Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。
「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

裏切りの言峰綺礼、歪んだ娯楽(17話、21話)

「Fate/stay night」のラストボス的存在となる綺礼とアーチャーによる時臣への造反と、その後に引き起こされる雁夜と葵の悲劇。これらのシーンもまた、アニメ版はもちろん原作でも切嗣に負けず劣らずの残酷ぶりを描いていることで、多くのファンにも衝撃を与えている。

時臣の聖杯戦争における目的を知り、ついに彼への見切りをつけ、綺礼を新たなマスターとして受け入れることを決意するアーチャー。その夜、綺礼は時臣から凛に遠坂の家督を譲る署名と、彼女が成人するまでの間の後見人となることの証として「アゾット剣」と呼ばれる宝剣を授ける。

綺礼に背後から刺される時臣。この時、時臣には何が起こったのか理解できず、呆然とした表情を浮かべることしかできなかった。

時臣の死体を冷たい笑いで見下ろすアーチャー。時臣を裏切ったという罪悪感など微塵も抱いていなく、むしろ清々したという感じである。

その直後、時臣が背を向けた隙を突くかのように、綺礼はアゾット剣で時臣を突き刺した。驚きに目を見開いた後、崩れ落ち、事切れる時臣に綺礼は最後の一言を投げかける。「師よ…あなたも我が父と同じように、最後の最後まで、私という人間を理解できなかったのですよ…」そしてその場に現れたアーチャーも「興醒めな幕切れだ。見よ、この間抜けな死に顔を」と、小馬鹿にした表情で時臣の死体を足蹴にした。

時臣の姿を見つけ、まっすぐに向かっていく雁夜。しかしこの時から、綺礼とアーチャーの歪んだ娯楽の筋書きは始まっていたことに雁夜は気づいていない。

そこへ現れ、時臣の死体に駆け寄り、縋り付く葵。彼女の登場で、綺礼とアーチャーの歪んだ娯楽の筋書きはさらに進んでいく。

その後、綺礼は雁夜に時臣と対決できる機会を与えるとそそのかし、彼を教会へと誘導する。そこで教会の中に入り、時臣の姿を見つけた雁夜は、「俺を殺した気でいたか、時臣!? だが甘かったな!! 貴様に報いを与えるまで俺は何度でも……!!」と、熱り立って掴みかかるが、既に死体となった時臣はその場に声もなく崩れ落ちた。変わり果てた時臣の姿に、愕然となる雁夜。そこへさらに、綺礼に言われてやってきたらしい葵が現れ、その光景を見て雁夜が夫を殺したと誤解してしまう。

「満足してる…雁夜君? これで聖杯は、間桐の手に渡ったも同然ね…」涙を流しながら、震える声で詰ってくる葵。雁夜は葵に想いを寄せていた。しかし葵が憎むべき時臣のために涙を流す姿を見て茫然自失となり、そして錯乱し始める。
「違う…俺じゃない…俺は…俺…」必死に言葉を紡ぎ出そうとする雁夜だが、葵はさらに泣いて訴える。「どうしてよ…? 私から桜を奪っただけじゃ、物足りないの…? よりにもよって、この人を私の目の前で殺すなんて……どうしてっ!?」さらに錯乱する雁夜は、震えながら時臣を指差し、「そいつが…その男さえいなければ…誰も不幸にならずに済んだ…。葵さんだって…桜ちゃんだって…幸せになれたはず…」と、言った。その瞬間、その雁夜の言葉に理性を焼き切られた葵は、泣きながら血を吐くような叫びをこうぶつけた。

「ふざけないでよっ!! あんたなんかに、何がわかるっていうのよ!? あんた…あんたなんか…誰かを好きになったことさえないくせにっ!!!」

その言葉が雁夜の理性を吹き飛ばし、次の瞬間には絶叫と共に葵に掴みかかり、その首を絞めあげていた。そして、我に返った時に目を見開いたまま動かなくなった葵を見て、そのままどこかへ遁走してしまう。

雁夜が我に返った時に見た葵の顔。涙を顔で濡らしたまま、時臣と同じように何が起きたのかわからないという感じの表情である。

そして綺礼とアーチャーは、教会の上の吹き抜けからワイングラスを片手に見下ろしている。まるで観劇でもしているかのように。

こうして、時臣の死体を舞台装置に使っての愛憎劇を引き起こした綺礼とアーチャーは、逃げていく雁夜と動かなくなった葵を、ワイングラスを片手に見下ろしていた。「くだらぬ三文劇であったが、まあ初めて書いた台本にしては悪くない。どうだ綺礼? 感想は」と、尋ねてくるアーチャーに対し、グラスの中のワインをじっと見つめ、綺礼は静かに、そして感慨深げにこう言った。「酒の味という奴は、思いのほか化けるものだ。これほど美味と感じる酒ならば…是非、また飲んでみたいものだ」

最終話での葵。その瞳と表情に生気はなく、死んだ夫が自分と一緒にいる幻想を見て微笑みを浮かべている。「ほら、あなた…ネクタイが曲がっていますよ…? あと、背中にも糸屑が…うふふ、しっかりなさってください…」

その後、雁夜は聖杯を餌に綺礼に操り人形として使われ続け、挙句に最終話では葵と凛と桜が幸せになった幻想を見ながら死んでいった。そして一方の葵も一命は取り留めたが精神は崩壊してしまい、最終話では夫や娘たちと一緒に暮している幻想を見続け、アニメでは描かれなかったが最終的に病没してしまうという末路を辿っている。愛する夫を殺したのが、その愛する夫の弟子で、自分も信頼を寄せていた男であることに最期まで気づかないままに。

激突!征服王と英雄王(23話)

先の切嗣と綺礼のそれぞれの非道も含めて、全体的に暗い展開が多い原作の中で、唯一ファンが心温まる気持ちとなった名場面として有名となっている。

最終決戦の舞台である冬木市の市民会館へ向かう途中、大橋でアーチャーと遭遇したウェイバーとライダー。そこでライダーは、自分の宝具「王の軍勢」とアーチャーの「王の財宝」を組み合わせれば間違いなく最強の軍勢が出来上がる、だから自分と共に来る気はないかと呼びかけるが、アーチャーは高笑いでこれを一蹴する。「生憎だが、我は二人目の友など要らぬ。我が友は後にも先にもただ一人のみ。そして王たる者もまた二人は必要ない」そう機嫌よく、そして威勢よく言い放ったアーチャーだが、ライダーはそれが彼の王としての信念で生き様だと理解し、残念そうな素振りを見せようとはしなかった。

「孤高なる王道か。その揺るがぬ在りように余は敬服をもって挑むとしよう」
「良い。存分に己を示せよ征服王。お前は我が審判するに値する賊だ」

不敵に笑い合い、宣戦布告を投げあった後、グローブのように杯を酌み交わし、飲み干した杯を天に放り投げるライダーとアーチャー。

「敵は万夫不当の英雄王……相手にとって不足なし!! いざ益荒男たちよ、原初の英霊に我らの覇道を示そうぞ!!」好敵手への決戦の意気を上げるライダーに、王の軍勢は高らかな鬨の声を挙げる。

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