暗殺教室の名言・名セリフまとめ

「暗殺教室」は「週刊少年ジャンプ」に連載された松井優征による漫画作品。
椚ヶ丘中学校の底辺クラス3年E組の担任として謎の人外生物がやってくる。月の7割を破壊してきた上に「来年3月には地球を破壊する」と宣言するその超生物を殺してくれ、とE組は防衛省から依頼された。暗殺対象の先生と、暗殺者たる生徒達が織りなす、殺しと学びの物語。暗殺という非日常的側面がありながら、学校らしい教育的な名言が多い。

敵に対し敬意を持って警戒出来る人。戦場ではそういう人を…「隙が無い」と言うのです。

殺せんせーを殺すべく、外部の殺し屋チームがE組の生徒達を人質にすることを画策した。E組の数名が毒物を盛られ、その解毒剤が欲しければ指定の時間、人数で殺せんせーと一緒に指定の場所に取りに来いと告げられる。しかし、ただ従っていけば殺せんせーも生徒も殺されるであろうことは明白だった。解毒剤さえ約束通り貰えるか怪しい。E組は、毒を盛られていない総員で解毒剤を強奪しに向かう。
期末テストでの失敗を糧とし、赤羽は成長していた。決して油断も慢心もせず、E組を待ち構えていた殺し屋を相手に立ち向かっていく赤羽を見て、評価した殺せんせーのセリフ。
戦場に限らず社会においても、対人関係は時に戦いのようなものである。相手を侮ることなく、常に油断も慢心もせずに挑める者が強いと教えてくれる。

どんな人間にも殻を破って大きく成長できるチャンスが何度かあります。しかし一人ではそのチャンスを活かし切れない。集中力を引き出すような強敵や、経験を分かつ仲間達に恵まれないと。

赤羽が殺し屋の一人を倒し、E組一行は毒を盛られたクラスメイトたちのため解毒剤を求めて進んでいくものの、殺し屋が待ち受けていた。生徒達はコンサートホールに散り散りに隠れ、どこに誰がいるか分からないようにしながら、ステージ上の殺し屋を射撃する作戦だった。射撃の能力がクラスで一番高い男女、千葉と速水が射撃役を任される。
失敗を恐れ緊張する彼らだったが、仮に失敗しても他のクラスメイトがフォローして第二プランに移行する予定ということもあって、心に余裕のある自信をもった射撃をすることができ、殺し屋を打倒した。共に同じように厳しい訓練を積んできたクラスメイト達がいたからこその、失敗後のフォローを任せられる彼らがいたからこその成功である。千葉と速水がまた一つ成長した喜びと共に語った殺せんせーのセリフである。
人間の成長は一人では事足りない。苦楽を共にする仲間の存在が重要であると教えてくれる。

先生が日々成長せずして…どうして生徒に教える事が出来るでしょうか。

外部より殺せんせーのもとに送り込まれたイトナは、暗殺用に人体を強化改造された人間だった。その圧倒的身体能力や殺しの性能に、九死に一生を得たもののギリギリまで追い込まれた殺せんせー。しかし、後日再びリベンジにやってきたイトナの攻撃を、殺せんせーは容易く対処してみせた。前回の戦いからイトナの戦闘スタイルを学習していたらしい。戸惑うイトナに殺せんせーが言ったセリフ。
人に物を教える立場というのは、ただ生徒の成長を助けるだけじゃ務まらない。自分が成長できる人間であってこそ、人を成長させることができるのだと教えてくれる。

積み重ねて身に付けたのが“人徳”、先導者には最も大事な資質です。

E組のリーダー的存在である磯貝は、家の経済事情から学校に隠れてアルバイトをしていた。学校に見つかれば退学も有り得る。しかしそれがエリートクラスのA組に見つかり、「体育祭のクラス対抗棒倒しに参加しろ。勝てたら見逃してやる」と条件を出される。人数で圧倒的にA組より少ないE組は棒倒しでの勝算は極めて低く、全校生徒の前で一方的に蹂躙して恥をかかせようというA組の魂胆だった。
「自分の蒔いた種くらい自分で責任を持つ」と退学覚悟で参加を拒否しようとする磯貝だったが、E組全員「磯貝のためなら」と棒倒しへの参加を表明した。そんなE組を見ていた殺せんせーの、磯貝を評価したセリフ。
磯貝はイケメンで能力も高いが決して驕らず、地味な作業を自ら買って出たり、自分よりもクラスのことを一番に考える人間である。自然と人の上に立っている人間というのはそういう人なんだと教えてくれる。

君達は、強くなりすぎたのかもしれない。身に付けた力に酔い、弱い者の立場に立って考える事を忘れてしまった。

日々の訓練によって身体能力が向上した生徒達に、次のステージとして、立体的に複雑な構造の山奥を自由自在に動き回る訓練が始まった。思い通りにあちこちへ飛び回るのが楽しく、身体能力に自信を持った彼らは、「山以外では使用禁止」と言われていたその技術を使い、約束を破って住宅街の屋根を伝って飛び回りながら下校することを画策する。そして未熟な彼らがそんな危険な下校を実行した結果、屋根から飛び降りた先にいたおじいさんと衝突して大怪我を負わせてしまう。己の力を過信して約束まで破った生徒達に怒った殺せんせーのセリフ。
力というのは良くも悪くも人を変える。強くなった時こそ慎重に警戒心を高めて行動し、弱い頃の初心を思い出すことが大事だと教えてくれる。

失敗も挫折も成長の源。

事故でおじいさんを怪我させてしまった償いとして、おじいさんの勤める保育施設へE組総員で無償で二週間手伝うことになった。E組メンバーは子供たちとの交流や手伝いを通して、暗殺のために身に付けた力が人助けに役立てること(例えば高い身体能力を活かして建物の増築作業をしたり)など、あらゆることを学んでいった。保育施設での償いを終えた生徒達を見た、殺せんせーのセリフ。
強くなった力の使い方に一度失敗したE組だが、故に反省し、そこからの二週間で正しい使い方を意識できた。成功のみならず失敗という経験だって、人生において活きてくるということを教えてくれる。

渚君の人生は渚君のものだ。貴女のコンプレックスを隠すための道具じゃない。

渚は母親に厳しく縛られ、進路や髪型など、全て母親に言われるがままに従う生活を歩んでいた。渚にはほとんど自由意思が与えられず、反抗しようものなら怒り狂って力尽くで従わせる、そんな渚家の事情を知った殺せんせーが、二者面談の際に渚の母親に言ったセリフ(画像は、人間に変装した殺せんせー)。
大人というのは人生経験において圧倒的に子供に勝る。それだけに、親は子供に「こうするべき」という価値観を押し付けがちになってしまう。子供だからといって自由意思を奪っていいわけがなく、あくまで親の人生経験は参考意見として語るべきであり、これから親になっていく者は特に覚えておくべきだと教えてくれる。

この世で出会った全ての「縁」が人を育てる教師になる。

学園祭でE組が開いた店は序盤は客入りが悪かったものの、最終的には人気も上がり大成功を収める。それはひとえに、E組がこれまで出会った色んな人達が客として来てくれたおかげであり、彼らによる口コミやブログ紹介などをしてくれたからである。
暗殺関係者や保育施設の人達など、助けられた人、迷惑をかけた人、かけられた人、E組はこれまで色んな縁に恵まれた。それを実感した生徒達を前に、殺せんせーが思ったのが上記の一文である。
縁は大事であると知るだけでも、それ自体も成長の一つ。縁から学べることは多いのだから、せっかくの縁をただ受け止めるだけじゃもったいない。自分が出会ったものから積極的に学びとろうとすることが大事だと教えてくれる。

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