るろうに剣心(るろ剣)の御庭番衆まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末に最強と呼ばれた人斬り抜刀斎こと緋村剣心が、不殺の信念の下に戦う物語で、明治時代を舞台に剣劇バトルが展開される。阿片の密売に加担していた女医の高荷恵を巡り、剣心は仲間たちと共に隠密御庭番衆の四乃森蒼紫とその部下たちと戦うことになる。御庭番衆の面々は、後に剣心最大の敵である志々雄真実や、剣心を仇と狙う雪代縁との戦いにも関わるのだった。

小太刀を十字に交差させ、鋏のように斬りつける。主に相手の頸動脈を狙う技。

回天剣舞・六連(かいてんけんぶ・ろくれん)

御庭番式小太刀二刀流奥義。
回天剣舞を両手で使う超高速の六連撃で、蒼紫最大の必殺技でもある。初撃は左右どちらからでも選択でき、相手に攻撃の起点を悟らせない利点を有する。威力は大木をもなぎ倒すほどで、無意識に手加減していたものの、この攻撃を受けた翁は「いつ死んでもおかしくない」ほどの重傷を負った。
作中では、障害物の破壊に使われることが多く、対人戦で使用されたのは翁との戦いの時のみで、他の戦闘では不発に終わった。

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巻町操(まきまち みさお)

CV:櫻井智(テレビアニメ版)
演:土屋太鳳(実写映画版)

身長:149㎝
体重:37kg
血液型:B
趣味:蒼紫様探し

蒼紫を慕う少女。先代の御庭番衆御頭(蒼紫の師匠)の実孫で、翁を始めとする御庭番衆の面々に育てられた。男勝りでわがままで感情豊かな性格をしている。見た目は小柄で幼児体系であり、16歳という実年齢より幼く見える(初登場時には、追い剥ぎをした野盗たちから「ガキ」と呼ばれた)。斎藤や左之助からは、狸を思わせる薫、狐を思わせる恵に対してか「イタチ娘」と呼ばれることもあるが、本人はそれを嫌っている。蒼紫を悪く言われると怒る。
東京から京都へ帰る最中、路銀を失くして追い剥ぎをしていたところを剣心と出会い、彼とともに京都へと帰ることとなった。般若仕込みの御庭番式拳法の腕前はかなりの者で、御庭番式の苦無術も合わせ、常人レベルを超える戦力を持つ。とはいえ、剣心たちと比べるとはるかに落ちる為、戦力としては数えられていない。
蒼紫だけではなく、彼について行った御庭番衆の面々にも懐いており、拳法の師でもある般若のことは「君」付けで呼び、他の3人よりも抜きんでた実力があると評している。

『京都編』では、蒼紫と翁が戦ったことを受け、蒼紫を「倒すべき私たちの敵」と称し、自ら御頭を自称した。蒼紫との対決も辞さない構えを見せたが、本音では彼に戻ってきてほしい気持ちがあり、翁が剣心に「蒼紫を殺して(楽にしてやって)ほしい」と言った際は心中ひそかに動揺していた。「蒼紫の安息の地は死ではない」「必ず連れ戻す」との剣心の言葉に安堵し、無意識に大粒の涙をこぼした。
『京都編』の後は御頭を名乗ることはなかった(アニメでは度々名乗っていた)。
『人誅編』では弥彦とコンビを組み、持ち前の元気さを活かして情報収集に奔走する。斎藤を連れ出す為にバレバレの変装で警察署に乗り込み、周囲をシラけさせたこともあったが、縁のアジトに向かう海に浮かんだ機雷による結界を破壊して最終決戦への活路を開いた。

『京都編』で剣心が薫の下を去った際、代行のヒロインとして急遽作られたキャラクターである。ストーリーが暗い方向に向かっていったのでできる限り明るく書こうとしたら、薫と弥彦を足して二で割ったようなキャラになったという。発想の元は読者からの御庭番衆くノ一の案で、ストーリーがややこしくならないよう、剣心に恋心を抱かない子がいいと思い操のキャラが完成した。

貫殺飛苦無(かんさつとびくない)

一度に複数の苦無を、全身のバネを使って投げつける。

貫殺飛苦無・川蝉の嘴(かんさつとびくない・かわせみのはし)

貫殺飛苦無の中でも、水中の敵を狙うのに使う技。作中では、呉星の仕掛けた機雷による結界を破壊した。

怪鳥蹴り(けちょうげり)

本人曰く、般若直伝の飛び蹴り。その時の感情によって「喜びの~」「怒りの~」と言った言葉が頭につく。

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柏崎念至(かしわざき ねんじ) / 翁(おきな)

CV:北村弘一(テレビアニメ版) / 大木民夫(新京都編)
演:田中泯(実写映画版)

身長:165㎝
血液型:AB
趣味:情報収集
特技:観光案内

操の育ての親。「翁」は通称である。
通常は飄々とした好々爺だが、志々雄一派と対立する剣心に対し、強引に協力を約束するなど時に操にも通ずる我儘な一面を見せる。一方で、葵屋を巻き込みたくないとの剣心の胸中も察していた。かつては「御庭番衆最『恐』」と恐れられており、葵屋を襲撃してきた志々雄一派の襲撃部隊に対し、凄まじい拷問を行う残虐な面も有する(襲撃部隊は寝込みを襲ったが、翁の「せくしぃこまんどぉ」という技で返り討ちにされている)。
戦闘においても、先代の御頭と互角に渡り合えた実力の主で、修羅と化した蒼紫との戦いでも「先代の技は通用しない」として日本のトンファーを使い優位に立っていた。しかし蒼紫の技を完全には防げず、トンファーを破壊され防御の手段を失ったところに回天剣舞六連を受け敗北した。この為、十本刀との戦いには参加せず、葵屋から指示を出す役目を担った。
蒼紫との戦いから目覚めた際、修羅と化した蒼紫を止める為、もはや蒼紫の安息の地は死でしかないと言い、剣心に蒼紫の殺害を頼み込む。しかし、剣心は「本当に蒼紫が修羅となったのなら、翁殿は殺されていたはず」「蒼紫の本当の安息の地は、ここ葵屋」だと言い、生きた状態で連れ戻すと宣言した。蒼紫が殺されないことを知り、涙を流した操を見て蒼紫の件を剣心に任せることに決めた。

先代御頭の死後、次期御頭の最有力候補に挙げられたが、若い世代への期待から蒼紫を推し、京都探索方に志願した。
『北海道編』では、剣心からの電信に返事を出そうとして長文の手紙を書くが、文字数が多いほど手数料がかさむと葵屋従業員で御庭番衆の一人・お増(おます)にツッコまれている。

仕込み杖

通常時の武器。分割して中の鎖を引き出し、振り回して使う。

トンファー

本気を出した時の武器。鋼鉄製である。

えどまち
えどまち
@edono78

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武田観柳(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

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武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

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沢下条張(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

沢下条張(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』やその続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の登場人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀の一員。二つ名は「刀狩りの張」であり、戦いを好み名のある名刀をコレクションしている。剣客としての技量も確かで、自慢の名刀を次々に持ち替え敵を翻弄する変幻自在の戦術を得手とする。残忍な性格ではあるが仲間思いな一面もあり、同じ十本刀の同士には職の斡旋なども行った。志々雄亡きあとは警察の密偵として様々な場面で登場する。

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