岸辺露伴は動かない(荒木飛呂彦)のネタバレ解説・考察まとめ

『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ、ドラマ作品であり、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する岸部露伴のスピンオフである。リアリティを追求する漫画家の岸辺露伴が、作品の取材で奇妙な現象に巻き込まれ、持ち前の知識、機転、スタンドと呼ばれる超能力で危機を回避する。日常に潜む恐怖や、意外な真実との遭遇を奇抜なアイディアで描く。派生作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の他、短編小説集もある。

CV:種﨑敦美

六壁坂村で、300年続く味噌作りで成功した一族の一人娘。庭師の釜房群平と関係を持っていたが、大学卒業後に許嫁と結婚することが決まっており、群平に手切れ金を渡す。手違いで群平を殺してしまうが、その事実を隠し許嫁の修一と結婚し、一男一女を授かる。
取材に訪れた露伴に記憶を読まれ、群平のことを知られるきっかけとなった。群平の「世話」(死後も流れ続ける血の処理をし、霧吹きで水をかける)を続けるうちに愛着がわき、彼との間に授かった子を夫・修一の子として育てている。

釜房群平(かまふさ ぐんぺい)

CV:間島淳司

楠宝子の家で働くバイトの庭師であり、彼女とは恋人関係だった。結婚が決まっている楠宝子に手切れ金を渡されるが納得がいかずに食い下がり、突き飛ばされた際にゴルフクラブに後頭部が当たって死亡。遺体は楠宝子の寝室のクローゼットの天井裏に隠され、その後も楠宝子によって管理されていた。死して尚、血が止まらずにいる。
楠宝子の記憶を読み、群平のことを知った露伴は彼を「何としても自分の目で見たい」と考えるが、楠宝子の娘と接触したことで群平が人間ではなく「六壁坂の妖怪」であると考え、深入りをやめたた為に対面はしていない。

修一(しゅういち)

CV:益山武明

楠宝子の許嫁。大学を卒業した楠宝子と結婚し、婿養子として大郷家に入った。彼自身が楠宝子をどう思っているかは不明だが、楠宝子からは何の情熱も持たれておらず、存在すら知らない群平の子を、自分の子として育てている。

楠宝子の娘

CV:高田憂希

楠宝子の娘。楠宝子の記憶を読んで群平のことを知り、大郷家の周囲を嗅ぎまわっていた露伴に声をかけた。転んだ拍子に頭を打って死にかけ、露伴に取り憑こうとしたが、ヘブンズ・ドアーの能力で露伴のことを認識できなくされる。何事もなかったかのように蘇生した。
露伴に取り憑こうとしたこと、群平の子かもしれないとの推測は、楠宝子の記憶で知った群平の死後の様子と同じ過程(死後すぐにミイラ化を始める)を踏んだことによる露伴の推測である。

楠宝子の息子

楠宝子の息子。漫画では一コマのみ、OVAでは登場していない。庭師になりたい旨を語っており、楠宝子の娘同様、群平の子であることが示唆されている。

『富豪村』

泉京香(いずみ きょうか)

CV:中原麻衣 / 演:飯豊まりえ

25歳の漫画編集者。富豪村の別荘の一区画が800坪・300万円で売りに出されていると知り、自分が別荘を購入する過程を取材し、漫画のアイディアにしてはどうかと露伴に提案する。富豪村の主に合って土地を購入しようとしたが、マナー違反を理由に断られる。再トライを挑んだためにペナルティで母と婚約者を失う。自身も、露伴のマナー違反のぺナルティで死にかけるが、露伴の機転と再挑戦の成功で一命を取り留めた。
原作では、母と婚約者のその後は不明だが、OVAでは慌てた親戚による勘違いで、事故にはあったが大したことはないとの情報が追加された。

一究(いっきゅう)

CV:水橋かおり / 演:柴崎楓雅

富豪村の案内人。別荘地の購入に訪れた客をもてなし、一方でマナー違反がないかどうか見張っている。主に使われているだけのただの子供であり、一究自身には特別な能力はない。
露伴のマナー違反で、京香が命を失いかけた際「彼女を助けてほしい」との露伴の言葉に「マナーに寛容はございません」と冷たく返し、再挑戦をするかどうか尋ねている。露伴の能力で畳のヘリを見えなくされ、畳のヘリを踏むと言うマナー違反をしてしまう。露伴の行為をいかさまと称し、神の怒りに触れると批判したが、露伴は「マナー違反をしたのは君の方」と相手にせず、露伴が制裁を受けることはなかった。
テレビドラマ版ではいくらか感情のある所が描写されており、露伴にはめられたことに悔しがっていた。

主(あるじ)

山の神の意思(背後)。

富豪村の別荘地の売り主。物語には登場しない。
何よりも礼儀(マナー)を重んじ、それらを守った者のみがこの別荘地に住むにふさわしい人間と見なして土地の売買契約を交わす。マナー違反をした者の理由には一切耳を傾けることも受け付けることもなく、一究を通して早々の引き取りを通達する。
再トライは可能だが、その場合は自身の大切にしているものを、前の違反回数分失わせる。一方で、一究がマナー違反をした場合は、その回数分だけ失ったものを返す。正体は山の神。
テレビドラマ版では、富豪村の土地はかつて禁足地(立ち入り禁止区域)であったことが語られており、露伴は何らかの理由で山の神が村を築いたと推測した。露伴は、この土地の噂が世間に露呈して人々が押し寄せては山の神も迷惑だと、富豪村に関する記録などを封じた。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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