HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは1998年に連載が開始された冨樫義博氏が描く少年漫画である。
くじら島出身の少年、ゴン=フリークスが、父親であるジン=フリークスを追い求める冒険の中での様々な人との出会い成長していく。熱いバトルが繰り広げられる冒険譚である本作品を楽しむためにはかかせないのが念能力の存在。念能力は作中に登場する特殊能力で、その方向性によっていくつかの系統に分けることが可能である。

念能力は、基本的に術者が死亡すると消える。だが能力者が死亡しても必ず解除されるとは限らず、術者が強い執着や恨みを持ったまま死亡すると、その念が「死後強まる念」として恐ろしく強くなる場合がある。この念は憎悪や執念の対象へと向かいやすい。既に念を込めたものがあれば、それが強大化する可能性は非常に高い。

またかけられた念能力を解除するには、定められた解除条件を満たす以外に「除念」をする方法がある。これが可能な念能力者を「除念師」と呼び、その数は非常に少ない。特に死者の念を解除することは極めて難しいため、これが可能な除念師は世界に10人足らずである。
「除念」の方法は様々だが、完全にそれを除去できるわけではなく、除念師が他者の念を代わりに背負うため、リスクが伴う。

カウンター型

敵の攻撃を受ける等の条件を満たす事で、それ以上のダメージを相手に与えるタイプの念能力。戦闘力に勝っている相手に対しても、簡単に勝てる見込みがある。強力な反面、発動条件がばれると弱い。また絶の状態にされるとそもそもカウンターが発動しなくなる。

相互協力型(ジョイントタイプ)

複数の能力者が協力することで爆発的な能力を発揮できるタイプの念能力。例として、具現化系の能力者が銃を具現化し、放出系の能力者がその銃から弾を発射すると通常よりも威力が大幅に上昇する。変化系・具現化系・放出系・操作系など複数の系統が必要な能力でも、何人かが協力すれば可能となる場合もある。欠点は1人でも欠けると能力を十分に発揮できなくなる点。

無敵型

特定の条件を満たすことで一切の攻撃が通じなくなってしまうタイプの念能力。非常に強力である分、とても厳しい条件が伴う。

ゴン=フリークスの念能力・必殺技

本作の主人公。
くじら島という自然豊かな島の出身で、幼い頃より大自然に囲まれて育つ。
幼い頃に出会ったハンターのカイトに自然の厳しさと父親のジンのことを教えられ、父親やカイトのような「ハンター」に憧れを持つ。
父親・ジンと同じ12歳の誕生日の少し前に、ハンターとなりジンに会うという自分の夢を叶えるためにくじら島を旅立つ。
念能力は放出系寄りの強化系。オーラの量は作中でも度々驚かれるほどに膨大だが、その流れを操るのは少々苦手である。キメラ=アント編で「二度と念能力が使えなくてもいい」という覚悟で急成長を遂げ、その反動により瀕死の状態になる。親友のキルアの尽力で体は元に戻ったものの、念能力が使えない状態に陥った。

ジャジャン拳

「最初はグー…」というジャンケンでお決まりの掛け声で構えの体勢に入り、そこから強化系の「グー」・変化系の「チー」・放出系の「パー」といった3系統の技を繰り出す。
ゴンは強化系念能力者であるが、得意な強化系にオーラの性質が近い2系統を含めた3系統の必殺技を扱う。構えから技を繰り出す一連の動作の隙が大きく、技のタイミングを計られやすいなどの欠点がある。ゴンはそれを逆手に取りフェイントを入れたり、「あいこで…」と言って連続で繰り出したりして対応している。
技名はビーストハンターのナックルに技名を聞かれたときに「ジャ…ジャン拳」とつっかえて言ってしまったのを、そのままナックルが誤解してしまったことからきている。

グー

強化系必殺技。
オーラを込めた渾身のパンチを放つ。
ゴン自身は強化系念能力者であり、3種類の必殺技の中では群を抜いて威力が高い技である。ゴンの膨大なオーラ量もあって、直撃すれば格上の相手でさえも致命傷を与えられる。

チー

変化系能力の必殺技。
手先からオーラを刃状に形成して剣のように扱う。
その切れ味は非常に硬いキメラ=アントを両断するほどの強度を誇る。
六性図において、自身が得意な強化系能力からすれば習得率の悪くはない変化系能力であるが、習得に手こずっていた。

パー

放出系念能力の必殺技。
手のひらを前に突き出し、そこからオーラの塊を相手に向けて放つ技。弾自体に特別な仕掛けはなく、まっすぐ敵に向かって飛ぶ。
ゴンは放出系寄りの強化系オーラの持ち主であるため、「グー」に比べれば威力は落ちるが「チー」よりは早くに習得できた。

急速的成長(仮称)

2sS_Nakamura
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@2sS_Nakamura

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