松山ケンイチとは【徹底解説まとめ】

松山ケンイチは青森県むつ市出身、1985年3月5日生まれのホリプロ所属のタレントで、俳優やモデルとして活動中。原作を忠実に再現するために演技や外見などを変える為、憑依型俳優や和製ジョニーデップなどと呼ばれている。2011年に女優の小雪と結婚し、現在は三児の父である。

大河ドラマ「平清盛」は平清盛の生涯を中心に、壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を語り部・源頼朝の視点を通して描かれた作品。
平清盛を主役とするのは1972年以来40年振りとなる。

「平清盛(松山ケンイチ)」は父である「平忠盛(中井貴一)」の長男として育てられてきたが、実は白河院と舞子の間に出来た子だと知り、出生の秘密を知ってしまったことにより、朝廷に忠実に仕える忠盛への軽蔑から荒れた少年期を過ごしていた。
「自分は何者なのか?」と思い悩みながら、平氏と並び立つ源氏の嫡男の「源義朝(玉木宏)」と競い合うように一人前の武士へと成長していく。

この平清盛の作品発表の記事をインターネットで見て、自ら『平清盛』の出演を希望した所、思いもよらず主演に抜擢され驚いた。

キャスト
平清盛 松山ケンイチ
清盛の幼少期 前田旺志郎
平忠盛(清盛の父) 中井貴一
平重盛(清盛の嫡男)窪田 正孝
平基盛(清盛の次男)渡部豪太
平宗盛(清盛の三男)石黒 英雄
平知盛(清盛の四男)小柳友
平重衡(清盛の五男)辻本祐樹
時子(清盛の後妻)深田恭子
崇徳上皇 井浦新
源義朝 玉木宏
源頼朝 岡田将生
源義経 神木 隆之介 他

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ど根性ガエル

「ど根性ガエル」は吉沢やすみ原作の日本漫画を実写化したもので、2015年に放送されたドラマ。

原作から16年後の30歳になった「ひろし(松山ケンイチ)」と「ぴょん吉(満島ひかり)」の姿を中心に描かれている。
警察官となったひろしの後輩「五郎(勝地涼)」、家業のパン工場を引き継いだ「ゴリライモ(新井浩文)」とは対称的にひろしは定職に就かず自滅的な日々を過ごしていた。そこに学生時代、学園マドンナだった「京子ちゃん(前田敦子)」が帰郷してきた。彼女と結婚したかったひろしは、自分と結婚してもらう為一念発起をし、次第に生活が変わっていく。

アニメの作品から16年後の30歳のひろし役を演じるにあたりインタビューで、「男としての美意識を、ぼく自身、ひろしと向き合って考えたい」と決意を新たにしていた。

キャスト
ひろし 松山ケンイチ
ぴょん吉 満島ひかり(声)
京子ちゃん 前田敦子
五郎 勝地涼
五利良 イモ太郎(ゴリライモ)新井浩文
梅さん 光石研
よし子先生 白羽ゆり
町田校長 でんでん 他

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舞台

髑髏城の七人 Season風

「髑髏城の七人 Season風」は2017年9月15日〜11月3日まで公演されていた舞台。
この髑髏城の七人は、キャスト・脚本・演出を変えた花・鳥・風・月(花鳥風月)の4バージョンが上演される構成になっており、風の舞台に松山ケンイチが出演している。

天正18年、本能寺の変で織田信長が明智光秀に討ち取られて8年が経過した時代、豊臣秀吉は天下統一を目前としていた。
だがそれに抗い、自らを「天魔王(松山ケンイチ)」と名乗るかつて信長に仕えた男が、漆黒の髑髏城に潜む武装集団「関東髑髏党」と共に関東を支配していた。
関東髑髏党に追われていた少女「沙霧(岸井ゆきの)」を助けた「捨之介(松山ケンイチ)」。
偶然知り合った「狸穴二郎衛門(生瀬勝久)」と共に、旧知の「無界屋蘭兵衛(向井理)」を頼って色街の無界の里へと向かったが、里は髑髏党の襲撃を受けてしまう。
奇妙な縁により繋がりのある七人が関東に集結し、二万人の兵を率いる髑髏城を攻め落とす決意をする。

信長と瓜二つの顔を持つ「捨之介(すてのすけ)」と「天魔王」の一人二役を松山ケンイチが演じたということで話題になった。
そしてこの舞台は、観客席が特殊な構造で巨大な円形になっており観客席が360度回転する。

風キャスト

捨之介 松山ケンイチ
天魔王 松山ケンイチ
無界屋蘭兵衛 向井理
極楽太夫 田中麗奈
兵庫 山内圭哉
沙霧 岸井ゆきの
狸穴二郎衛門 生瀬勝久
贋鉄斎 橋本じゅん 他

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松山ケンイチの人物像

インタビューで松山ケンイチは「限りある命なので一瞬一瞬がただ過ぎてしまったらもったいない。だからといって日々エンジン全開で生きるのではなくて、仕事は全力でやって、休む時はしっかり休み、遊ぶ時はしっかり遊ぶ。何をするにも“生きている”ことを感じながら人生を歩んでいきたい」と話していた。

松山ケンイチのエピソード・逸話

青森にいた頃、学生時代に新聞配達のバイトをしていたが、配達する家を覚えられず2日で辞めてしまった。
芸能界入りする前のオーディションは母親が勝手に応募し、本人も東京に遊びに行けるならと気軽に考え、応募写真は部屋着のようなTシャツ姿で映ったものだったらしい。
オーディション時は、強い目力と肌の色の白さが印象的で発言一つ一つに個性が溢れていたそうだ。
このオーディションのグランプリ賞金は50万円前後で、東京に上京してきた時にそのお金をほとんど毎日コンビニの牛丼代に費やした。
2011年に女優の小雪と結婚、二人は「カムイ外伝」での共演がきっかけで知り合い、猛アタックして告白していたが4回も振られていたそうだ。
都心に住んでいるが、都会にあるおしゃれなお店より、昔っぽい落ち着いた和な感じのお店の方が好き。
どちらかというとインドア派だが、昔はよく代々木公園に行き、天気のいい日は敷物をひいて寝転がっていた。

松山ケンイチ 関連リンク

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