モンスターハンター:ワールド(MHW)のネタバレ解説・考察まとめ

『モンスターハンター:ワールド』(MHW)とは、株式会社カプコンより発売された「モンスターハンター」シリーズ5作目にあたる。プレイヤーは第5期調査団の一員として新大陸の調査に向かうというストーリーとなっている。
これまでのゲームシステムは一新されており、自由度の高いハンティングを楽しめるようになっている。

フィールドに点在する大型モンスターの爪痕や足跡などの痕跡。
プレイヤーはこれを追跡することで、大型モンスターの居場所を把握できるようになっている。

今作では、大型モンスターの現在位置を示してくれるペイントボールがなくなったため、導蟲に大型モンスターの場所まで誘導してもらうことになる。
その際に必要となるのがこの「痕跡」というものである。
この痕跡を集め、大型モンスターの情報を導蟲に覚えさせることで、導蟲に大型モンスターの場所まで誘導させるというシステムとなっている。
痕跡を回収していくことで導蟲のガイドレベルが上昇し、導蟲の誘導性能が上がる。

縄張り争い

今作から明確に見られるようになった要素。テリトリーを守るために行われる大型モンスター同士の争いのこと。
過去作では各種ムービーやデモシーンなどでモンスター同士の争いが描かれることが多かったが、今作になってそれらがゲームプレイ中にリアルタイムで発生し、
しっかりとした形で表現されるようになった。

複数の大型モンスターが同一エリア内に滞在している際に発生する。
戦っている最中のプレイヤーを一旦無視し、邪魔になる敵モンスターに対して特殊な行動を行うもので、相手の首筋に噛み付いて振り回したり、相手を掴みあげて放り捨てたりと、大型モンスター同士が本格的に争い合う豪快な一場面が見られる。
この時に各モンスターの力関係依存で大ダメージが入るようになっており、狩猟地の生態系におけるモンスターの上下関係が明白に描かれる行動といえる。

これが発生すると「縄張り争い」と画面端に表示され、専用のアクションが発生し、決着がつくまで争い続ける。
大型モンスター同士の攻撃が偶然当たる、いわゆる「同士討ち」とは違い、明確なギミックとして描写されている。

中には、今までのムービーの中だけでしか見られなかった縄張り争いを繰り広げるケースもある。
ディアブロスと亜種の縄張り争いはまさにそのムービー内容の実現であり、両者が角を突き合わせて力比べを行うという一連の流れを実際に行う。

オトモダチ

今作で新たに登場した要素。
オトモダチとは、フィールドに出現し、ソロプレイ時のみ一時的にパーティーに加わるNPCのことである。

オトモダチには、フレンドのオトモアイルーやフィールドにのみ出現する新大陸の獣人族テトルーが参加する。
また、特定の小型モンスターをオトモダチにすることもでき、オトモダチとしてパーティーに加わった小型モンスターは「オトモダチモンスター」と称され、同種を含めた他のモンスターと敵対するようになる。
オトモアイルー、オトモダチ、オトモダチモンスターの3匹を連れると擬似的な4人PTとなる。プレイヤーよりも体力や防御力が高く設定されているオトモアイルーやオトモダチはともかく、オトモダチモンスターの体力と防御力はそれほどでもないため、過信は禁物。

環境生物

今作で初登場したシステム。
「フィールドに生息している、大型、小型モンスター、および採取物以外の生き物」の総称。
これまで背景の一部だった小動物や鳥や昆虫などを「環境生物」という枠組みに分類したもの。

「環境生物」の登場に伴い、過去作ではアイテムとして登場していた生物の一部についても、環境生物に鞍替えした。
代表的なところでは釣りで入手できる魚類が挙げられる。

ただの背景の一部のような存在感の薄いものから、フィールドギミックの一部をなしているものまで、さまざまな環境生物が存在している。

また、環境生物はマイハウスにて放し飼いができる。
プレイヤーが実際に捕獲した環境生物限定で、「床」「棚」「水槽」などの室内に配置する形となる。
マイハウスのグレードが上がると、環境生物を配置できる場所の数や種類が増えていく。
マイハウス内に放した環境生物とは触れ合うことができ、エサをあげたり、さまざまなアクションを見ることができる。

『モンスターハンター:ワールド』の登場モンスター

火竜リオレウス、雌火竜リオレイア、蒼火竜リオレウス亜種、桜火竜リオレイア亜種、角竜ディアブロス、黒角竜ディアブロス亜種といった歴代シリーズでもおなじみの大型モンスターの他にも、土砂竜ボルボロス、溶岩竜ヴォルガノス、爆鎚竜ウラガンキン、炎王龍テオ・テスカトル、鋼龍クシャルダオラといった過去作にも登場したモンスターが引き続き登場している。

賊竜 ドスジャグラス

古代樹の森に出没する黄緑のトカゲのような牙竜種ジャグラスの群れを率いるリーダーで「賊竜(ぞくりゅう)」の別名を持つ。
一般的なジャグラスより二回りほど大きく、背中を覆うように生えたたてがみが特徴的。

特徴はその食欲で、調査団たちからは「大食漢のモンスター」として知られている。
ドスジャグラスは空腹になると気性が荒くなり、たとえ格上の存在が相手であろうと容赦なく襲い掛かるようになる。
獲物である中型の草食モンスターを仕留めると、その死体を一気に丸呑みするという生態を有している。その際には喉から腹部にかけての部分が大きく膨らむ。
このような生態を指して、一部のクエストではドスジャグラスのことを「フードファイター」と称している。

シナリオでは最初に対峙する大型モンスターとなる。
そのため、これからの大型モンスターとの戦いの基礎を学ぶチュートリアルのような役目をしている。
主な攻撃方法は前足でのひっかきや、噛みつき攻撃などであり、それほど素早くもなく、非常に倒しやすいモンスター。

空腹状態になると近くのモンスターに手当たり次第に襲いかかり、捕食しようとする。
格上である蛮顎竜アンジャナフにも容赦なく攻撃をしかけるが、逆に首に噛みつかれ、思いっきり投げ飛ばされてしまう。
他にも古代樹の森の王者リオレウスに挑みかかり、そして返り討ちにされている。
また発売前のプロモーションムービー「武器の紹介編」では試し切りとばかりに攻撃を受ける役割をしている。
こういった扱いからか、「やられ役」というイメージがついてしまっているモンスターである。

蛮顎竜 アンジャナフ

古代樹の森に生息する大型の獣竜種。
森やその周辺を我が物顔で練り歩き、獲物を見つければ即座に襲い掛かるほどに獰猛。
下顎を覆うように生え揃った大きな棘が最大の特徴で、戦闘ではその口を大きく開き、獲物や外敵に荒々しく喰らい付く攻撃を得意とする。
そのような性質から「蛮顎竜(ばんがくりゅう)」とも通称されている。

ティラノサウルスに似た体格を持つ恐竜のような大型モンスター。
背中には皮膜の翼があり、普段は折りたたまれているが、怒りなどで興奮した時には大きく広げる。
しかし、これは主に威嚇や体温調節に使われるものと思われ、少なくともこの翼を大きく動かしたり、飛行したりする様子は見られない。

シナリオではゾラ・マグダラオス捕獲作戦前に、調査拠点の安全確保という理由で近隣に出没するアンジャナフを狩猟することになる。
翼で飛行できないとはいえ、動きは軽快で、攻撃力も高いことから序盤の壁となるモンスターである。
これまで戦ってきたドスジャグラスやプケプケに比べ素早く、攻撃力もその2匹と比べると並外れている。きちんと装備を整えてもなすすべもなく倒されてしまうこともある。
しかし攻撃の動作は大振りで、懐にもぐりこめばそれほど攻撃をくらわない。よく見れば隙がきちんと存在し、慣れればそう怖い存在ではない。

掻鳥 クルルヤック

前脚が発達しており、物を持つことを得意とする鳥竜種のモンスター。
この前脚を使って物を掻き出す様子から「掻鳥(そうちょう)」という別名が付けられている。

太い後脚によって二足歩行を可能としており、空いている前足は細いものの発達している。
この前脚はさまざまな物を器用に掻き出し、持ち運ぶことができる。
クルルヤックは草食竜の卵や飛竜の卵など大きな卵を好物としており、親の巣から両前脚で卵を抱え込んで盗み取り、安全圏まで逃れて捕食する。
また外敵との交戦時には地面を探って素早く硬い岩を掻き出し、この岩を叩き付け、投げ飛ばして武器とするほか、素早く構えて盾として扱うことがある。

モンスターの卵を得るためか、主に古代樹の森や大蟻塚の荒地などに姿を見せる。
普段は比較的温厚で狩猟地内を徘徊する際もゆったりと歩き、穏やかに水を飲む姿も見られる。
こちらから手を出さなければ真横をすれ違っても攻撃をしかけてくることはない。

シナリオでは比較的序盤で登場する。
シリーズお馴染みの「最序盤に出てくる鳥竜種中型モンスター」枠のモンスター。
古代樹の森に放棄されたベースキャンプを再設置しようと調査に赴いた調査団の前に現れ、ベースキャンプ跡地を荒らしていた。
遭遇ムービーでは地面に埋もれていたツボを前足で掻き出し抱え、調査団の影に驚いて取り落とすという愛嬌のある仕草を見せる。

泥魚竜 ジュラトドス

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