた。
しかし、ゾラ・マグダラオスが瘴気の谷へ向かったことによる地形変動や生態系への影響を受け、活動を活発化させたことでその存在が確認された。
活動を再開したヴァルハザクを危険と見た調査団の依頼によって、プレイヤーはヴァルハザクの討伐に向かうこととなる。

滅尽龍 ネルギガンテ

全身から生える無数の黒い棘と、非常に太く頑強に発達した双角、そして何より極めて好戦的且つ凶暴な性格が特徴の古龍種のモンスター。
とにかく目に映るもの全てを徹底的に破壊すべく暴れ狂う様子から「全てを滅する古龍」とまで噂され、「滅尽龍(めつじんりゅう)」とも呼ばれている。

シナリオではゾラ・マグダラオス捕獲作戦の時に乱入する。
作戦が計画通り推移する中、突如として空から飛来、ゾラ・マグダラオスの外殻上に降り立った。その後、突然の来襲で混乱する調査団をよそに、どこかへと飛び去って行った。
以後は行方不明であったが、ゾラ・マグダラオス進路変更作戦にて再度来襲。
これまでの情報から「ネルギガンテの出現は古龍渡りと関連性があるのではないか」と推測されていたため、今回の来襲は調査団の想定の範疇であり、さして混乱も生まれなかった。
作戦中、ゾラ・マグダラオスの背に降り立ったネルギガンテにダメージを与えるか、一定時間が経過するといずこかへと飛び去っていく。
その後、ネルギガンテが「龍結晶の地」へと移動、滞在していることが判明。プレイヤーはネルギガンテの戦闘痕や捕食跡を集め、その生態に迫っていく。

熔山龍 ゾラ・マグダラオス

規格外の巨体を誇り、大地にそびえる火山を思わせる外殻を持つ超大型の古龍種。
その特筆すべき外観と性質から「熔山龍(ようざんりゅう)」の別名を持つ。

今作のシナリオの重要な役どころを担う存在。このゾラ・マグダラオスが「古龍渡り」をしようとしていることが確認され、その調査としてプレイヤーが所属する第5期調査団が結成、新大陸に派遣された。
この調査対象となったゾラ・マグダラオスは、これまで確認されているどの個体よりもはるかに巨大であり、史上で確認された「巨大古龍」の中でも最大級を誇る個体であった。
その後の調査でこのゾラ・マグダラオスは極めて老熟した個体であった事が判明。その圧倒的な巨体も、悠久の時を経て成長していった結果であると推測されている。
そして本個体が今回「古龍渡り」を敢行したのも、ゾラ・マグダラオス自身が自分の寿命を悟り死に場所へと向かう為であり、その死地こそが新大陸に存在する瘴気の谷であると結論付けられた。
その後、瘴気の谷に向かうルートを逸れ、地脈の付近で命を終えようとしていたため、ゾラ・マグダラオス進路変更作戦が決行される。
動ける人員、使える兵装の全て、更には環境や地形までも利用しての激戦の末に作戦は成功、本個体は地脈回廊から離れ、ついに海の中でその命を終えた。

冥灯龍 ゼノ・ジーヴァ

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