エースをねらえ!(山本鈴美香)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「エースをねらえ!」は山本鈴美香による日本の少女漫画。集英社「週刊マーガレット」に連載された。少年少女を中心にテニスブームを巻き起こしたスポ根漫画として知られている。アニメ化、映画化の他に、上戸彩主演でテレビドラマ化もされている。テニスの才能を見出されたひろみが厳しい練習に耐えながら一流選手目指して練習に励む、恋と青春の物語。

元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんがテニス始めるきっかけとなったのがこの「エースをねらえ!」だった。昭和時代に大ヒットしたスポ根漫画の代表作で、現役時代の松岡修造さんは海外遠征の時に「エースをねらえ!」全18巻を持参してモチベーションを高めていたらしい。
「エースをねらえ!」でも使われている「この一球は絶対無二の一球なり」という言葉を、ウインブルドンでマッチポイントをとった時にこの言葉を叫び、自分に言い聞かせていたという。
自身のテニス教室にも「松岡修造 熱血教室!~エースをねらえ!~」と漫画の題名を取り入れるほど大ファンである。

宗方仁役の声優・中田浩二が声優になったきっかけは赤面症だった

「必殺仕事人」「暴れん坊将軍」「水戸黄門」などといった時代劇の悪役俳優として30年ものキャリアを持ち、劇団櫂の主催者である声優の中田浩二さんが演劇の道を目指したきっかけは赤面症だったとご自身が語った。
大阪の進学校に進んだものの、これまで勉強一筋で人とちゃんと話せなかった中田さんは、なんとか人と話ができるようになりたいという思いで演劇部に入部、赤面症を克服した。そして演劇の道に進む決心をし、大学2年の時に劇団青年座に入団。座内の発表会を見に来た東北新社から声が掛かって西部劇のアテレコを開始。その後もどんどん声の仕事が舞い込んできたという。
「エースをねらえ!」の宗方仁役について「中田節と言ってもらえる僕の声優としての色が確立した作品です」と紹介している。CMの声の仕事では「宗方仁の声質で」とよく頼まれたと語っている。

「エースをねらえ!」の作者・山本鈴美香は新興宗教の教祖になった

「エースをねらえ!」の作者・山本鈴美香さんは、かつて「ムー」というオカルト少年向けの雑誌に「山本鈴美香の御神託メッセージ」という連載を持っていた。
毎月、神々の話や精神世界の話を掲載し、人気を集めていた。
1981年に新興宗教「神山会」の巫女となり、現在は教祖を務めているようだ。

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