頭文字D(イニシャル・ディー、Initial D、イニD)のネタバレ解説まとめ

『頭文字D』とは1995年~2013年まで、しげの秀一が週刊ヤングマガジンで連載していた漫画およびそれらを原作としたアニメ作品である。実在する日本の峠を舞台にし、自動車を高速で走行させて峠を攻める事を目的とする「走り屋」達の物語を描いた作品である。トヨタスプリンタートレノ(ハチロク)のドライバー藤原拓海が卓越したドライビングテクニックを駆使して数多くの走り屋とのバトルを繰り広げる様を描く。

ボディカラー
ミラノレッド

主な外装パーツ
フロントバンパー(メーカー不明)、無限製ホイール、純正ドアバイザー

ナンバー
群馬 56 よ 46-037(Battle Stageでは、群馬 59 き 32-145)

1991年にホンダから発売されたスポーツシビックである。
搭載されるエンジンは、テンロククラス(1600㏄クラス)であるトヨタスプリンタートレノ系(本作では藤原拓海のAE86)とはライバルの関係にあった。
ホンダのDOHCVTECエンジンを搭載したB16Aは160㎰のパワーを誇る。

本作ではガムテープデスマッチを行うダーティーな走り方で拓海を追い込むも、左足ブレーキを駆使してダウンヒルを責めるFF使いとしてその技術は高い。自分の有利な条件を相手に提示しガムテープデスマッチを拓海と繰り広げるも最後は自滅してしまう。

全長×全幅×全高(mm):4070×1695×1350
ホイールベース(mm):2570
車両重量(kg):1050
エンジン型式:B16A
総排気量(cc):1595
最高出力:170ps/7800rpm
最大トルク:16.0kgm/7300rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FF

インパクトブルー

碓氷峠最速の2人組、青いシルエイティーからインパクトブルーと呼ばれている。

佐藤 真子(さとう まこ/声 - 根谷美智子) / 搭乗車種:シルエイティ

高橋涼介に憧れて、幼馴染の沙雪をパートナーとして峠デビューをした。車に乗ると性格が変わるタイプであり、普段のお淑やかで清楚なイメージとは変わって豪快なドライビングをする。代車のミラが故障した際に通りかかったお人好しの池谷が修理したことで出会い付き合いが始まるが、互いに運命のいたずらのような出来事が起こり中々お互いに会うことが出来ずにその関係は終焉を迎えてしまう。
碓氷でのバトルの後に秋名スピードスターズの池谷・拓海・樹・健二の4人を誘ってプールへ遊びに行くのだが、その時に池谷は佐藤真子が落とした持ち物に赤城レッドサンズの高橋涼介の写真があることに気づいてしまう。大事そうにしまわれた写真を目撃してしまった池谷は自分のようなさえなくて、ドラテクの技術も到底佐藤真子のインパクトブルーにも及ばないような男が、彼女にふさわしい理由がないと勝手に思い込んでしまうのだった。プールの後で真子からの二人っきりで後日会うという約束をしたものの、自信を喪失した池谷は行くのをやめてしまうのであった。その話を聞いたガソリンスタンドの店長である立花祐一は池谷の優純不断さと自分に自信が持てないことでせっかくのチャンスを棒に振る事となってしまう事から「急いで会いに行け!、こういう時にこそ命かけて走るもんだ!!」と池谷に檄を入れて送り出す。しかし池谷は、道路が渋滞して約束の時間に間に合う事が出来なかったのだった。
幾度となく佐藤真子との関係は続くのであったが、池谷のお人好しの性格からサービスエリアに置いていかれてしまった老人を親切心から送り届けたり、タイヤがバーストしてしまったりして佐藤真子との約束の時間に間に合うことが出来ずにすれ違いが連続するのだった。

そんな中で6か月ぶりに偶然池谷と再会した佐藤真子は、池谷の口からようやく行き違いの経緯を聞くことになる。二人の蟠りは解消したかに見えたのだったが、真子は自動車雑誌企画によるレーサー兼ライターとして働く決意をして、自分が東京へ行くという事を池谷に伝えるのだった。その突然の真子の告白に「いっておいでよ」と池谷はやさしく声を返すのだった。

アニメFinal stage最終話のエンディングではシルエイティと同じ青いレーシングスーツを着用した姿で登場している。

沙雪(さゆき/声 - かかずゆみ)

インパクトブルーのナビ、メカニック担当。苗字は作中で明かされていない。
ナビとして優秀であり、コーナーの対向車の有無やすれ違うポイント等を予測することが出来る。

ナイトキッズの庄司慎吾とは小学校中学校が同じで家も近所だったことから幼馴染というつながりがある。真子が引退した後に一人でシルエイティで走っているかは不明であるが、アニメ版の次回予告では「(引退しても)あたしは走るよ、一人でもね。男に走る!」と発言して真子を呆れさせていた。

ボディカラー
インパクトブルー

主な外装パーツ
NISSAN製S13用フロントバンパー、NISSAN製RPS13用サイドステップ、リアスポイラーBBS製ホイール

ナンバー
群馬 57 え 78-547(Extra Stageでは、群馬 77 に 37-586)

シルエイティという車は普通に販売はされておらず、本車種は日産180SXの車体にシルビアの前部を接合移植した車両の事を言う。ベース車両が180の場合はシルエイティ、ベースがシルビアの場合はワンビアと呼ばれる。これはS13と180は別車種であるが姉妹車の関係があるためにパーツの互換性が高いからである。この特徴をうまく利用したのがシルエイティである。
なおシルエイティを制作するときは車両の全長が4センチほど短縮されることから、エアロパーツを装着して全長を伸ばして帳尻をあわせるか、構造変更を行う必要がある。
なお、シルエイティが生まれた経緯として、180に搭載されているリトラクタブルヘッドライトが修理の際に部品代が高額となることから、そのまま移植できるシルビアの前部を利用してはどうだろうか?という発想から作られたという経緯がある。

なお本作における佐藤真子と沙雪のチーム名となっている「インパクトブルー」は車両の鮮やかな青であるカラーからのインパクトブルーから取られている。

換装車両のためここではベース車両となる180のデータを掲載する。
全長×全幅×全高(mm):4520×1690×1290
ホイールベース(mm):2475
車両重量(kg):1220
エンジン型式:SR20
総排気量(cc):1838
最高出力:170ps/7800rpm
最大トルク:16.0kgm/7300rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FR

藤原拓海と関係のある人々 / その他の人物

茂木なつき(もぎ なつき/声 - 川澄綾子)

拓海と同じサッカー部でマネージャーをやっており、当時は先輩の御木(みき)と付き合っていたが、拓海が御木の下品な話に激怒し殴ってしまったことをきっかけに退部。以来拓海とは口を利くことも無かったが、First Stageの最初にて再び拓海に接触して頻繁に話しかけてくるようになる。これには拓海も驚いていた。この理由としては拓海が御木を殴った本当の事実を知ったらしく仲直りを提案して、海へ行ったり遊びに行ったりと二人の関係はだんだんと恋人同士の関係となっていった。しかしパパと呼ばれる中年男性と援助交際を行い数十万ものお金をもらっていた事を拓海が知ったことで、一方的に拓海から避けられるようになる。それを悔やみ気持ちを入れ替えてハンバーガーショップでバイトをしたりして拓海へ再びアプローチするように努力するも、再び現れた御木に復縁を迫られて拉致されかけた際に拓海に助けを求め、間一髪のところで拓海に助けられる。その後、自分の夢を語る拓海に後押しされて上京して専門学校へと進学した。
第二部では拓海との手紙でのやり取りは続いているようである。

なお、車酔いしやすい体質であり下手くそな運転ではすぐに具合が悪くなってしまう。しかし拓海の運転では全く酔う事は無かった。

御木(みき/声 - 高木渉(First Stage)→山崎たくみ(Third Stage)) / 搭乗車種:セリカ GT-FOUR(ST205型)

拓海のサッカー部の先輩。かつてなつきと付き合っておりその事を自慢して下品な話をしていた所をキレた拓海に殴られて以来、根に持っている。地元に戻った際になつきと再会し拉致同然に連れ去って復縁を迫るも断られ激怒する。なつきを救出するために駆け付けた拓海のハチロクに追いつかれ雪道でスリップしてしまいカードレールに衝突した。

ボディカラー
シルバーメタリック

主な外装パーツ
C-ONE製パーツ スピードライン製ホイール TRD製リアスポイラー

ナンバー
群馬 73よ 27-431

トヨタ自動車が製造販売していたWRCで勝つために開発していたスポーツカー。先代のST185セリカGT-FOURがWRCで勝利したことからそれを引き継いで開発されたモデルである。
エンジンはヤマハが開発し3S-GTEターボエンジンは排気量2リッターで255PSを発生させ、駆動方式は4WDとなっている。
WRCやラリーで活躍した車両であり、現在では中古車の台数もだんだんと減少してきている。
しかしながら、クーペタイプで4WDというのは珍しく今でも人気のある車種である。

本作では御木先輩の回でのみ登場となる車両であり、出番も少ない。
御木が4WDセリカに乗るきっかけになったのは、かつて父親から借りたFRの車で走行中に雪道でスリップ事故に巻き込まれしまった過去から、それ以来4WDの優位性を信じるようになった。故に作中においても冬道の下りを「雪道に4WDが強いのは当たり前なんだ」と言いながら速度を出してダウンヒルを行うが、拓海がどんどんとペースを上げてきたことに対して自分もさらにペースを上げたことで最終的に車が限界を迎えてしまいコーナーを曲がり切れずにスピンしてしまった。あくまで一般人であるために走り屋としての技術は皆無である。
なお、アニマックス放送版では本作で声優として参加した土屋圭市さんをはじめとして、折戸学さんや今村陽一さんら3者による解説対談が行われている。
その際に、土屋さんは「雪でハチロクがGT-FOURに勝っちゃう?ありえない!!」織戸さんからは「アレはバトルと言うより、イジメです」と評されている。

全長×全幅×全高(mm):4420×1750×1305
ホイールベース(mm):2535
車両重量(kg):1390
エンジン型式:3S-GTE
総排気量(cc):1998
最高出力:255ps/6000rpm
最大トルク:31.0kgm/4000rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:4WD

藤原文太の元走り屋仲間

立花祐一(たちばな ゆういち/声 - 西村知道)

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