シャーマンキング(Shaman King)のネタバレ解説まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。一度は打ち切りになったが完全版が発売され、約380Pの描き下ろしが追加され完結した。シャーマンの少年が修行を経て、全てのシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指し、それを決めるシャーマンファイトに参加し、成長していく。
葉とアンナが初詣に行くと決まり、木乃は止めようとするがマタムネはこれもチャンスだから逃せないと、もし大鬼が現れた時は自分が戦うと宣言する。
マタムネは残り少ない力で現世に残っていたが、戦うということはその力を全て使い消滅すうるということ。
しかし心が決めたことを曲げず、マタムネは二人のために大鬼を倒すことを決意する。
「信じる事をやめた小生のこの行いこそ 人の闇そのものだったのです」

大鬼を倒すために葉と憑依合体し、姿を捨てることを決めたマタムネ。
麻倉葉王に飼われ主人として慕っていたのにも関わらず、マタムネは「人間を滅ぼす」と決めた葉王に最期まで寄り添うことができなかった。
人間にいいように使われそれを憎むようになった葉王の気持ちをわかっていながら、主人である葉王に添い遂げられなかった過去の自分を後悔し、自分と同じ思いを葉にはしてほしくないと願う。
「ならばオレは!!! 奴を行かせる道を選ぶ!!!」

ハオの手下によって死亡した蓮だったが、X-LAWSのリーダーであるアイアン・メイデンに蘇生された蓮の第一声。
これから葉を支えていくという決意に満ちているセリフ。
「やったらやり返される」

ホロホロを助けたリゼルグと過ごしていた葉たちが、ハオの手下に襲撃された時のセリフ。
暗にX-LAWSのやりかたを非難している。
「たとえどんな悪人でさえ心に罪悪感を覚えない者はおらん」

チョコラブの師匠のセリフ。チョコラブが死んでグレートスピリッツの門の前に立っていた時、師匠は現れ、チョコラブに罪を生きて償うように言う。
チョコラブはこの言葉を受け止め、グレートスピリッツの最上階へ進むことを決める。
「だってあいつ友達いねえだろ」

チームTHE蓮と戦うことになった葉は、ハオとコーヒーを飲んで会話したことで責められる。
しかし葉はハオでさえも救いたいと思っており、この言葉には「友達だから救ける」という気持ちが込められれている。
『シャーマンキング』の用語
シャーマン
霊能力を使い霊と交流する人間の総称。
シャーマンのほとんどが自分専用の霊である「持ち霊」を持っている。
ほとんどが先天性だが、まん太や木刀の竜のようにある日突然霊が見えるようになる人間もいる。
巫力
シャーマンの基本能力を数値に置き換えたもの。
そのままシャーマンファイトにおいては攻撃力の高さなどと同一視される。
精神力によってその大きさは変わり、一度死亡したりすると巫力は増大する。
巫力値が50万以上のシャーマンは「神クラス」と呼ばれる。
憑依合体
霊とシャーマンが一体になる技。
シャーマンの肉体に霊を憑依させることで、霊本体が生きていた時の技や記憶を蘇らせることができる。
オーバーソウル(OS)
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シャーマンキングの持霊まとめ
『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 葉は伝説の侍、阿弥陀丸を自らの“持霊”にし、シャーマンファイトに挑む。シャーマンは皆それぞれ持霊がおり、霊を物体に憑依させ具現化させて戦う。
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目次 - Contents
- 『シャーマンキング』の概要
- 『シャーマンキング』のあらすじ・ストーリー
- 葉とまん太の出会い
- 葉と道蓮(タオレン)の出会い
- シャーマンファイトへの参加、その予選
- 蓮の救出、道家との和解
- シャーマンファイト本戦開幕
- シャーマンファイト第一トーナメント
- 葉とアンナの出会い〜青森・恐山〜
- 蓮の復活と「神クラス」のシャーマンが行なえる治癒
- 葉のシャーマンファイトへの復帰
- 「五人の戦士」と地獄での修行
- まん太の父親の妨害、ハオの底知れぬ強さ
- シャーマンキングの誕生とパッチ十祭司との戦い
- シャーマンキングのハオを「救済」するための戦い
- 『シャーマンキング』の登場人物・キャラクター
- 麻倉葉とその仲間
- 麻倉葉(あさくらよう)
- 阿弥陀丸(あみだまる)
- 小山田まん太(おやまだまんた)
- 恐山アンナ(きょうやまあんな)
- ふんばり温泉チーム
- 梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)
- 蜥蜴郎(とかげろう)
- ファウストVIII世(ふぁうすとはっせい)
- ハオ / 麻倉葉王
- ハオ
- 麻倉葉王(あさくらはお)
- チーム・THE蓮
- 道蓮(たおれん)
- 武孫(ぶそん)
- ホロホロ / 碓氷ホロケウ(うすいほろけう)
- コロロ
- チョコラブ・マグダネル
- X-LAWS
- アイアンメイデン・ジャンヌ
- マルコ・ラッソ
- リゼルグ・ダイゼル
- 麻倉家関連
- 麻倉葉明(あさくらようめい)
- 麻倉木乃(あさくらきの)
- 麻倉幹久(あさくらみきひさ)
- 麻倉茎子(あさくらけいこ)
- マタムネ
- 玉村たまお(たまむらたまお)
- 麻倉花(あさくらはな)
- 道家
- 道潤(たおじゅん)
- 李白竜(りーぱいろん)
- 道円(たおえん)
- 道黽(たおめん)
- その他
- シルバ
- ルドセブ・ミュンツァー
- セイラーム・ミュンツァー
- 『シャーマンキング』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「オイラのじいちゃんが言ってた 霊を見ることが出来る人間に悪い奴はいないって」
- 「毎日好きな音楽聴いて のんびり暮らせればそれでいい」
- 「それでもあいつを信じてるから あたしはここにいるんだけどね」
- 「だからぼくも助けなきゃ 友達だもんね」
- 「この世に救えない奴なんかいねえ」
- 「オレ達 仲間じゃねェか…」
- 「知恵とは閃き 無から有を生み出す力 それはつまりこの世に新たな可能性を見出す光」
- 「お前の夢をかなえてやればいいんだ オイラがシャーマンキングになってな!!」
- 「そ…それじゃ競争して負けてく“夢”はどうなるんだ?少なくとも負けたみんなの“夢”はだめになっちまうじゃないか」
- 「負けてこんなにくやしい気持ちになるなんて…!生まれて初めてだ…!!」
- 「帰れよ もうお前とは友達じゃねえっつってんだ」
- 「おめえが葉のダンナのとこにいたのは そこにやりてえ事があったからだろ」
- 「今は手探りでもただ前に進むしかない いずれなんとかなるだろってな」
- 「真正面から蓮を受け止める」
- 「力では風や水は壊せないのだな」
- 「人間はそれほど汚くはない」「だがオレは――それに気づくまで あまりに多くの人間を殺しすぎた」
- 「オレは本当はそんなダンナにあこがれてシャーマンになりてえと思ったんだよなァ」
- 「何が大事かは人の勝手だ そいつが本気でやってりゃ上も下もねえだろ」
- 「だがそれでいいんだ リゼルグ・ダイゼル 君の優しさこそ我らの正義に一番必要な事なんだから」
- 「これは心が決めた事故に」
- 「信じる事をやめた小生のこの行いこそ 人の闇そのものだったのです」
- 「ならばオレは!!! 奴を行かせる道を選ぶ!!!」
- 「やったらやり返される」
- 「たとえどんな悪人でさえ心に罪悪感を覚えない者はおらん」
- 「だってあいつ友達いねえだろ」
- 『シャーマンキング』の用語
- シャーマン
- 巫力
- 憑依合体
- オーバーソウル(OS)
- シャーマンファイト(SF)
- シャーマンキング
- パッチ族
- グレートスピリッツ(GS)
- 五大精霊
- 超・占事略決(ちょう・せんじりゃっけつ)
- ゴーレム
- 『シャーマンキング』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者である武井半から公認されたボカロ曲「恐山ル・ヴォワール」
- 『シャーマンキング』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):林原めぐみ『Over Soul』(第1話~第34話)
- OP(オープニング):林原めぐみ『Northern lights』(第35話~第63話)
- ED(エンディング):林原めぐみ『trust you』(第1話~第34話)
- ED(エンディング):林原めぐみ『おもかげ』(第35話~第63話)
- ED(エンディング):麻倉葉(CV:佐藤ゆうこ)『魂魄重ねて』(第64話)
- 挿入歌:林原めぐみ『brave heart』
- 挿入歌:麻倉葉(CV:佐藤ゆうこ)『SILENT WEAPON(ASAKURA-YOH VER.)』
- 挿入歌:道蓮(CV:朴璐美)『流露(TAO-REN VER.)』
- 『シャーマンキング』の関連リンク