ダンケルク(Dunkirk)のネタバレ解説まとめ

クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2017年の戦争映画。第二次世界大戦の「ダンケルクの戦い」における史上最大の救出作戦、通称「ダイナモ作戦」を題材に描かれている。ポーランドを侵攻しそこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。
ノーラン監督にとって初の史実を基にした映画である。

『ダンケルク』の概要

クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2017年の戦争映画で空、陸、海の3つの視点で語られる物語を執筆した。
第二次世界大戦のダンケルクの戦いが題材の今作は、相手を打ち負かす戦いではなく、生き残りをかけた撤退に焦点を当てた物語となっている。

物語りの空、陸、海3つの視点はそれぞれ1つの物語に焦点が当たっているが時間軸が異なる。
空陸海がそれぞれ同時進行しているように見えるが、実際は空は1時間、陸は1週間、海は1日という時間軸で描かれそれを交互に展開していく。時間軸を巧みに操作した作りになっている。
台詞はほとんど存在せずディテールのみでサスペンスが描かれている。
撮影は2016年5月より実際に戦闘のあったフランスのダンケルクで行われた。
2017年7月13日にロンドンのレスター・スクウェアでプレミア上映が行われ、映像・演出・音楽・音響効果などが絶賛された。
北米では2017年7月21日公開、日本では同年9月9日に封切られた。

ダンケルクの戦いとは

ダンケルクの戦いは、第二次世界大戦の戦闘の一つで、ドイツ軍によるフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。

ドイツ軍はポーランド侵攻を皮切りにヨーロッパを西へ、オランダ、ベルギー、フランスの3カ国へと侵攻した。
対してイギリスも自国の本土が危険にさらされるのを防ぐために大規模な軍隊を派遣していた。
しかし、ドイツは空軍との息の合った連携の下に、オランダ、ベルギー、フランス、イギリスの軍隊は瞬く間に蹴散らされてく。
そして、ドイツ軍はオランダ、ベルギー、フランス各地の飛行場を爆撃し、空軍を麻痺させることに成功する。
これによってドイツ軍の空軍を用いた戦術は止める術を無くなり、イギリス・フランス軍は追い詰められてく結果となった。

ダンケルクとカレーの地へと追い込まれたイギリス・フランス軍はドイツ軍に完全に包囲される形となる。
追い詰められたイギリス・フランス軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国に向けて40万人の兵を脱出させる作戦を実行した。通称「ダイナモ作戦」。

ダイナモ作戦とは

ダイナモ作戦は、ダンケルクに包囲された35万人のイギリス・フランス連合軍を救出するためにチャーチル首相が発令した作戦のコードネームのことである。
このダイナモ作戦では輸送船の他に小型艇、駆逐艦、貨物船、漁船、遊覧船、病院の救命艇など民間の船舶が大量に徴用され、結果的に860隻もの民間船舶がダンケルクの地へと向かったとされている。

約1週間の作戦で、合計33万人ものイギリス・フランス連合軍兵士を救出することに成功。
作戦完了の前、チャーチルは作戦の展望に悲観的になり、「重く、厳しい知らせがくるかもしれない」と警告していたが作成完了後の成果を受けてチャーチルはそれを「奇跡」と呼んだ。

『ダンケルク』のあらすじ・ストーリー

舞台は、ドーバー海峡に面したフランス北部の港町ダンケルク。
第二次世界大戦中の1940年、フランスとイギリスの連合軍の兵士たち40万人は、ヒトラー率いるドイツ軍に追いつめられていた。

陸(1週間)

静まり返る町を歩く6人のイギリス兵。
すると突然、ドイツ軍からの攻撃を受ける6人は散り散りに逃げる。

6人のうち唯一、銃弾を逃れたトミーは命からがら海岸に辿り着いた。
海岸には救助船を待つ兵士の長蛇の列があり、待機している舟は負傷した兵士を乗せる船のみだった。
防波堤にも長蛇の列があるが、負傷した兵士に付き添うものは優先的に乗船できるようになっていた。

トミーは海岸で仲間の遺体を砂に埋葬する若い兵士・ギブソンと出会う。
ギブソンの埋葬を手伝い終わり、救助船を待つ兵士の列へと合流しようとしていたとき、ドイツ軍の戦闘機が海岸に爆弾を投下してきた。

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