ポケットモンスター(ポケモン)の伝説のポケモンまとめ

伝説のポケモンとは、公式の説明文によると「各地方で滅多に見ることの出来ない貴重なポケモン」のことであり、ゲーム中に1匹しか出現しないポケモンたちの総称である。シリーズ20年、7世代に至るシリーズの間にさまざまな伝説のポケモンが生み出されてきた。この記事では、各作品の舞台である地方の特色を色付ける伝説のポケモンたちを紹介する。

メガミュウツーX

「X・Y」で初登場した新システム、メガシンカによって変化したミュウツーの姿。
「ミュウツナイトX」というアイテムを持たせた上で戦闘中にコマンド選択することでこの姿となる。

メガミュウツーはX・Yと姿が2種類あり、こちらはXの方。ミュウツーの身体能力を強化した形態という設定となっている。
エスパータイプのみだったミュウツーに格闘タイプが加わり、苦手なタイプにも対応できるようになった。

メガミュウツーY

「X・Y」で初登場した新システム、メガシンカによって変化したミュウツーの姿。
「ミュウツナイトY」というアイテムを持たせた上で戦闘中にコマンド選択することでこの姿となる。

メガミュウツーはX・Yと姿が2種類あり、こちらはYの方。ミュウツーのエスパー能力を強化した形態という設定となっている。
アニメ劇場版「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」でミュウツーが変化する姿もこちらとなる。

ミュウ

南米・ギアナ高地で発見されたという設定を持つ幻のポケモン。
全てのポケモンのDNAを併せ持つとされ、ポケモンの先祖なのではないかとの仮説がたてられ、ポケモン世界の科学者たちに研究されている。

「赤・緑」においては、ROM内にデータが存在し、ゲーム内の文書にもその存在が語られているにも関わらず、通常のゲームプレイでは入手不可能という特殊な存在であった。
もともとは「赤・緑」の開発終了直前、デバッグ用のプログラムを抜くことで空いたプログラム容量に入れられた151匹目のポケモン。
データは存在しているが、入手方法が存在しないまさに「幻」のポケモンだったのだ。入手方法はゲームに想定外のバグが起こり、本来出現するはずだったポケモンのデータではなくミュウのデータを参照してしまった時のみ。つまり意図的にバグを発生させなければ手に入らなかった。
そのため当時のプレイヤーたちはあらゆる方法を使ってバグを発生させようとした。その結果、「名前が文字化けし、モザイクのようなぐちゃぐちゃな容姿をしている謎のポケモン(バグによって正しいデータを参照できず、データが壊れてしまったもの)」などができあがってしまった。
これらのバグポケモンたちはセーブデータはもちろん、最悪の場合ゲームのデータ自体を破壊しかねない危険な存在であったため、開発元であるゲームフリークや販売元である任天堂はこれらに対応することになった。
その対処法として、イベントなどで専用の機材を用いてミュウを配布することとなった。

「金・銀」「クリスタル」バージョンでの伝説のポケモン

ライコウ

プレイヤーからは「三犬」と呼ばれているうちの1匹で、虎をモチーフにしたような容姿をしている伝説のポケモン。準伝説に分類される。
なぜか「三犬」と犬扱いされているが、モデルはサーベルタイガー。名前の由来は「雷光」だが、「コウ」の部分には君主や王を示す漢字、「皇」「公」などであると思われる。

ライコウはプレイヤーをもっとも翻弄したポケモンとして印象付けられている。
前作のファイヤー、サンダー、フリーザーとは違い、「三犬」は一定のポイントに出現しない。「金・銀」の舞台であるジョウト地方を駆け回っており、偶然遭遇しなければゲット出来ない徘徊型のポケモンである。
徘徊型ポケモンは都市やダンジョンの出入りなどで居場所をランダムに変更する性質を持っているため、出会うにはかなりの運を必要とする。
偶然出会えたとしてもそのステータスはランダムであり、対戦でまともに使うためにステータスの厳選をしようとすれば、遭遇、厳選という2つの段階を踏むことになる。そのため対戦用として、徘徊型ポケモンの捕獲の難度は困難を極めている。
その上、ライコウは覚える技の都合上、ステータスの数値によって技のタイプが変わる技「めざめるパワー」がサブウェポンとして必須であり、「ステータスを1たりとも妥協できない」というハードルがあった。他の徘徊型ポケモンたちは、与えるダメージや受けるダメージが多少上下する程度で多少ステータスを妥協しても影響がないが、ライコウだけは「めざめるパワー」のシステム上絶対に妥協できないのである。その困難さは「対戦用ライコウ捕獲に3ヶ月かかった」というプレイヤーもいるほど。

トリオ扱いされているエンテイ、スイクンと違い、ライコウだけはアニメ劇場版での主役作品がない。代わりに、「ライコウ 雷の伝説」というアニメのスピンオフ作品が放送された。
「他の2匹は映画に出演している(しかもそれぞれ主役)のにライコウだけ…」とライコウファンのプレイヤーからは非常に残念がられていた。
だが2010年になって「幻影の覇者 ゾロアーク」でようやく映画デビューを果たした。

エンテイ

プレイヤーからは「三犬」と呼ばれているうちの1匹で、獅子のような風格を持つ伝説のポケモン。準伝説に分類される。
名前の指す意味はおそらく「炎帝」。なぜか「三犬」と犬扱いされているが、モデルは獅子。

アニメ劇場版では「結晶塔の帝王 エンテイ」にて主役を張った。
しかし一方、ゲーム本編では長い不遇の時代を過ごしていた。ステータスには恵まれているのだが、致命的なほどに技のレパートリーが少なかったのだ。
「ルビー・サファイア」で登場した炎タイプの大技「オーバーヒート」も覚えず、その後の「ダイヤモンド・パール」でも炎タイプの高威力技「フレアドライブ」を覚えない。同期のトリオ(ライコウ、スイクン)は世代を経るごとに高威力の技をどんどん覚えていくのに対し、エンテイはずっと低威力の技しか習得できないという状態が続いていた。
このことからエンテイは、伝説のポケモンであるのに狙ったような不遇っぷりを指してプレイヤーから「唯一神」と呼ばれネタ的な人気を集めた。

初登場である「金・銀」から14年近く経った「X・Y」にてようやくまともな技を得たことで、不遇の時代から脱出できた。「唯一神」と長らくネタにされ最弱の伝説のポケモン扱いされてきた印象を専用技「せいなるほのお」の習得で打ち破ったのである。
その強化ぶりは2015年世界大会にてエンテイの使用者がベスト4に名を連ねたほど。

スイクン

プレイヤーからは「三犬」と呼ばれているうちの1匹で、豹のようなしなやかさな容姿をしている伝説のポケモン。準伝説に分類される。
ちなみに身体の左右にあるひらひらした白い帯のようなものは尻尾で、よく見ると尻からちゃんと生えている。
ライコウ、エンテイともども「三犬」とプレイヤーから呼ばれているが、モチーフは豹である。名前の由来は「水」に君主や王を示す漢字「君」を合わせて「水君」。

トリオであるエンテイ、ライコウよりも頭一つ飛び抜けた扱いを受けているポケモンである。
特に「クリスタル」バージョンでは、パッケージを飾ったほか、専用の特殊イベントまで用意されているなど、かなり上質な扱いを受けている。
その神秘的な見た目から、プレイヤーからの人気も高い。

アニメ劇場版「セレビィ 時を超えた遭遇」では主役の一端を担った。
自らの住処である森が破壊される悲しみから凶暴化したセレビィの前に姿を表し、主人公であるサトシ達に協力した。 水を浄化する能力を持つスイクンは濁った湖を浄化し、浄化された水を吸った木々を介してセレビィの暴走を鎮めた。

同じくアニメ劇場版「幻影の覇者 ゾロアーク」では舞台であるクラウンシティの守り神として登場。 主人公のサトシと協力し、クラウンシティを守るために活躍する。

ホウオウ

「金・銀」の舞台であるジョウト地方の伝説のポケモン。禁止伝説に分類される。
名前の由来はそのまま「鳳凰」。 作中で「虹色」とも称される美しい翼や尾羽を持った、大きな聖鳥の姿をしている。

ジョウト地方では「生命の蘇生」に関わる伝承を残している。 その内容は、カネの塔が焼け落ちた際に亡くなったライコウ、エンテイ、スイクンを哀れみ、その3匹を蘇生させたというもの。
それになぞらえ、「金・銀」で捕獲したホウオウは「せいなるはい(聖なる灰)」という道具を所持している。「せいなるはい」はパーティのすべてのポケモンを戦闘不能からHPマックスで復活させるアイテム。当然、ホウオウが持っているこのひとつしか手に入れることができないアイテムである。

「金」バージョンと、そのリメイク作品である「ハートゴールド」バージョンでパッケージを飾っている。
対の存在であるルギアとは対極にあり、ホウオウは「太陽」「昼」「陽」というイメージで描かれ、設定や覚える技などもそれらの要素が詰まっている。ジョウト地方の伝承において、ホウオウは太陽の化身とされ、またプレイヤーがホウオウと対峙するイベントシーンも昼間を想定した演出となっている。
公式イラストのポーズも「金・銀」ではホウオウが翼を上に振り上げているのに対し、ルギアは翼を下に振り下げている。

アニメではなんと1話から登場した。当時は名前すら判明していない状態であり、プレイヤーからは「あれは「赤・緑」でのボツポケモンではないのか」と噂されていたが、後にスタッフが「あれはホウオウだ」と明言した。
対の存在であるルギアと違い、主役でのアニメ劇場版の登場はない。「ミュウと波導の勇者 ルカリオ」にて登場したがホウオウ本人ではなく偽物だった。
扱いが酷いと捉えられることもあるが、それが逆にホウオウの神秘性を高めているという意見もある。アニメ本編中では主人公のサトシが旅立つ際などの物語の分岐点においてその姿を現す神秘的なポケモンという立ち位置を貫いている。

ルギア

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