バイオハザード3 LAST ESCAPE(Resident Evil 3: Nemesis)のネタバレ解説まとめ

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『バイオハザード3 LAST ESCAPE』は1999年カプコンよりplaystation用ソフトとして発売されたゲームである。バイオハザードシリーズの3作目にあたり、1作目の登場人物であるジル・バレンタインが中心になっている。1作目で起きた生物災害「洋館事件」の2ヵ月後のラクーンシティが舞台となり、圧倒的強さを誇るクリーチャー「追跡者(ネメシス)」からの逃亡と対峙が今作の主軸となっている。

『バイオハザード3 LAST ESCAPE』の概要

バイオハザード3ラストエスケープは、本編シリーズの3作目にあたり、時系列的には前作(1998年発売「バイオハザード2」)よりも過去からのスタートとなる。

プレイヤーはバイオハザード1にも登場した主人公ジル・バレンタインと、今作初登場のカルロス・オリヴェイラを操作し、Tウィルス蔓延により崩壊したラクーンシティから脱出することを目的としている。
一番の特徴は「追跡者」という、いわばラスボスに該当する最強の敵が冒頭から登場し、執拗にプレイヤーを追跡するという「追われる恐怖」に特化していることである。
また「ライブセレクション」というシステムが導入され、主人公が窮地に立たされた時、次にどんな行動を取るか2択を迫られる。選択によってはその後の追跡を回避できたり、逆にピンチになる等、主人公の生命を掛けた選択を迫られる臨場感溢れるものになっている。

ドリームキャスト、ゲームキューブ、PCに移植されており、ゲームアーカイブスでも配信されている。

『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のあらすじ・ストーリー

バイオハザード1の舞台となった洋館事件は、 ラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.S. の力によって収束した。しかしアンブレラ社は警察組織、ラクーンシティ上層部と癒着していたため、事件の真相は公表されることなく幕引きとなった。
生き残ったS.T.A.R.S.のメンバーはそれぞれアンブレラ社の悪事を暴くため独自の調査に乗り出していた。
多くの隊員たちがアンブレラ社の本拠地ヨーロッパへ旅立つ中、ジル・バレンタインだけはラクーンシティに残り、アンブレラ社研究所の調査を続けていた。

洋館事件から2ヵ月後の9月28日、アンブレラ社研究所の地下施設から生物兵器Tウィルスが流出し、街全体に大規模なバイオハザード(生物災害)が発生してしまう。
外部との連絡はおろか、交通網、ライフライン等都市機能は全て壊滅状態となる中、ジルはラクーン市警を目指す。
ところがラクーン市警も既にゾンビ化した警察官で溢れ、同僚のブラッドは死んでいた。
絶望するジルの前に、更に追い討ちをかけるように現れたのが不死身の追跡者(ネメシス)だった。
追跡者の追跡から逃げながら警察署を捜索しているうちに、ジルは謎の無線を受信する。途切れ途切れのメッセージは、カルロスと名乗る者からで、「生存者がいない」「大至急…」とだけ聞き取ることが出来た。ジルはその無線を頼りに生存者がいないか捜索することを決意した。

商店街にさしかかったジルは、そこで アンブレラバイオハザート対策部隊(U.B.C.S.)隊員・カルロス(先ほどの無線の主)と出会う。
カルロスの話によると、U.B.C.S.は今回のバイオハザードから市民を救出するために投入されたのだが、到着後すぐにゾンビたちに襲われ殆どの隊員が命を落とし散り散りになってしまったのだという。
バイオハザードの原因を作ったアンブレラの手の者だと知ったジルは「ムシがよすぎる」と反発するが、迫り来る追跡者やゾンビたちの前に協力せざるを得ず、しぶしぶ行動を共にすることになった。

カルロスは、他の生き残ったU.B.C.S.の隊員たちと合流し、時計塔に来る予定の回収ヘリで脱出する計画をジルに伝えた。
ジルはその計画に協力し、時計塔までの移動手段となる電車を動かすためのパーツ集めに奔走する。
途中生き残りの隊員ニコライと遭遇するが、彼はまだ完全にゾンビ化していない仲間の隊員を撃ち殺す等不審な動きをとっていた。その後大量に押し寄せたゾンビの群れに飲まれてしまう。その場に居合わせたジルは自らが逃げることに精一杯でニコライの最期の叫びを聞きながら逃げた。

何とかパーツを集め電車を動かすことに成功したジルたちだったが、彼女たちの乗る電車を追跡者が襲う。共に脱出を試みていたU.B.C.S.のミハイルは、自らの命を犠牲にして追跡者を巻き込み自爆する。
何とか無事時計塔に辿り着き、回収ヘリ到着に安堵したジルたちだったが、まだ生きていた追跡者が再び追いつき回収ヘリをロケットランチャーで打ち落としてしまう。
その際ジルは追跡者の攻撃を受けTウィルスに感染し意識を失ってしまう。昏睡状態のジルを救うため、カルロスは病院に潜入し抗体ワクチンを入手しようとする。

無事ワクチンを入手しジルを助けることができたカルロス。再び脱出の方法を模索する二人の前に、既に死んだはずのU.B.C.S.隊員ニコライが現れる。
実はニコライは、今回の事件に関係しているアンブレラ社研究者の抹殺と、投入した新型B.O.W.(生物兵器)の実践データ収集を目的としたアンブレラ社の諜報員だったのである。ニコライはジルたちを救出する意思がないことをきっぱり告げると姿を消した。彼を追いかけようとするジルの前には巨大ワーム(グレイブディガー)が姿を現したのだった。

何とか巨大ワームから逃げるうちにジルはアンブレラ社の廃棄工場に辿り着く。そこでジルは合流したカルロスから、ラクーンシティに核ミサイルが打ち込まれる大統領命令が下されたという情報を得る。再び二手に別れ工場内を探索を開始、カルロスは脱出用のヘリの確保に成功する。度重なる戦闘を経て異形の姿に変わり果てた追跡者がしつこくジルを殺そうと迫るが、工場内に保管されていた試作型リニアレールキャノンを使ってトドメを討つことに成功する。
ミサイルが迫る中、カルロスの元へ急ぐジルに一台のヘリが銃撃してくる。それは別ルートで脱出を試みていたニコライだった。無線で会話を試みるが、ミサイルが近づいてることを知るとニコライはそのまま去っていってしまった。
その後ジルはカルロスと合流、無事にヘリに乗りラクーンシティを脱出する。ヘリと入れ替わりにミサイルがラクーンシティへ着弾し、街は火の海となった。
悲惨な最期を迎えたラクーンシティを背に、ジルは打倒アンブレラの決意を新たにするのであった。

『バイオハザード3 LAST ESCAPE』の登場人物・キャラクター

S.T.A.R.S.(ラクーン市警特殊部隊)

ジル・バレンタイン(Jill Valentine)

Jill 001

本作主人公。ラクーン市警特殊部隊「S.T.A.R.S.」のメンバー。
バイオハザード1で起きた「洋館事件」の生き残りの一人。事件の黒幕である「アンブレラ社」の実態調査のため他のメンバーがヨーロッパ等へ渡航する中、単身ラクーンシティに残り調査をしていた。
女性なので男性戦闘員に比べると体力は劣るが、軽い身のこなしと高い戦闘能力を兼ね備える。また、爆発物処理や開錠術も使いこなすことができる。
追跡者の手によりTウィルスに感染するがカルロスのおかげで発症を免れ無事ラクーンシティを脱出することができた。

U.B.C.S.(アンブレラ社傭兵部隊)

カルロス・オリヴェイラ(Carlos Oliveira)

Carlos

「U.B.C.S.」D小隊A分隊所属、階級は伍長。
ブラジル出身、インディオの血を引いている。幼少期からゲリラとして活動しており、21歳という若さで高い戦闘能力、生存能力を兼ね備えた実力派である。過去を捨てるため名前を変えており、カルロスという名前も偽名であることを明かしている。
ラクーンシティから脱出するためジルと協力し合うことになった。

ミハイル・ヴィクトール(Mikhail Victor)

Mikhailv

「U.B.C.S.」D小隊隊長、階級は大尉。カルロスの上司にあたる。
現サンクトペテルブルク出身、元ソ連軍大尉。ラクーンシティの市民救出のために派遣されたが、無数のゾンビからの襲撃に遭い部隊は壊滅し、自身も重傷を負う。
ジルたちを守ろうと、手榴弾を用いて追跡者を巻き込み自爆した。

ニコライ・ジノビエフ(Nicholai Ginovaef)

Nicholaire3

「U.B.C.S.」D小隊B分隊隊長。階級は軍曹。
モスクワ出身、元ソ連軍スペツナズ所属。
ミハイルと同じくラクーンシティの市民救出のために派遣されたが、実際は生物兵器の有効性の調査やアンブレラ社にとって不利益となる情報や証拠の隠滅のために派遣された監視員の一人。

タイレル・パトリック(Tyrell Patrick)

Tyrel

「U.B.C.S.」A分隊所属。カルロスの同僚にあたる。
スリナム共和国出身、オランダ系移民。フランス外人部隊に所属していた。
武器密売の過去を持っていたが、自ら「U.B.C.S.」に傭兵として売り込みその過去を放免にするよう計らってもらうなど計算高い一面を持つ。
ニコライと同じ「監視員」の一人だが、「人数が減れば報酬も増える」というニコライの私欲により殺されてしまう。

マーフィー・シーカー(Murphy Seeker)

Mafffy
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