BLAZBLUE(ブレイブルー)のネタバレ解説・考察まとめ

アークシステムワークス制作の対戦格闘ゲームシリーズのひとつ。同社の開発した対戦格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズの流れを組むと共に対戦格闘ゲームは勿論、エンターテインメントとしてのさらなるスペックとクオリティの高みを実現しており、アークシステムワークスを代表する作品のひとつとして有名となっている。

アズラエル

CV:安元洋貴

強者との戦いを渇望し続ける、常軌を逸した身体能力を誇る大男。ひとたび戦場に出ると敵も味方もなく暴れまわり、破壊と殺戮の限りを尽くすことから「狂犬」の異名がつけられた危険人物で、第七機関によって捕らえられ、地下の牢獄に封印され続けていた。

第七機関の「委員会」と呼ばれる組織に「蒼の魔導書」の回収を命令され、一時的に釈放されるが、本人は命令よりも強者との戦いを優先し、自分を満足させてくれる相手を求めてイカルガをさまよう。
非常に好戦的で、戦いは勿論、相手が女子供でも殺しにも一切の抵抗を持たない残虐さも持っているが、決してただ単に戦い暴れたいだけの馬鹿ではなく、冷静に物事を考えて凶行に至る、理性を持った怪物とも言える。そして、常軌を逸した力の持ち主のため、最初から本気で戦ったら相手を一瞬で殺してしまうから戦いを楽しむことができないという理由で、上半身に刺青を模した形状の段階制限型のリミッター『暴虐呪(エンチャントドラグノフ)』を施している。レベル2解除の時点で蒼の魔導書を解放したラグナと互角に戦うことができ、更に上の段階のレベル3とレベル4が存在している。

《キャラクター特性》テイガーほどではないがその巨体の為に全体的な動きは鈍重だが、大きく強力な当たり判定を持つ攻撃を振り回すパワーファイターで、技は全体的に攻めとなっており、多段ヒットする技は非常に少ないものの、いずれも攻撃力が高めで一発一発に重きを置いている。
《ドライブ能力》ザ・テラー:相手に「弱点」を付与し、その「弱点」への攻撃でダメージをアップさせる能力。ドライブ攻撃をヒットさせることで相手に赤と黄の二つの「弱点」アイコンを付与し、その「弱点」が付与されている相手に対してはダメージがアップする。「弱点」は一定時間経過で解除される。
《オーバードライブ》マインドコロッセオ:オーバードライブ発動中、通常攻撃や通常技のコンボ中に弱点が付与されるようになる。また、相手がガードしていても弱点を付与することが可能になる。

イザヨイ

CV:今井麻美

ツバキが「封印兵装・十六夜」の力を解放し、真の姿である「零識・イザヨイ」となったもの。今までのコスチュームと一転して露出度が上がり、高潔さとセクシーさを併せ持った外見となっている。

ジンやノエルやマコトとの戦いの中、微かに残っていた理性とイザナミへの洗脳による歪な忠誠心の鬩ぎ合いによって精神の均衡が崩れ、暴走した状態で覚醒する。その後はなおもイザナミへの歪な忠誠心のまま、彼女と統制機構に仇なす者たちへの断罪として刃を振るい続けていたが、ジンやノエルやマコトの決死の説得でイザナミの洗脳を振り解き、正気に戻る。
その後、ノエルと同じようにツバキとしての人格と正気を保ったまま、イザヨイの力を使えるようになった。

主な武器として使う槍には「不死身殺し(イモータルブレイカー)」と呼ばれる力が秘められており、人間は勿論、レイチェルのような不死の存在であっても強制的な死を与える能力を持っている。

《キャラクター特性》外見とキャラ設定からしてツバキと同一人物だが、ノエルに対するミューと同じように彼女とは別の性能を持った裏キャラクターという扱いとなっている。標準的な性能を持つ「通常モード」の戦闘スタイルの他にも、スピードが上がって素早い攻めを繰り出すことができる「増福陣(ゲインアート)モード」というもう一つのスタイルが存在し、状況に合わせてスタイルチェンジを行うことができる。また、通常モードではドライブ攻撃を当てることで増福陣モード時の必殺技を使うのに必要な「零識ゲージ」を溜めることができる。
《ドライブ能力》スカーレットジャスティス:スピードが上がる「増幅陣(ゲインアート)モード」に戦闘スタイルを切り替える能力。通常モード時に攻撃で溜めた零識ゲージを消費することで必殺技を使い、素早い勢いでダメージとコンボを稼ぐことができる。
《オーバードライブ》フリーダムジャスティス:オーバードライブ発動時、通常モードでドライブ攻撃を当てなくても零式ゲージが自動的に増加する。

カグラ=ムツキ

CV:藤原啓治

統制機構衛士最高司令官で、十二宗家の筆頭である「ムツキ家」の当主。漆黒の大剣を携え、卓越した剣技やその他武術も扱うことから「黒騎士カグラ」「黒い疾風(ブラックゲイル)」の異名を持つ猛者。

普段は女と酒に目がなく、浮気と飲み過ぎを毎日のように繰り返しているダメ人間で、秘書官で直属の部下であるヒビキからは呆れられ、毎日のように説教されているが、一向にその振る舞いを省みる様子はない。また、マコトに対しては「愛人2号」と呼んでいることから異性としての付き合いはあるらしいが、顔を合わせるたびに手厳しい言葉を浴びせかけられ、度が過ぎると容赦なくブッ飛ばされている。
しかし統制機構の衛士のトップを務めるほどの資質は確かであり、武力だけでなく政治にも精通しており、「国を作るのは兵ではなく民である」ということを信条として、統制機構にとっては敵対関係となっているイカルガの戦争難民を見殺しにはせず、自分の領地に受け入れる政策も立てるほど達観した人格者である。そして、最も帝ことイザナミに近い存在でありながら、表向きは帝への忠誠を誓っているが、イザナミの本性に気づいており、彼女が危険な人物であると看破して統制機構の迷うことなく叛逆を目論み、第七機関のココノエと結託してクーデターを企てる。
ちなみに過去にテンジョウに師事していたことがあるらしく、バングとは忍術を共に学んだ兄弟弟子の間柄にあたる。

《キャラクター特性》大剣を武器としているため、リーチと攻撃力に優れている。そして、後項のドライブ能力による三種類の構えから多彩な攻撃を繰り出すことができ、フェイントや牽制、不意打ちなど様々な戦法を取ることも可能。
《ドライブ能力》ブラックゲイル:大剣で様々な攻撃を繰り出す能力。Dボタンを押した瞬間に構えを取り、構え中に他3つのボタンのいずれかを押すことで、それぞれに対応した派生技を繰り出して攻撃する。また、構えはDボタンを再度押せば解除できる。
《オーバードライブ》ヴィエメンスエッジ:オーバードライブ発動中、構えキャンセルの回数に上限が無くなり、構えの派生技を経由することでさらに別の派生技を繰り出して連続攻撃を繰り出すことができるようになる。

ユウキ=テルミ

CV:中村悠一

本シリーズ最大の敵役で、六英雄のひとり。本シリーズのキーワードとなっている蒼の魔導書、そして碧の魔導書の制作者でもある。
「CP」家庭用のダウンロードコンテンツとして初参戦し、後にアーケード版からもデフォルトのプレイアブルキャラとなる。

チンピラのように粗暴で、人が傷つき苦しんだりする顔や姿を見ることに至上の喜びを覚える凶悪かつ残忍な性格の持ち主でもあり、自分の目的や楽しみのために、ラグナたち兄妹の養母シスターをはじめとした多くの人間を手にかけるなどの凶行に手を染め続けてきた。そのため、ラグナをはじめとして多くのキャラクターからの殺意や憎悪を一身に集める、悪役の中の悪役というに相応しい立ち位置となっている。
過去に「滅日」を実現するべく、世界を滅ぼすほどの力を手に入れるために「蒼の魔導書」を創り出した際、黒き獣を誕生させてしまい、その際に肉体を失ってしまった。よって、精神体となった後は数多の肉体を渡り歩くという紆余曲折を経て、ついにカズマ=クヴァルという青年の肉体に憑依・融合することで落ち着いている。それに気付き、存在を危険視したヴァルケンハインに捕縛されるものの、黒き獣を打倒せんとするナインらに解放され、六英雄の一角として戦うことになる。そのさなかにも「滅日」を実現するという自分の野望のために暗躍をし続け、黒き獣との戦いの後にナインとトリニティを殺害し、獣兵衛とハクメンも手にかけようとしたが、獣兵衛の機転によってハクメンもろとも境界に封印された。

その正体はアマテラスとツクヨミと並ぶ三輝神「スサノオユニット」そのもので、世界を司る三体の「神」の一角。スサノオユニットに突如生まれた自我であり、束縛を嫌い、自由を求めて肉体となるユニットを捨てたことで精神体となった。
「俺は俺だけのもの」という確固たる願望を持ち、世界を司る神として存在させるために自分をユニットに縛り付けていたアマテラスに対して強い憎しみを抱き、アマテラスを破壊して本当の自由を手に入れ、自分の望む世界を作り出そうとしている。

《キャラクター特性》ハザマの裏キャラクターとも言える存在で、全キャラの中でも多くのディストーションドライブを持っているのが特徴的であり、100%消費するものや、ゲージ残量が威力に反映するものなどその効果も豊富なものとなっている。さらに後項のドライブ能力によって、ヒートゲージを使った立ち回りもどのキャラクターよりも多くこなすことができる。
《ドライブ能力》フォースイーター:ヒートゲージを多く増やす攻撃を発動させる能力。ラグナの「ソウルイーター」と対をなす能力とも言えて、相手に被ダメージによるゲージ増加を発生させず、一方的に攻撃することで自分のヒートゲージをどんどん上げていくことができる。
《オーバードライブ》ナイトメアリーパー:オーバードライブ発動中、被ダメージとガードという状態を問わずドライブ攻撃で相手のヒートゲージを減少させることができるようになり、さらに自分のヒートゲージ増加量もアップさせ、ディストーションドライブを連発しやすくなるようになる。

ココノエ

CV:松浦チエ

第七機関に所属する、変わり者の天才として有名な女科学者。テイガーの制作者で、ライチとアラクネの師。
「CP」家庭用の有料ダウンロードコンテンツとして初参戦し、その後アーケード版からもデフォルトのプレイアブルキャラとなった。

六英雄の獣兵衛とナインの間に生まれた猫の半獣人であり、頭脳だけでなく肉体としてもかなりの能力を誇り、さらに若々しい見た目をしているが実は長寿である。自他ともに認めるマッドサイエンティストで、寝る暇も惜しんで日夜研究に没頭しており、その体力を維持するために「マタタビチャップス」と呼ばれる特殊な成分を持ったキャンディを舐めており、いつも持ち歩いている。
いつも無愛想で面倒臭そうな表情をしており、何事にも達観して落ち着き払った態度で接するが、痛いところを突かれると感情を露わにする激情家としての一面もあるが、一方で自分が信頼するに値すると認めた相手、もしくは身内と呼べるほど大切に思うほどの存在には優しく接する様子もある。

《キャラクター特性》飛び道具や設置系の必殺技を豊富に持っており、さらに後項の相手を引き寄せたり引き離せたりできるドライブ能力から様々な場面に対応できる。その他にも移動技やガード不能のディストーションドライブなど強力かつ特異なものも持ち合わせている。
《ドライブ能力》グラヴィトン:装置を画面に設置し、重力を発生させて相手に影響を与える能力。相手を大きく引き寄せる「グラヴィトン」、逆に引き離す「アクティベイト」のふたつの動作を行うことが可能となっている。
《オーバードライブ》グラヴィトンレイジ:オーバードライブ発動中、グラヴィトンが全体的に強化される。

セリカ=A=マーキュリー

CV:野水伊織

幼少期のラグナ、ジン、サヤの親代わりを務めていた教会のシスターで、六英雄ナインの実妹。
小説版「ブレイブルー フェイズシフト」シリーズのヒロインともいえるべき存在。

とても純粋で元気で、常に前向きに物事を考えるポジティブな性格。争いを好まず、誰かが傷つくことを厭う優しさと、一度決めたことや信じたことは決して曲げない芯の強さを持つ。しかし一方で超がつくほどの方向音痴で、ほんの数メートル先の目的地に辿り着くのに数時間かかることも多く、悲しいことに本人は全くの無自覚で、誰かに指摘されても全く気づかない。
戦う力はないものの傷を癒す能力を持っており、その癒しの力を持って姉や六英雄たちと共に過去の黒き獣との戦いに参加した。
黒き獣との戦いの後は、その亡骸が封じられた地の教会を管理し、誰にも手を出させないように見張り続ける役を引き受けた。その後、厳しくも優しい女性に育った彼女は、突如教会を襲ってきたテルミからラグナたちを身を挺して庇い、凶刃に倒れる。そして、死に際までラグナたちのことを案じ続けていたため、ラグナはそんな優しいセリカも守ることができなかったことを心に深い傷を刻むことになった。

『CP』ではイザナミを倒すために必要な「クシナダの楔」を起動させるために必要な存在であることを知ったココノエによって、過去から複製された「刻の幻影(クロノファンタズマ)」と呼ばれる存在として若い姿で現代へ再登場を果たす。過去から召喚された幻影のような存在であるため、現代での存在は肉体への負荷が多く無茶は出来ないのは勿論、長時間での活動は困難なものとなっている。
そして、治癒の魔法に加えてポジティブな性格と方向音痴ぶりは健在であり、特に方向音痴ぶりはこの時代に至っても無自覚であるためラグナからは呆れられているが、それでもラグナたちを守るためというただ一つの目的の為に戦いに赴くことを決意する。

《キャラクター特性》「ミネルヴァ」と呼ばれる自動人形と共に2対1の形式で戦うキャラクターだが、カルルやレリウスとは違って主な攻撃・行動役をミネルヴァが担当し、セリカはそのサポートに徹するという仕様のため、カルルとレリウスに比べると操作難度は格段に低く扱いやすい。また、ラグナのソウルイーターのような吸収ではない体力回復技を持つ唯一のキャラクターという異色の特徴を持っている。
《ドライブ能力》ミネルヴァ:セリカの癒しの力によって体力を回復する能力。ミネルヴァとの連続攻撃を最大3回まで行なった後、セリカが癒しの力を発動して自身の体力を回復する。
《オーバードライブ》リジェライト:オーバードライブ発動中、体力が少しずつ回復していくするようになる。「CF」では全ての技の性能が強化され、受けたダメージを回復分へと変換する「リカバリーキャパ」が付与される。

CENTRAL FICTIONからの参戦

ヒビキ=コハク

CV:市来光弘

統制機構の大尉で、カグラの直属の部下であり秘書官を務める青年。

冷静沈着で、誰に対しても丁寧に接するが、かなりの生真面目で神経質であり毒舌家である。そして、女と酒にだらしないカグラに対して呆れていて、毎日のように毒舌を浴びせている。しかし内心ではカグラを尊敬しており、厳しく物を言いながらも秘書官としての立ち位置を崩すことはなく、「CP」におけるカグラの謀反計画では各十二宗家との交渉に回るなど縁の下の力持ちというに相応しい働きぶりを見せる一方、カグラの敵や障害となる者を極秘裏に排除することを目的とする暗殺者として裏の顔を見え隠れさせている。

その正体は十二宗家筆頭・ムツキ家の分家であり従者の家系であり、暗殺を生業とするコハク家の出身で、生まれながらにしてムツキ家の当主の従者となり、当主を陰から支え、敵となる者を密かに排除することを定められていた。
ヒビキ本人は、最初は生まれた時から誰かに従うことを義務付けられることに抵抗があったが、カグラと出会った事で彼が自分の主に相応しい素質を持っていることを認め、従者となる運命を受け入れてカグラに仕える事を決意している。

《キャラクター特性》双剣を主な武器として操り、さらに高いスピードとドライブ能力による分身飛ばしで素早くトリッキーに攻め立てるキャラクター。さらにすべてのC攻撃が連続入力対応になっており、素早い攻めで相手を翻弄し、自分のペースに巻き込んでいくことができる。
《ドライブ能力》ダブルチェイス:自分の分身を発生させる能力。自分の立ち位置から分身を放つか、もしくは分身をその場に残して相手に攻撃を仕掛けさせるという二つの能力を持っており、さらに発動した瞬間にどちらが分身か見極めることはほぼ不可能となっているため、撹乱による揺さぶり戦法が実現できる。
《オーバードライブ》シュバルツレイス:ドライブ攻撃が高速化すると同時に技の終わり際まで分身が消失しなくなり、さらに相手を撹乱し、手数を増やして畳み掛けることができる。

ナオト=クロガネ(黒鉄ナオト)

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