あしたのジョー(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あしたのジョー』とは、高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による日本の漫画作品、もしくは漫画原作のアニメーション。講談社の『週刊少年マガジン』に、1968年(昭和43年)1月1日号(発売日は1967年(昭和42年)12月15日)から1973年(昭和48年)5月13日号にかけて連載された。
野生の本能を持った孤児矢吹丈が、ボクシングの才能を買われ孤独な戦いを繰り広げる。ボクシングにかける男の美学が、美しくも切なくもある。

「あしたのジョー」発表時の昭和40年代では、俗にいう「差別用語」が少年漫画では普通に使われていた。 ジョーの中でやり玉に挙げられたのは「めくら」「めっかち」「かたわ」「クロンボ」「気違い」である。 この写真は1995年刊行のちばてつや全集3巻のものであるので、「気違い」が「変人」に変更されている。
しかし、段平のあだ名である「拳キチ」は拳闘キチガイのことであるが、精神障碍者の意味ではないのでそのまま使用されている。
葉子の少年院慰問の演劇のタイトル「ノートルダムのせむし男」の「せむし」は差別用語扱いだが修正されていない。 登場人物のセリフではなく、演劇の題名がかかれたメクリに書かれているのみだからかもしれないが、基準判断は不明である。

葉子の両親

原作のみ出てくる葉子の両親。 セリフは一切なく、出番も力石減量中のこのコマしかない。 どちらかが白木の実子、或いは養子であると思われるが語られることはない。 葉子とも白木ともあまり似ていないので、血縁関係はない可能性もある。

無責任なマスコミと観客

「あしたのジョー」はボクシング漫画であるため、ボクシングを見に来る観客は必ず存在し、選手を取材する新聞記者や試合を中継するテレビ局も登場する。
しかし、作品に登場する彼らはジョーたち選手を娯楽の道具、新聞テレビのネタとしか思っていない。

観客は選手に対する思いやりも気遣いも全くなく、金を払って試合を見に来ているからサービスするのは当然だ、金を払っているから何を言ってもいいんだ、といいたいかのように、どの試合でも気に入らない試合運びの時は物を投げたり、口汚いヤジで選手やスタッフをののしっている。
新聞記者は、ジョーが内心どんなに苦しく孤独に陥っていても全く意に介せず、しかもジョーは力石の死なんてなんとも思ってないとか天狗になっているなど、自分勝手な憶測をそのまま記事にして真実であるかのように報道している。

特にマスコミに関しては、一人もジョーに優しい言葉をかける記者がいないのはあまりにも偏重しているが、高森朝雄(梶原一騎)原作の漫画アニメでは一貫して観客は柄が悪く、マスコミは恣意的な取材しかしない作風である。 アニメ「あしたのジョー2」になってやっと、完全オリジナルキャラとして真面目で誠実なジャーナリストが登場した。

あえて擁護するならば、あしたのジョーの時代は昭和50年代初頭であり、第二次世界大戦の敗戦から復興し、高度経済成長期に入った時代である。 ガラの悪い観客たちは第二次大戦時は子供だった人が大半を占めている年代であり、朝鮮戦争を体験した金竜飛同様、戦火での抑圧された生活を経験している。 彼らは会社で上司に叱られ、家に帰れば嫁さんに叱られるという、戦時中とはまた異なる抑圧された生活を送っているので、ボクシングの試合で憂さを晴らすしかないのかもしれない。 しかし、取材対象者(ジョー)の心境を全く無視した取材しかできない新聞記者は記者として失格なので、一日に規定の記事数を取材しなければならないというノルマがあるにしろ、擁護は難しい。

チビ達の喫煙シーン

チビたちの喫煙シーンは原作、アニメ、両方に存在する。
写真の場面は、ジョーがドサ周りをしている間、チビ達が車の当たり屋をして小遣いを稼ぐためタバコを吸いながら獲物を物色しているシーンである。 この後西が通りかかったので穏便に事は済んでいる。 男のロマンやボクシングのカッコよさが目を引く一方で、ジョーがいない寂しさと生活の苦しさのせいですさんだ子供たちの心の闇も忘れてはならない。

だらしのない段平

初めての海外遠征のため、ハワイに旅立ったジョーと段平。 ハワイに到着した二人はレイをかけられほほにキスをされ歓迎を受けた。 ジョーは「ほっぺたなめるなんてくすぐったい」と特に何も感じてなさそうだったが、段平は調子に乗って女性を追いかけまわした。
普段から女っ気のない段平でも女性に興味があるのかとほほえましく感じさせるとともに、ジョーはキスのことを「ほっぺたなめるなんてくすぐったい」としか思わないのは不自然であると認識できる。
ジョーの年齢は初登場時は自称15歳で、それから5年経過しているのに挨拶のキスも知らないということになるからだ。 経験はなくても雑誌や人からの情報である程度の性知識は入ってくる年ごろなのに、ジョーには全く性知識がないことになる。 いつも勝手なことばかり言ってジョーを追いかけまわしている新聞記者ならいくらでも性知識を吹き込みそうだが、そういう形跡も全くないのはストーリー上の都合かもしれない。

カーロス再来日の謎

世界チャンピオン、ホセ・メンドーサとの試合で頭部にパンチを食らい、パンチドランカーになって引退したカーロス・リベラ。 引退して故郷ベネズエラへ帰った彼が、どうやって来日できたのか。 パンチドランカーとはいわば廃人である。 なので、いくら金はあっても自分で飛行機のチケットも買えないし、ましてや空港へ行くこともままならない。 マネージャーのロバートにも見放されたはずなので、彼が協力した形跡は感じられない。
それに、何らかの形で日本に来られたとしても、成田か羽田空港から迷いもせずにどうやってジョーの試合会場まで来ることができたのか。 それにホセは、カーロスをパンチドランカーにした件について一切釈明をしていない。 誇り高い世界チャンピオンである彼が、若きボクサーを廃人にしたことに対してだんまりを決めるのは不自然である。

物語の終盤でカーロスを廃人にしたのはホセのコークスクリューパンチだと判明するのだが、もしそうならカーロスが負けた直後のインタビューでロバートが「カーロスはジョーに廃人にされた」などというはずがない。 ホセのパンチがカーロスの頭部にあたって廃人になったのなら、そのパンチをロバートも観客も新聞記者も見ているはずなのだから。 しかしジョーがカーロスを廃人にしたという情報が遠征先のハワイや海外に広まっていたということは、海外ではホセはカーロスを廃人にはしていない、という見解だと推測できる。

そして試合を見に来たカーロスの顔を見たホセは驚いていたが、驚いた理由は自分が廃人にしたボクサーの顔を見たからであろうか。 その程度のメンタリティの男が世界チャンピオンの座を数年にわたり死守できるだろうか。 来日したカーロスの面倒を見たのはホセの主治医であるキニスキー博士であるが、カーロスが廃人になった原因はホセのパンチだ、という証拠のレントゲン写真を葉子に見せたのも博士である。 しかし、その写真が本当にカーロスのものである証拠は何もないのだ。 第一、もともと自分の患者でもない人のレントゲン写真を勝手に取り寄せられるはずもないのに、どうやって入手したのかについては全く不明である。 それに世界的権威の教授が、素人の葉子が見ても危ういと思わせる状態のジョーの試合のビデオを見て、なんともないなどという誤診をするのは不自然極まる。

忘れてはならないのは、カーロスは真の素顔を決して見せない、マネージャーのロバートでさえ騙されることがあるくらい根っからの役者であることだ。 しかもその、ロバートでさえ騙される、という談話自体が嘘かもしれないのだ。彼くらいの役者ならば、パンチドランカーの芝居くらいは朝飯前であろう。 ホセの方もカーロスの芝居に付き合ったならば、カーロスは廃人にはなっていないので何も釈明することはない。

もしホセ、キニスキー、カーロスが芝居をうったとしたら、なぜその必要があったのか。
ジョーをめぐって激しい戦いがいくつも繰り広げられている陰で忘れ去られているのは、日本ボクシング協会のジム経営者たちが、合法的にジョーを試合中に殺害しようと計画していた事実である。 いつの間にやらその件はうやむやにされてしまったと思われていたが、日本のボクサーには手に負えないジョーの始末を海外のボクサーに依頼した可能性はゼロではない。カーロスやホセクラスでなければジョーの抹殺ができないのは歴然とした事実であるからだ。

真っ向から攻撃しても無駄ならば、精神的に追い込むしかない。 ジョーのメンタルは攻撃力に反比例して繊細なのは、力石の死から立ち直るのに時間がかかったことでも明らかだ。 カーロスが廃人になったこと、そしてホセに勝つにはカーロスを自分が壊したという事実で優位に立つしかないとジョーは信じていたが、それはカーロスを犠牲にしてホセと戦うことを意味するので、ジョーは苦しんだであろう。 苦しんだ挙句、実はカーロスはホセによって廃人にされたという情報が入ってきたら優位な点がなくなってしまいさらなる精神的ダメージがジョーを襲う。 同時にパンチドランカーの症状も本当は進行しているのに、キニスキーの診断では問題なしとされていたので治療されないまま放置され、ジョーは肉体と精神、両方がぼろぼろになってしまったのだ。 そのくらいでないとジョーを抹殺することはできないという海外ボクシング関係者の判断だとしたら、すべての矛盾は説明ができる。

ロング・カウントの謎

ジョーVSホセ戦の第5ラウンド。 ホセが初めてダウンをして、カウントをとられていた。 しかし本来ならカウントをとっている間はとられていない選手はニュートラルコーナーに戻らねばならないルールだが、ジョーは呆然と立っていた。 審判はカウントを途中で止めてジョーをニュートラルコーナーへ押し戻している間にホセは起き上がってしまった。 この時カウントが中断されなければホセはテンカウントの間に起き上がれなくて、ジョーの勝利が決定になっていたはずだった。 この時の審判の行為は疑問が生じるものである。

ホセがダウンした時にはカウントをいったん止めたのに、ジョーがダウンした時はカウントをとる前にホセをニュートラルコーナーに戻してからカウントをとったからだ。 それに、ジョーが何度もダウンしているのに立ち上がるのを困ったような顔をしてみているし、ホセ側がジョーの様子がおかしいので試合を棄権するよう言ってくれと頼んでもなぜか取り合わず、しかも何かメモを取っている。 試合の勝敗を判定するための採点は審判ではなくリングの外にいる判定員の仕事なので、審判がメモ書きをする必要はないのにもかかわらず、である。 しかもそのメモ書きが結局何だったのかは最後まで明らかになることはなかった。 試合終了後判定の時に審判が判定員から集めていた採点カードは、判定員が書いたものを集めただけなので審判のメモ書きとは別物である。

ちばてつや全集第11巻の巻末解説には、この謎のカウントの元ネタと思われる「ロング・カウント事件」について書かれている。
1990年の世界ヘビー級タイトルマッチ、マイク・タイソンVSジェームズ・ダグラス戦の第8ラウンドでダグラスがダウンしたが、審判はホセの時と同じようにカウントを中断させ、その間にダグラスが起き上がった結果、10回KOで逆転勝利を収めたのだ。 「ロング・カウント事件」についてはこれ以降触れることを避けられていて、真相は闇の中であるというものだ。
そしてこの展開は、ジョーと力石が特等少年院で闘った試合で、ジョーがクロスカウンターを習得するために段平が、どちらかがダウンするまで試合を続けるというルールでやらせてほしいと頼んだものと似た部分がある。 選手の思惑とは別の意志(審判の行為)によって試合の展開に変更がなされた点が同じであるといえる。

カーロス再来日とロング・カウント。 この二つがジョーを真っ白に燃え尽きるまで追い込んだ遠因かもしれない。

幻のラストシーン

ちばてつや公式サイトに掲載されている、真っ白に燃え尽きた後のジョーと葉子の姿である。 当該ページには、ちばてつや本人による解説文も掲載されているので一読の価値はある。
資料室 / 作品一覧 / あしたのジョーのページで見ることができる。

よど号ハイジャック事件

1970年3月31日に共産主義者同盟赤軍派が起こした日本航空便ハイジャック事件で日本における最初のハイジャック事件である。
犯人一味の声明文の中に「われわれは明日のジョーである(原文ママ)」の文章があるが、彼らは「燃え尽きるまで戦う」という意味で使用したと思われ、テレビアニメ版『あしたのジョー』第1話の放送翌日である1970年4月1日に事件が起きたのは偶然か必然かは不明である。 本来「あした」でなければいけないタイトルを「明日」と書いた理由は、ただの書き間違いなのか「あした」の意味を知らないからなのかも不明である。

余談であるが、赤塚不二夫作「もーれつア太郎」のテレビアニメ第1期第53話が本事件の報道特別番組の影響で放送休止となり、第74話で本事件をネタにした回が制作された。

『あしたのジョー』の主題歌・挿入歌

オープニングテーマ『あしたのジョー』歌・尾藤イサオ

あしたのジョー OP

エンディングテーマ 『ジョーの子守歌』(第1話 - 第40話)歌・小池朝雄

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『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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