バジリスク〜甲賀忍法帖〜(Basilisk)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』とは、山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」をせがわまさきが漫画化した作品。2005年にTVアニメ化もされている。この物語は徳川将軍家の世継ぎ問題に巻き込まれた伊賀と甲賀、その両家の跡取りが愛し合いながら殺し合いをする運命をどのように受け止めるかを描く時代劇漫画。

CV:矢薙直樹
初めは長髪だったが駿府にて風待将監との戦いの際に短髪になる。黒縄という細い糸を武器にして戦う。若く血気盛んだが、恋仲の蛍火にはかんざしを買ってあげたり想いやりのある一面も持つ。最期は如月左衛門と霞刑部によって首の骨を折られ討ち倒される。

お幻(おげん)

CV:(老)京田尚子(若)沢城みゆき
伊賀鍔隠れ衆頭領で朧の祖母。若い頃は美人で弾正と恋仲であった。薬師寺天膳を朧の許嫁にしようと考えてはいたが、天膳の性格を見抜き取りやめ、もしものことがあればと天膳の弱点も朧に教えた。最期は弾正と相討ちになり共に川に流される。

その他

徳川家康(とくがわ いえやす)

CV:大平透
大御所。南光坊天海に相談した後、徳川3代目を決めるために甲賀と伊賀の不戦の約定を解き戦わせた張本人。

服部半蔵(はっとり はんぞう)

CV:立木文彦
漫画、アニメ番だと4代目服部半蔵正広(原作小説は2代目「服部半蔵正就)。原作での時代考証のミスの修正を図った為このようになった。

服部響八郎(はっとり きょうはちろう)

CV:杉田智和
漫画の最後に少しだけ出て来ただけだがアニメでは監視役をしている。半蔵の養子で時代考証のミスで2代目服部半蔵が幼い弦之介と朧に会ったことがある話を補完するために用意された人物。実の父親は2代目服部半蔵正就。

阿福(おふく)

CV:斉藤貴美子
竹千代の乳母で勝つためなら何でもする女性。伊賀の手助けなどをルール違反をしながら助勢した。後の春日局である。

『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』の用語解説

駿府城

徳川家康が二代目秀忠に将軍職を譲った後に住んでいた城である。

不戦の約定

服部家の統率する地域にあった甲賀と伊賀の争いを大規模になる前に止めるべく服部半蔵が定めた約定。

人別帳

不戦の約定が解かれたこと、甲賀十人衆伊賀十人衆の名前、人別帖をもって五月晦日に駿府城にやってきて人数が多かった方の勝ち記された巻物。

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