リトルウィッチアカデミア(Little Witch Academia)のネタバレ解説まとめ

「リトルウィッチアカデミア」とは、TRIGGER制作のアニメーション作品。2013年に「アニメミライ2013」の一つとして劇場公開し、2015年に劇場版「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」が公開。そして2017年に劇場版とは異なるエピソードのテレビシリーズが放送。主人公「アッコ」は憧れの魔女「シャイニィシャリオ」のようになるため、「ルーナノヴァ魔法学校」へ入学して成長していく。

『リトルウィッチアカデミア』の概要

「リトルウィッチアカデミア」とは、TRIGGER制作のアニメーション作品。全25話。
2013年に「アニメミライ2013」の一作として劇場公開し、その後アニメミライとは別企画で2015年に続編の「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」が劇場公開された。
アニメミライとは新人アニメーターの育成のためのプロジェクトであるため、本作も新人魔法使いが主人公というプロジェクトと沿ったものとなっている。
2016年に放送されたTRIGGER製作のアニメ「宇宙パトロールルル子」の最終話で、主人公ルル子とリトルウィッチアカデミアの主人公「アツコ・カガリ」がハイタッチし、次に放送されるTRIGGERのアニメがリトルウィッチアカデミアである事が示された。
そして2017年に、アニメミライ版と映画版の続編では無い書き下ろし新作として、テレビシリーズ「リトルウィッチアカデミア」が放送された。
原案・監督・キャラクターデザインは、「新世紀エヴァンゲリオン」「グレンラガン」「キルラキル」などで有名な吉成曜が勤めた。

本作は、漫画・小説・ゲームなどの媒体でメディアミックスもされている。
漫画版は、ウルトラジャンプで漫画オリジナルエピソードの「リトルウィッチアカデミア」(作:てりてりお)、りぼんで少女漫画になった「リトルウィッチアカデミア 月夜の王冠」(作:藤原ゆか)、少年エースでテレビ版エピソードの「リトルウィッチアカデミア」(作:左藤圭右)をそれぞれ連載し、単行本が発売。
小説は、角川つばさ文庫から「リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国」(作:橘もも / 絵:上倉エク)が発売。
ゲームは、PlayStation4とWindows用のゲームソフト「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」が発売。

『リトルウィッチアカデミア』のあらすじ・ストーリー

アッコが幼い頃見たシャイニィシャリオの魔法ショー。

本作の主人公「アツコ・カガリ」(通称:アッコ)は、幼い頃に魔女「シャイニィシャリオ」の魔法ショーを見てシャリオに憧れを持ち、魔女になるという夢を持った。
そして市販されていたシャイニィシャリオのトレーディングカードがアッコの宝物になった。

16歳になったアッコは、シャリオが通っていた学校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
アッコは魔女の家系ではなくごく普通の人間の家の出身であるため、魔法を使う事も箒に乗る事も何も知らないまま学校を目指した。
学校までのルートにはレイラインという魔力の通り道があり、他の入学生たちが箒でレイラインの魔力に乗って移動していく中、箒に乗れないアッコは一人困ってしまう。
丁度そこに通りかかったアッコと同じく新入生の少女「ロッテ・ヤンソン」に一緒に箒に乗せてもらえないかと頼み込み、アッコはロッテの箒に乗せてもらう事になった。
しかしレイラインは塩分を嫌うらしく、アッコの持っていた梅干を嫌がりレイラインの調子がおかしくなってしまう。
そしてアッコはうっかり自分の宝物であるシャイニィシャリオのカードをレイラインに落としてしまい、カードを追って箒から飛び降り、後ろを通っていた新入生の「スーシィ」に激突する。
そんなゴタゴタから、三人はレイラインのルートを外れ、立ち入り禁止区域である「アルクトゥルスの森」に不時着してしまう。
シャリオのカードは無事であったが、ロッテの箒は折れてしまっていた。
三人は森の中でコカトリスに襲われ、ロッテが怪我をしてしまう。
ルーナノヴァに行って魔法を覚えたいというアッコの気持ちに反応をしたのか、アッコは森の中でシャリオの持っていた杖「シャイニィロッド」を発見する。
レイラインの異常を感知したルーナノヴァの教師「アーシュラ」は、様子を身にアルクトゥルスの森へ来ていた。
アーシュラはコカトリスに襲われているアッコたちを発見し、さらにアッコが「シャイニィロッド」を持っているのを見ると、驚いたような顔をした。
そしてアッコにシャイニィロッドを使った魔法の呪文「ノットオーペ、オーデンフレトール」を教え、アッコは魔法技「シャイニィアルク」を撃ち、その魔法でアッコたちは無事レイラインに戻ることがで来た。
しかしレイラインの異常からか、アッコたちは始業式が行われているど真ん中にワープし、悪い意味で注目を集め、早速先生に怒られてしまう。
アッコのルームメイトはロッテとスーシィであった。
アッコはいつかシャリオに会えるまで、シャイニィロッドを預かる事にした。

アッコ(真ん中)スーシィ(左)ロッテ(右)は無事学校に到着したが、始業式の真っ最中という最悪の場所とタイミングであった。

新入生たちは授業で魔法の基礎をおさらいする。
魔法とは本人の魔力だけで使用できるものではなく、魔導石から力を借りて使うものである。
ルーナノヴァの中ではルーナノヴァが持つ魔導石をバッテリー代わりとして使用している。
そのためルーナノヴァを出たり、近くに魔導石が無い場所では魔女でも魔法を使えないのであった。
魔女家系ではないアッコは知らない事ばかりであった。

アッコが憧れて止まないシャリオは魔法界では評価は低く、魔法を見世物にし一般人たちに魔女を誤解させると評されていた。
それでもアッコはシャリオへの憧れを持ち続け、シャリオになりたいと夢見るのであった。
しかし熱意とは裏腹に、アッコには魔法の才能が無く、勉強も不得意であるため同級生や先生達から劣等性のレッテルを貼られてしまう。
アッコとは全くの逆に、クラスメイトの優等生「ダイアナ・キャベンディッシュ」は生徒からも先生からも信頼を集める。
キャベンディッシュ家は魔法界でも有名な名門一族で、ダイアナはキャベンディッシュ家の跡取りなのであった。
真面目で努力を怠らない自他共に厳しいダイアナは、不真面目で努力を面倒臭がり、根拠の無いポジティブさを持つ能天気なアッコとよく対立していた。
アッコはいつになっても箒に乗ることすらできず、アーシュラがアッコの指導役になる。
アーシュラはアッコに対し、何か思うことがあるようであった。

優等生のダイアナ。いつも冷静で真面目で人間としても良く出来ている、アッコとは正反対の存在。

アッコはルーナノヴァ杯の箒リレーでシャリオが優勝していたことを知り、自分も優勝しようとレースに出る事にする。
箒に乗ることが出来ないアッコは、魔導具屋で伝説の箒「流星丸」の存在を知る。
流星丸は箒自体に魔力が込められていて、魔導石が無くても飛ぶことが出来るのである。
つまり魔法の使えないアッコでも乗ることが出来るだが、ジェット機のような猛スピードで移動するため扱いはとても難しく、アッコは流星丸の使用を諦める。
その話をこっそり聞いてた同級生の「アマンダ・オニール」はレース前に流星丸を店から盗むも、流星丸はアマンダの手に余りレース中に流星丸から振り落とされてしまう。
アッコは暴走する流星丸を捕まえて根性で流星丸に乗り続け、ダイアナと1位2位の争いをする。
結果は2位で、ダイアナはアッコの熱意だけは評価した。

アッコは変身魔法の授業を一人だけマスターできず、その日行われる「ハンブリッジ伯爵」の歓迎パーティへの参加を禁じられ、練習するよう言われる。
ハンブリッジ伯爵とは権力を持った政治家で、息子「アンドリュー・ハンブリッジ」はダイアナの親戚で幼馴染でもあった。
伯爵もアンドリューも魔法は時代遅れで何の役にも立たない不要な物だと考えていて、その思想からアンドリューとダイアナは仲が良くなかった。
ルーナノヴァ側は伯爵の訪問を歓迎するが、魔女嫌いの伯爵にとってルーナノヴァ訪問はただの政治的パフォーマンスに過ぎなかった。
アッコは自分だけ魔法がまともに使えない事に自身を無くし、学園にあるという「ポラリスの泉」に行って、大いなる星々の魔力を与えてもらおうとする。
そうすれば自分も魔法が使えると思ったのである。
ポラリスの泉のあるエリアは立ち入り禁止であるが、パーティが行われているなら警備が薄いはずだと、アッコは一人ポラリスの泉を目指した。
アッコは道中で校内を散策していたアンドリューに出会い、魔法が必要な物かどうかで意見が対立する。
しかしアンドリューは、これまで見た事が無いタイプの人間であるアッコに興味を持ち、一緒に行動を共にした。
二人はポラリスの泉の守り手であるシロクマの「アルカス」に追いかけられるが、無事泉に到着する。
しかし泉はアッコに魔力を与えず、代わりに泉に来たシャリオの記憶をアッコに見せた。
記憶のシャリオは失敗しながらも沢山の努力を重ねていた。
アッコを追って来たアーシュラは、ポラリスの泉は未熟な魔女には魔力を与えないのだとアッコに教える。
アッコは何かを頼るのではなく自分で努力しなくちゃいけないのだと自覚し、成長してからまた泉へ来る事を決意した。
アンドリューは魔法や魔女は時代遅れだと思っていたが、アッコと出会いから少しだけ心境の変化を感じはじめた。

アッコは相変わらず魔法が上達せず、アーシュラ先生に放課後レッスンをして貰っていた。
シャリオが人前に姿を見せなくなってから10年近く経っており、アッコはアーシュラにシャリオの事何か知らないかと尋ねる。
明らかに動揺するアーシュラは、アッコの問いをはぐらかす。
そしてアーシュラは昔自分の先生に、夢見た物が手に入るのではなく一つ一つの積み重ねが手に入るのだと教えられたことをアッコに語った。
その日はブルームーンの日であった。
ブルームーンとは、月に2回満月がある時の2回目の満月の事を言う。
調べ物があったダイアナは先生から鍵を借りてルーナノヴァ最古の資料館へ、アッコはブルームーンの日に現れるというアビスの亡霊に会いに行った。
アビスの亡霊とは質問した人物を気に入れば、何でも質問に答えてくれるという。
アッコは自分がシャリオみたいな魔女になれるのかどうか、アビスの亡霊に質問しに行った。
アビスの亡霊はシャリオの姿で現れ、アッコに夢は叶わないと囁くが、アッコがシャリオが偽者だと見破ると、アビスの亡霊が現れた。
自分の未来についてアッコが質問をすると、アビスの亡霊はシャリオのようになったアッコの姿を扉に移し、この未来を手に入れたければ扉に入るように言う。
しかし、扉に入り望み通りの未来を手に入れたら、代償として記憶を失ってしまうと言われる。
アッコはシャリオや友人達との記憶が消えるのを拒み、自分の力で凄い魔女になって見せると宣言しする。
そして、シャイニィロッドで「フェドアリーアフェルゴ」という魔法を使って、アビスの亡霊を倒し気絶した。
アビスの亡霊の正体は、伝説の9人の魔女ナインオールドウィッチの一人、「ウッドワード」であった。
ナインオールドウィッチとはルーナノヴァを創立させた9人の偉大な魔女の事である。
アーシュラはアッコがアビスの亡霊の元へ行った事に気づき、後から追いついてきて、ウッドワードと対面する。
ウッドワードはアーシュラを「シャリオ」と呼び、アーシュラもまたウッドワードと前から面識があるようであった。
アッコが憧れて止まないシャリオとはアーシュラの事だった。
ウッドワードは、シャイニィロッドを持つアッコを試していたのである。
そしてアーシュラは全部で7つある「アルクトゥルスの言の葉」の内、2つを既にアッコが解放していることを報告する。
一つ目はシャイニィロッドを手に入れた時、二つ目はアビスの亡霊を倒した時であった。
ウッドワードは残り5つを解放するように言い、アーシュラにアッコを導くよう伝えた。

一方、資料館へ行ったダイアナはブルームーンの光で照らされた書物を手に取る。
世界を変える力を持つ魔女の奥義「グラントリスケル」を、ナインオールドウィッチが封印した話を読む。
封印を解くには、杖「クラウソラス」と、「アルクトゥルスの七つ言の葉」が必要であると記されていた。
アッコの持っているシャイニィロッドこそがクラウソラスで、アッコはそうとは知らずにグラントリスケルを解放する七つの言の葉の内2つを解放したのである。
ダイアナはアッコの持つシャイニィロッドとクラウソラスの関係に勘付いたようであった。

世界改変魔法「グラントリスケル」を解放する「アルクトゥルスの七つの言の葉」。

アッコは変身魔法を辛うじて使用できるようになり、本物とは程遠いマスコットキャラのような動物には変身できるようになった。
ルーナノヴァでは、学校行事である魔法祭の季節になった。
魔法祭とは全校生徒がチームに分かれ、魔法の出し物をし、外部の人たちに見てもらうと言う伝統的な行事である。
魔法祭で最も優秀だった生徒は「月光の魔女」の称号が与えられる。
昔シャリオも月光の魔女に選ばれていたため、アッコは自分も月光の魔女になる気満々であった。
しかし、魔法祭での係はくじ引きで決まり、アッコ・スーシィ・ロッテの班は「生贄係」となった。
生贄係とは魔法祭の中でも一番嫌な役割で、魔法祭で目を覚ますゴースト「嘆きのバハロア」に生贄として食べられ、排泄物として出てくるという係であり、活躍のしようが無い係であった。
一方一番の目玉となる召喚術の係はダイアナであった。
アッコはアマンダに魔法がろくに使えないアッコが月光の魔女になれるわけがないとバカにされて怒り、一人校内を歩いていた。
すると教室に置いてあった魔法の鏡によって意図せずダイアナに変身してしまい、そのままダイアナの姿で校内をうろつき、ダイアナとして振舞っていた。
しかしダイアナ本人に偽者だと見破られ、生贄係の打ち合わせをサボったことを怒られる。
そしてダイアナはアッコにシャリオに憧れるだけで努力を怠り、勉強もせず、やりたくない事になるとふてくされると、事実を突きつけた。
アッコはダイアナと対立しがちであるが、本心では真面目で努力家で何でも出来るダイアナを凄いと思っていて、それに比べて自分は駄目だと落ち込んでしまう。
アーシュラはそんなアッコを元気付け、アッコが部屋に忘れていたシャイニィロッドをアッコに手渡した。
するとシャイニィロッドが光り、アッコは導かれるように再びポラリスの泉を目指した。
そこでアッコは自分にしかできない事を泉に聞く。
泉はアッコにシャリオが努力して魔法を覚えていく姿を見せる。
シャリオは月光の魔女になるために努力をしていたのではなく、魔法が好きで皆を喜ばせたかったから努力したのだとアッコは気づき、魔法祭で自分に出来ることを見つけた。
それは生贄の儀式で嘆きのバハロアを笑わせてしまおうという計画であった。
その計画をロッテとスーシィに話すが、二人はわざわざそんな事をする必要は無いと乗り気ではなかった。
しかし、ロッテとスーシィはダイアナの取り巻きである「バーバラ」と「ハンナ」に、生贄係がお似合いだと馬鹿にされてしまう。
そして努力を始めたアッコに心を動かされ、二人もアッコに協力をする事にした。
アーシュラはアッコの計画のために嘆きのバハロアについて調べる事にした。
魔法祭が始まり、生徒達の催し物が始まる。
ダイアナの召喚魔法は見事に成功し、アッコたちの出番となる。
アッコは変身魔法で動物に変身してバハロアに飲み込まれないように立ち回り、それをロッテとスーシィが箒に乗ってサポートする。
観客は思わぬステージに驚くが、段々アッコたちに魅了されていき、会場は笑いに包まれる。
しかし、笑わせたかった当のバハロアは全く笑わないのであった。
アーシュラは、バハロアが生前友を失くした悲しみから永遠に友を忘れないために「悲しみの実」を飲み込んでいたことを突き止める。
アッコにその話を伝え、バハロアの中に根付いている悲しみの根っこを引き抜き、七つの言の葉の一つ「アライアリーラ」を使うように言う。
アッコ達はバハロアの体内に入り、「アライアリーラ」の呪文を唱え、悲しみの根っこを引き抜いた。
するとおぞましい姿であったバハロアは綺麗な女性の姿に戻り、微笑みながら成仏していった。
以降、魔法祭で生贄係りを出さなくて良くなったのである。
会場は盛り上がったが、アッコの行動はルール違反であったため、月光の魔女はダイアナに確定する。
しかし、アッコの活躍を見たダイアナは、アッコを差し置いて自分が選ばれた事に引っ掛かりを感じていた。

嘆きのハバロアの悲しみの根っこを抜くために、三つ目の言の葉を解放する。

新学期に入り、「クロワ・メリディエス」が新しく現代魔法の先生として赴任された。
クロワは、魔導石の代わりとなるソーサリーソリューションシステム(略してSSS)を作り出した。
アッコはクロワの語る現代魔法に興味津々であった。
クロワが来るのと同時に、不思議な事件が立て続けに起こり始める。
クロワはアッコを目に掛け、アッコもクロワを慕い、アーシュラの不在時に二人は生徒と先生として急接近した。
アーシュラはクロワと面識があるようで、なぜかクロワを警戒していた。
クロワの科学と魔法をあわせた技術によって、端末を持っていれば魔導石がない所でも魔法が使える様になった。
古き良き魔法を大事にしていたダイアナはクロワの語る現代魔法に納得が行かないのか、クロワがどんな人間なのかを疑問に思い、クロワの経歴を調べる。
そして、ダイアナはアーシュラからクロワとアーシュラが同期であった事を聞くが、ダイアナが調べた限りではルーナノヴァの生徒履歴の中に「アーシュラ」という生徒は居なかった。
ダイアナはそんなアーシュラに対しても疑問を抱き始める。

クロワとシャリオ(アーシュラ)は同級生であり、クロワは真面目な努力家の天才で、シャリオは成績はイマイチであるが魔法の才能があった。
その話を聞いたアッコは、クロワにシャリオについての話を聞きに行く。
クロワは他の先生達とは違いシャリオに対して肯定的であったため、アッコはシャリオが今どこに居るのか知らないかと尋ねる。
するとシャリオの痕跡があれば調べられるかもしれないと言われ、アッコはシャイニィロッドをクロワの研究所まで持って行く事になった。
研究所に行ったアッコはクロワに眠らされ、シャイニィロッドとアッコの性格や過去を分析される。
クロワの目的は最初からシャイニィロッドとその持ち主のアッコにあったのである。
クロワは世界改変魔法「グラントリスケル」を手に入れようとしていたのである。
アーシュラはアッコがクロワの元へ行ったことを知り、アッコを助けるためにクロワの研究所に向かった。
しかしアーシュラを阻止しようとクロワの魔法が行く手を阻む。
本気を出したアーシュラは普段は青い髪が赤くなり、シャイニィシャリオだった頃の姿と同じになる。
アーシュラと対面したクロワはシャイニィロッドとアッコの解析は済んだと引いて行くが、クロワの企みは止まることはなかった。

アーシュラ(容姿はいつものアーシュラの姿に戻っている)は目を覚ましたアッコにグラントリスケルについての話をする。
昔、世界はイグドラシルの樹で覆われていて魔女たちは樹から魔力を得ていた。
時代が過ぎていくに連れイグドラシルの力が衰え魔法の力も失われていき、現在はレイラインとして少し残っているだけとなった。
しかしイグドラシルの力は密かに受け継がれ、ナインオールドウィッチたちはアルクトゥルスの森に封印した。
それが世界改変魔法「グラントリスケル」なのである。
七つの言の葉を解放すればその封印は解かれるのだが、ただ呪文を言っただけでは解放されず、クラウソラス(シャイニィロッド)の持ち主が命を吹き込むことで魔力を放つ。
即ち、アッコが呪文の意味を理解・体感し、その事を心から強く思った時にロッドも反応するということである。
一つ目の言の葉は入学式へ行く時に解放させた「ノットオーペ、オーデンフレトール」、意味は「目指せ理想の場所へ」。
二つ目の事の葉はアビスの亡霊の前で解放させた「フェドアリーアフェルゴ」、意味は「夢見た物が手に入るんじゃない、一歩ずつ積み重ねた物が手に入るのだ」。
三つ目の言の葉はバハロアの根っこを抜く時に解放させた「アライアリーラ」、意味は「開け心よ!笑おう一緒に!」。
アーシュラは7つの言の葉の内最後の一つ以外を知っているが、残り4つはアッコ自身が探さなければいけないのだと言う。
アッコはアーシュラの話からシャリオも七つの言の葉を探していたのだと知り、自分が七つの言の葉を探していけばシャリオに行き当たるはずだと考える。
そしてアッコはこれから本格的に七つの言の葉を探す事になった。

アッコはシャリオに会うために七つの言の葉を探すが、隣にいるアーシュラこそがシャリオなのである。アーシュラはアッコにいつか正体を言おうとしながら、結局いつもタイミングを逃してしまう。

アッコはロッテの実家に遊びに行くが、そこでロッテたちは緑人間病に掛かってしまう。
緑人間病とは全身がコケになり、最終的に枯れて死んでしまうという病気である。
アッコを除くその場の全員が緑人間病に掛かってしまい、アッコは皆を助けるために解毒剤の材料を集めに行く。
その中で忍耐力を学び、四つ目の言の葉「マエナブディシブード」、意味は「成し遂げるには忍耐力が大事」を解放した。

ダイアナの家であるキャベンディッシュ家はある問題を抱えており、ダイアナは家からの手紙を受け取ると、学校を辞めて実家を継ぐ決心をした。
キャベンディッシュ家の当主は数年に一度しか行えない儀式によって決められていた。急遽ダイアナが今すぐに当主にならなければならなくなり、そのためには学校も辞めなくてはならないのであった。
アッコはその話を聞き、本当に学校を辞めても良いのかとダイアナを止めようとする。
しかしダイアナの決意は固く、アッコは止めきれない。
ダイアナは独学でグラントリスケルの事も調べていて、その力で人々を助け魔法の威厳を取り戻す事に使えないかと思っていた。
だがグラントリスケルはシャイニィロッドに選ばれたアッコにしかできない事である事も理解し、少なからず嫉妬を覚えていた。
ロッドに選ばれ何のしがらみもなく夢に一直線のアッコと、ロッドには選ばれずしがらみの多いダイアナはなかなか分かり合うことが出来ない。
アッコは諦めきれず、家に帰ってしまったダイアナを追ってダイアナの実家へ向かった。
ダイアナが帰ったキャベンディッシュ家は荒れ放題で、その原因は叔母で当主代理のダリルにあった。
ダリルは伝統には興味が無く、キャベンディッシュ家の家宝を売りさばき、財産を使い込んでいた。
そのため一刻も早くダイアナが正式な当主となって家を建て直さなければならなくなったのである。
しかしダリルとその娘二人はその事を良く思わず、ダイアナが当主になるのを邪魔する。
アッコは道中でアンドリューとハンブリッジ伯爵の乗った車に乗せてもらい、キャベンディッシュ家に辿り着いた。
アッコはダイアナに学校でやり残したことは無いのか、まだやりたいことがあるんじゃないかとダイアナに問うが、ダイアナは何も無いと答え、当主を選ぶ儀式に向かった。
アッコはアンドリューからダイアナが過去に魔法が使えなくなった事があり、努力でそれを直した話を聞いた。
その時、アッコとアンドリューはダリル達がダイアナが儀式の場に辿り着けないよう罠を仕掛けた事を小耳に挟み、ダイアナを救出しに行く。
アッコは蛇に襲われていたダイアナを助け、負傷してしまう。
ダイアナは儀式を放り出し、アッコの手当てをしながら、アッコにキャベンディッシュ家の歴史と自分の亡き母についての話を教えた。
ダイアナの抱える事情を知ったアッコはダイアナを応援し、家を守って学校にも来る様に言う。
努力家で優秀なダイアナならどちらか片方だけではなく、両方を選べるはずだとアッコは言うのである。
するとシャイニィロッドが光だし、アッコは5つ目の言の葉「シビラデューラレラディビューラ」を解放した。
意味は「伝統と新たな力が交わる時、まだ見ぬ世界の扉が開く」である。
するとその場にシャリオの箒が現れ、ダイアナとアッコはキャベンディッシュ家の儀式が出来る場所へと急いだ。
ダリルたちはダイアナの邪魔をしようと襲い掛かってくるが、儀式を邪魔すると起こる禍が降りかかってしまう。
ダイアナはダリルたちを放って置けず、その結果儀式に間に合うことが出来なかった。
しかしダイアナの事を心配していた家臣たちは、ダイアナが学校に戻ることを望み、ダイアナが卒業して帰って来るまで家を守ることを約束した。
そしてダリルもまたダイアナに心を動かされ、ダイアナにキャベンディッシュ家の未来を感じていた。
ダイアナはアッコと共に学校へ戻って行った。
アッコは制服の帽子を忘れていき、帽子はアンドリューの手に渡った。

伝統を大事にするダイアナと新しい可能性を秘めたアッコが協力し、伝統と新たな力が交わる時、まだ見ぬ世界の扉が開く」という意味の五つ目の言の葉「シビラデューラレラディビューラ」が解放される。

街ではちょっとした事で諍いが起こり、なにやら不穏な雰囲気になっていた。
そして人々の間では、ヒーリング効果のある「エモーションリフレッシュ」というアプリが流行っていた。
開発者はクロワであった。

アッコはアーシュラから6つ目の言の葉が「リュオーン」であることを知らされるが、その意味は教えてもらえなかった。
自分で探していると、そこにクロワが来て、シャリオはワガンディアの森で伝説の樹ワガンディアに登っている時にリュオーンを発見したのだと聞く。
アッコは自分もワガンディアに登る事にした。
しかしワガンディアには「ワガンディアの呪い」という物があり、ワガンディアのに咲く花の花粉を魔女が浴びると空を飛ぶことが出来なくなるため、開花が迫る今の季節は近づいてはいけないとアーシュラに言われる。
つぼみのうちなら平気なのではと食い下がるアッコであるが、アーシュラは譲らなかった。
アッコは積極性に欠けるアーシュラに不信感を持ち、クロワにどうしたらいいか相談する。
クロワはまだ花粉が飛ぶ時期は先だと嘘をつき、アッコをワガンディアの森へ連れて行った。
クロワはアッコに、グラントリスケルを解放して何をするつもりなのか聞くと、アッコはとりあえず言の葉を追えばシャリオに会えるというのが動機であり、世界改変魔法自体にはあまり興味が無いようであった。
そしてクロワは、アーシュラがアッコをわざとワガンディアに登らせないように仕向けたのでは無いかと語り、自分の同級生に「アーシュラ」と言う生徒は居なかった事を話し、アーシュラを信用しないように誘導する。
そしてアッコがワガンディアの森へ行ったことを知ったアーシュラは、アッコを追って森へ来るがクロワに攻撃されてしまう。
過去、同級生で親友であったクロワとシャリオ(アーシュラ)はこの森に一緒に来たことがあった。そこでクロワを差し置いて、シャリオだけがロッドの使い手に選ばる。それが現在のクロワとアーシュラの確執へと繋がっていたのである。
クロワがアッコに拘るのは、七つの言の葉を解放できなかったアーシュラにとって、アッコは最後の夢であるからであった。
アーシュラを精神的に痛めつけるために、アッコを危険な目にあわせているのである。
ワガンディアの樹を自力で登っていくアッコをアーシュラは必死に止めようとするも、シャリオに会いたいという固い決意からアッコは引かない。
しかしワガンディアは既につぼみをつけていて、アッコの近くで花が開いてしまう。
花粉を浴びそうになってアッコは樹から落下し、箒で飛んできたアーシュラがアッコを守って体に花粉を浴び、二人は地面に墜落してしまう。
アッコは自分を体を張って守ってくれたアーシュラに謝り、そして感謝した。
そして「ありがとう」と意味の6つ目の言の葉「リュオーン」が解放された。
シャリオがこの場所でリュオーンを解放した時、自分だけがロッドに選ばれた事にシャリオは泣き、クロワはそれを許し、この言葉を解放していた。
しかしその後クロワはシャリオと距離を置くようになり、クラウソラスも七つの言の葉も無しに、自力で世界改変魔法を完成させようと企むようになってしまったのであった。

ワガンディアの花粉を浴びて飛べなくなってしまったアーシュラ。

巷ではクロワの開発したアプリの影響で、より人々がギスギスした雰囲気になっていた。
サッカーの試合で戦っている二つの国の国民達がお互いにヘイトスピーチを始め、国際問題となっていた。

アーシュラは七つ目の言の葉が「ファサンシール・シェアリーラ」である事をアッコに教えるが、意味はアーシュラも知らなかった。
シャリオ(アーシュラ)は最後の一つは見つけられなかったのである。
そしてアッコに自分がシャリオだと告げようとするが、タイミング悪く会話を遮られてしまう。
アンドリューがアッコが忘れていった帽子を渡そうと、ダイアナを通じて連絡してきたのである。
アッコはアンドリューと待ち合わせをする。
ギスギスした街の雰囲気をアッコは嫌がり、シャリオが居ればシャリオのショーで皆笑顔になって嫌な事なんて忘れてしまうはずだと目を輝かせる。
アンドリューは以前よりも魔法に対して好意的で、それはアッコの影響でもあった。
しかし、人々を感動させるのはシャリオ任せではなく自分でやらなければ意味が無いのでは、とアッコに問う。
アッコは素直に認め、必ずやって見せるとアンドリューに宣言した。
アッコは街中に浮遊するキューブを発見する。それは以前にも見たことがあり、何か事件が起こる時にいつも見かけていた物だった。
アッコはアンドリューに別れを告げ、キューブを追った。
アッコとアンドリューは帽子を渡すために待ち合わせをしたのに、アッコはまた帽子を忘れて行ってしまったのであった。

クロワはアプリで人々の負の感情を集めていた。
アッコは建物の屋上にいるクロワを発見し、街に異常が起こっている事をクロワに報告しに来た。
しかしアッコが追っていた謎のキューブはクロワの元に集まり、アッコはこれまで起こった不思議な事件や現在の街で行われている暴動の原因がクロワであることを知る。
クロワは人間の悪い感情を吸い取って魔法エネルギーに変換しようとしていたのである。
クロワは前から世界から段々と魔力が失われつつある事に懸念を持ち、人間の感情で魔力を生み出せたら良いと思っていたのだ。
アッコはクロワに拘束されてしまうが、そこにアーシュラが駆けつけてくる。
そしてクロワの口から、アッコはアーシュラがシャリオであることを知らされるのであった。
さらに、アッコが魔法を上手く使えないのは、アッコが幼い頃に見たシャリオのショーが原因だと言われる。
シャリオは過去、現在のクロワと同じく人々の感情を魔法のエネルギーに変えてショーをしたことがあり、エネルギーを吸われた人間は魔力が無くなってしまうのであった。
アーシュラがアッコに気にかけていたのは、アッコがシャリオのショーを見たと知り、自分のせいで魔力が無いのだと気づいて罪悪感を持っていたからなのであった。
アッコはショックを受け、「嘘だ!」と涙する。

アッコはアーシュラがシャリオであること、そしてシャリオによってアッコは夢見るエネルギーを吸われ、魔力を失ってしまった事を知る。

シャリオは小さい頃から、魔法で人々を笑顔にする事が夢であった。
しかしルーナノヴァに入学してから勉強は上手く行かず、親友のクロワに慰められる。
そしてワガンディアの森でロッドの使い手に選ばれ、クラウソラスを手に入れ、七つの言の葉を集める事になった。
シャリオはグラントリスケルはきっと皆が笑顔になれる魔法に違いないと思い、ウッドワードと共に言の葉集めに励んだ。
クロワはそんなシャリオに劣等感や嫉妬の感情を向けるようになっていた。
しかし七つ目の言の葉はなかなか見つからず、シャリオはもっと人々を感動させれば見つかるはずだと思う。
するとそこにテレビ出演やショーの仕事が舞い込み、人々にシャリオの存在は知れ渡り、シャリオブームが訪れた。
だが、しばらくするとシャリオのショーはもう見飽きたと言われるようになってしまう。
シャリオは楽しさを忘れ、ただ皆を吃驚させる魔法を考える事に必死になっていた。
そこへクロワが現れ、「ドリーム・フューエル・スピリット」という人々の感情を魔法のエネルギーにする方法を教えられる。
そうすれば大きな魔法が使えて、皆を感動させられるはずだと言われ、シャリオはドリーム・フューエル・スピリットをショーで使った。
ショーは大成功した。
しかし、終わった後にクロワから人々の夢見る気持ちをエネルギーに変換したため、エネルギーを吸われた人々は魔力を失うのだと知らされる。
クロワは、シャリオには七つの言の葉を集める義務がある、どんな方法を使ってでも世界改変魔法を使わないと、魔法はじきに忘れられてしまうとシャリオを罵った。
その後、シャリオはドリーム・フューエル・スピリットを使わずにショーをしたが、また興味を持たれなくなってしまう。
苦肉の策でシャリオはシャイニィアルクで月に矢を放ち、月を欠けさせた。
その瞬間、クラウソラスはシャリオの元から消えてしまったのであった。

ドリーム・フューエル・スピリットを使ったシャリオのショー。アッコはこのステージを見たのである。

アッコはシャリオの真実を知り、学校に帰らずどこかに行ってしまった。
ロッテたちはアッコを心配し、皆でアッコを探しに行く。
おおよその事を察していたダイアナは、アッコを探しに行こうとしないアーシュラを叱咤する。
ダイアナはアーシュラがシャリオである事に気づいていたのであった。
ダイアナはアッコを見つけ、塞ぎこんでしまったアッコに自分の過去を語る。
ダイアナも幼い頃シャイニィシャリオに憧れていたが、魔法界ではシャリオの評価は低く、魔女家系のダイアナは世間体からなかなかショーを見に行くことが出来なかった。
しかし海外のショーなら平気だろうと、わざわざ海外まで行ってシャリオのショーを見たのである。
それがドリーム・フューエル・スピリットを使ったショーなのであった。
つまり、アッコとダイアナはシャリオの同じショーを同じ場所で見ていたという共通点があった。
アッコと同様にダイアナもまた魔力を失い、しばらく魔法が使えなくなっていた。
しかしそれでも努力をし続け、魔法の力を取り戻し、シャリオの通ったルーナノヴァに入学したのである。
だがダイアナが魔法を勉強すればする程、魔法を見世物にしたシャリオの評価は下がり、ダイアナの心もシャリオから離れていった。
そこへアッコが入学してきて、屈託なくシャリオが好きだと言い、アッコ本人もシャリオのような不思議な魅力を持っていた事を羨ましいと思っていた。
ダイアナはアッコを信じ、アッコの魔法は誰よりも強いと信じるとアッコを励ました。
その後、ロッテたちがアッコの元へ駆けつけてきて、アッコは元気を取り戻した。

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