あしたのジョー(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あしたのジョー』とは、高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による日本の漫画作品、もしくは漫画原作のアニメーション。講談社の『週刊少年マガジン』に、1968年(昭和43年)1月1日号(発売日は1967年(昭和42年)12月15日)から1973年(昭和48年)5月13日号にかけて連載された。
野生の本能を持った孤児矢吹丈が、ボクシングの才能を買われ孤独な戦いを繰り広げる。ボクシングにかける男の美学が、美しくも切なくもある。

『あしたのジョー』の概要

『あしたのジョー』とは、高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による日本の漫画作品。 『週刊少年マガジン』連載中から社会的反響は大きく、ジョーのライバルである力石徹が作中で死んだ時には、架空の人物であるにも関わらず葬儀が行われた(1970年3月24日、講談社講堂にて)。また1970年3月31日に発生したよど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれは明日のジョーである」と声明を残している。さらに辰吉丈一郎をはじめ多くのボクシング選手のバイブルとなり、現実のボクシング界にも大きな影響を与えた。

これら社会的反響の大きさから、「戦後最大のヒットマンガ」の1つに数えられ、劇画路線にシフトした昭和40年代の『週刊少年マガジン』を「巨人の星」とともに支えた。本作以降のボクシング漫画は、全て本作の影響下にあると言われている。

この爆発的人気を経て、奇しくもよど号ハイジャック事件の翌日にあたる1970年4月1日から虫プロダクションとフジテレビの制作で「あしたのジョー」、10年後の1980年10月からはマッドハウスと日本テレビの制作で「あしたのジョー2」としてテレビアニメ化される。 監督の出﨑統とのちに「機動戦士ガンダム」の監督となる富野喜幸(現:由悠季)という二人の天才演出家による映画調の斬新な演出、ジョーと段平の主役二人の声を声優ではなく実力派俳優に当てさせた今までのアニメにはない演技、出崎アニメには欠かせないアニメーター杉野昭夫と荒木伸吾による美麗な作画が人気を博した。 漫画やアニメとは縁のない人でも「矢吹ジョー」「丹下段平」「立て、立つんだジョー!」「真っ白に燃え尽きたぜ」などの単語やセリフは知っているほどに認知度を上げ、国民的アニメだけとしてだけではなくジャパニメーションの代表作とも評されている。

「あしたのジョー」のタイトルは井上靖の小説「あした来る人」が元である。

『あしたのジョー』のあらすじ・ストーリー

けんか屋ジョー登場

東京の山谷のドヤ街にやって来た矢吹丈(やぶきじょう)は、元ボクサーの丹下段平(たんげだんぺい)に天性の格闘センスを見出され、ボクシングをやらないかと誘われる。
丹下の説得に応じたようなフリをしながら、犯罪に手を染めていく矢吹。そんな矢吹を心配する丹下だったが、ついに募金詐欺事件の犯人として矢吹が警察に逮捕されてしまう。

鑑別所に送られ暇を持て余す矢吹宛てに、丹下からハガキが届く。「あしたのために」と書かれたそのハガキには、ボクシングの左ジャブの打ち方が記載されており、これをきっかけに矢吹はボクシングの練習にのめり込むようになる。

そんなある日、鑑別所の大部屋のボスである西(にし)から目をつけられた矢吹は凄惨なリンチをくらう。そんな中、丹下からのハガキに書かれたボクシングのパンチの打ち方を思い出した矢吹は、西に強力なパンチを浴びせ圧倒的な勝利を収める。しかしこの暴力行為が原因となり矢吹は、西と共に特等少年院に送られてしまう。
少年院に入った矢吹は先輩の嫌がらせで豚小屋の掃除をさせられる羽目になるが、わざと豚を暴れさせてその隙に少年院を抜け出そうとする。

宿命の出会い

暴れる豚の騒ぎに紛れて少年院の出口を目指していた矢吹だったが、そこに立ちはだかる1人の男によって脱走を阻止されてしまう。折角のチャンスを台無しにされ頭にきた矢吹は、その男に向かって得意のジャブを打つもカウンターのストレートパンチを打たれ、その場に倒れてしまう。

力石徹(りきいしとおる)という名の元プロボクサーの男に負けた事が悔しくて堪らなかった矢吹は、丹下にボクシングの技術指導のハガキを催促した。丹下からのハガキを心待ちにしながらも、矢吹はボクシングの練習に励む。

そんなある日、少年院でボランティアの劇団による演劇が披露される。演劇の中で男が鞭を打たれる場面があり、よく見るとその男は丹下だった。丹下が鞭を打たれる事に腹を立てた矢吹は、この演出を考えた白木葉子(しらきようこ)に抗議する。
それを見かねた力石が矢吹を挑発し2人は一触即発となった。力石は白木財閥の1人娘である葉子と恋人同士であり、自分の恋人を責める矢吹が許せなかったのだ。睨み合う2人の間に割って入った丹下は、1週間後にボクシングの試合で決着をつける事を2人に提案する。

そして迎えた試合当日、どちらかがダウンするまで試合を続けるというルールのもと、矢吹と力石はリングの上で向かい合う。ゴングが鳴り試合が始まると、圧倒的な実力で矢吹を追い詰めていく力石。それでも何度倒れても立ち上がる矢吹に、力石は驚いていた。そして力石の渾身の1発とそれに向かっていく矢吹のカウンターパンチが同時にあたり、2人は同時に倒れダウンした。
試合の結果はドローに終わったものの、2人の試合を観て熱狂した少年院生たちの中でボクシング熱が湧き上がる。

秋になり院内でボクシングのトーナメント大会が行われる事になった。矢吹は丹下に可愛がられていた軟弱な少年である青山(あおやま)と対戦するも、思いのほか苦戦してしまう。矢吹は青山と自分を比較した結果、自分には防御する事の重要さが分かっていなかったと気づく。相手のパンチを防御しながら、攻撃するという事を闘いの中で学んだ矢吹はついに青山を倒す。

「あした」への遠い道のり

その3日後、模範生だった力石は少年院を出る事になった。力石が少年院を出たらすぐに、プロ復帰戦を行うという話を聞いた矢吹は自分もプロボクサーになる事を誓う。そしてリングの上で力石との決着を着けるのだと、矢吹は力石への闘志を燃やす。

それからしばらく経ってから、矢吹も少年院を出る事になった。矢吹を迎えに来た丹下は、手作りのボクシングジムへと案内する。そこには西の姿もあり、今後は「マンモス西」としてリングに上がるとの事だった。

矢吹は西と共に林食品店でアルバイトをしながら、プロテストに向けて練習を重ねていた。丹下は毎日ボクシング協会に行き、自分のボクシングジムの協会編入を嘆願していた。なかなか自分の話を聞き入れてくれない協会に対して、腹を立てた丹下は協会事務所で暴れて警察に逮捕されてしまう。丹下が逮捕されてしまった事で、矢吹と西はプロデビューの道を断たれてしまう。
そんな矢吹たちを助けたのは葉子だった。葉子は白木財閥が経営するジムに矢吹と西を編入させる事を条件に、丹下の身元引受人を買って出た。しかし矢吹は力石と同じジムに入れば、彼と試合が出来なくなると思いその話を断った。

プロボクサーの道が断たれてしまった矢吹は、力石と対等の実力を持つというウルフ金串(かなぐし)に喧嘩を売り、マスコミがいる前で彼を叩きのめすという行動に出る。この強引な矢吹の行動が功を奏し、丹下のジムが正式に協会に認められる事になった。

一方、矢吹が自分と戦う為に白木ジムの編入を断ったと聞いた力石は、矢吹とリングの上で闘う為、彼と同じバンタム級まで減量する事を決めた。しかし現在のフェザー級でもギリギリのウェイトの力石が、さらに減量するというのは危険な事だった。しかし、矢吹を同じリングの上で倒さねばならない相手として認めた力石は、危険を承知で減量を開始する。

そして互いの人生を懸けた試合当日。減量に成功した力石と矢吹がリングに上がり、試合開始のゴングが鳴る。
力石はクロスカウンターを誘うように、矢吹に向けてパンチを放ってくる。力石の激しい攻撃に防御に徹する矢吹だったが、このままでは埒が開かないと思い、隙をついて力石の頭部に強力なパンチを浴びせる。このパンチによって意識を失いかけた力石だったが、なんとか持ちこたえる。
力石の体力が限界である事を悟った矢吹は、思い切って得意のクロスカウンターを放つ。しかしそれを待っていた力石は、矢吹のパンチを避け渾身のアッパーを矢吹に叩き込む。ダウンした矢吹は立ち上がる事が出来ず、試合は力石の勝利に終わった。
起き上がった矢吹は完全な敗北を認めながらも、悔いのない試合が出来たと力石に握手を求める。しかし、その矢吹の手を握り返そうとした力石は、その場で倒れてしまう。

すぐに医務室に運ばれた力石だったが、過酷な減量と頭部に受けた矢吹のパンチが原因で脳内出血を起こし、彼は帰らぬ人となった。

ジョー復活への道

力石を失い憔悴し切った矢吹は、力石の葬儀にも出席せずボクシングへの情熱も失ってしまっていた。
そんな矢吹を新聞記者がバトンという店に連れていく。この店は葉子の行きつけの店で、新聞記者は葉子と矢吹を鉢合わせさせようと画策したのだ。

新聞記者の思惑通り鉢合わせした矢吹と葉子は、力石を失った事でぽっかりと空いた心の穴を互いを罵り合う事で埋めようとした。そして葉子は「力石やウルフ金串を潰した責任があるから、あなたはリングから降りられない」と矢吹に言うと、矢吹は黙って店の外に出てしまう。

葉子に言われた事を引き摺ったまま矢吹が街を彷徨っていると、そこでボクサーを引退したウルフ金串を見かける。現在の金串はやくざの用心棒をやっているらしく、彼に恨みを抱くやくざはプロの喧嘩屋である権藤を雇う。元プロボクサーの金串だったが、権藤を前に手も足も出ず叩きのめされてしまう。金串が瀕死の状態になっても攻撃を止めない権藤に、見かねた矢吹は2人の間に割って入り権藤を思い切り殴る。

力石との試合以来の本気で放つパンチだった。矢吹のパンチを受けた権藤は「プロのボクサーのパンチはこうでなきゃいけない」と呟き、その場で倒れ込む。その後、駆けつけた警察によって連れていかれた矢吹だったが、金串と権藤の喧嘩を止めるために殴ったと説明するとすぐに解放された。丹下と共にドヤ街に戻ってきた矢吹は周りの人たちの優しさに触れ、少しづつ自分自身を取り戻していった。

そして再びボクサーとして活動し始めた矢吹は、バンタム級のタイトルマッチを順調に勝ち進む。倒した相手を再起不能にしてしまう事から矢吹は「地獄の使者」という異名がついた。そんな矢吹に脅威を感じた各ボクシングジムの会長たちは、リングの上で矢吹を殺そうと画策する。そんな中、葉子は矢吹に闘いの場を与えるべく前任の会長に代わって、白木ボクシングジムの経営に乗り出した。

矢吹は力石を亡くしてから、相手の頭部への攻撃がトラウマになり出来なくなっていた。そんな中、矢吹にトラウマを克服させるべく葉子は、ベネズエラからやって来たカーロス・リベラと対戦させる事にする。
カーロスは「ベネズエラの戦慄」「飢えた黒ヒョウ」といった異名を持つ強敵で、世界チャンピオンですら彼の前から逃げ出してしまうほどだった。

試合中、強敵であるカーロスの攻撃を受けながら自らもなんとか攻撃を仕掛ける矢吹。互いに殴り合う2人の攻防は長時間に渡り、ついに2人同時にダウンしてしまい試合は引き分けに終わる。悔いのない試合に互いに満足した2人は、再戦することを誓ってその場を後にした。

しかしその1ヶ月後、世界選手権に出場したカーロスが1ラウンドでKOされ再起不能になってしまったと聞いた矢吹は、力石に続きライバルが再び潰れてしまった事に愕然とする。

ボクシングという名の修羅道

矢吹はカーロスというライバルを失い落ち込んでいた。それでも自分にはボクシングしか残されていないのだと、自分を奮い立たせる矢吹。ストイックにボクシングと向き合いながら、順調に勝ち進んでいく矢吹にマスコミは注目していた。そんな中、テレビ局の主催で矢吹を激励するパーティーが開かれる。そこにカーロスを倒した世界チャンピオンのホセ・メンドーサが現れる。ホセのカリスマ性を感じとった矢吹は、次の目標をホセと試合をする事に決める。

ホセと試合をする為には、まず東洋バンタム級のチャンピオンになる必要があった。現在の東洋バンタム級チャンピオンは、韓国出身の金龍飛(きんりゅうひ)。彼は冷静で的確な判断力を持ち、「コンピュータ」という異名がつくほどだった。金との対戦を望む矢吹だったが、そこである問題が浮上する。

二十歳を目前にした矢吹は少し遅い成長期を迎えており、彼の身長は伸び筋肉量も増えつつあった為、ライト級に移動しなければならないほどだった。
しかし、かつてのライバルであった力石は命を賭けて減量し自分に挑んできた。ここでライト級に移動したら、力石は何の為に減量したのか分からない。そう思った矢吹はバンタム級に留まる事に決め、過酷な減量を始める。

水も飲まず食事もせずサウナで汗をかくという日々を送り、ついにバンタム級ギリギリの体重まで落とす事に成功した矢吹。

そして迎えた金との試合当日。試合前に食事をする事が出来たので、矢吹は丹下の指示通りに少なめのステーキを食べていた。するとそこに金が同席を希望しレモンティーを注文する。金は朝鮮戦争を体験しており、その戦時下の貧しさの影響で、ビスケットと半熟卵と果物くらいしか受け付けない身体になってしまったと語る。

父親は徴兵され母は空襲で亡くなり、天涯孤独となった金は戦争の恐怖や飢餓に苦しみながらも、なんとか生きていた。そんなある日倒れていた兵士が持っていた食糧を奪おうと手を伸ばしたところで、その兵士が起き上がり金に襲いかかってきた。
驚いた金は咄嗟に落ちていた石でその兵士を殴って殺してしまう。その日の夕方、南朝鮮軍(後の韓国軍)の兵士が脱走兵を探しに金のもとへやって来る。彼らが探していた脱走兵とは金が殺した男だった。家族の為に食料を持って命懸けで脱走した、この脱走兵の名前を聞いた金はショックを受ける。金が殺してしまった男は自分の父親だったのだ。知らなかったとはいえ自分の父親を殺してしまった金を憐れんだ兵士は、金を引き取る事にした。

それ以来、金は身体が成長しても胃袋だけは当時のままの大きさで、少量の食事しか摂れない為体重が増える事など無かったのだ。金を引き取った兵士はアマチュアボクシングの経験があり、体重が増えない金の身体はボクシングに向いていると判断した。朝鮮戦争が休戦になるとその兵士は軍をやめて金をボクサーとして育て、現在に至ったとの事だった。金の話を聞いた矢吹は自分の減量の苦しみなど、とても小さなものに思えてきて落ち込んでしまう。

試合中、金の揺るがないボクシングスタイルになかなか手を出せない矢吹。過酷な減量のせいで憔悴し切っていた矢吹だったが、自分と戦う為に過酷な減量を成功させ死んでいった力石を思い出し攻撃を仕掛ける。反撃に転じた矢吹の攻撃を受けきれなかった金はこの攻撃に倒れ、矢吹はついにバンタム級東洋チャンピオンに輝いたのだった。

バンタム級東洋チャンピオンになった矢吹は、ついに世界チャンピオンのホセと戦うことになる。しかし矢吹にはパンチドランカーの初期症状が出ており葉子は彼を心配していた。パンチドランカーとは頭部を殴られる事で足がふらつき、まともに歩けなくなり果ては廃人になってしまうというケースもあるという病気だった。矢吹本人にもその自覚があり、果たしてこんな状態でホセを倒せるだろうかと不安になっていた。

ジョー、最後の戦い

ついに開かれた、ホセ対矢吹の世界バンタム級タイトルマッチ。試合の舞台である日本武道館には多くの人々が2人の試合を観に来ており、その中にはウルフ金串や当時の少年院生たち、そしてパンチドランカーとなったカーロスの姿もあった。

控室にいた矢吹は丹下や後輩たちを退室させ、1人で精神を集中させていた。そこへ入ってきた葉子が、矢吹のパンチドランカーの症状が深刻な状態である事を彼に伝える。しかし矢吹は「たとえ負けると分かっていても行かなければならない」と部屋を出て行く。

試合はホセが優勢のまま進んでいくも、第4ラウンドで会場内にカーロスの姿を発見したホセが動揺したその隙をつき、矢吹が強力なパンチを放つ。よろめくホセを見て、矢吹は形勢逆転の時を逃すものかと次々と攻撃を仕掛けていく。ホセも負けじと矢吹にパンチを放つ。互いに引かず殴り合うだけの試合を展開する2人を、会場内の人々は固唾を飲んで見守る。

第7ラウンド終了時に丹下は矢吹に「棄権しよう」と提案するも、矢吹は受け入れず「真っ白に燃え尽きるまで闘わせてくれ」と言い再びリングに戻る。限界を迎えても闘い続ける矢吹とホセの試合は、第13ラウンドを迎えた。すでに限界を迎えている矢吹の目は、すでに人のものではなく得体のしれない者の目になっていた。この目に恐怖を感じたホセは、思わず矢吹に肘打ちをしてしまい減点されてしまう。

試合はついに最終ラウンドを迎える。互いの持てる技を使いながら打ち合っていく2人だったが、勝敗は決まらないまま試合終了のゴングが鳴る。試合結果はホセの判定勝ちとなった。勝者であるホセだったが、限界を超えた闘いに髪も真っ白になっていた。そして矢吹もまたリングサイドに座ったまま、灰になり燃え尽きていた。しかし矢吹の顔には満足そうな笑顔が浮かんでいた。

リングコーナーに座っているジョーは、灰のように真っ白に燃え尽きていた。 その顔には満足げな微笑みがあった。

『あしたのジョー』の用語

ドヤ街

日雇い労働者が多く住む街のこと。 「ドヤ」とは「宿(ヤド)」の逆さことばであり、日雇い労働者のための簡易宿所が多く立ち並んでいることに起因する。 劇中では日雇い労働者を暴力団が支配している描写があるが、それは現実のドヤ街の光景である。
ジョーが立ち寄ったのは東京の山谷(現在は、台東区清川・日本堤・橋場と荒川区南千住にまたがる地域である。)のドヤ街で、劇中に出てくる玉姫公園は実在し、泪橋は地名のみ存在する。

特等少年院

正式名称「東光(とうこう)特等少年院」。 普通の少年院では扱いきれない札付きの不良のみが送られる特別な少年院。 小菊島という普通の住民も住んでいる孤島にある。 特等少年院も小菊島も現実には存在しない。
一度入ったら二度と生きて帰れないという噂はあるが、実際は脱獄ができないというだけで普通の少年院と大差ない。 矯正プログラムとしての畑仕事や家畜の世話はあるが、職業としての農業よりは楽な部類である。 唯一違うのは新人は先輩囚人から、集団部屋でのリンチや家畜小屋のたい肥集めを素手でさせられたりの陰惨ないじめを刑期が終わるまでの最低一年間受けるが、監視官は無視していることくらいである。

二か月に一度白木葉子が自分の趣味で、ボランティアの演劇を披露しに来ている。
原則として肉親でも面会は禁止されており、段平たちはジョーとの面会ができず苦心しているが、葉子は白木財閥を通して院に多額の寄付をしているため、ボランティアという名目で力石との面会ができるのである。

白木ボクシングジム

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。

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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

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機動戦士クロスボーン・ガンダム(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士クロスボーン・ガンダム(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』とは、『月間少年エース』1994年12月号から1997年3月号にかけて連載された漫画作品。『ガンダムシリーズ』の中でも『クロスボーン・ガンダムシリーズ』と呼ばれるシリーズの第一期作品である。 交換留学生として木星圏を訪れたトビア・アロナクスは、地球圏侵攻を目論む木星帝国、そしてそれを阻止せんと戦う宇宙海賊軍の存在を知る。宇宙海賊軍の一員となったトビアは、木星帝国の野望を阻む大きな力へと成長していく。

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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は富野由悠季による日本のアニメ映画。 宇宙世紀0093。新生ネオ・ジオン軍のアクシズ落とし計画を阻止しようと、全力をもって挑む連邦軍の特殊部隊「ロンド・ベル」。その中で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのメインキャラクターが互いの信念をぶつけ合い、決着を迎えることとなる。

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機動戦士ガンダム(ファースト・初代)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダムは日本サンライズによって制作された矢立肇・富野喜幸(現:富野由悠季)原作のロボットアニメである。ガンダム以前のロボットアニメとは違い、重厚な人間関係や緻密なロボット設計で新たなロボットアニメとしてジャンルを築いた。ロボットアニメでありながら、戦争という環境に置かれた主人公アムロ・レイの成長を主軸に描かれているこの作品には数多くの名言が残されている。

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機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUC(機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096)は福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。 機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台に、重要機密であるラプラスの箱を巡る戦いに巻き込まれた少年の葛藤と成長を描く。 緻密に練り込まれた物語もさることながら、戦闘シーンも見所の一つであり、それを彩る兵器であるモビルスーツ、モビルアーマーも幅広い層から人気を集めている。

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機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

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機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

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機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム0083(Mobile Suit Gundam 0083)は、OVAとして発売されたアニメ作品である。1991年より全13話が発売、1992年にはOVAを編集した総集編が劇場公開された。地球連邦軍と、ジオン軍残党デラーズフリートとの戦いを描く。シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間をつなぐ物語として制作され、両者の空白の期間を埋めるものとなっている。

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機動戦士ガンダムF91のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムF91のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムF91(Mobile Suit Gundam F91)は、1991年に劇場公開されたアニメ作品。 シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」の劇場公開10周年を記念して製作された。 宇宙世紀0123年を舞台に、地球連邦軍と武装集団クロスボーン・バンガードの戦いを描く。 シリーズの代名詞である人型兵器モビルスーツも、作品の見どころのひとつとして挙げられる。

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機動新世紀ガンダムX(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動新世紀ガンダムX(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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