Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。
「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

CV:緑川光

ケイネスが召喚した槍兵の英霊。異性を魅了する魔力を持った泣き黒子が特徴的な美丈夫で、名誉ある戦いを重んずる高潔な騎士道精神の持ち主。ウェイバーにライダーの憑代を横取りされたケイネスが急遽手配した代替の憑代を使って召喚された。

真名はケルト神話に登場する、“輝く貌”の異名を持つフィアナ騎士団の二槍使いディルムッド・オディナ。生前、黒子の魔力に囚われた主君フィン・マックールの妻グラニアから向けられた熱愛に折れて主君を裏切り、それにより最期はフィンに見殺しにされた悲運の過去を持っているが、忠義よりも愛を選んだ自分自身の行動に後悔はなく、さらに自分を見殺しにしたフィンへの恨みも持っていない。
そしてフィンと酌み交わした杯も、グラニアと囁きあった睦言もかけがえのない記憶として残っているが、もし二度目の生が与えられるならば、その時は最後まで忠義を貫き通し、騎士としての戦いを全うしたい、という想いから聖杯戦争に参加した。

よって、聖杯には何も望んでおらず、マスターへの忠義を果たすことだけを望み、ケイネスに聖杯を手に入れさせることを目的としている。初戦で出会ったセイバーを好敵手と定め、互いに騎士としての決闘を望んだ。
しかし、ケイネスのことはただ二度目の忠義を果たす相手としてしか見なかったため、ランサー本人もケイネスの本質を理解することができず、その不義の伝承から不信感を一方的に抱かれ、最後まで信頼関係を築くことはできなかった。

ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ

CV:豊口めぐみ

ケイネスの許嫁で、時計塔に名を連ねる魔術師の名家であるソフィアリ家の息女。聖杯戦争においてケイネスに随従する形で参加している。
兄のプラムが家督を相続したため、実家であるソフィアリ家を存続させる彼の意向によって政略結婚のためにケイネスの許嫁となった。

理知的で気高いがわがままな面が目立ち、さらに冷めた性格でケイネスに対しては一片の愛情すら抱いていない。しかし、ランサーと出会い、彼の黒子の魔力を受けたことで心の底からの恋愛感情を抱いてしまい、ケイネスを蹴落としてランサーのマスターとなり、彼の忠誠を得て独占しようと目論むようになる。

バーサーカー陣営

間桐 雁夜(まとう かりや)

CV:新垣樽助

バーサーカーのマスターで、間桐家の当主にして魔術師・臓硯の次男。後の「Fate/stay night」に登場する間桐慎二の叔父にあたる人物。
葵とは幼馴染の関係にあたり、彼女が時臣へ嫁いだ後も親しく交際していた。

間桐家の魔術師としての素質はあったが、父親である臓硯との関係は険悪で、彼が支配する実家と、体内に虫を宿して力を得るのと引き換えに命を削る間桐家の魔術に嫌気が差して11年前に出奔し、フリーのジャーナリストとして世界各地を気ままに旅してきた。
しかし、時臣が桜を間桐家に養子として送り出したことと、臓硯が桜を聖杯戦争の駒に仕立てようとしていることを知り、桜を救い出し、彼女を臓硯に引き渡した時臣への復讐のために間桐の魔術師として聖杯戦争に参加することを決意する。
体内に「刻印虫」と呼ばれる魔力を宿した虫を宿すことで即席の魔術師となったが、その代償として死人のような容貌となり、半身不随になるに加えて食事がまともに取れなくなり、さらに魔術を使うだけで血を吐くほど衰弱してしまう。そして、臓硯から余命も僅かだと宣言されるが、それでも桜を助けるということへの執念のために戦いに臨む。

バーサーカー

第1期、第2期の23話までの姿。漆黒の霧とフルプレートを纏った騎士の姿はファンの多くにインパクトを与えている。

第23話で自身の能力の封印を解除したと共に露わになった、サー・ランスロットとしての素顔。この鬼のような形相は明らかにセイバーへの狂気じみた憎悪を体現している。

CV:置鮎龍太郎

雁夜が召喚した狂戦士の英霊。傷だらけの黒いフルプレートを纏った騎士。
真名はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士のひとりで、「湖の騎士」の異名を持つサー・ランスロット。円卓の騎士の中でも最強と謳われる実力を持ち、セイバーことアルトリアとも盟友の関係にあたるが、セイバーの妻にして王妃ギネヴィアとも不倫の恋に落ちたことで円卓の騎士を瓦解させ、アルトリアをも破滅に導いてしまう。

聖杯戦争では時臣を憎む雁夜によって、基本的に時臣と契約するサーヴァントのアーチャーを倒すために行動し、二度も激しい戦いを繰り広げている。
しかし、過去への激しい後悔と自分への叱責が裏返しとなる形でセイバーへの憎悪と執着となっており、彼女の姿を認めるとアーチャーも含めた他のサーヴァントとの戦闘中でも雁夜の意思や命令を無視してまっしぐらに襲いかかる。

間桐 臓硯(まとう ぞうけん)

CV:津嘉山正種

間桐家の当主で、雁夜の実父。死人のような異様な風貌を持っているが、虫を使った数々の強力な魔術を操る老人。

本名は「マキリ・ゾォルケン」で、500年前に起きた最初の聖杯戦争から生きてきており、大量の魔力を持った虫を自身の体に組み込むことで生きながらえている。
魔術師としての素質を持っていたために後継ぎとされていた雁夜が家出し、その兄であり自分の長男の鶴野(びゃくや)は素質が劣っており、さらに彼の息子も魔術師の素質を持っていなかったことから、魔術師としての間桐の血統は枯渇してしまったことを悟る。そして、遠坂家との盟約に託け、次代の魔術師を産む装置として桜を養子に迎えた。
本作では自陣営の貧弱さから第四次聖杯戦争は様子見とするつもりだったが、桜を助けるために間桐へと戻ってきた雁夜の懇請で参戦を決める。しかし、あくまで負け戦となることを割り切っており、むしろ間桐を捨てた裏切り者の雁夜が苦しむ様子を見て楽しめるだけで良しとしている。

間桐 桜(まとう さくら)

CV:下屋則子

本名は「遠坂桜」で、遠坂時臣の娘で凛の妹。後の「Fate/stay night」のヒロインのひとり。

遠坂家との盟約に託けた臓硯によって間桐家の養子に迎えられ、日夜拷問にも等しい虫を使った間桐家の魔術の鍛錬を受けて、髪や瞳の色などの容貌が著しく変わっている。さらに臓硯は魔術師として育てる気はなく、聖杯戦争に参加する魔術師という手駒を生み出すための母体としての利用価値しか認めておらず、「アレ」呼ばわりするなど養子というより道具として扱われ続けている。
そして、遠坂家にいた頃は大人しめで内向的だがそれなりに感情はあったが、間桐家に来てからは感情が稀薄な状態となり、人形を思わせる面持ちと雰囲気となっており、自分を助けるために命を削る雁夜の姿を見ても、彼が一体何をしているのかも理解していない。

キャスター陣営

雨生 龍之介(うりゅう りゅうのすけ)

CV:石田彰

キャスターのマスター。人間の生と死について強い興味を持ち、それを追求するための手段として夜の街で殺人を繰り返すシリアルキラーの優男。

思いつく限りの殺しの手段がなくなり、モチベーションが低下してきたことに悩んでいた時、実家の蔵で見つけた「悪魔を呼び出す」という古書の記述通りに儀式を行ったところ、偶発的にキャスターを召喚してしまう。
また、自らの家系である雨生家はかつて和製の魔術師であり、龍之介本人はそのことは全く知らなかったが、キャスターの召喚によって魔術師の血が目覚め、マスターとなることができたと考えられている。

自分が試してきた手段以上の殺し方と、そして殺人に向けた異常なまでの美学を持つキャスターに心酔し、彼を殺人の師として仰いで意気投合する。その後、聖杯戦争に興味を示すことなく、新たに「芸術的な殺害」という目的を見出してキャスターと共に凶行に次ぐ凶行を重ね続けた。そのため、最も凶悪な組み合わせであるにも関わらず、聖杯戦争に参加する7組の中で最もマスターとサーヴァントの結束が固いという皮肉な結果となった。
そして、宗教家でも仏教徒でもないため信仰心はないが「世界の脚本を書いている存在」として神の存在を確信し「神は喜びも悲しみも絶望も等しく愛しているからこそ、礼賛も冒涜も等しく受け止める。そんな世界を延々と作り続けているのだから、この世界は神の愛で満ちている」という独自の哲学を持っており、これには逆にキャスターを敬服させることになった。

キャスター

naya78
naya78
@naya78

Related Articles関連記事

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。

Read Article

Fateシリーズ(Fate/stay night)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fateシリーズ(Fate/stay night)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

Read Article

Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とは、ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」のアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦う物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつである遠坂凛がヒロインにしたルートを脚本としている。 2014年10月から12月にかけて第1期、2015年4月から6月にかけて第2期がそれぞれ13話ずつで放映された。

Read Article

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』とは、スマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』から派生したアニメ作品である。魔術王ソロモンによって奪われた人間の歴史を取り戻すため、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を探し求めて時代を渡り歩く魔術師の少年・藤丸立香が、紀元前2700年の古代メソポタミアの世界に降り立って、人類の滅亡を目論む「三女神同盟」に立ち向かう姿を描いた物語となっている。

Read Article

Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「Fate/Grand Order」とは2015年に配信を開始したスマートフォン用アプリゲーム。原作は2004年に発表されたゲーム「Fate/stay night」で、Fateシリーズのキャラクターや今作のオリジナルキャラなどを召喚して戦うRPG。2016年の年末に第一部のストーリーが完結し、大きな話題となった。その後も動きがあるたびに話題を呼ぶ大人気ゲーム。

Read Article

PSYCHO-PASS(サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

PSYCHO-PASS(サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

舞台は人工知能・シビュラシステムが絶対的な法とされる近未来の日本。凶悪犯罪を取り締まる刑事たちの姿を描いた本作は、本広克行×虚淵玄×天野明×Production I.Gの豪華タッグによって制作され、2012年から放送開始となったTVアニメ、劇場版アニメ。監視社会のシステムをかいくぐり、凶悪事件の裏で暗躍し続ける謎の男「マキシマ」を追う刑事・狡噛慎也は、捜査の過程で自らも犯罪者となっていく。

Read Article

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/stay night(フェイト ステイナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

Read Article

Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/EXTRA Last Encore』とは、マーベラスエンターテイメントから発売されたゲーム『Fate/EXTRA』を原作とした、2018年1月から放送されたテレビアニメ作品である。舞台は月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が作った霊子虚構世界「SE.RA.PH」内。月の聖杯(ムーンセル・オートマトン)の使用権を巡り、128人の魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦い、ただ1人の勝者を決める「月の聖杯戦争」を描く。

Read Article

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Apocrypha』とは、ビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の外伝作品、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り二つの陣営に分かれた14人の魔術師(マスター)と14騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯大戦」を描く。アニメは2017年7月から12月まで全25話構成で放送された。

Read Article

監視官 常守朱(PSYCHO-PASS サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

監視官 常守朱(PSYCHO-PASS サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、Production I.G制作による日本のアニメ。「監視官 常守朱」はフジテレビ「ノイタミナ」にて、2012年10月から2013年3月まで放送されたテレビアニメ第1期のコミック化。人間のあらゆる感情が数値化される「シビュラシステム」で計られた数値によってストレスの少ない社会となった日本の公安局の人々の活躍・苦悩を描く。

Read Article

アルドノア・ゼロ(ALDNOAH.ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アルドノア・ゼロ(ALDNOAH.ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アルドノア・ゼロ』とは、A-1 Pictures・TROYCAによって共同制作されたオリジナルロボットアニメーションである。分割2クールで、第1クールは2014年7月から9月まで、第2クールは2015年1月から3月まで放映された。 地球人と火星人の戦争を描いている。地球人である界塚伊奈帆と地球人でありながら火星人に仕えるスレイン・トロイヤード、この2人の主人公と火星の皇女が戦争の行方を大きく変えていく。

Read Article

Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/EXTRA(フェイト/エクストラ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/EXTRA』(フェイト/エクストラ)とは、『Fate/stay night』を原作とした対戦型ダンジョンRPGである。2010年7月22日に発売され、2013年3月28日には続編である『Fate/EXTRA CCC』が発売された。ハードは共にPSPである。 無名の主人公が、己のサーヴァントと共に聖杯戦争を戦い抜く姿が描かれた。 シナリオは奈須きのこ、キャラクターデザインはワダアルコが務めている。 また、2020年7月22日にリメイク作品制作が発表された。

Read Article

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)とは、あらゆる願いを叶える聖杯を巡って争う何人もの魔術師と、使い魔として彼らに従う伝説の英雄たちの壮絶な戦いを描いた、成田良悟のラノベ作品。もともとは成田が公開したエイプリルフールのネタ企画だったが、完成度の高さから注目され正式な作品となった。 アメリカの片田舎であるスノーフィールドで、突如として聖杯を巡る戦いが勃発。これを利用しようとする者、鎮圧せんとする者、巻き込まれた者たちの思惑が入り乱れ、戦線は混沌を極めていく。

Read Article

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンファン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンファン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』とは、日台合同企画の武侠ファンタジー人形劇。『魔法少女まどか☆マギカ』などでおなじみの虚淵玄が原案と脚本、総監修を担当し、台湾の民間芸能である人形劇「布袋劇」をベースに、新しい形の人形劇を作り上げた日台合同映像企画である。実際に人間が人形を動かすアナログな手法とCGなどを使った演出を融合させた新しい「布袋劇」となっている。無双の力を発揮するといわれている武器群・神海魔械(しんかいまかい)をめぐって繰り広げられる武侠ファンタジー人形劇だ。

Read Article

REVENGER(リベンジャー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

REVENGER(リベンジャー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『REVENGER』(リベンジャー)とは、江戸末期の長崎を舞台に、依頼を受けて暗殺稼業を行う「利便事屋(りべんじや)」の活躍を描いた2013年のオリジナルアニメ作品。ゲームメーカーのニトロプラスと、時代劇で有名な映画会社松竹が製作している。 上司の策謀で婚約者の父親を斬ってしまった薩摩藩士の繰馬雷蔵は、長崎で碓水幽烟という蒔絵師の男と出会う。碓水は叢上徹破、鳰、惣二といった仲間たちと共に金をもらって暗殺を営む利便事屋を営んでおり、行き場を失った雷蔵もここに参加することとなる。

Read Article

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。

Read Article

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)』とは、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の続編として作られた作品。劇場版は3部作構成となっており、それぞれ個々の視点で話が進み最後にすべて繋がっていく群像劇だ。アニメよりグロテスクなシーンは控えめだが、戦闘シーンは生々しく描写されているためR15。逃走犯の狡噛信也(こうがみしんや)を見つけた常守朱(つねもりあかね)は単独で異国の地へ向かう。そこで朱が目にしたのはシビュラシステムの悪用だった。

Read Article

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GODZILLA 怪獣惑星』とは1954年から続く怪獣映画「ゴジラ」を原作としたアニメ映画作品。脚本は虚淵玄、監督は静野孔文、瀬下寛之。 人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持ったゴジラによって半世紀に渡り敗走を重ねた人類は、種全体の存続のため宇宙への脱出を余儀なくされる。22年後、再び地球を人類の手に取り戻すため、主人公ハルオを筆頭にゴジラと戦う様を描く。

Read Article

仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。

Read Article

楽園追放 -Expelled from Paradise-とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

楽園追放 -Expelled from Paradise-とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(らくえんついほう -エクスペルド フロム パラダイス-)とは、2014年に公開された、水島精二監督、虚淵玄脚本によるオリジナルアニメ映画。クオリティを高く評価されたフルCGアニメで、2024年に続編の制作が発表された。 度重なるクラッキングを受けた電脳世界ディーヴァは、その犯人を捕まえるためにシステム保安要員アンジェラ・バルザックを地表に派遣する。やがてアンジェラはあまりにも意外なクラッキング犯と出会い、彼を守る戦いに身を投じる。

Read Article

Fate/Zeroのマスター・サーヴァントの解説まとめ

Fate/Zeroのマスター・サーヴァントの解説まとめ

『Fate/Zero』は冬木市で行われた第四次聖杯戦争の模様を描いた作品である。『Fate/stay night』の第五次聖杯戦争に直接つながる物語であり、『Fate/stay night』にも登場するセイバーや言峰綺礼、遠坂凛・間桐桜の父である遠坂時臣の活躍を見ることができる。 ここでは『Fate/Zero』に登場したマスター・サーヴァントをまとめた。

Read Article

第四次聖杯戦争に参加したサーヴァントの宝具まとめ【Fate/Zero】

第四次聖杯戦争に参加したサーヴァントの宝具まとめ【Fate/Zero】

『Fate/Zero』では冬木市で行われた第四次聖杯戦争の模様が描かれている。いかなる願いでも叶えられる万能の願望機「聖杯」を巡り、サーヴァントたちが宝具という切り札を用いて熱い戦いを繰り広げた。宝具の開放、使用は伝説や神話の再現とほぼ同義であり、『Fateシリーズ』の作品における一番の見どころである。

Read Article

令呪(Fate/Zero)のデザイン・スリーブまとめ

令呪(Fate/Zero)のデザイン・スリーブまとめ

令呪は『Fateシリーズ』における、「聖杯」に与えられるマスターの資格である。腕のどこかに3画の聖痕として現れ、3回まで自らのサーヴァントに絶対的な命令を下すことができる。デザインは個人によって異なり、命令をするごとに1画ずつ消えていく。ここでは『Fate/Zero』に登場するマスターたちの、令呪のスリーブの画像をまとめた。

Read Article

第四次聖杯戦争に参戦したサーヴァント(英霊)の歴史・来歴まとめ【Fate/Zero】

第四次聖杯戦争に参戦したサーヴァント(英霊)の歴史・来歴まとめ【Fate/Zero】

『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントは、聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」である。英霊は人類史や神話・伝承において偉大な功績を上げており、死後もなお人々の信仰の対象とされている。ここでは『Fate/Zero』に登場するサーヴァントの生前の歴史・来歴をまとめた。

Read Article

【金剣】アーチャー(ギルガメッシュ)とセイバー(アルトリア)のカップリングイラストまとめ【Fate/Zero】

【金剣】アーチャー(ギルガメッシュ)とセイバー(アルトリア)のカップリングイラストまとめ【Fate/Zero】

『Fate/Zero』に登場するアーチャーは英雄王として知られるギルガメッシュである。当初は他のサーヴァントに興味を持たなかったが、やがてかつての朋友エルキドゥを連想させるセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)に対して邪な思いを抱くようになり、幾度となく求婚する。一方のセイバーはギルガメッシュに苦手意識を抱いており、求婚もバッサリと切り捨てている。

Read Article

Fate/Zeroの女性キャラクターの壁紙・画像まとめ【ヒロインから脇役まで!】

Fate/Zeroの女性キャラクターの壁紙・画像まとめ【ヒロインから脇役まで!】

『Fate/Zero』では冬木市で行われる第四次聖杯戦争の模様が描かれる。その戦争に向けて衛宮切嗣、妻アイリスフィール・フォン・アインツベルンの呼び出したサーヴァントが、少女剣士のセイバーである。またその他にも切嗣とアイリの娘イリヤ、助手の久宇舞弥といった女性キャラクターが登場する。 ここではFate/Zeroの女性キャラクターの壁紙・画像をまとめた。

Read Article

サーヴァント(Fate/Zero)の元ネタ・モデル・出典まとめ

サーヴァント(Fate/Zero)の元ネタ・モデル・出典まとめ

『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントは聖杯の助けを得たマスターによって召喚・使役される「英霊」である。実在したかどうかにかかわらず、人類史や神話・伝承において偉大な功績をあげ、死後もなお人々の信仰の対象とされる英雄の霊格が「英霊」となる。 ここでは『Fate/Zero』に登場するサーヴァントの元ネタ・モデル・出典をまとめた。

Read Article

桜のために戦う男!間桐雁夜の徹底解説・考察まとめ【Fate/Zero】

桜のために戦う男!間桐雁夜の徹底解説・考察まとめ【Fate/Zero】

『Fate/Zero』に登場する間桐雁夜は、間桐の魔術を嫌って家を出奔した過去を持つ。しかし幼馴染の遠坂時臣と葵の娘・桜が間桐の養子となったことを知ると、桜を間桐のおぞましい魔術から解放するために家に戻る。そして当主の臓硯と交渉した結果、桜の解放を交換条件に、第四次聖杯戦争に臨むことになった。

Read Article

目次 - Contents