ファイナルファンタジータクティクス(FFT)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、1997年に発売されたFFシリーズの外伝的作品。FFシリーズ初のシミュレーションRPGである。苛烈な内戦の中で主要キャラクターが多く死亡する今作は従来のFFシリーズと毛並みが違っており、ファンを驚かせた。諸勢力が争う戦争に暗躍する謀略に巻き込まれ苦悩するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

『ファイナルファンタジータクティクス』の概要

「ファイナルファンタジータクティクス」とは、1997年にスクウェア・エニックス(当時はスクウェアであった)より発売されたPlayStation用のシミュレーションRPG。
ファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品であり、同シリーズ初のシミュレーションRPGである。
製作スタッフにはクエストより移籍してきた松野泰巳氏がディレクションとシナリオを担当し、キャラクターデザインには『伝説のオウガバトル』、『タクティクスオウガ』などを手掛けた吉田明彦氏が参加している。
2007年にはリメイク版として「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」がPSPで発売された。

FF12と深いつながりを持つ世界観であり、両者はイヴァリースというひとつの歴史の中で繋がっている。
具体的には、FF12の数百年後がFFTの世界となる。

政治劇が中心のストーリーであり、FFシリーズの中では異色を放ち、重厚でやや難解である。
シナリオの前半は身分や貧富から生まれる格差、そこから生まれる考え方、生き方の違いまでを目の当たりにし、苦悩する主人公ラムザの成長を中心に描く。
後半では諸勢力による謀略や内戦と、それらに巻き込まれていく主人公を中心にストーリーが展開される。
また、全編を通して主要キャラクターが殺害されるなど、従来のFFシリーズとはかなり趣向が異なった血生臭い描写が多い。

1章「持たざる者」の名言・名セリフ

家畜に神はいないッ!!

FFTといえば真っ先に挙がるほど有名な台詞の1つ。発言者はアルガス。
この台詞を発したアルガスは近衛騎士団所属の騎士見習いの青年であり、彼が連なるサダルファス家は有力な貴族であったが、当主の不名誉な行動により没落してしまった。
没落から這い上がって今の地位を手にしたアルガスは選民思想が強く、身分について非常に拘りを見せる。
その意識から発せられる数々の台詞は、貴族(もちろん自身も)が上に立つことを信じて疑わない内容ばかりである。
その代表が彼がたびたび口にする「平民は貴族の家畜である」という主張である。

「平民は俺たち貴族の家畜なんだよ!」とのアルガスの台詞に対し「神の前では平民、貴族問わず何人たりとも平等であって身分の差などない」と打倒貴族を唱えるミルウーダに反論される。それを受けて「家畜に神はいない」と言い放った。

この台詞における家畜というのはすなわち平民のこと。
神というものは人間(貴族)のものであり、人間ですらない家畜(平民)には神はいない、というのが主張の論旨。

数ヶ月間も豆だけのスープで暮らしたことがあるの?

上記の「家畜に神はいない」発言に至るやり取りの間で出た台詞。
この台詞を発したミルウーダは貴族制打破を主張するテロリスト集団・骸旅団所属の剣士であり、平民出身である。

骸旅団は貧窮した平民が反貴族主義を掲げて決起した団体なので、どの台詞も非常に切実で現実的である。
これも平民の搾取ぶりを訴えるセリフだが、「豆だけのスープ」のフレーズが、印象的な台詞として残った。
この台詞のインパクトからか、豆だけのスープ(豆スープ)をミルウーダの俗称とすることもしばしばある。

台詞全文は
「貴族がなんだというんだ! 私たちは貴族の家畜じゃない!
私たちは人間だわ!貴方たちと同じ人間よッ!
私たちと貴方たちの間にどんな差があるっていうの!?生まれた家が違うだけじゃないの!
ひもじい思いをしたことがある?数ヶ月も豆だけのスープで暮らしたことがあるの?
なぜ私たちが飢えなければならない?それは貴方たち貴族が奪うからだ!生きる権利のすべてを奪うからだッ!」

この主張に対しアルガスは貴族思想に満ちた「平民は貴族の家畜である」と答え、さらにこの作中最大の暴言である「家畜に神はいない」発言につながる。

正義とはそれを語る者によってころころと変わるものだ!

ミルウーダを撃破し、骸旅団を追う主人公ラムザはついに骸旅団の頭目であるウィーグラフを追い詰める。
実の妹であるミルウーダが殺されたことを知り、ウィーグラフはラムザに剣を向ける。
これ以上の戦いは無意味である、話し合いをしようと訴えるラムザをウィーグラフは鼻で笑う。

骸旅団討伐を命令した北天騎士団団長のダイスダーグはラムザの兄である。ダイスダーグを説得するからこれ以上盗賊まがいのことをやめてくれと主張するラムザだが、ウィーグラフは青臭い理想だと切って捨てる。

騎士ウィーグラフ
「ハッハッハッ! これは傑作だッ!
「おまえの兄たちが争いを起こしたくないだと? おまえはどこまで幸せなヤツなんだ!」

剣士ラムザ
「兄さんたちが好んで戦いをしかけていると言いたいのかッ!!」

騎士ウィーグラフ
「青いな! 執政者の手なんぞ黒い血で汚れているもの!」
「ダイスダーグに正義があるとでも? 正義とはそれを語る者によってころころと変わるものだ!」

この一連の会話はイベントシーンではなく戦闘中に挿入される。
FFTにはこのように戦闘中に会話が交わされることが非常に多い。ある意味、戦闘がイベントシーンとなっているのだ。
戦いながら会話をする(たいてい、自分の主張のぶつけ合いとなる)これらの様式は「議論戦闘」と言われる。
議論戦闘はFFTのシナリオ上、たいていの戦闘で発生する。字の通り本当に議論らしいものもあれば、ただ相手を罵倒するだけのものもある。
イベントシーンでは見られないキャラクターの心情や本音が見られるのが議論戦闘の醍醐味。
会話が始まる条件は敵もしくは味方の残りHPがトリガーである場合がほとんどで、そのため相手を瞬殺してしまうと見られないこともある。

2章「利用する者される者」の名言・名セリフ

今さら疑うものか!私はおまえを信じる!!

王女オヴェリアの護衛であり、ラムザに同行することになった女騎士アグリアスの名言。

ストーリー的にかなり重要な台詞であり、ここに至るまで人々に裏切られ続けたラムザが初めて報われた瞬間である台詞。
この台詞でアグリアスのファンになったプレイヤーも多い。

アグリアスが護衛している王女オヴェリアは非常に複雑な立場にいる。
国王崩御の後の国家元首を王女にするか、それとも赤ん坊のオリナス王子にするかで内戦を繰り広げているのがFFTの歴史の主軸である。
王子派である北天騎士団には命を狙われ、王女派である南天騎士団も騎士団内で勢力争いに夢中であてにできない。
中立の立場であるグレバドス教会を頼ろうとしたオヴェリアだが、その道中の護衛として雇った傭兵ガフガリオンも実は敵だった。
しまいには最後に頼った教会のドラクロワ枢機卿には政治の手札として王女の身柄を拘束され、アグリアス自身は抹殺されそうになってしまう。
信じたり頼ったりした相手にことごとく裏切られながらも命からがら逃げ出し、アグリアスはラムザに助けられることになる。
しかし、ラムザ自身も王子派の北天騎士団の筆頭、ベオルブ家の人間であった。

直前に信頼していた枢機卿に騙されて罠にかかり、それを救出した当のラムザも身分を偽っていた事が明かされる。アグリアスからすれば散々な運命である。
わけあって身分を偽っていたラムザ本人ですらアグリアスの信頼が得られるか不安だったのにも関わらず、アグリアスはこの台詞でラムザの不安を一刀両断してみせた。
この台詞の名言たる所以は短さにもある。長々と台詞を言わずに「信じる!!」とシンプルに一言言ってのけたインパクトが強い。

人の夢と書いて儚(はかない)…何か物悲しいわね…。

アグリアスのヘルプメッセージ。
ヘルプメセージとは、セレクトボタンを押すと、その時カーソルが指している項目の解説文が表示されるシステムのこと。
キャラクターの名前にカーソルを合わせヘルプメセージを表示すると、それぞれのキャラクターが思い思いの台詞を喋る。
印象的な台詞が多いヘルプメッセージの中でも、アグリアスのヘルプメセージは特に印象的な一言である。

オヴェリアへの忠誠心と正義感が非常に強く、「お前を信じる!」などとしばしば男らしい言動を見せてくれる彼女だが、そんな中で垣間見せるこうした女性らしい一面がアグリアスをFFT屈指の人気キャラに押し上げている大きな要因だと思われる。

余談だが、英語版では「Evanescence... what a sad word...」になっている。
意訳すれば「儚さとは…なんて悲しい言葉なんでしょう」になる。

狙って撃てばいいだけさ、銃のチャージは無意味だぜ

2章で仲間になるキャラクター、ムスタディオのヘルプメセージ。

ムスタディオはゴーグの街の機工士である。機工士とは、ゴーグの地下に眠る遺跡から古代文明を発掘して復元している職業のこと。
機工士が扱う銃もまた遺跡から発掘したもののひとつで、ムスタディオはこれを自在に操る。

彼のヘルプメッセージを見ると、「銃のチャージは無意味」と言われる。チャージとは弓使いのアビリティのひとつで、力を溜めることによって威力を上げるもの。
銃のダメージ計算は武器攻撃力の2乗の固定ダメージであり、その他の攻撃力増加の効果は受け付けない。
それを踏まえての台詞であるが、実はこれは大きな誤り。チャージは(一部の銃だけではあるが)大差はないもののダメージ計算に影響する。

こういった誤った記述や誤植はFFT内にはたびたび存在し、一番有名なものがムスタディオのヘルプメセージである。

そんな役に立たないもンはとっくの昔に捨てたよ!

傭兵ガフガリオンの台詞。

戦争を起こそうとしている連中にいいように扱われ、報酬次第ではどんなこともやってのける。
そんなガフガリオンをアグリアスはまるで犬のようだと罵る。誇りや矜持といったものはないのかというアグリアスの罵倒に対し、ガフガリオンはそんなものは捨てたと返す。

アグリアスの言っていることも騎士としては正論なのだが、ガフガリオンはたとえいいように利用されようとも彼なりの信念に従って行動している。
それを真っ向から否定されてなお、このように受け流せることが、戦場で叩き上げられた現実主義者であるガフガリオンの意志の強さを物語っている。
理想や誇りを持つことも大事だが、それだけでは現実を変えられないのもまた事実である。

こういった台詞のように、陰謀、策略などを主軸とした独特の台詞回しは「松野節」と呼ばれる。松野とはディレクターの松野泰己氏のことである。
このガフガリオンの台詞は、決して綺麗事だけで済まされない松野節の醍醐味を味わえる場面である。

3章「偽らざる者」の名言・名セリフ

ラムザ、きみは独りじゃない!きみには仲間がいる!命を賭して戦ってくれる仲間がいる!僕もその仲間の一人だッ!

3jkeito_999
3jkeito_999
@3jkeito_999

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