弱虫ペダル GLORY LINE(第1話『最終局面へ』)のあらすじと感想・考察まとめ

インターハイ1日目。総北高校キャプテン手嶋は、箱学のクライマー・真波と「いろは坂」にて山頂リザルト争いをしていた。それを追いかける小野田、そして、続く鳴子と今泉。インターハイの勝利は誰の手に渡るのか、予想の付かない展開である。
今回は「弱虫ペダル GLORY LINE」第1話『最終局面へ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「弱虫ペダル GLORY LINE」第1話『最終局面へ』のあらすじ・ストーリー

主人公、小野田の属する、前年度優勝チーム総北高校と、王者奪還を狙う、前年度2位チーム箱根学園(以下・箱学)との戦いは続く。スプリントラインを制した箱学は、天才肌のクライマー・真波山岳を送り出し、山頂リザルトラインを狙う。総北キャプテン・手嶋純太もあとに続き、接戦を繰り広げるが、僅差で箱学の勝利となった。

そして、魂を削りギリギリの勝負をした手嶋は、体力の限界を迎えていた。今倒れたら、きっと起き上がれない。そう思いながらももう前に進むことができず、体はどんどん傾いていく。観客がざわめきはじめたところで、後ろから大急ぎで走ってくる選手がいた。

あと少しのところで、小野田坂道が登場し「今泉くんから許可をもらって、手嶋さんを応援しに来ました!」と手嶋を支えた。

本来の予定では、山頂リザルトでは小野田と真波の勝負になるはずだった。しかし小野田は、途中の集団に飲み込まれてしまう。前年度覇者である小野田はゼッケン1番であり、多くの選手に目をつけられていた。1度集団に入れば、あの手この手を使い他選手から行く手を阻まれる。先頭どころか、チームに追いつくことが困難であった小野田は、それでもなんとかペダルを回し、ついにここで先頭に追いついたのだ。

後方には、マネージャーやサポート担当の部員を乗せた車が、選手たちのもとへ向かおうとしていた。しかし、ここで緊急事態が発生する。大渋滞に巻き込まれてしまったのだ。車が目指すのは給水所であり、そこで選手たちにドリンクと補給食を渡さなくてはならない。選手たちはそのことを前提に走っている。しかし、このままでは選手よりも早くたどり着くことが出来ないのだ。
「僕が走って持っていきます!」と、2年杉元は焦る。しかし、走って間に合う距離ではない。しかし、3年古賀は「自転車なら間に合う!」と提案する。車に選手用のスペアバイクを積んであったのだ。6人分の荷物を背負い、2人は大急ぎで坂を登っていった。
杉元と古賀、2人ともインターハイに出場したくて、ギリギリの勝負をし、涙を流したメンバーである。今回はサポートという役に徹し、メンバーを支えている。

一方後ろにいる選手たちも、続々と先頭を目指していた。次に狙うは、1日目のゴールラインである。
泉田率いる箱学は、チームのエース・葦木場拓人と、エースアシスト・黒田雪成を先頭へと送り出した。このままゴールまで逃げ切るつもりである。
しかし総北も負けてはいない。この時のために体力を温存していた、目立ちたがり屋のオールラウンダー・鳴子章吉をエースアシストにして、天才肌の今泉俊輔がゴールを狙う。お互い良きライバルとして敵対心を持ちつつ、普段はいがみあっている2人であったが、ここでは一時休戦として協力体制に入る。
箱学を追いかける総北。ゴール目前、1日目のクライマックスということで、勝負は更に盛り上がってきた。

箱学の黒田は、キャプテンの泉田と同級生であり、幼馴染だった。そして、もともとエースアシストではなくクライマーだった。スポーツ万能でなんでもそつなくこなすタイプであるが、去年のインターハイ選抜予選では真波に敗退し、メンバーに選ばれることはなかった。黒田はなんでもできると思っていたプライドが崩れおち、葛藤した時期もあった。
しかし今回のインターハイでは晴れて選抜に選ばれる。そこで泉田から託された役割が、エースアシストであった。「クライマーとしてのプライドがあるだろうけど」とつぶやく泉田に、黒田は「ねーよ、そんなもん」「スプリンターやれって言われたらやる、ボトル運びやれって言われたらやる。コツコツごまかさずに、努力してな。」と答えるのだ。「役割あるんだったらやらせてくれ。」と頭を下げ、エースアシストとしての努力を重ねた。

黒田の異名は「黒猫」である。どんな困難な状況においてもエースをゴールに送り届ける、「箱根最速の届け屋」と言われている。ぐんぐん加速していく箱学、引き離される総北、その差は4秒であった。

しかし鳴子も、今まで隠していたという「必殺技」を解放する。その名も「スーパーピラピラダウンヒル」というもの。急カーブもおかまいなしに、ガードレールギリギリを走り続ける鳴子に、今泉は慌てる。サイクルジャージは肩の部分が破れ、風にたなびいていた。その様子から「ピラピラ」と気づいた今泉は、「くだらねえ」と言いながらも、鳴子を信じてついて行く。1年間同じチームで過ごしてきた2人には、確かな信頼関係があった。

いよいよインターハイ1日目の最終局面、一体勝利はどちらの手に渡るのか。また、後ろから忍び寄る、京都伏見高校(以下、京伏)の影も気になる
ところである。動きの読めない京伏のエース・御堂筋晃と、筋肉に目がない謎のマッサージャー・岸上小鞠も、確実にゴールを狙おうとしている。

「弱虫ペダル GLORY LINE」第1話『最終局面へ』の感想・考察

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