キングダム(KINGDOM)の武将・将軍まとめ

『キングダム(KINGDOM)』とは原泰久の漫画で、中国の春秋戦国時代後期を題材にした作品。
信という元下僕の少年が秦王である贏政と出会い、天下の大将軍を目指すというストーリー。
主人公の信が身体的、精神的に成長していくのが作品の魅力の一つでありながら、
そこに関わる多くのキャラクターたちの生き様も大きな人気を誇る一因となっている。

李信(りしん)

戦争孤児で幼い頃から下僕として働くことになり、その仕えた先で同じ下僕の少年である漂と知り合う。
漂から将軍になるという目標を聞かされ一緒に歴史に名を残そうと約束する。
その後、漂が秦王贏政の影武者となり命を落とすと漂の分まで目標であった天下の大将軍になることを誓い、成蟜の反乱後の恩賞で家と土地をもらうと本格的にその道を歩み出す。

初陣は麃公が魏国を攻めた戦いで、敵副将宮元の副将・黄離弦と敵総大将呉慶の部下である麻鬼を討ち一気に百人将に昇格する。
続く趙国との戦では百人隊のリーダーとして参戦し、六大将軍の王騎から直々に「飛信隊」という名を貰う。
そして、敵将馮忌と王騎を射抜いた魏加を打ち取り三百人将へ昇格する。
しかし、その戦で王騎を失い、死の間際に王騎から矛を託される。
魏国との山陽攻略戦においては廉頗四天王の一人である輪虎によって多くの千人将が暗殺され、特例で千人隊の隊長に任命される。
歴戦の輪虎隊に苦戦を強いられるものの、玉鳳・楽華との連携により輪虎の首を取り、その功績で正式に千人将として認められる。

合従軍が攻めてきた際には麃公軍と一緒に趙国軍と対峙すると秦国を目の敵にする万極を討ち取り功績を上げた。
別働隊として咸陽を急襲した李牧の動きを察知した麃公と共に救援へ駆けつける。
麃公は李牧に接近するも武神・龐煖との壮絶な一騎打ちにより戦死してしまう。
しかし、その死の直前に自らの盾を信に託し「火を絶やすな」という言葉を遺した。
蕞での籠城戦の末、李牧を退けると龐煖とも一騎打ちを繰り広げ二太刀浴びせて退けた。
これらの功績により三千将に昇格し、屯留での反乱の際には四千人将になっていた。

屯留では成蟜救出へ向かうが間に合わず救出には失敗してしまうものの、副将である羌瘣の復帰と新たに加わった元麃公兵(飛信隊では「飛麃」と呼ばれている)の活躍で隊は大きく成長を遂げた。
信自身も武器を剣から矛へ持ち替えており、王騎の矛を使う訓練を積み始めた。

魏国の著雍を攻めた際には玉鳳隊と共に主攻のうちの一つを任され、魏火龍の一人凱孟と激突し、壮絶な死闘を繰り広げるも討ち取ることは叶わなかった。
戦の終盤では偶然出くわした魏火龍・霊凰を敵総大将の呉鳳明と誤認して討ち取る。この功績が認められ五千将へと昇格した。
贏政が加冠の儀を迎えている最中に反乱軍が咸陽へ攻め寄ると、昌平君からの暗号に気づいた飛信隊の軍師・河了貂の指示で咸陽の防衛へと向かう。
激しい戦闘の中、贏政の子・麗を救出するため王宮へと急ぐ。
負傷をしながらも王宮内を探し回りギリギリのところで麗と贏政の妻・向と宮女の陽を救い出した。
続く黒羊の戦いでは初めて桓騎軍と共闘し、敵総大将・慶舎を討ち取る功績を上げるものの、桓騎が無関係の村民を虐殺したために羌瘣が桓騎兵を殺してしまい、武功は取り消しとなってしまう。

趙国の鄴を攻めた際には王騎の矛を手に出陣し山の民と協力して列尾城を陥落させた。
その後、王翦軍が布陣した時には後方に配置された。そして楽華隊の活躍に追い詰められた左軍の敵将・紀彗の首を取るように命じられる。しかし、李牧の策により左軍を率いていた麻鉱が逆に討たれてしまう。その後、蒙恬と協力して左軍の立て直しに大きく助力した。
その後、玉鳳隊が配置されていた秦軍右翼へ飛信隊全軍が送られる。そして元三大天である藺相如の配下の武将である尭雲と相対する。尭雲は本能型の武将であり、河了貂が対処できない攻めを繰り広げるが、信は尭雲の考えを読み、その攻撃を食い止める。信と戦った尭雲はかつての秦国六大将軍と重ね合わせていた。
その後、敵将の一人である岳嬰を討ち取るように命じられる。そして岳嬰を一刀で切り伏せた。しかし、その時間稼ぎをしていた右軍の大将・亜光が重傷を負ってしまう。それにより右軍は大きく劣勢となってしまうが、信は飛信隊に檄を飛ばし、隊を覚醒させる。その時の飛信隊は、今までで一番強く、同時に玉鳳隊も覚醒した事により戦況をひっくり返した。そして開戦から十四日目に藺相如の配下の武将である趙峩龍を討ち取る。その後、王賁が重傷を負っていた事もあり、右軍の大将代理となった。

その後、龐煖を打ち取った武功により将軍になれるところまできた信であったが、将軍になるには1つ問題があった。将軍になるには性を名乗る必要があり、性を何にするか悩む信。そんな時、信は幼馴染であった漂が王宮仕えでかつ影武者の大任に就く際につけた性が「李」だったことを政から聞く。
「2人で天下の大将軍になる」ことを誓った親友と同じ性を名乗ることに決め、ここに将軍「李信」が誕生したのであった。
また飛信隊自体も構成隊員一万人、羌瘣隊を含めると一万五千人の大所帯になった。

renote.net

王賁(おうほん)

王翦の息子であり王騎も属する王家の本家筋の家系。
玉鳳隊という騎士族の中でも幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される玉鳳隊の隊長。
自身も幼少の頃から槍の鍛錬を積み、その天賦の才と弛まぬ努力から達人と呼べる腕前を誇る。
性格は堅物で真面目であり、出自に対するプライドが高い。
エリート志向の強さから同じく独立友軍である飛信隊をよく思っておらず、初めて信と対面した際には「龍指」という必殺技を叩き込み、以降も事ある毎に喧嘩をしている。

魏国を攻めた山陽攻略戦では敵将輪虎により暗殺された千人将を補うために、臨時で千人隊に増強される。
その後正式に千人将となり、合従軍戦の前には二千人将に昇格していた。
対合従軍戦では騰軍に組み込まれ、敵将・媧燐の作戦により本日が窮地に立たされると楽華隊の蒙恬と同様に臨時で五千人将の役割を与えられる。
二隊とも話し合いなしで騎馬を率いて本陣に迫りくる敵兵の背後を攻めて回る作戦を取り、本陣陥落を防いだ。
合従軍が函谷関から撤退すると蒙武軍と共に合従軍の背を討った。この戦いの功により三千人将へ昇格した。

魏国との著雍戦の際には独自の戦略を提案して騰の考えた王翦軍への援軍要請案を覆した。
その戦闘では魏火龍・紫伯という槍の達人と相対し重傷を負うが、翌日の戦いで見事紫伯を討ち取り、自ら考えだした作戦を成功へと導く。
この功により、信と共に五千人将となる。
本来は五千人将を飛び越えて将軍になれるほどの功績であったが、五千人将での経験をなくして将軍になるべきではないという昌平君と騰の考えにより飛び級での将軍昇格はならなかった。
始皇十一年の鄴攻略戦では、事前に咸陽に呼び出され、贏政から直々にこの戦で武功を上げて信、蒙恬と三人揃って将軍になるよう激励される。
朱海平原での戦いでは、右軍に配置される。開戦二日目に元三大天である藺相如の配下の武将である趙峩龍に標的にされ、趙峩龍軍・岳嬰軍に挟撃されるが、王賁は戦場を横断し、右軍の対象である亜光と戦っていた馬南慈軍の背後をとり、すぐには立て直しできないほどの損害を与えた。右軍を率いていた亜光が負傷により前線を退き、右軍の勢いがなくなった時には、玉鳳隊に檄を飛ばして覚醒させ、飛信隊と共に戦況をひっくり返した。しかし、李牧の指示により十三日目に再び標的とされ、予期していなかった尭雲の襲撃を受けた。王賁は尭雲の右腕を槍で貫くが、その腕でなお鉾を振り下ろす尭雲により意識不明の重体となる。その後、羌瘣の治療を受けて満身創痍ながらも戦場に立つ。そして再び合間見えた尭雲と戰い、尭雲を討った。
これらの武功が認められ、李信、蒙恬と共に将軍に任命される。

蒙恬(もうてん)

蒙家の長男で祖父に蒙驁、父に蒙武を持つ。
蒙驁が総大将となり魏国の山陽を攻めた際にはすでに千人将と同格であったが、蒙驁の指示で楽華隊という特殊三百人隊を率い、経験を積んでいた。
敵将・輪虎により千人将が次々に暗殺されると、臨時で千人隊に増強される。

若いながらに軍才に恵まれ、同じく山陽戦では飛信隊・玉鳳隊・楽華隊の三隊共同作戦を立案すると、自ら一番被害を多く被る役割を担当し、その間に飛信隊と玉鳳隊が敵将・輪虎を討ち取るよう二隊に指示する。
歴戦の猛将である輪虎の粘り強さによって惜しくも討ち取るには至らなかったが、信が左手の指を切り落とし、翌日の一騎打ちでこれを討ち取っている。
その後の論功行賞では正式に千人将に昇格した。

対合従軍戦では騰軍に組み込まれ、本陣が危機に陥ると臨時で五千将の役割を与えられ、王賁と共に本陣陥落を防いだ。
蒙武と汗明が一騎打ちを始めると密かに蒙武暗殺に動いた媧偃の動きを察知しこれを防ぐも、勢い余って蒙武と汗明の死闘の場に立ち入ってしまい汗明に斬られ重傷を負う。
合従軍を防いだ後は負傷から回復し、功績によって二千人将になった。

その後、咸陽に迫った反乱軍を飛信隊と昌平君の部隊が退け、負傷した信が前線復帰を果たす頃には四千人将に昇格していた。
趙国の鄴を攻める際には五千将になっており、李牧軍と王翦軍が対峙した際には左翼を任された。
左翼本体を率いる麻鉱の作戦が波状攻撃であることを察し、麻鉱軍の攻撃が決まりやすいよう敵軍を誘導して対峙する紀彗軍に大打撃を与えた。

信を嫌っている王賁と違い、信の事を気にかけており、参謀を務めていた羌瘣が抜けて連戦連敗中の飛信隊に軍師(弟の蒙毅)を紹介したり、味方の千人将と揉めて斬り殺してしまい軍法会議にかけられそうになった際には裏工作で減刑してもらうなど手助けをしている。

鄴攻略戦に参加し、朱海平原の戦いでは左軍に配置された。
蒙恬は左軍を率いる麻鉱と連動し、相対していた紀彗軍を大きく翻弄した。そこに王翦の命により飛信隊もやってきて、紀彗を討とうとするが、敵の総大将である李牧自らが奇襲をかけて来て、麻鉱が討たれてしまう。それにより左軍は致命的な打撃を受けてしまう。志気が下がり、まともに指揮が取れない左軍はそのまま敗北するかに思われたが、蒙恬は飛信隊の力を借り、麻鉱軍の半数を救う事に成功する。それにより左軍、ひいては王翦軍は戦を続けることが出来るようになった。その後、王翦により左軍を率いる将軍として任命された。
これらの武功が認められ、李信、王賁と共に将軍に任命される。

百人将-五千人将

黒桜(こくおう)

桓騎軍の五千人将であり、元野盗集団の桓騎軍においては珍しい女性武将。野盗時代からの配下らしく、桓騎を「お頭」と呼んでいる。武芸にも秀でており配下からは「姐さん」と呼び慕われている。戦局の変化を敏感で、風向きが変わるとわかるとすぐさま攻守の陣形を変えるなど優れた将才を持つ。意識しているかどうかはわからないが、不細工には厳しく見た目がいい部下には甘い。

摩論(まろん)

桓騎軍の副将であり五千人将。黒桜同様に野盗時代からの配下らしい。元野盗でありながら紳士を自称し丁寧語で話をする。黒羊丘の戦いでは参謀(五千人将)を務め、慶舎軍の金毛と戦う。鄴を包囲した際には包囲を解こうと迫りくる趙軍を防ぐ激戦地を任される。

雷土(らいど)

桓騎軍の五千人将で、野盗時代からの配下らしく、粗暴でキレやすい性格。戦況の判断は早く、黒羊丘の戦いで敵総大将・慶舎の作戦で窮地に陥ると”火兎”という笛を鳴らし一目散に退散した。また、下手を打っても手ぶらでは帰らず、敵方の陣地に火を放ち一矢報いた。

羌瘣(きょうかい)

伝説の刺客一族「蚩尤」の後継候補として育てられた羌族の少女。
幼い頃から剣技の修練を積み、“祭”という蚩尤を決める一戦に向けて戦い続けた。
元々は姉と慕う羌象に祭で勝ってもらい、自身はそこで生涯を終えるつもりだった。
しかし、羌象によって祭への参加を妨害され、その間に羌象は殺されてしまう。
祭で勝ち残り、新たに蚩尤となった幽連を姉の仇とし、復讐を果たすために里を後にする。

幽連が魏国にいるという情報を入手し、秦国と魏国との戦に参戦すると、そこで初陣だった信と出会い、後の飛信隊のメンバーとして目をつけられる。
魏国との山陽攻略戦では飛信隊が三百人に増強されると、天性の軍才で戦術立案の面でも隊を支えていく。
山陽戦が集結すると再び敵討ちの旅に出るが、飛信隊を自分の居場所と思うようになり、再び戻ってくることを約束する。

そしてついに幽連と遭遇し敵を討つために戦いを挑む。
“祭”を経て強くなった幽連を相手に窮地に追い込まれるが、飛信隊という絆により覚醒した剣技で遂に幽連を討ち、羌象の敵討ちを果たす。
本来は敵討ちが済んだらすぐに羌象のもとへ行くつもりだったが、飛信隊という新たな生きる道を手にしたことで、亡き姉に一時の別れを告げ飛信隊に戻った。
飛信隊に復帰後は大将軍になることと、信の子供を生むという2つの目標を掲げたが、自分の言ったことの意味をわかっておらず、それを知ってからはしばらく信を避けていた。
そこからの活躍は目覚ましく、屯留での反乱が起こった際にはすでに千人将になっており、魏国を攻めた著雍戦では河了貂の作戦によって信の本隊を囮とし魏軍本陣へ最初の突入を果たす。
これらの功績により三千人将に昇格し、信の率いる五千人隊合わせ合計八千人の大規模な隊となった。

趙国との黒羊戦では、敵陣地にいた敵将・劉冬を襲撃し、互いに重傷を負うも決着は着かなかった。
命からがらたどり着いた村で老人に看病をしてもらい、戦線に復帰する劉冬を討ち取る。
その直後に恩人である老人とその村の住人全員を桓騎軍が皆殺しにしてしまい、その怒りから桓騎兵を殺害してしまう。
桓騎軍と飛信隊の全面戦争に陥る寸前で事態は収拾したものの、最終的に敵の大将を討ち取った信の武功は帳消しにされた。
度々、信に惚れているような仕草を見せるもののはっきりとした態度は見せていない。

朱海平原の戦いでは尭雲軍との戦いで大きく力を発揮した。
尭雲は知略を備えた本能型の武将で、飛信隊の軍師である河了貂を大きく翻弄する。同じく本能型の武将である信が尭雲の策を見抜き、本陣を狙っていた尭雲と対峙する。尭雲は本陣を狙うのと同時に、ある箇所に多くの兵を投入していた。尭雲の考えではそこの戦いにより飛信隊は滅びるはずだった。しかし、そこにいた羌瘣が自身の所に多くの兵が流れるようにし、そのことごとくを葬った。多くの死体の中で佇む羌瘣を見た尭雲は、かつての秦国六大将軍の事を思い出していた。

趙峩龍軍との戦いでは、精鋭兵に包囲された信の元に駆けつける。その時、信は深手を負っており、羌瘣は趙峩龍を討って脱出する事ができないと判断する。そこで羌瘣は趙峩龍の精鋭兵のことごとくを討つ事を決める。
羌瘣は巫舞を使い、敵の精鋭のもとに先陣を切って飛び込み、多くの兵を葬った。その最後には口から血を吐くほどに限界を超えていた。しかし、この働きにより、趙峩龍の主力部隊は消滅した。

これらの功績により、朱海平原の戦いの後五千人将に昇格し、信の率いる一万人隊合わせ合計一万五千人のもはや”軍”と呼べるほどの隊になった。

オギコ

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昌平君(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

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昌平君(しょうへいくん)とは『キングダム』に登場する武将で、秦国の右丞相(うじょうしょう)として、軍総司令を務める天才軍師である。秦国の実権を握る呂不韋(りょふい)が率いる呂氏四柱(りょししちゅう)の一人である。冷静な判断力の持ち主で、目的達成の為であれば、呂不韋の意向にそぐわぬ事もいとわない。自身の天才的な智略に基づいた的確な判断で軍総司令として戦の大局を操る。また、自身の運営する軍師学校で後進の育成も務めている。智略だけで無く反乱軍の鎮圧には自らが戦地に赴き敵将を討ち取る力量も兼ね揃えてる。

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楊端和(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

楊端和(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

楊端和(ようたんわ)とは、『キングダム』に登場する武将で、山界の王として山中の民族(山の民)を統率しており、自身も凄腕の女剣士として活躍している。楊端和一族と秦国は強固な同盟関係にあり、秦国の危機を何度も救う。四百年前、当時の秦王と山界は同盟を結んでいたが、秦王の死後、山界は秦国からの裏切りに合い迫害を受け、絶縁状態が続いていた。しかし、秦王・嬴政が弟の成蟜に奪われた王宮を奪還時に楊端和に援助を求めた事をきっかけに、秦国と山界はかつてない強固な同盟を結んでいる。

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桓騎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

桓騎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

桓騎(かんき)とは『キングダム』に登場する武将で、秦の筆頭将軍「白老(はくろう)」の蒙驁(もうごう)の副将である。 元野盗団の首領であり、その野盗団時代の部下たちを中心に「桓騎軍」を組織している。その桓騎軍には雷土(らいど)、摩論(まろん)、黒桜(こくおう)、ゼノウ、オギコなどが所属している。 奇策を得意とする軍略家であり、勝つためには略奪・虐殺なんでもするという冷酷無比な性格を持っている。その一方で桓騎軍の部下からは慕われており、曲者ぞろいの部下をまとめ上げるカリスマ性も持っている。

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漂(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

漂(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

漂(ひょう)とは『キングダム』に登場する少年で、同じ戦争孤児である主人公の信(しん)と共に村の長である里典(りてん)の家の下僕として育った。信と共に、天下の大将軍になる事を夢見て日々剣技の鍛錬に励んでいた。信と漂がいつもの様に野原で仕合いをしている所を目撃した秦国文官・昌文君(しょうぶんくん)は、漂が大王・嬴政(えいせい)と酷似している事に気付き、漂を「王宮に仕えよ」と言い連れて行った。その後王弟・成蟜(せいきょう)が反乱を起こした事で、漂は嬴政の代わりとなり命を落とす事となってしまった。

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摎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

摎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

摎(きょう)とは『キングダム』に登場する武将で、元秦国王である昭王(しょうおう)に使えた将軍(秦国六大将軍)の1人であり、同じ秦国六大将軍である王騎(おうき)の元婚約者である。摎は昭王の実の娘で、身を守るため王騎の家で召使いの子として育った。幼い頃から王騎を見て育ち、成長してからは王騎の側近となって鍛錬を重ね、男顔負けの武人と噂される程にまで成長した。城を百個落としたら結婚するという王騎との約束達成目前で趙国三大天である龐煖(ほうけん)により討ち取られ命を落としている。

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紫夏(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

紫夏(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

紫夏(しか)とは、『キングダム』に登場する趙国の商人の女頭目である。養父から家督を継いでから規模を倍にした商才の持ち主でもある。紫夏は後の秦の始皇帝である、秦国大王・嬴政(えいせい)の運命を変えた重要人物として登場する。敵国趙で生まれた秦の王族である嬴政を秦国へ逃がす際に、虐待により精神を深く閉ざし、痛みや味覚といった感覚を失っていた状況から救い出し、嬴政の閉ざされた心を開いた。嬴政は後に妻となる向(こう)と伽をしていた際、紫夏の事を自身の重要な恩人であると語っている。

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李信(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

李信(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

李信(りしん)とは『キングダム』の主人公で、戦争孤児で幼い頃から下僕として働き、一緒に働いていた漂(ひょう)と共に天下の大将軍になるという目標を達成するために、日々鍛錬を積んで育った少年。その後、漂が秦王贏政(えいせい)の影武者として命を落とすと、漂の分まで天下の大将軍になる目標を達成するため、戦場を駆け回り数々の武功を上げる。駆け出しの頃から「信」(しん)と名乗っていたが、将軍になるためには性が必要だったため、李信と名乗るようになった。

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蒙驁(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙驁(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙驁(もうごう)とは『キングダム』に登場する武将で、「白老(はくろう)」の愛称で親しまれている秦国の大将軍である。将軍として際立った実力は無いが、人望が厚く、野盗出身の桓騎(かんき)や「自らが王になる」と野望を持っているため危険人物とされる王翦(おうせん)を副官として従えている。大将軍・蒙武(もうぶ)の父であり、楽華隊(がくかたい)隊長・蒙恬(もうてん)の祖父でもある。蒙驁は山陽(さんよう)攻防戦では総大将を務め、魏国大将軍・廉頗(れんぱ)に勝利した。

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陽(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

陽(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

陽(よう)とは『キングダム』に登場する秦国の宮女であり、秦国大王・嬴政の正妻・向の親友である。武家の出身であるため、宮女であるにも関わらず国内外の戦争情勢については、大王の正妻である向より詳しい。向が嬴政の正妻となる前から向の事を支え続け、向が嬴政の子を身篭った時には自分の事のように喜んだ。向が剣で重傷を負わされ際には、自らの処罰を顧みず嬴政に向の治療を直談談判に訪れ、向の命を救っている。また、向と向と嬴政の娘である麗の命を狙った反乱軍から自らが盾となって2人を逃すなど、強い行動力を持っている。

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嬴政(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

嬴政(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

嬴政(えいせい)とは『キングダム』に登場する若き王で、後の秦の始皇帝である。若くして大王としての風格を纏う。400年続く戦乱の時代に誰もが成し得なかった中華統一を達成する事で、戦乱の世を終わらせようとしている。幼少時代は人質の子として趙国(ちょうこく)で育った。大王即位後も王弟・成蟜の乱で王宮を追われた王宮を奪還するため、主人公の信と出会い、信の「大将軍になる」という夢と共に、お互いが思い描く夢を成し遂げる事を誓い合いって、中華統一を目指す。

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王賁(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王賁(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。

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輪虎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

輪虎(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

輪虎(りんこ)とは『キングダム』に登場する武将で、趙国三大天の一人である廉頗(れんぱ)の側近の一人である。廉頗の側近は輪虎の他に介子坊(かいしぼう)・姜燕(きょうえん)・玄峰(げんぽう)といった名だたる将軍の顔ぶれとなっており、それらは「廉頗四天王」と呼ばれている。趙国の大将軍であった廉頗は、輪虎をはじめとする「廉頗四天王」と共に魏国へと亡命し、魏国へと進行してきた主人公の信(しん)達の居る秦国軍と激戦を繰り広げた。輪虎はその戦の中での山陽の戦いで、信との一騎打ちに敗れている。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム 運命の炎(キングダム3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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カイネ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

カイネ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(おうせん)とは『キングダム』に登場するキャラクターで、秦の筆頭将軍「白老(はくろう)」蒙驁(もうごう)の副将である。常に兜をつけており素顔は謎に包まれている。非常に高い戦術眼を持ち、知略を用いて戦う。また非常に慎重な人物でもあり、勝てる戦以外はしない主義である。非常に優れた武将であるが「自分が王になる」という強い野心を持っており、その危険な思想を秦国から警戒されている。王翦(おうせん)は、キングダムの主人公信(しん)のライバルである王賁(おうほん)の父親である。

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