アオハライド(Ao Haru Ride)のネタバレ解説まとめ

咲坂伊緒による累計発行部数1000万部を超える日本の少女漫画。
初恋の人と再会した高校生の“青春”ラブストーリー。
2011年2月号より『別冊マーガレット』にて連載。2014年にはアニメ化され、同年、東出昌大と本田翼主演で映画が公開された。
全12巻。

『アオハライド』の概要

主人公・双葉が中学時代の初恋の人『田中くん』と再会したことをきっかけに、止まっていた初恋が再び動き出す。2人の甘酸っぱい恋模様とそれを取り巻く周囲の青春ラブ&友情物語である。タイトルの『アオハライド』は、アオハル(青春)+ライド(ride)=「青春に一生懸命に乗っていく」という意味を込めた作者がつくった造語である。
恋、友情、家族をめぐって笑って、泣いて、怒って…二度と戻れない高校生の忘れられない青春を描く。

『アオハライド』のあらすじ・ストーリー

高校1年生の双葉には、中学時代に忘れられない初恋の人となりのクラスの『田中くん』がいる。ほかの男子と違って苦手じゃない田中くんが気になる双葉。
ドロケーで同じ場所に隠れた日から2人は少しずつ距離を距離を縮めていった。
雨の日、双葉が神社で雨やどりをしていると田中くん雨やどりをしていた。
話すことを探していたが、貼られていたポスターを見て夏祭りの話をした。まるで誘っているようだと双葉は恥ずかしくなり、この話題にしたことを後悔した。
雨の日に借りた体操着を返す双葉。

「7時…三角公園の時計のとこ」

照れくさそうに田中くんは言った。約束の日、田中くんは来なかった。
双葉は夏休みが明けると『田中くん』が夏休み中に転校し、いなくなっていたことを知った。
なにも始まらないまま双葉の初恋が終わった。

高校1年生になった双葉は、女子に嫌われないようにガサツな女子を演じていた。田中くんが転校したあとの中学2年の時に、周りの女子にぶりっこだと疎まれ、双葉はひとりになってしまった。高校では心機一転女子に嫌われないように男子が好かないようなガサツな女子として自分を偽って生活していた。
ある日、廊下で田中くんの面影のある男子を見かけた。
彼は『マブチ』と呼ばれていた。
”なんであの人を田中くんだと思ったんだ”そう思いながらも、帰り道にまた彼をみかけ、思い出のある神社に入る彼に「田中くん?」と声をかけた。
「馬渕だけど」自分の勘違いに恥ずかしくなり帰ろうとする双葉。

「急に降ってきたね」

中学のとき、夏祭りの話をした日に田中くんが双葉にかけた言葉だった。
両親が離婚して『田中洸』から『馬渕洸』となっていたのだ。
あの頃の田中くんと違って、口が悪くいじわるを言う洸にあの頃の気持ちを伝える双葉。しかし洸は冷たい言葉をいいながらも寂しそうで、双葉は気になって仕方がない。冷たく突き放しながらも双葉を助けてくれる洸。もうあの頃の田中くんはいない、そう思いながらも、今の洸に惹かれていく双葉。
洸も同じ気持ちで双葉との距離が縮まりそうになる。しかし、いつも2人の距離がなくなろうとすると障害にぶつかるのだった。
手が届きそうで届かない洸との距離に、近づこうと奮闘する双葉。しかし、洸が転校してからの2人の空白の時間が、双葉を阻むことになった。
双葉が洸を追いかけているとき洸は振り向かない。しかし双葉が洸をあきらめようと努力し始めたとたんに洸が双葉の心を揺さぶってくる。
2人の心がひとつになるのはいつになるのか。
アオハルが動き出す。

『アオハライド』の登場人物・キャラクター

吉岡 双葉(よしおか ふたば)

6月19日生まれ。中学2年の時に女子から、「猫をかぶっている」と言われ、突然ひとりになった。高校ではリセットできるチャンスと思い、女子に嫌われないようにがさつな女子を演じて本心を隠している。男子が自分を可愛いという声が聞こえると、いきなり大食いを始めたり、自分らしさを伏せて生活している。実は部屋のインテリアは乙女チック。中学時代に『田中くん』に想いを寄せていたが、彼は一緒に行く約束をした夏祭りに来ないまま転校してしまった。高校で『マブチ』に苗字が変わった洸と再会し、少しずつ今の洸が好きだと気付く。たびたび洸のうなじの匂いをかぐ癖がある。

馬淵 洸(まぶち こう)

5月27日生まれ。双葉と同じ中学に通っていたが、中学1年の時に両親が離婚。母とともに長崎に引っ越した。中学時代は短髪であり、照れ屋で爽やかな少年だった。洸にとっても双葉が初恋である。自宅にあるノートに『吉岡双葉』と書かれたページがあり、それを見つけられ兄や小湊のからかわれることがたびたびある。高校1年の時は特進クラスだったが、2年からは双葉たちと同じ一般クラスになっている。兄は同じ高校で教師をしている田中先生。

槙田 悠里(まきた ゆうり)

9月10日生まれ。高校1年からの双葉のクラスメイト。高校1年の時、中学時代の双葉のように男子の前でぶりっこをしていると女子から疎まれていた。実際はとてもいい子で、周りの女子に疎まれていることをわかっていて否定もせずに、”自分の好きな自分でいたい”と自分をしっかり持っている。双葉が自分を隠すことをやめてから初めてできた友達。
2年の時にリーダース研修で洸のことを好きになり積極的にアプローチしていく。双葉が悠里に自分の気持ちを伝えた後も、よき恋のライバルとして双葉を揺さぶっていく.。

村尾 修子(むらお しゅうこ)

11月20日生まれ。高校2年からの双葉のクラスメイト。黒髪のストレートでクールな美人女子。高校1年生の時から洸の兄である田中先生のことが好き。田中先生好きすぎるあまり、他の人はどうでもいいと思うところがあるが、心を開いた双葉や悠里には笑顔をみせたり抱きついたりする。つきまとってくる小湊を迷惑そうな素振りをみせつつも、小湊の洸を心配する友達思いなところには好感を抱いているようだ。

小湊 亜耶(こみなと あや)

12月3日生まれ。2年生から双葉と同じクラスになる。修子とは1年の時から同じクラスで、修子の田中先生への気持ちにもいち早く気付いている。普段は明るく楽しいお調子者だが、友達のことを誰よりも大事にしており、洸が1年の時の元クラスメイトから嫌味を言われた時は洸よりも怒っていた。修子のことが好きなため、恋敵である田中先生のことを嫌っている。
フランス人とのクォーターで、体の弱い妹リサがいる。幼いころから隣の駄菓子屋のお婆ちゃんに可愛がってもらっていて、あやちゃんと呼ばれている。

田中 陽一(たなか よういち)

4月30日生まれ。洸の兄。特進クラスの担任。いつも洸のことをとても心配している。洸と晩ご飯を食べようといつも料理を作って待っている。洸がノートに書いている『吉岡双葉』の文字を見ていたため、中学時代の洸の双葉への気持ちを知っている。
修子の好意に気付いているが、教師の立場から修子の為に突き放す言葉をかけることがある。敵意を向ける小湊には思わせぶりな言動もみせるが、修子とうまくいくように応援している面もある。

菊池 冬馬(きくち とうま)

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