ウィッチャー3 ワイルドハント(The Witcher 3: Wild Hunt)のネタバレ解説・考察まとめ

ウィッチャー3 ワイルドハントとは、ウィッチャーと呼ばれる怪物退治の専門家の男、ゲラルトを主人公としたアクションRPGのシリーズ3作目だ。今作はオープンワールドとなっており、その広い世界で起こる重厚なストーリーと世界観の作り込みが高く評価されている。かつての恋人、女魔術師イェネファーを探すことからゲラルトの最後の伝説は幕を開ける。

イェネファーがスケリッジで調査していたのは、魔法によって半壊した森だった。そこには、やはりシリが関係していた。シリはエルフの魔術師と共に、ワイルドハントから逃げており、ワイルドハントに追い詰められたその時、魔術師が魔法を使い森で爆発を起こしたのだった。負傷したシリはヴェレンへと瞬間移動し、魔術師も別の場所へ移動したようだ。それからしばらく後に、ヒンダースファルという島にワイルドハントが現れた。その話を聞いたゲラルトとイェネファーは、島を調査する。
ヒンダースファルには、『臆病者』と呼ばれて一族から爪弾きにされているスヒャールという男がおり、シリがその男と一緒にいるのを見た者がいた。スヒャールは既に亡骸となっていたが、イェネファーの降霊術によって、その口からシリのことが語られた。
傷を負って気絶したシリは、スヒャールに保護されていた。そしてスヒャールと共にエルフの魔術師との待ち合わせ場所に向かおうとしたところで、ワイルドハントが村を襲った。スヒャールは決して『臆病者』などではなかった。襲撃から逃げ出すことはせず、シリを送り届けてくれたのだ。
シリと魔術師は無事に合流したが、スヒャールはワイルドハントに襲われてしまう。しばらく後に意識を取り戻した彼が見たのは、奇妙な生物が歩く姿だった。ゲラルトはその生物に覚えがあった。それはクロウパーチの男爵邸で遭遇した『ウーマ』だったのだ。
『ウーマ』の姿は呪いによるもので、もしかするとシリかもしれない。解呪する価値は大いにあった。

ケィア・モルヘン

クロウパーチで『ウーマ』を引き取り、ゲラルトはウィッチャーの砦、ケィア・モルヘンへ向かった。イェネファーとヴェセミル、そして同じウィッチャーのランバート、エスケルとも再会し、皆で『ウーマ』の解呪を試みる。

呪いによって『ウーマ』の姿となっていたのはシリではなかった。彼女と行動していたエルフの魔術師、アヴァラックだったのだ。彼は、シリが霧の島に隠れていることを知っていた。だが彼女がその島を出てしまうと、ワイルドハントは即座に居場所を嗅ぎ付けてしまう。ゲラルトはワイルドハントを迎え撃つために、各地で仲間を集めてから霧の島へと向かう。

賢者アヴァラックの知識は、シリを探し、ワイルドハントを倒すためには必要不可欠だ。

霧の島で、ゲラルトはついにシリと再会する。そして彼女の口から、ワイルドハントに追われている理由が語られる。
ワイルドハントは異世界の者で、それを率いるのはエレディンという王。彼らの世界は滅亡の危機に瀕していたので、こちらの世界を侵略をしようとしたのだ。しかし一度に大量のワイルドハントを送り込むことは困難なため、古代の強い魔力の血を引くシリが狙われたのだった。
シリはワイルドハントに追われていることを悟り、その能力を使って異世界に逃げ出した。その時に出会ったアヴァラックの協力があり、しばらくの間身を隠すことができたのだ。その後、ワイルドハント達は自分のことを諦めただろうと思い、こちらの世界に戻ってきたという。しかしワイルドハントはシリがこちらの世界に来たことにすぐ気付き、彼女は再び追われることになったのだ。

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ついに再会を果たしたゲラルトとシリ。血が繋がっていなくても、二人の絆は強い。

決戦と仇討ち

シリを連れてケィア・モルヘンへ戻ると、間もなくしてワイルドハントの将軍の一人、イムレリスが軍を率いて攻め入ってきた。ゲラルトとシリ、そして仲間達は戦ったが、悲劇は起こってしまった。イムレリスの手によって、ヴェセミルが命を落としたのだ。ヴェセミルの死にショックを受けたシリは、力を暴走させてしまう。ワイルドハント達は次々と倒れていったが、イムレリスは逃走してしまった。

「お前は言うことを聞かんやつだな。でもそこが好きだったぞ」ヴェセミルはそう言い残し、シリを守って命を散らした。

ヴェセミルの葬送を行った後、イェネファーは女魔術師達に協力を求めるため旅立った。ゲラルトはアヴァラックから、イムレリスに関するある話を聞く。ヴェレンの山で開催される魔女の集会に、イムレリスも参加するというのだ。ゲラルトとシリはヴェセミルの仇を打つべく、ヴェレンへと向かった。
二人が乗り込んだ先で見たものは、宴を楽しむイムレリスと、若者を食い漁る妖婆、『森の貴婦人たち』だった。ゲラルトはイムレリスと戦い、仇討ちはできた。シリは貴婦人たちと戦ったが、貴婦人の内の一人にヴェセミルの形見を奪われ、逃げられてしまう。

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サキュバスを侍らすイムレリス。ゲラルトはヴェセミルの仇を討つ。

最後の戦いへ

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ゲラルトはノヴィグラドにいるイェネファーやトリスと合流。女魔術師たちとの交渉や救助に成功し、協力を得られることとなった。そしてアヴァラックの助言により、エレディンの部下の一人と取引することを勧められる。アヴァラックと共に異界に赴き、取引は成功した。ワイルドハントの勢力を減少させることができたのだ。
エレディンと戦うには、スケリッジに眠る『太陽の石』が必要となった。エルフの遺跡でこれを入手し、ゲラルト達はついに、エレディン率いるワイルドハントの軍勢と戦うことになる。

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エレディンを倒して全てが終わるわけではなかった。シリは世界の終末を阻止するためにエルフの塔を登る。

エンディング

最後の戦いを終えた後にエンディングとなるのだが、このゲームはマルチエンディングとなるため幾つか種類がある。メインとなるエンディングの分岐は、ストーリー終盤の選択肢が影響する。
大まかに分けて3種類になる。最後の戦いでシリの行方が分からなくなる「行方不明エンド」、シリがエムヒル皇帝の後を継ぐ「女帝エンド」、そして最後に、自由の身になる「ウィッチャーエンド」だ。これにゲラルトの恋の行方(イェネファーかトリスか二股か)や世界情勢(サイドクエスト等も影響する)がプラスされる。

行方不明エンド

行方不明エンドではゲラルトが森の貴婦人たちと闘い、奪われたヴェセミルの形見を取り返す。しかし形見を持っていたシリは行方が分からないままであり、ゲラルトも貴婦人も「死んだ」と語っている。悲しむゲラルトの回りに大量の怪物の群れが現れ、終わりとなる。

女帝エンド

女帝エンドでは、シリがゲラルト達の元を離れ、実父であるエムヒルの元に戻ることを決意する。雪景色の中でゲラルトとシリが語らい、ニルフガードの迎えが来て二人は別々の人生を歩んで行くこととなる。

ウィッチャーエンド

ウィッチャーエンドは、ゲラルトがエムヒルに謁見する所から始まる。シリは行方不明だと皇帝に報告したゲラルトは、ホワイト・オーチャードで刀鍛冶と落ち合う。刀鍛冶から一振りの剣を受け取り、向かった先にはシリがいた。自由の身となったシリは、ゲラルトから贈られた剣を手にウィッチャーとして生きていくのだった。

『ウィッチャー3 ワイルドハント』の登場人物・キャラクター

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