久保田利伸(Toshinobu Kubota)とは【徹底解説まとめ】

久保田利伸とは、Japanese R&Bのパイオニアと呼ばれるミュージシャン。現在まで邦盤アルバム15作、洋盤アルバム3作を発表しており海外でも活躍している。ライブの完成度にも定評があり、代表曲「LA・LA・LA LOVE SONG」「Missing」「LOVE RAIN~恋の雨~」などデビューから30年以上経った今でも日本の音楽シーンを代表するミュージシャンである。

1.United Flow 〜Foreplay〜
2.まんまでGO
3.無常
4.DO ME BABY
5.Respect (this & that) 〜Extended Funky Jam Version〜
6.My Bad
7.Heaven?
8.United Flow 〜Replay〜
9.Because of U
10.Free your Soul
11.MOONSTRUCK
12.Candy Rain
13.In your flow 〜Eternal Flow Version〜

久保田利伸の12枚目のアルバム。2002年4月10日発表。週間チャート最高9位。前作「As One」から1年7ヶ月を経ての発表となった。この頃、日本ではR&Bブームが到来しており、平井堅、宇多田ヒカル、MISIAなど数多くの実力派R&Bミュージシャンが現われ始めたが、その中でも久保田はこのアルバムで圧倒的な貫録を見せつけている。非常にソウルフルな楽曲が多く、夜景を見ながら聴きたいアルバムである。ヒット曲「Candy Rain」も収録されている。

Time to Share

1. Beating of My Heart
2. Living for Today feat. Mos Def
3. Breaking Through/Yaheat/Mybeat (Interlude, Pt. 1)
4. Hold Me Down feat. Angie Stone
5. Neva Satisfied
6. Shadows of Your Love
7. It's Time
8. Cause You're So Bad
9. Hope You'll Be Well/Yaheat/Mybeat (Interlude, Pt. 2)
10. Voodoo Woman feat. Renee Neufville

久保田利伸の3枚目の全米アルバム。2004年9月21日発表。日本チャート週間最高25位。久保田自身の好きなものを好きな人たちとやるといったコンセプトのもと制作された。アルバムを通してネオ・ソウル的な要素を多く含んでおり非常に自然体でのびのびとした久保田のボーカルが印象的な作品。ヒップホップミュージシャンのモズ・デフやR&Bミュージシャンのアンジー・ストーンなど大物ミュージシャンとも共演しておりバリエーションに溢れた作品である。

※モス・デフ (Mos Def):アメリカのヒップホップミュージシャン。俳優。アンダーグラウンドヒップホップシーンを牽引。
※アンジー・ストーン(Angie Stone):アメリカのR&Bミュージシャン。グラミー賞を受賞。

For Real?

1. Vibe for rela -Foreplay-
2. Dr.Party
3. Riding to the Sight
4. U drive me crazy
5. a love story
6. It's Time to Smile
7. 君にあうまでは
8. Slow Jam Loving
9. Vibe for real -The play-
10. 君のそばに
11. Sign of Love -Soul Response Version-
12. Club Happiness -Brothahood Version feat.KM-MARKIT-
13. 隙間

久保田利伸の14枚目のアルバム。2006年3月1日発表。週間チャート最高13位。久保田らしい言葉遊びや楽しい雰囲気が、アメリカでの活動を通してより洗練されており存分に楽しむことができる。バラードの曲も数多く収録されており徐々に心に染みわたる、そういったアルバムに仕上がっている。

1. Timeless Affection ~Foreplay~
2. Keep it Rock (feat.WISE,Tarantula from Spontania)
3. Soul Mate ~君がいるから~
4. FLYING EASY LOVING CRAZY
5. 24/7 ~NITE AND DAY~
6. STAR LIGHT
7. Is it over?
8. Tomorrow Waltz
9. Timeless Affection ~The play~
10. M☆A☆G☆I☆C feat.KREVA
11. The Other Half
12. 僕じゃない
13. Life-long High-way
14. Nyte Flyte
15. Moondust (poetry reading by Kyoko Koizumi)

久保田利伸の12枚目のアルバム。2010年2月24日発表。週間チャート最高9位。前作「For Real?」から約4年ぶりの発表となるオリジナルアルバム。初期の久保田を思い起こさせるポップな楽曲もあり、とてもベテランとは思えぬ最先端の若々しいサウンド、そして王道R&B・ファンクと非常にバリエーションに富んだアルバムとなっている。バラード曲も多く収録されており絶妙な緩急のバランスもとれている。日本のブラックミュージックといえばやはり久保田であると言わざるを得ない、そう思わせてくれるアルバムである。

Gold Skool

1. Gold Skool ~Foreplay~
2. Jungle Love
3. Wednesday Lounge
4. Winds
5. Prisoner
6. Golden Smile feat. EXILE ATSUSHI
7. Gold Skool ~The play~
8. Still In My Mind
9. Tick Tock
10. R n'B Healing
11. 海へ来なさい
12. 流れ星と恋の雨 ~毎度オブリガート ver.~
13. 声にできない ~English ver.~

久保田利伸の13枚目のアルバム。2011年8月9日発表。週間チャート最高3位。前作「Timeless Fly」から約1年半ぶりの発表となるデビュー25周年記念アルバム。25周年記念アルバムだが決して派手に飾らずいつも通りの久保田サウンドを楽しませてくれる。今作は優しく柔軟なサウンドが特徴で、聴けば聴くほどこのアルバムの魅力に引き込まる作品となっている。楽曲「Tick Tock」など50歳を超えた久保田だからこそ制作できた楽曲もあり非常に前向きな気持ちになれる。また、楽曲「海へ来なさい」は井上陽水の楽曲であり久保田流にアレンジされ歌われている。

Parallel World II KUBOSSA

1. As you're in Rio 〜Foreplay〜
2. Corcovado(Quiet Nights of Quiet Stars)
3. Smile・Eyes・Cry
4. Between The Sheets
5. Dance If You Want It(KUBBOSA ver.)
6. Heavenly Lady
7. As you're in Rio〜The play〜
8. The Shadow of Your Smile
9. a Love Story(KUBBOSA ver.)
10. 雨音(KUBBOSA ver.)
11. My Cherie Amour

久保田利伸の14枚目のアルバム。前作「Gold Skool」からは1年11ヶ月振りの発表となった。週間チャート最高11位。今作は22年振りとなる「PARALLEL WORLD」シリーズであり、「KUBOSSA」の名前の示す通りボサノバの要素を取り入れたアルバムとなっている。このアルバムはボサノバの本場ブラジルでレコーディングされた。このアルバムを聴けばリラックスしている久保田の優しい歌声に癒されるだろう。

L.O.K

1. L.O.K ~Foreplay~
2. Cosmic Ride
3. Free Style
4. majo?
5. Squeeze U
6. Honey Trap
7. Loving Power
8. L.O.K ~The Play~
9. Upside Down
10. Da Slow Jam
11. Tiny Space
12. Peaceful Sky
13. Bring me up!

久保田利伸の15枚目のアルバム。2015年3月18日発表。前作「Parallel World II KUBOSSA」から3年半ぶりのアルバムとなる。ヒット曲「Bring Me Up!」を収録している。アルバムタイトル「L.O.K」は「Lots Of Kisses」の略であり、久保田の人生での感謝の思いを楽曲に込め、すべての人に「Lots Of Kisses」を贈るといった久保田利伸の想いが込められている。

久保田利伸 代表曲

LA・LA・LA LOVE SONG

1996年5月13日発表。週間チャート最高1位。オリコン歴代シングルランキング32位。フジテレビ系ドラマ「ロングバケーション」主題歌。久保田利伸 with ナオミ・キャンベル名義でリリース。ナオミ・キャンベルとニューヨーク在住中の久保田が、偶然ナオミと同じマンションに住んでおり、後に意気投合したことから実現している。久保田利伸の代表作であり発売から約20年経った今でも人々に愛され歌い継がれる歴史に残る名曲である。

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