Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。
「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

CV:鶴岡聡

龍之介が召喚した魔術師の英霊。蛙のような顔つきと異形の外套が特徴的な大男。
真名は英仏百年戦争のフランス軍の元帥で、ジャンヌ・ダルクの右腕として活躍した英雄ジル・ド・レェ。かつてはジャンヌと共に百年戦争を終結に導いた高潔な名士だったが、ジャンヌが魔女裁判に掛けられ火刑に処せられたのを目の当たりにして絶望と狂気に心を支配され、殺戮を繰り返したことから「聖なる怪物(モンストル・サクレ)」の悪名がつけられた。

そして、龍之介が遊び半分で行った儀式により、生前、絶望と狂気に支配されたままで聖杯戦争に召喚され、セイバーをジャンヌであると思い込み、執拗に付け狙う。さらに人を殺すことに異常な美学を持っており、犠牲者の手足や臓器など体の一部を材料にした醜悪な工芸品を創りだすことから、マスターである龍之介に強く心酔されて「青髭の旦那」と慕われ、キャスター本人も殺人鬼である龍之介に敬意を表している。
こうしてセイバーを付け狙う一方、聖杯戦争のルールを無視して龍之介と共に好き放題の凶行を繰り返したことで監督役の璃正から存在を危険視され、各マスターの討伐対象となってしまう。

『Fate/Zero』の用語

聖杯(せいはい)

「万能の釜」や「願望機」とも呼ばれる、手にする者のあらゆる望みを実現させる力を持った杯。本作の重要なキーワードのひとつであり、「Fate/stay night」にも登場する。
聖堂教会によるとこの冬木市の聖杯は726個目の「聖杯候補」と呼ばれるものらしく、さらに本物か偽物かどうかの判断もできていないことになっているが、あらゆるもの全てを物質化させることができる「天の杯」と呼ばれる強大な魔法を再現するために作られたものであるとの判定ができている。

「杯」と名付けられてはいるが実体を持たず、魔術も含めた異能を扱える力を持った存在を「器」という名の憑代にして、聖杯戦争で倒れたサーヴァントたちの魂を「器」に取り込み、溜めさせることでその存在を実現させることができる。
しかし、第三次聖杯戦争において召喚されたあるサーヴァントが原因で「人を殺す」という方向性を持った、黒い泥の形をした呪いの魔力を溜め込んだ渦と化すようになり、それ以降、冬木の聖杯は全ての願いを叶えると引き換えに「人を殺す」という結末に導く(例えば大金を願えば、金持ちを殺し尽くしてその富を奪う)という欠陥品となってしまった。

聖杯戦争(せいはいせんそう)

聖杯によって選ばれた7人の「マスター」と呼ばれる人間が、「サーヴァント」と呼ばれる英霊たちを使役して戦いあう行為である。本作の重要なキーワードのひとつであり、「Fate/stay night」にも登場する。

200年前、「御三家」と呼ばれる魔術の名門の中の名門で、アインツベルン・遠坂・マキリ(後の間桐家)が聖杯の再現を目的にして協力しあったことが始まりとなった。元々は召喚された7騎のサーヴァントの魂を全て「器」に注ぎ込めば済むことでマスターが戦いあう必要はなく、「聖杯戦争」と呼ぶには程遠い平和的な儀式だったが、その最初の儀式(現在でいう第一次聖杯戦争)で完成した聖杯を見てその権利を独占しようとした儀式の参加者たちの間で殺し合いが始まってしまい、失敗に終わった。それ以降の2回目の儀式からは、円滑に儀式が進められるよう権利争奪を兼ねた「聖杯戦争」という形となった。

また、聖杯戦争では「出場者以外の人間に見られてはならない」というルールが存在し、部外者や一般人に戦いを見られた場合は何者であっても速やかに口を封じ抹殺しなければならないことになっている。そのため、遊び半分に儀式を行うことでマスターとして偶発的に覚醒した龍之介はルールどころか聖杯戦争の存在自体を知らなかったとはいえ、キャスターと共に連続猟奇殺人事件を繰り返したことから聖杯戦争を露見させてしまう存在として危険視されることになった。

マスター

サーヴァントと契約して聖杯戦争に参加する人間のことを呼び、聖杯がマスター候補者として選別した人間が、召喚したサーヴァントと契約することでその資格を得る仕組みとなっている。

マスターとサーヴァントとの間には見えないつながりが築かれ、サーヴァントを現世に繋ぎ止めるためのための憑代の役割も併せ持っており、サーヴァントを支配・制御するために必要な令呪が与えられる。また、召喚者には人それぞれで最も認識しやすい形でサーヴァントの詳細を確認できる能力と、自分と契約するサーヴァントも含めた英雄に関する知識が与えられ、さらにこの見えないつながりによってお互いの過去を夢などで見ることもある。

ちなみに召喚者以外の人間がマスターとなる場合もあり、その際は死亡・戦闘放棄などで脱落した召喚者が使い残した令呪が与えられる。ただし、聖杯が認めるマスターの絶対条件は魔術も含めた異能を扱える力があるかどうかにあり、それ以外の方法でマスターになった人間を聖杯はマスターと認めず、令呪を与えることはない。

令呪(れいじゅ)

聖杯により与えられるマスターの資格にして象徴である刺青のような紋章で、自分と契約するサーヴァントに対して3回まで行使できる絶対命令権である。
腕のどこかに3画で構成された刺青のような紋章として現れ、1画ごとに1回で計3回まで、サーヴァントがどんな意思を持ってしてでも絶対に行わせることができる命令を発動させられる。

個人によって形状の差異はあるが、使用するたびに1画ずつ消えていくと言う共通点を持ち、いずれもどんな強力なサーヴァントを強制的に従えさせることができるほどの魔力が込められている。
また、令呪を3画とも使い果たしたとしてもサーヴァントが裏切らなければ契約自体は維持できるが、もし裏切れば自分のサーヴァントにその時点で殺害されることもあるので、基本的に使い果たすのは推奨されない。

サーヴァント

聖杯の助けによって現世に召喚され、聖杯戦争の駒としてマスターに使役されることになった英霊たちのことを呼び、本作も含めた「Fate」シリーズのキャラクター説明では使い魔とも表現されている。

サーヴァントは一度の聖杯戦争につき、「セイバー(剣兵)」「アーチャー(弓兵)」「ランサー(槍兵)」「ライダー(騎乗兵)」「キャスター(魔術師)」「アサシン(暗殺者)」「バーサーカー(狂戦士)」と用意された7つのクラスに該当する属性や能力を持った英霊として形作られ、さらに人としての形と人格を再現することで初めて召喚できる仕組みとなっている。
また、生前が人類史や神話などに名を連ねた英雄がほとんどである彼らは、基本的に人間がまともに戦って敵うような相手ではなく、現代の人間より遙かに強い力を持った存在であり、さらに本来の力に加えて生前に築き上げたその伝説の知名度や信仰による恩恵を得て超人的な力を振るうことができる。

よって、人間はもちろん、使役する立場であるマスターよりも遥かに強力な存在のサーヴァントだが、現世に存在するための絶対条件として令呪の縛りが課せられており、マスターは3度だけサーヴァントを絶対に従わせる命令を下すことができる。さらにサーヴァントらは現世に留まるための力をほぼ自給できず、マスターも含めてその力を得るための憑代が必要となるため、基本的にマスターとの協力関係を余儀なくされている。

宝具

神話や伝説などの幻想を骨組みにして作り上げられた武装のことを呼び、英霊たちが生前に持っていた武器や固有の能力・魔術・特徴、あるいは彼らを英霊たらしめる伝説や象徴が具現化したものがほとんどである。

武具の形を持っているものもあれば、身体能力として常時発動するようなものも含まれており、ひとりの英霊が持つ宝具の数は、その英霊の伝承の数や種類によって異なる。

セイバー:風王結界(インビジブル・エア)

セイバーが主な武器として手にしている、風を纏った不可視の剣で、敵に武器の間合いを把握させないのが主な特徴となっている。
シンプルではあるが敵に間合いを見せないその特徴が白兵戦において強力な効果を発揮しており、さらに纏わせた風を開放することでジェット噴射のように加速したり、防御壁として利用したりできるなど応用技も数多く披露できる。

セイバー:約束された勝利の剣(エクスカリバー)

「風王結界」を解除することで使用可能となるセイバーの剣の本来の姿で、アーサー王伝説に登場した聖剣そのものであり、非常に知名度が高い。
「聖剣」と呼ばれるカテゴリーに分類される武器においては最強と名高い性能を持ち、所有者の魔力を光に変換、集中・加速させることでパワーを増大させ、極太状のレーザーの形をした“究極の斬撃”を放つ。その威力は一国の軍隊はおろか、堅牢な城塞をも吹き飛ばすほど凄まじい。

セイバー:全て遠き理想郷(アヴァロン)

持ち主に不老不死と無限に等しい治癒能力をもたらす聖剣の鞘。アインツベルン家によってセイバー召喚の憑代とされ、後に切嗣によってアイリの体内に埋め込まれ、綺礼との戦いで重傷を負った際も彼女に触れることで瞬時に回復できた。

ちなみにこの宝具の由来はアーサー王伝説に登場する妖精郷からきており、アヴァロンとはギリシャ神話において「不死の林檎」があるとされる島から連想されたという理想郷の意味を持っている。

アーチャー:王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

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