戦国無双4(Samurai Warriors 4)のネタバレ解説まとめ

『戦国無双4(Samurai Warriors 4)』とは、2014年3月に発売された『戦国無双』シリーズの第4作目にあたるPS3用ゲーム作品。戦国時代を舞台に数多の武将が活躍する同シリーズの10周年記念作品でもある。後にPS4版も発売された。シリーズの主人公・真田幸村と、本作が初参戦となる幸村の兄・信之の絆と相克を中心に、様々なドラマが戦国乱世に展開されていく。

身長:175cm 武器:双剣 アクションタイプ:チャージ攻撃タイプ 無双奥義:斬 無双秘奥義:極 CV:金子英彦

「人を活かす剣」を求め続ける二刀流の剣豪。各地を転々としながら鍛錬の日々を送っている。『戦国無双2』で無双武将となったが『戦国無双3』には登場せず、本作で復活を果たしたキャラクターでもある。自分の信じた道をどこまでも突き進む熱血漢で、剣の道に関する探究心は人一倍強い。しかし一方で、そうした物事を言葉で表現したり説明したりすることが苦手で、考えに煮詰まってしまう場面も見られる。
本作の「無双演武」では「石垣原の戦い」に参戦しているが操作はできない。「模擬演武」及び「流浪演武」で操作可能となる。ちなみに「石垣原の戦い」には黒田軍の配下武将として参戦しており、黒田官兵衛を「ご隠居」と呼んで敬慕している場面がある。
また「流浪演武」では剣豪繋がりなのか柳生宗矩との絡みが見られる。剣で人を活かす道を求めている点は共通しているように見える2人だが、そこに至る考え方などに決定的な違いがあるらしく、互いに嫌い合っている。

前田利家(まえだ としいえ)

身長:190cm 武器:刀+二本槍 アクションタイプ:通常攻撃タイプ 無双奥義:壮 無双秘奥義:侠 CV:小西克幸

「槍の又左」の異名を持つ織田家家臣。豊臣秀吉とは親友の間柄で、上司の柴田勝家を「叔父貴」と慕っている。前田慶次とは叔父・甥の関係だが、血縁関係はない。性格は義理人情に厚く、情と絆を何よりも大切にしている任侠肌。それゆえに、仁義に外れる道を選択しなければならないことが多い乱世では、思い悩むことも多い。特に親友の秀吉と上司の柴田勝家とがぶつかった「賤ケ岳の戦い」では、ずっと苦悩し続けていた。最終的には秀吉に合流し、以後は秀吉の天下取りを支えることになる。
本作での人間関係などについては前作と比べて大きな変化はないが、『戦国無双4-Ⅱ』では、豊臣家の武断派である加藤清正や福島正則の兄貴分・後見人としての姿が描かれた。

長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)

身長:180cm 武器:三味線 アクションタイプ:チャージ攻撃タイプ 無双奥義:奏 無双秘奥義:響 CV:置鮎龍太郎

土佐の戦国大名。宿命はおいそれと変えられないことを理解した上で、あえて時代の流れに抗う道を選択する凄絶な反骨精神の持ち主。普段は口数が少なく、クールな印象を受ける人物だが、他者の言いなりになって行動することを嫌い、熱くなる一面も持っている。
本作の「無双演武」のシナリオの1つ「四国の章」の実質的主人公。四国統一を目指し、強敵達と戦いを繰り広げる。人間関係では小少将との関係が新たに追加された。彼女が愛する人に不幸を呼んでしまう自分の宿命に苦しんでいることにいち早く気づき、宿命に抗うよう諭す。前作に引き続き明智光秀とは親友という設定で、その娘のガラシャとも親しい間柄。そのため光秀の死後は元親と小少将が彼女を保護している。

ガラシャ(がらしゃ)

身長:165cm 武器:腕輪(合気道・魔法) アクションタイプ:特殊技タイプ 無双奥義:煌 無双秘奥義:輝 CV:鹿野潤

明智光秀の娘で、お姫様のような外見に、天真爛漫で純真な性格を備えた少女。とにかく好奇心旺盛で、一度疑問に思ったことは納得するまで決して引き下がらない頑固な一面を持つ。無茶をすることも多いため、父・光秀を悩ませてしまうことも多々あるが、父のことは誰よりも尊敬し、大切に思っている。聡明だが過保護に育てられたため、世間一般の常識には疎い。
本作の「無双演武」では光秀の名代を自称し、長宗我部元親と共に四国の地方勢力や毛利軍と戦う。光秀の死後はその志を受け継ぐために豊臣軍と対峙している。また、小少将の男を手玉に取る手腕に憧れて「師匠」と呼び慕う。小少将もまんざらではないようで、ガラシャを「わらわちゃん」と呼び、可愛がっている。

『戦国無双4-Ⅱ』のシナリオ「百花繚乱の章」では主人公を務める。小少将と共に「最強美女軍団」、つまりアイドルグループを結成して最高の晴れ舞台を演出するという野望のために、各地を転戦して女性武将達を強引に引き抜くという、とんでもないストーリーが展開される。このシナリオでは小少将を「支配人」と呼び、軍団結成のための計画や作戦を担当してもらっている。ガラシャは基本的に小少将の指示に従って行動し、最終的には「伝説の舞台」と呼ばれるほどの大成功を収めるのだが、その過程では柴田勝家とお市の2人を同時にスカウトするなど、ツッコミどころ満載の珍事をしばしば引き起こしていた。

佐々木小次郎(ささき こじろう)

身長:194cm 武器:長刀・異次元巨大刀 アクションタイプ:通常攻撃タイプ 無双奥義:剣 無双秘奥義:燕 CV:うえだゆうじ

宮本武蔵のライバル。『戦国無双2』に特殊NPCとして参戦し、『戦国無双2 猛将伝』で無双武将となったが、『戦国無双3』には登場せず、本作で復活を果たした。ただし武蔵と同じく「無双演武」では操作できず、「流浪演武」や「模擬演武」で操作可能となるキャラクターである。
「剣の目的は人斬りでしかない」と受け入れ、剣技を磨くことに情熱を注ぐ剣士。乱世に苦しむ弱い人間を憐み、これ以上苦しまないように綺麗に斬ることが彼らの救いになるという狂気的な考えを持つ。あらゆる意味で「人を活かす剣」を求める武蔵とは全く対照的な人物である。その一方で強者との斬り合いを楽しむところがあり、特に武蔵との斬り合いを楽しみにしている。「流浪演武」でも武蔵と斬り合っているところに主人公が遭遇するイベントがある。
また「流浪演武」では、小次郎の正体が九州地方の滅びた武家の生き残りらしいことを匂わせるイベントも用意されている。

柴田勝家(しばた かついえ)

身長:166cm 武器:二丁斧 アクションタイプ:チャージ攻撃タイプ 無双奥義:猛 無双秘奥義:割 CV:竹本英史

織田家の古参の武将で筆頭家老。「鬼柴田」の異名を持つ猛将でもある。剛勇さと厳格さとを併せ持つ、昔気質の頑固な性格の持ち主。己のすべきことを見極め、何事も有言実行していく姿勢に好感を持つ者も多く、前田利家には父親のように慕われている。あまり多くを語らないが、お市や利家のことをいつも気にかけており、不器用ながら気遣いを見せることもある。性格も考え方も対照的な秀吉とは仲が悪いが、互いに実力は認めている。
「無双演武」での扱いは過去作とあまり変わらないが、「流浪演武」のイベントにて、料理と裁縫が得意という意外な一面が明らかになった。さらに『戦国無双4-Ⅱ』のシナリオ「百花繚乱の章」では、美女軍団のレベルアップのために「突き抜けた存在が欲しい」という小少将の提案を容れたガラシャによって、お市と共に美女軍団に加入させられてアイドルデビューするという、誰も予想できなかった第二の人生を歩むことになる。

加藤清正(かとう きよまさ)

身長:186cm 武器:片鎌槍 アクションタイプ:神速攻撃タイプ 無双奥義:激 無双秘奥義:裂 CV:杉田智和

豊臣秀吉子飼いの将の1人。冷静な現実主義者にして批判精神旺盛な皮肉屋だが、根は情に厚く真っすぐな信念を持つ情熱家である。主君の秀吉・ねね夫妻、同僚の石田三成や福島正則のことを家族のように想っており、豊臣家を守るためなら命も惜しまない。ただし頑固で意固地な性格のため、他者と衝突することもある。特に理想にこだわり過ぎる上、やはり頑固者の三成とは考え方の違いからたびたび衝突していたが、秀吉の死去により完全に決裂してしまう。本作の「無双演武」では史実とほぼ変わらない活躍を見せるが、関ヶ原の戦いに東軍として参戦するなど、ゲームオリジナルの展開もところどころに見受けられる。

台詞などにねねに対して母親以上の情愛を持っている節が見受けられるため、ファンの間では「ねねコン」と呼ばれている。本作のDLCシナリオ「三成失踪事件」では、三成を攫った犯人・黒覆面を追うが、黒覆面の残り香から黒覆面の正体がねねであることを看破したり、たくさんのねねの分身が出てくると「ここは桃源郷か、おねね様に満ち溢れている」と漏らして正則に「正気に戻れ」と心配されたり、挙句の果てにはねねが被っていた黒覆面を欲しがるなど凄まじい暴走ぶりを見せた。

黒田官兵衛(くろだ かんべえ)

身長:185cm 武器:妖気玉+鬼の手 アクションタイプ:特殊技タイプ 無双奥義:謀 無双秘奥義:絶 CV:高塚正也

竹中半兵衛と共に秀吉に仕える軍師。軍略に優れ、天下泰平のために力を尽くす。表面的には人間としての情や倫理を排除した冷徹なまでの合理主義に徹し、戦乱の火種と見なした者を容赦なく排除する。その非情さと並外れた実力から畏怖されることも多いが、根は優しく意外に面倒見が良い一面も持っている。ただし、自分からそういった態度を見せることはない。
本作の「無双演武」と『戦国無双4-Ⅱ』の小早川隆景が主役のシナリオ「賢人の章」では、小早川隆景との関係を中心に描かれている。その他にも官兵衛を「ご隠居」と慕う宮本武蔵が登場するなど人間関係が増えた影響なのか、隆景の死を「賢人がいなくなった」と悲しむなど、前作と比べると人間性が感じられる描写が増えた。

立花宗茂(たちばな むねしげ)

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