戦姫絶唱シンフォギアGX(Symphogear GX)のネタバレ解説まとめ

『戦姫絶唱シンフォギアGX』とは、上松範康と金子彰が原作を務めた人気アニメの第三期作品。
世界を分解しようと企む錬金術師を相手に、奏者と呼ばれる少女たちの決意と戦いを描く。
歌をテーマとしたシリーズであり、日本武道館でのライブが行われるなど、その楽曲も人気を博している。

『戦姫絶唱シンフォギアGX』概要

戦姫絶唱シンフォギアGXは、2015年7月より放送されたテレビアニメ作品である。
全13話、原作は上松範康と金子彰史、監督は小野勝巳。
前作である戦姫絶唱シンフォギアGより続く物語として制作され、主題として家族の絆が挙げられた。
本作では、「魔法少女事変」と呼ばれる、錬金術師との戦いが描かれる。
シリーズの大きな特徴として、歌いながら戦う、というものが挙げられ、物語の大きな要素となっている。
劇中で使用された楽曲は、ヒットチャートの上位に入る人気を見せる。
2016年2月には、ライブ「シンフォギアライブ2016」が日本武道館で開催され、観客を大いに盛り上げた。

『戦姫絶唱シンフォギアGX』のあらすじ・ストーリー

未知なる能力を持つ聖遺物であるソロモンの鍵を巡る戦いであるフロンティア事変より数ヶ月後、立花響たち聖遺物の力を身にまとうシンフォギアの奏者は、国連所属の超常災害対策機動部隊S.O.N.Gの一員として、各地の救助活動にあたっていた。
そんな中S.O.N.Gは、特異認定災害であるノイズに似た波形を検知する。
そこには、謎の敵に追われる少女の姿があった。
S.O.N.Gの奏者は、オートスコアラーと名乗る謎の敵を退けるものの、アルカ・ノイズと呼ばれるノイズの一種により、シンフォギアの装着機構であるペンダントを破壊され、シンフォギアを纏うことが出来なくなってしまう。
奏者によって救われた、人工生命であるホムンクルスの少女エルフナインは、魔法とも呼ばれる力を操る錬金術師であるキャロル・マールス・ディーンハイムが、かつて父が救ったはずの民衆によって殺された復讐として、世界を破壊しようとしていることを語る。
数百年の長きを生きるキャロルによって生み出されたスペアボディでありながら、復讐をよしとしないエルフナインは、それを止めるための手立てとして、ペンダントの修理を含めたシンフォギアの強化プランであるプロジェクト・イグナイトを提案する。
プロジェクト・イグナイトによって強化されたシンフォギアの機能、イグナイト・モジュールは、その力と引き換えに、精神に負荷を与えるものであり、強靭な精神力がなければ扱うことすらできない代物であった。
負荷に耐えきれず、一時は膝を折る奏者たちであったが、共に死線をくぐり抜けてきたその絆により、キャロルの作りだした人造人形であるオートスコアラーらを破壊する。
しかしキャロルの目的は、オートスコアラーをイグナイト・モジュールによって倒させることで譜面を作成し、世界を破壊する歌を完成させることであった。
キャロルは、世界を壊す歌の完成に必要である、居城チフォージュ・シャトーの全機能を開放するため、異端技術の結晶である聖遺物が封印されている竜宮の深淵へと侵入する。
そこで、フロンティア事変の真の黒幕であるウェル博士と出会い、その力を借りることでチフォージュ・シャトーの全機能を開放することに成功するが、英雄的行為を是とするウェル博士は、キャロルの目的が世界の破壊であったことを知り、決別する。
一方響は、家族を捨てた父親の立花洸との再会を果たすが、そこには、かつての立派な父親としての姿はなかった。
そんな中、歌を完成させたキャロルが、世界を破壊するために、妨げである響を倒そうと最終決戦を挑む。
苦戦する響だったが、強大な敵に立ち向かう響の勇気を見たことで改心した洸の助けにより、戦う力を取り戻す。
奏者たちはウェル博士の犠牲によりチフォージュ・シャトーを破壊し、これによって世界の破壊を免れたが、それでもなおキャロルは奏者たちに襲いかかる。
集結した6人の奏者の力により、ついにキャロルは倒されるが、錬金術の総本山である欧州の胎動により、戦いは新たな局面を迎え、物語は終わりを告げるのであった。

『戦姫絶唱シンフォギアGX』の登場人物・キャラクター

立花響(たちばなひびき)

CV:悠木碧

私立リディアン音楽院に通う高校二年生。
「戦姫絶唱シンフォギアG」にて身体に侵食していた、聖遺物であるガングニールの破片が除去されたことで、シンフォギアの装着能力を失うが、敵であったマリアよりもう一つのガングニールを託される。
人助けが趣味で明るい性格だが、かつて起こった事故が原因で家庭が崩壊してしまったことを後ろめたく思っている。
父親がよくつぶやいていた「へいき、へっちゃら」が口癖。

風鳴翼(かざなりつばさ)

CV:水樹奈々

天羽々斬の奏者で、刀を扱う。
現在は私立リディアン音楽院を卒業し、アーティストとして世界を駆け回っている。
祖父の子である、という複雑な家庭環境のもとに生まれたことから、父に対し負い目を持っている。
戦闘面ならず精神面においても頼りになる存在だが、家事全般が非常に苦手。

雪音クリス(ゆきねくりす)

CV:高垣彩陽

イチイバルの奏者で、銃器を扱う。
音楽家の両親を持つ、私立リディアン音楽院に通う高校三年生。
自分が翼に救われたことから、調、切歌ら後輩奏者に対して、先輩らしくあろうと奮闘する。
その破天荒な言動とは裏腹に、学校の成績は良いほうである。

マリア・カデンツァヴナ・イヴ

CV:日笠陽子

「戦姫絶唱シンフォギアG」で起きた、フロンティア事変を引き起こした組織F.I.Sのリーダーであったが、米国政府との取引により解放され、自身の過ちを精算するためにS.O.N.G.に転属する。
響に渡したガングニールのかわりに、エルフナインにより修理された、妹セレナのシンフォギアであるアガートラームを身にまとい戦う。
前作に引き続き、トップアーティストとして活躍している。

月詠調(つくよみしらべ)

CV:南條愛乃

シュルシャガナの奏者で、ノコギリを扱う。
F.I.Sに所属していたが、米国政府とマリアの取引により解放され、私立リディアン音楽院に入学。
誰かに守られている自分を弱いと感じ、人間として強くあろうとする。
毒舌家だが、その心根は優しい。

暁切歌(あかつききりか)

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