ターミネーター4(T4、Terminator Salvation)のネタバレ解説まとめ

ターミネーター4とは2009年公開のアメリカ映画。世界的大ヒットシリーズ『ターミネーター』の4作目にして初めて未来世界に迫り、これまでの原点を辿る終末への新たな船出となるSFアクション。審判の日以後の荒廃した未来を舞台に、機械軍に追いつめられたジョン・コナーら人類抵抗軍の存亡をかけた壮絶な戦いを圧倒的スケールで描く。主演はクリスチャン・ベール。監督は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。

サラ・コナー役リンダ・ハミルトンが声の出演

サラ・コナー役の女優、リンダ・ハミルトンは、『T1』『T2』の監督ジェームズ・キャメロンが降板した『T3』への出演を拒否。「この脚本には説得力がない」との理由で断っていた。本作では出演シーンはないものの、声の出演のみで製作サイドからオファーをしたところ、OKをもらったという。
『T1』のラストでサラが、生まれてくる子供に聞かせるためカセットテープに吹き込んでいたシーンがあるが、本作ではその子供であるジョンがそのテープを一人で聴いているシーンが2度あり、リンダ・ハミルトン本人の声が流れる。同じく『T1』のラストで撮影されたサラ役のリンダ本人の写真も登場する。

T-800を演じるローランド・キッキンガーとは

スカイネットの基地内でジョンを襲うT-800役には当初ローランド・キッキンガーがそのままの姿で登場する予定だったが、編集段階で急遽顔のみシュワルツェネッガー(CG)に差し替えられることになった。
ローランドはシュワルツェネッガーと同じオーストリア生まれの40歳で、ヨーロッパのナショナル・ボディービルディング・チャンピオンシップでタイトルを獲得した人物。27歳のときに渡米し、俳優に転向した後はテレビ界を中心に活躍。2005年にはテレビ映画「シー・アーノルド・ラン」(原題)でシュワルツェネッガーを演じ、若いころのシュワルツェネッガーに声も体つきもよく似ていると評判だった。また、シュワルツェネッガーより甘いマスクで恋愛映画にも出演できそうなハンサムでもある。
シュワルツェネッガーに酷似しているという理由から、アマチュアの頃からボディビルやフィットネス関係の雑誌などモデルとして採り上げられ、実際にシュワルツェネッガーがカルフォルニア州知事になったときに制作された彼の実録映画ではシュワルツェネッガー役を演じている。

秘蔵ヌードシーン

公開後に発売のソフトの中で、一番の注目はブルーレイだけで観ることのできる、秘蔵ヌードシーン込みのディレクターズ・カット版だ。
秘蔵ヌードは、マーカスといい感じになる女戦士ブレア(ムーン・ブラッドグッド)のもの。今回のディレクターズ・カット版についてマックG監督は「ブラッドグッドのヌードシーンに、ジョンとケイト・コナーのシーンもあるよ」と意味深なコメントを寄せており、ブラッドグッドは「無意味に脱ぐのでない限り、ヌードもいとわないわ。物語を深めるためで女性を美しく撮るなら構わない」と本編でカットされてしまったものの、ディレクターズ・カット版で復活した秘蔵のヌードには自信ありの様子だ。因みに追加される映像は約3分。

『ターミネーター4』の使用楽曲

Alice in Chains ”Rooster”

アメリカのロックバンド、Alice in Chains(アリス・イン・チェインズ)の『Rooster』は、映画の序盤でマーカス・ライトとカイル・リースが初めて出会った翌朝、廃車を修理するマーカスが、車のスピーカーから流れた曲を聴いて「兄貴がよく聴いてた」と呟くシーンに使用される曲である。

Guns N' Roses "You Could Be Mine”

アメリカのロックバンド、Guns N' Roses( ガンズ・アンド・ローゼズ)の 『You Could Be Mine』は、映画の中盤、ジョン・コナーが単独でスカイネットに乗り込む際に、走って来るモトターミネーターをロープで引っ掛けて捕獲する際に流れる曲。この曲は「ターミネーター2」の主題歌として使用されていた曲である。

Nine Inch Nails"The Day The Whole World Went Away ( Best Remix )”

予告編のテーマソングとしてのみ使用された曲は、アメリカのロックバンド、Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)のアルバム『The Fragile 』に収録されている『The Day The Whole World Went Away』のリミックス・ヴァージョンである。

『ターミネーター4』の関連動画

予告編動画

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