宝石の国(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『宝石の国』とは市川春子による漫画作品。累計発行部数は140万部を超える。2017年10月にアニメ化した。アニメーション制作は「オレンジ」。
今から遠い未来。この星にいた生物は不死の体を持つ宝石になっていた。月から飛来する「月人」と呼ばれる連中は宝石たちを攫い、装飾品にしていた。二十八体の宝石たちと月人との戦いを描く。

シンシャって…誰だっけ…?

アンタークを失って以降のフォスは別人の様に変わってしまった。そんなフォスにルチルは驚きながらも、冬眠から目覚めたシンシャの様子を見てくる様に頼む。しかしフォスは顔色を変えることなく、この言葉を発した。
フォスはこれまで居場所がないシンシャを助けるために行動してきた。しかしその結果、フォスは四肢を失い、助けようとしたシンシャの事さえ忘れてしまった。
悲惨な現実を思い知らされるこの言葉は、ルチルだけではなく、視聴者も凍りついた。

「すごいんだ、これ…フワッフワで。」

しろに対する態度からフォスは先生と月人が関係しているのではないかと勘ぐっていた。
フォスは真剣な表情で先生にそのことを問いただすが、先生は白の毛に包まれながら眠ろうとしていた。その事を怒ったフォスに先生はこのセリフを返した。
重要な秘密に迫るシーンであり、なおかつ最終回の1話前という大事な回。先生のこれまでのキャラクターを忘れたようなボケに視聴者はおもわず笑ってしまった。

最終話でシンシャとフォスが岬で話すシーン

シンシャはフォスから仕事を手伝うように依頼されるが、それはフォスが以前に提示した約束とは違うものだった。
フォスは以前「「夜の見回りよりずっと楽しくて、君にしかできない仕事を僕が必ず見つけてみせるから。」と言っていたのだが、今回の依頼された仕事には「楽しい」が抜けていた。
仕事の依頼を受けたシンシャは恥ずかしそうに「楽しい」が抜けていると指摘する。そのシンシャの表情がツンデレ要素満載で視聴者が盛り上がった。
宝石たちは生物ではないため体温などが存在せず、顔が赤くなることもないのだが、シンシャの宝石の色が月明かりに反射して高揚しているような演出がされており、それも好評だった。シンシャファンにはたまらないシーン。

最終話のラストシーン

最終話のラストシーンは1話のフォス登場のシーンと酷似している。
1年前はのんきに草原で寝ていたフォスは、月人を待ち望むようになり、先生に会う前に身だしなみを整えていたフォスはもうおらず、今では先生に疑惑の念を抱いている。
比べて見てみると見事な対比となっている。

『宝石の国』の主題歌

OP(オープニング)YURiKA:『鏡面の波』

ED(エンディング)大原ゆい子:『煌めく浜辺』

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