Infini-T Force(第1話『ISOLATED FLOWER』)のあらすじと感想・考察まとめ

『Infini-T Force』(インフィニティ フォース)は、タツノコプロ55周年を記念して制作されたアニメ作品。
ガッチャマンこと鷲尾健は悪の組織ギャラクターに占領された空母の救出に向かう。しかしそこにいたのはロボット兵士を従える謎の人物だった。
今回は「Infini-T Force」第1話『ISOLATED FLOWER』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

『Infini-T Force』の概要

「ヤッターマン」、「ハクション大魔王」など日本のアニメ史に残る名作を次々と輩出してきた老舗のアニメ制作会社タツノコプロの55周年を記念して制作されたTVアニメ「Infini-T Force」。
「ガッチャマン」、「破裏拳ポリマー」、「テッカマン」、「キャシャーン」といった日本を代表するスーパーヒーローが一堂に会し、世界を動かす力を手に入れてしまった少女「界同笑」を守り、あらゆる世界を滅ぼし続ける謎の敵「Z」と戦う。
日本版アベンジャーズとも言うべき今作にはそれにふさわしいキャスト・スタッフが集合している。
声優キャストはガッチャマン(鷲尾健)を関智一(「機動武闘伝Gガンダム」ドモン・カッシュ)が担当、破裏拳ポリマー(鎧武士)を鈴村健一(「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シン・アスカ)が担当、テッカマン(南城二)を櫻井孝宏(「おそ松さん」おそ松)が担当、キャシャーン(東鉄也)を斉藤壮馬(「怪盗ジョーカー」シャドー・ジョーカー)が担当、界堂笑を茅野愛衣(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」本間芽衣子)が担当し、アニメシーン最前線を走る人気者揃いである。
監督は「ガッチャマンクラウズインサイト」の助監督だった鈴木清崇が務め、キャラクターデザインの原案には「エア・ギア」や「天上天下」で人気の漫画家である大暮維人が担当。モーションキャプチャーを用いた本格的な3DCGアニメーションとスタイリッシュにリデザインされたキャラクターで壮大なスケールの戦いを描く。
2018年には劇場版の公開も決定しており、日本のアニメ界を大きく盛り上げる作品となるだろう。

「Infini-T Force」第1話『ISOLATED FLOWER』のあらすじ・ストーリー

「ガッチャマン」こと鷲尾健は悪の組織「ギャラクター」に占領された空母の救出に向かう。
しかしそこにいたのはロボット兵士を従える謎の人物だった。その人物と戦う健だが、突如発生した空間の崩壊に巻き込まれてしまう。

一方、渋谷の女子高生である界堂笑は生死を賭けてバイクで危険運転を繰り返すなど、自堕落な生活を送っていた。
ある日、笑は突如落下してきた空母の残骸に巻き込まれそうになるが、ヒーローである「破裏拳ポリマー」こと鎧武士に助けられる。
しかし空母の残骸と共に現れたロボット兵士の軍団が襲い掛かってくる。

すると空間の崩壊に巻き込まれた健や、渋谷に潜伏していた3人目のヒーロー「テッカマン」こと南城二も出現し、ロボット兵士を撃退する。
そんな中、笑は謎の大きな鉛筆を手に入れるのだった。

"ガッチャマン"鷲尾健登場

ガッチャマン(G-1号)こと鷲尾健

ガッチャマンこと鷲尾健はギャラクターに占領されていた原子力空母の救出に向かっていた。
途中戦闘機に航空機を撃墜されるも、健はガッチャマンに変身。戦闘機を撃墜し、空母に着陸する。
だがそこで待ち構えていたのはギャラクターではなく、見慣れないロボット兵士の軍団だった。
そんな中、突如空が赤く染まり、謎の力により空母が瓦解し始める。
この現象を引き起こしていたのはパワードスーツをまとった謎の人物だった。健はその人物が敵とみて攻撃を仕掛け、その人物が持っていた杖を蹴り飛ばす。
すると空が元通りになるも、健は違う場所に飛ばされていた。

界堂笑登場

物語の鍵を握る少女、界堂笑

東京・渋谷。
高校生の界堂笑は授業中に英和辞典の「hope(希望)」、「happy(幸せ)」、「glad(うれしい)」、そして「family(家族)」という単語を淡々と黒く塗りつぶしていた。授業後、ハロウィンパーティーの話題で盛り上がる友人達の前で笑はライダースーツ姿で現れる。「新しい遊び」を見つけたというのだ。
笑はバイクに乗り、危険な運転で走行していた。笑の新しい遊びとは「危険運転をして生きていたら新しい消しゴムを買う」というものだった。笑はトラックに衝突しそうになるも、無事にスクランブル交差点を走破する。
帰宅した笑はリビングに設置された監視カメラに「ただいま」と告げると、ベランダでスケッチを始める。

"破裏拳ポリマー"鎧武士登場

右側が破裏拳ポリマーこと鎧武士、左側が謎の男ダミアン・グレイ

探偵の鎧武士は案件を終え、ほくほく顔で事務所に戻っていた。そこに友人のダミアン・グレイから連絡が入る。
ダミアンとボーリングに興じる武士。ダミアンは武士にある依頼をしていた。通称「Z」と呼ばれる人物の調査依頼だ。Zは異空間を移動する装置を開発し、あらゆる世界を滅ぼし続けている人物だという。ダミアンはそのZの「願い」を知りたがっていた。
武士は依頼をした理由をダミアンに尋ねる。ダミアンは武士に「正義の心」があり、そして「武士がZに世界を滅ばされたからだ」と答える。
武士は自分が別の世界から来たことを認め、自分が悪と戦うヒーローだったと語る。1年前、武士は「鬼のような奴」と戦闘しているうちにこの世界に飛ばされた。武士はその「鬼のような奴」がZだと考えていた。
ダミアンはZが持つ「願いを叶える」武器について語る。武士はその武器があるのなら、「世界中の人と友達になる」という願いを叶えられると話す。ダミアンは武士の願いに同意する。
その頃、渋谷では電脳空間の中にいる青年が何かの作業をしていた。

"テッカマン"南城二登場

テッカマンこと南城二

翌日、いつものように危険運転していた笑だが武士の車と接触しそうになり転倒する。
慌てて駆け付けた武士と話していると、突如空が赤く染まる。そして上空から空母の残骸と健が降ってくる。さらに笑の手にはいつの間にか大きな鉛筆が握られていた。
笑を空母の残骸から守るために破裏拳ポリマーに変身した武士は健と接触する。会話もそこそこに、健と武は出現したロボット兵士達と戦う。
2人が戦っていると南城二が変身したテッカマンが登場し、健と武士に加勢する。3人のヒーローが戦う光景を笑は愕然としながら見ていた。
そんな中、健と戦ったパワードスーツの人物が登場し、ロボット兵士を下がらせる。パワードスーツの人物は鉛筆を奪おうとするが健に防がれる。
笑はパワードスーツの人物に手にしている巨大な鉛筆が何なのかを問う。すると鉛筆から強力な光が発生する。

3人のヒーローとZ一派

Z一派の1人、ベル・リン

光を発したことでパワードスーツの人物がいなくなり、ロボット兵士や空母の残骸も消えていた。
笑は健達3人に簡単に礼を言って立ち去る。
元の世界に戻りたがる健を落ち着かせ、城二は笑が持つ「ケース」が必要だと語る。

一方、荒廃した街にはZとその一派が集まっていた。Zはいがみ合うベル・リンとラジャ・カーンを落ち着かせ、理想の世界を築く自分達の目的を説く。
そこにはダミアンの姿もあった。ダミアンはZが「ただ一つの世界を残す」ことを目的にしていると指摘し、その願いの如何によっては敵対することを示唆する。
Zは自分と敵対すれば「ケース」が遠のくと釘を刺す。

"キャシャーン"東鉄也登場

キャシャーンこと東鉄也

その夜、笑は手にした鉛筆の使い方がわからず困っていた。すると鉛筆が笑を導くように動き、壁に巨大な三日月を描く。
同じ頃、健達は笑の自宅に到着していた。出かけた笑を見た3人は尾行する。
笑は夜の街で1人の人物を見つける。その人物の胸には鉛筆が書いた三日月が描かれていた。
笑が鉛筆を見せるとその人物の傍らにいたロボット犬が奪おうとする。そこに健、武士、城二が助けに入る。同時に笑達は荒廃した街に転送される。
健に名を問われた人物はフードを外して名乗る。「キャシャーン」と。

「Infini-T Force」第1話『ISOLATED FLOWER』の感想・考察

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