ここはグリーン・ウッド(GW)のネタバレ解説・考察まとめ

「ここはグリーンウッド」は那州雪絵による少女漫画作品。白泉社「花とゆめ」に連載された。単行本は全11巻。少女漫画ながら男性ファンも多い作品。
私立緑都学園に入学し、変人の巣窟と噂される緑林寮(通称:グリーン・ウッド)に入寮した蓮川一也が、個性的な先輩・同輩に囲まれて過ごす学園生活の日常を描く作品。

手塚 忍(てづか しのぶ)

CV:関俊彦

私立緑都学園2年生。生徒会長。長野県出身。身長175cm。体重58kg。血液型AB型。
クールな美貌を持つ。人当たり良く見えるが実は腹黒。学業成績は常にトップ。スポーツもそつなくこなす。特に柔道や剣道などの武道は強く、柔道部から試合に出て欲しいとの依頼がくるほど。地方の名家の息子。兄と姉がいるが、忍の実力が高いため次男の忍が跡取りと期待されている。
抜群の統率力から学園を支配しており、学園の生徒、教師までも弱みを握られている者が多い。
瞬曰く忍は「神様みたいな人(何でもできるのに、ただでは何にもしてくれない所がそっくり)」と言われている。
同室の光流とは入試の時に偶然席が前後になり知り合った。人当たりがよくいつもニコニコとしている光流を、表面的には友好的に取り繕っていたが、内心ではよく思っていなかった。しかし、1年時の生徒会選挙の時に、忍が行った汚い票集めに対し光流が反発し、殴り合いのケンカにまで発展。それをきっかけにして2人は親友となった。
名家のため婚約者候補が複数人おり、3人程と付き合っている。
兄の婚約者であった六条倫子とは特異な共存関係を保ってる。
霊感が強く、作中の幽霊騒動では幽霊に先手を打って相手を金縛りにし、殴られた腹いせに一也に呪いをかけて悪夢をみさせたりしている。

如月 瞬(きさらぎ しゅん)

CV:坂本千夏

私立緑都学園1年生。一也のルームメイト。静岡県出身。身長164cm。体重50kg。血液型AB型。
腰まであるストレートの長い髪が特徴。声が高く顔も可愛らしいためよく女の子に間違えられている。これを利用して、一也が入寮時には光流から女のフリをするよう命令されて一也を騙していた。
性格は男らしく主義主張がはっきりとしており、新入生ながらズケズケとモノを言う図々しさを持っている。
実家は有名旅館で跡取り息子のはずだったが、後に妹・唯が生まれ、跡取りではなくなった(如月家は女社長の家柄のため)。
同じく可愛らしい顔をした弟・麗名がいる。

蓮川 一弘(はすかわ かずひろ)

CV:井上和彦

蓮川一也の兄。私立緑都学園の保険医。緑都学園出身。
容姿端麗で頭も良く、何でもできる兄は一也の憧れだった。しかし、一弘が職業に緑都学園の保健医を選択したため、それを不満に思っている一也から嫌われている。
11歳の時に父が病死し、高校2年の時に母が事故死したため、それ以降は大学に通いながら弟の面倒を見ていた近所でも有名なしっかり者だった。
本人は一也を溺愛しているのだが、好きな子ほどいじめたくなる、という性格のため、いじられまくっている一也は迷惑している。
大学時代に後輩・木谷すみれから告白されるが、その当時一也を育てることに精一杯で付き合えないと言い断っている。
しかし、天然なお嬢様であるすみれを放っておくことができず、交際をすることになった。
すみれの大学卒業を待って結婚。
後にすみれとの間に第1子となる緑が生まれている。

蓮川 すみれ(はすかわ すみれ)

画像左が蓮川すみれ

CV:島本須美

蓮川一也の妻。旧姓は木谷。
非常に美人でおっとりとした性格で天然ぶりを発揮している。一弘の大学の2年後輩にあたる。大学構内で昼寝をしていた一弘に一目ぼれした。
小学校から高校まで一貫制の女子高に通っていたため男性への免疫がなかった。
一弘と交際後、一也の家庭教師を務めていたのだが、一也から向けられる好意に全く気づかず、一也の受験直前に一弘と結婚してもいいかと一也に訊ね、一也の気持ちを動揺させた。一也が高校に入学した今でも一也の気持ちには全く気づかず可愛がるため、一也の胃潰瘍の原因となった。
一弘を「ひろくん」、一也を「やっくん」と呼んでいる。
後に夫・一弘との間に第1子となる緑が生まれた。

池田 正十(いけだ まさと)

CV:椎名鯛造

光龍寺住職の孫。池田光流の弟だが血の繋がりはない。正十が生まれた日に、生後2週間程の光流が寺の門前に捨てられており、両親がそれを拾い養子としたため、光流が長男ということになっている。光流のことが大好きで、光流が実子である正十や家族に遠慮して家を出ていこうとするのを察して警戒している。
以前、光流の友人が光流の写真を雑誌に投稿し、掲載されることになったのだが、掲載された雑誌を光流の実の親が見て名乗り出てくるのではないかと恐れ、雑誌掲載を反対し、その話は流れた。高校になって、光流がアイドル歌手の新田美恵子と一緒にCMに出演した時には、生まれてすぐに別れた息子が化粧してテレビに出ても分からない、と言って理解を見せていたが、当の光流は正十に知られると、かつてのように激しく怒るのではないかと思い、知られることを恐れていた。
光流や忍、家族らは正十を「しょう」(忍は「君」付け)と呼んでいる。
緑都学園を受験したが不合格だった。

手塚 旭(てづか あきら)

8歳年上の手塚忍の兄。長野の名家である手塚家の長男だが、周囲の期待の重圧と弟である忍が優秀であるがゆえに追い抜かれる恐怖に耐えかねて、家を出てしまった。消息不明となったが、テレビ局のカメラアシスタントをしているところを忍に見つけられた。
忍から旭の元・婚約者である六条倫子に居所が伝えられたため、倫子は旭に会いに行っている。カメラマンになるのが夢。

手塚 渚(てづか なぎさ)

CV:鶴ひろみ

手塚忍の姉、旭の妹。クールな外見の美人で女王様の典型のような性格をしている。
家長制度が絶対の手塚家において、女性である渚や次男である忍はないがしろにされていたのだが、優秀すぎる忍が徐々に頭角を現し始め、父までもが忍を後継と言い始めた。そのため家庭内は長男・旭と忍を同格に扱い始め、渚の立場はどんどん無くなっていった。
忍を快く思っていなかった渚は忍に対して強烈な嫌がらせを始めるようになっていった。
忍に対して復讐するために、同室で親友でもある池田光流を誘拐。忍が初めて手に入れた弱味(友達)を利用し、忍にこれまでのことを謝罪させようとしていた。
しかし、忍とともに乗り込んできた一也が光流が傷つけられたのを見て(顔に傷をつけても数秒で治るという特技を利用して自分から顔に傷をつけたのだが)逆上し、暴れまわったため作戦は失敗に終わり、かえって忍に弱みを握られることになった。
昔、縁日の日に顔の良い光流を1万円で買おうとしたのだが、光流が渚に土地勘がないと看破するや人ごみを連れ回りわざとはぐれて逃げたため、金だけ取られてしまった。
常に配下(全員が揃いのダークスーツ、サングラスをしている)を数名引き連れている。

如月 麗名(きさらぎ れいな)

CV:山田妙子

如月瞬の弟。妹・唯の誕生に反発して瞬の帰省中に緑林寮に家出してきた。
一也は麗名を初めは女の子かと思い、扱いあぐねていたのだが、瞬からの電話で麗名が瞬の弟であると知り、同じ弟という立場なため、麗名に厳しく接するようになる。
短い間ではあるが、一也に面倒を見てもらった麗名は一也を慕うようになった。
後に、友人たちとバンド活動を始め、髪を伸ばし、黄緑色に染めている。

古沢 進一郎(ふるさわ しんいちろう)

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