スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(SW1)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』とは、1999年製作のアメリカ映画。社会現象にまでなった「旧3部作」の完結より16年の時を経て製作された、スター・ウォーズサーガ「新三部作」の第一作目。旧三部作を通して「悪の主役」であったダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの幼少時の物語を描く。

惑星ナブーの女王。14歳の若さで女王に選出されたが、理知的で、自らの作戦を遂行する際には前線に立つ行動力と、勇敢さも持ち合わせている。自分の身の危険よりもまずナブーの民を思い、ジェダイの騎士に救出されナブーを脱出した後も、通商連合に苦しめられている民のために、母国へ戻る決意をする。しかし基本的に戦いは好まず、通商連合にナブーを封鎖された時も、最初は対話による平和的解決を望んでいた。女王という立場上、危機回避のため影武者を立てることもあるが、この影武者を逆に利用して、惑星タトゥイーンではこの星の文化を知るため、女王の侍女という立場でタトゥイーンの人々と触れあう。その過程で、後に夫となる、アナキン・スカイウォーカーと出会うことになる。

アナキン・スカイウォーカー(演:ジェイク・ロイド)

アナキン・スカイウォーカー

砂漠の星・タトゥイーンで生まれた。マスター・ヨーダをも凌ぐミディ・クロリアン値を持つ脅威の子供。後に、その類稀なるフォースの力をシスの暗黒卿に見込まれフォースのダークサイドに落ち、銀河を支配する銀河帝国で実働部隊の筆頭となる「ダース・ベイター」になる。母親であるシミ・スカイウォーカーは、「父親はいない、この子は自然に身ごもった」と語っていた。今作では母親と共に、タトゥイーンのジャンク商人・ワトーの奴隷として扱われている。子供ながらにメカの知識が豊富で、ジャンク屋で行う部品の修理のみならず、自分でメカを組み立てることも出来る。(C-3POは、彼が今作で製作した)また、操縦技術も優れていて、劇中のポッド・レースでは、自分が乗り込んだマシンが他の選手の妨害により故障するも、その場ですぐさま修理しレースに復帰、見事逆転優勝を成し遂げるという離れ業も見せている。

C-3PO(演:アンソニー・ダニエルズ)

C-3PO

R2-D2と共に、スター・ウォーズサーガ9部作の、9作全てに登場する唯一、いや「唯二」のキャラクター。C-3POはアナキン・スカイウォーカーにより知覚生物とコミュニケーションを取るためのドロイドとして設計され、エチケットと式典をプログラムされていた。600万を超える言語に精通しており、お喋りで心配性な性格の持ち主である。本作ではまだ製作途中で、むき出しのままの配線などが少し痛々しい。

R2-D2

R2-D2

C-3POと共に、スター・ウォーズサーガ全9作に出演するキャラクター。インダストリアル・オートマトン社が製造した、高い人気を誇るR2シリーズのドロイド。身長はおよそ1メートルで、様々な役割をこなすようプログラムされていた。R2ユニットはスターファイターのソケットに収容されてパイロットの補佐を務めることが多々あった。R2-D2はその中でも特に飛行艇の修理やパイロット補佐としての仕事に優れていて、本作でその功績を認められ、ここから始まるサーガの中で重要な役割を果たすことになる。

ジャー・ジャー・ビンクス(演:アーメド・ベスト)

ジャー・ジャー・ビンクス

ナブーの湖の中に水中帝国を築く、グンガン族出身。身分としては軍人であるが、その不器用さとお調子者の性格が災いして、一族から追放されていた。しかしナブー封鎖に伴う事件で偶然ジェダイの騎士と出会い、これも偶然その命を助けられたことから、命の恩人であるジェダイの騎士たちにつきまとい始める。その結果一族の元に舞い戻って、通商連合のドロイド部隊との決戦では、嫌々ながら戦闘部隊を率いる重要な任務に就くことになる。命の恩人と慕っていながら、ジェダイの行動にあれこれ文句をつけたがる、基本的に「危ないことはイヤ」という性格の持ち主でもある。

シミ・スカイウォーカー(演:ペルニラ・アウグスト)

シミ・スカイウォーカー

惑星タトゥイーン生まれ。アナキン・スカイウォーカーの母親。まだ幼い頃に海賊に捕らえられ、タトゥイーンのジャンク商人に売られ、以来奴隷としての人生を歩むことになる。父親となる男性不在のまま、アナキンを身ごもる。ジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンは、アナキンが非常に高いミディ=クロリアン値を持つことから、あらゆる生命体の全ての細胞に存在するという微生物であるミディ=クロリアンの意思そのものにより、彼女はアナキンを身ごもったのでないかと推測した。

元老院議員パルパティーン(演:イアン・マクダーミド)

パルパティーン

惑星ナブー生まれで、ナブーを代表し銀河共和国の元老院議員となる。通商連合にナブーが封鎖された後は、アミダラ女王に協力し、銀河共和国議会で彼女の発言を手助けする。しかし、議会の最高議長が官僚の言いなりになっていてこのままでは議論も進まないと、新たな最高議長を選出するため現議長の不信任案を提出するよう、アミダラに進言する。その後選挙の結果、彼自らが共和国議会の最高議長に当選することになった。

マスター・ヨーダ(演:フランク・オズ)

マスター・ヨーダ

ジェダイ史上最も優れた力を持つ、ジェダイ・マスターの一人。今作の時代では長老として、ジェダイ評議会をまとめるグランド・マスターの地位に就いていた。小柄な体つきからは想像も出来ないほど、強いフォースの力を持っている。長老であるが故に、フォースの力に暗黒面も存在することを知っていて、アナキン・スカイウォーカーは類稀なるフォースの持ち主であると認めつつも、その内面に潜む恐れの感情から、暗黒面に落ちる危険性を危惧していた。

メイス・ウィンドゥ(演:サミュエル・L・ジャクソン)

メイス・ウィンドゥ

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(SW2)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』とは、2002年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2002年の7月。スター・ウォーズサーガ・エピソード4~6から成る「旧三部作」に続く、「新三部作」の第二作目。前作「エピソード1 ファントム・メナス」で描かれたアナキン・スカイウォーカーの幼少時から10年後、ジェダイの騎士として青年に成長したアナキンの姿を描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(SW3)のネタバレ解説・考察まとめ

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III Revenge of the Sith)」とは、2005年に公開されたアメリカ映画。エピソード4~6からなる「旧3部作」完結後、12年の時を経て製作された「新3部作」、エピソード1~3の完結編である。アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に落ちダース・ベイダーとなり、長年に渡り平和を維持して来た銀河共和国が陰謀により銀河帝国へと変わるまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(SW5)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』とは、1980年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく、1980年の6月。前作の大ヒットを受けて作られたシリーズ2作目で、9部作からなるスター・ウォーズサーガの5番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国が反乱軍への攻勢を強める中、故郷を出て反乱軍の一員となった青年ルーク・スカイウォーカーが、自らの思いがけない運命に直面するまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(SW4)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』とは、1977年(日本では1978年)に公開されたジョージ・ルーカス監督によるアメリカ映画。SFブームを巻き起こしたスター・ウォーズシリーズでは第1作目であり、旧三部作(エピソード4~6)の第1章である。時系列でいうと新三部作(エピソード1~3)の後の時代。遠い昔、はるか彼方の銀河系で主人公であるルーク・スカイウォーカーを中心に、かつての平和を取り戻すべくシスの暗黒卿へ立ち向かう。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(SW6)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐』とは、1983年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく1983年の7月。凶悪な銀河帝国が再び建設を始めた究極兵器・第2デス・スターの脅威に、帝国の支配に反旗を翻した反乱軍が立ち向かい、ジェダイの騎士の血を受け継いだ青年ルーク・スカイウォーカーらの活躍により、銀河帝国と、帝国皇帝の野望を打ち破り、再び銀河系に平和を取り戻すまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(SW8)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(SW7)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』とは、2015年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2015年12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、7番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国の衰退後、平和な時代の続いていた銀河新共和国時代に、新たな脅威ファースト・オーダーが出現。この脅威に対抗すべく立ち上がった、レジスタンスたちの活躍を描く。

Read Article

【スター・ウォーズ】アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに囚われダース・ベイダーになった理由

スター・ウォーズ旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーの父親であり、シリーズを代表するヴィランであるシスの暗黒卿・ダース・ベイダーでもあるアナキン・スカイウォーカー。 アナキンがダークサイドへ堕ちる理由となった悲劇とは。彼の悲しき人生を紐解き解説する。

Read Article

【スター・ウォーズ】服装から見えるスカイウォーカー家の光と闇【STAR WARS】

スター・ウォーズ シリーズの主人公であるアナキン=スカイウォーカー、ルーク=スカイウォーカーは共にエピソードの進行に伴い暗黒面、闇へと近づいていくかのように服装が徐々に黒く染まっていく。 その両者の内面の光と闇についてを映画の重要なキーワードであるフォースと共に追っていく。

Read Article

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2016年に映画監督ギャレス・エドワーズによってアメリカで制作された実写SF映画。スター・ウォーズサーガの本編では語られなかった物語を描く、スピン・オフシリーズの第一弾。シリーズ1作目「エピソード4/新たなる希望」に登場した、銀河帝国軍の誇る究極兵器「デス・スター」の設計図を盗み出すため、決死の作戦に挑む戦隊「ローグ・ワン」の熾烈な戦いを描く。

Read Article

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2018年製作のアメリカ映画。日本公開は2018年の7月。スター・ウォーズシリーズのスピン・オフ作品で、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続く第二弾。旧三部作(エピソード4~6)で主役の一人であった、ハン・ソロの若き日の姿を描く。ソロの愛機であるミレニアム・ファルコン号や、長年の相棒であるチューバッカとの出会いなどに関する秘話が明かされる。

Read Article

NEW

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(インディ・ジョーンズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』とは1981年にアメリカ合衆国で公開されたアクション・アドベンチャー映画。主演はハリソン・フォード、監督にはスティーブン・スピルバーグ、原案と制作総指揮にジョージ・ルーカスが務めた。 超常的パワーを秘めた聖櫃(アーク)を巡り、冒険家インディ・ジョーンズはナチス・ドイツを相手に争奪戦を繰り広げる。

Read Article

スター・ウォーズサーガ ストーリー復習 エピソードVI編

12月18公開の『スターウォーズ フォースの覚醒』に先駆けてスターウォーズサーガについて復習! シリーズ完結編!ジェダイとなったルークは父と知ったダース・ベイダーとその師のパルパティーンを倒しに向かう、一方同盟軍は破壊したデススターに変わる新たな脅威を壊し永遠に帝国を終わらせるために作戦をたてるのであった。

Read Article

萌えるドロイドC-3POについて

いよいよ今年、「スターウォーズ」最新作が公開されますね。そこで、新旧6部作すべてに登場したプロトコル・ドロイド、C-3POについて語りたいと思います。「ああ、あのやかましい金ぴかね…」なんて思う方もいるでしょう。相棒のR2D2が勇敢な分「ダメな奴」「臆病もの」思われがちですが、彼だって結構できるドロイドですし、なにより萌えるドロイドなのです。

Read Article

スター・ウォーズの世界を鎧武者で再現!「名将MOVIE REALIZATION」が超カッコいい!

この冬に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されるSF映画の金字塔スター・ウォーズシリーズ。第1作目の公開から38年が経過した今なお新たなファンを獲得し続けるスター・ウォーズに注目のフィギュアが登場しました!その名も「名将MOVIE REALIZATION」!スター・ウォーズのキャラを鎧武者に見立ててデザインされたフィギュアは超カッコいいですよ!

Read Article

世界での評価も高い日本のCM カップヌードル編

1971年に販売が開始された、日清のカップヌードル。世界80カ国以上累計販売数300億食を超える日本を代表するロングラン&メガヒット商品です。 そんなカップヌードルですが、なんとCMは世界的な賞や使用曲が人気を博すなど話題に事欠かないのであります。 今回は、そんなカップヌードルのCMをその時代と共に紹介していきたいと思います。

Read Article

『スター・ウォーズ』のグリーヴァス将軍には仲間になってほしかった(ネタバレあり)

『スター・ウォーズエピソード6』に登場した「悪役」グリーヴァス将軍。スピンオフアニメでも「敵キャラっぷり」が描かれていた彼ですが、戦士としての誇りはあるし、ヴィジュアルもそれなりにかっこいいしで、敵にしとくのがもったいないキャラだと思うのです。『少年ジャンプ』のごとく「敵キャラが仲間になる」パターン、アメリカにはそうそうないんでしょうかね…。

Read Article

これだけはやっておけ!絶対にプレイしたいPS4超大作タイトル(FPS、RPG、オープンワールド)

発売当初の価格から現在は1万円引きの定価となったPS4。近年では有名メーカーから海外のカンパニーなどから、様々なジャンルのゲームが制作・発売されており、その画像の綺麗さや操作性の良さなど、納得のできるものばかりです。そんな数多く存在するPS4タイトルの中から、ゲーム好きなら絶対にプレイしておきたいオススメタイトルをまとめてみました。

Read Article

Youtuber「兄者弟者」さんたちのオススメ動画《FPS編》

大人気Youtuberの「兄者弟者」さんはご存知でしょうか?特に弟者さんの声が、声優の大塚明夫さんにそっくりなのです!くわえて非常にFPSゲームが上手いこともあり、現在チャンネル登録者数は100万人を突破した、有名な投稿者さんの一人なのです。今回はそんな「兄者弟者」さんが数多くアップロードした動画の中で、一度は見ておきたいオススメの《FPS》動画をまとめてみました。

Read Article

博多華丸、大吉ついにYouTuberに挑戦!! 第八章 スターウォーズの名台詞を博多弁で言ってみた~

「華丸大吉ユーチューバーなりたい」も今回で八回目。今回は華丸と大吉それぞれがプレゼンした企画で YouTube動画作成。それぞれの企画から華丸と大吉それぞれの「個性」が表れているのがこの動画作品の特徴である。 また、所々に彼らの普段の姿を垣間見ることができる。一つの動画で二度楽しめる構成になっており、お得感満載の動画作品に仕上がっている。

Read Article

【あつ森】スター・ウォーズの世界を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここではSFアクション映画シリーズ「スター・ウォーズ」を再現したマイデザインを紹介する。

Read Article

目次 - Contents