めだかボックスの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「めだかボックス」は2009年より「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画作品。
主人公の完璧超人「黒神めだか」は圧倒的支持で箱庭学園生徒会長となり、幼馴染の「人吉善吉」と共に生徒会活動をスタートする。その活動の一つが目安箱、通称「めだかボックス」に投書された案件の解決。次第に増える個性豊かな生徒会メンバーと共に、生徒間トラブルを通してめだか達の成長を描く。奥深く考えさせられる名言の数々が名高い。

幼き日の球磨川のセリフ。
めだかを含む様々な異常な人間が病院に集められ、彼らの異常性は一体何のためにあるのか、彼らのような異常な人間は何のために生まれて来たのか、それを解析するための検査が行われていた。
幼き日のめだかは「自分は人を幸せにするために生まれて来た」と自分なりの結論を出したが、対して球磨川は冷え切った発言を残したのだった。

努力が実を結ぶことを現実じゃあ奇跡とも都合がいいとも言わねえんだよ。

めだかの姉である黒神くじらは、「素晴らしいものは地獄からしか生まれない」という主義を持ち、自ら過酷な環境へ身を落としてきたマッドサイエンティストだった。
そんなくじらは、めだか率いる現生徒会の解任をかけた「マイナス十三組」との戦闘、通称「生徒会戦挙」で球磨川の部下の一人と戦うことになる。極寒のフィールドでの戦闘で、強敵相手にくじらは不利に陥りながらも、土壇場で自らの身体を改造することによって新たな「体温を操る」能力を発現し、形勢逆転する。
その様子を見ていた球磨川の、「奇跡的に都合よく覚醒する、少年漫画のような展開」という評価に対し、くじらが返した台詞。
くじらの改造スキルは、サイエンティストとして過酷な環境で培った努力の蓄積であり、それは漫画の世界の「ご都合主義」や「奇跡」とは違うと示している。

俺は! お前がどんな酷いことをしても! それをなかったことにしない! 俺は今ここにいるお前を! 「いない(マイナス)」みたいには扱わない! だからお前も! 自分を「駄目(マイナス)」みたいに言わないでくれ!

球磨川の部下の一人である江迎怒江は「荒廃した腐花(ラフラフレシア)」という「触れたものを腐らせる」能力を持っていて、「生徒会戦挙」で善吉は江迎と戦っていた。
江迎にとってその能力はコンプレックスで、触れたものが腐るという酷い現実を気に病んでいた。善吉が戦っていたのは勝利のためというより江迎を改心させるためであり、「土を腐らせた腐葉土で桜の木を咲かせる」など、江迎のおぞましい能力も使い道次第では役立てることを示し、手を差し伸べる。しかし江迎は、それを突っぱねる。
「大嘘憑き(オールフィクション)」という「物事をなかったことにする」能力を持っている球磨川。「きみがどんなに酷いことをしても、全部なかったことにしてあげる」という彼の言葉に、江迎の心は掌握されていた。
そんな江迎に、差し伸べた手を突っぱねられてもなお彼女の両手を掴み、手が腐りながらも善吉が力強く放ったセリフである。

不幸なままで幸せな奴に勝ちたい! 嫌われ者でも! 憎まれっ子でも! やられ役でも! 主役を張れるって証明したい!!

「生徒会戦挙」も佳境に入り、めだかとの戦いを控えた球磨川。そんな折、球磨川はかつて同じ学校で同級生だった安心院なじみと夢の中で対面する。
宇宙ができる前、何もないところに突然生まれ、今日まで生きてきた人外、それが安心院なじみである。彼女は1京2858兆0519億6763万3865個の能力を持ち、3兆4021億9382万2311年と287日生きているという規格外な存在だった。
彼女はその一京の中の一つ、「腑罪証明(アリバイトリック)」という「どこにでも存在できる」能力を使い卒業後も度々「お気に入りの人間」である球磨川の夢の中に現れていた。その夢の中で、球磨川が安心院へ向けたセリフ。あらゆることに負け続けてきた人生で、自分という人間が人として最底辺だと自覚しながら生きてきて、それでもなお、そんな自分のまま「めだか」というエリートに勝ちたいと、初めて球磨川は括弧なしで本音を語った。
「あいつらに勝ちたい。格好よくなくても強くなくても、正しくなくても美しくなくても、可愛げがなくても奇麗じゃなくても、格好よくて強くて正しくて美しくて可愛くて奇麗な連中に勝ちたい。才能に恵まれなくっても頭が悪くても、性格が悪くてもおちこぼれでも、はぐれものでも出来損ないでも、才能あふれる頭と性格のいい、上り調子でつるんでるできた連中に勝ちたい。友達ができないままで友達ができる奴に勝ちたい。努力できないままで努力できる連中に勝ちたい。勝利できないままで勝利できる奴に勝ちたい。不幸なままで幸せな奴に勝ちたい! 嫌われ者でも! 憎まれっ子でも! やられ役でも! 主役を張れるって証明したい!!」
余すことなく思いのたけをぶつける球磨川だが、決して「幸せになりたい」や「改心したい」とは言わないあたり、過負荷らしい負の一面も見せている。
「球磨川の主人公回」とも呼ばれるこの回で、「めだかボックス」における球磨川の人気は爆発的に上昇した。

まったくどーでもいいことでいつまでモメてるつもりなんだか。僕から見れば全員平等にただのくだらねーカスだってのに。

「生徒会戦挙」でのめだかとの戦いを前にした球磨川の、「勝ちたい」という本音を聞いた安心院が、球磨川が去った後に吐いたセリフ。
「めだかボックス」の中で、十三組の生徒達など、異常な人間が持つ異常な特殊能力のことは「異常性(アブノーマル)」と呼ばれ、マイナス十三組の生徒達などの過負荷な人間の持つおぞましい特殊能力のことは「過負荷(マイナス)」と呼ばれ、そんな二種類の特殊能力はまとめて「スキル」と呼ばれている。
そんな中でも安心院なじみは規格外で、「7932兆1354億4152万3222個の異常性」と「4925兆9165億2611万0643個の過負荷」、合わせて「1京2858兆0519億6763万3865個のスキル」を持ち、3兆4021億9382万2311年と287日生きているという存在だった。
そんな存在からすれば、生徒会と「マイナス十三組」の対立など、取るに足らないどうでもいい事件でしかないのだろう。

僕のことは親しみを込めて安心院(あんしんいん)さんと呼びなさい。

球磨川率いる「マイナス十三組」との戦いが終わった箱庭学園に、新たな脅威として転校してきたのは安心院(あじむ)なじみだった。
そもそも「マイナス十三組」は「フラスコ計画」のプランの一つで、天才の何たるかを知るために逆に「天才と対極にいる過負荷を分析する」という目的で集められた生徒達だった。
その「マイナス十三組」プランがめだか達に潰され、ついに直接転校してきた、フラスコ計画の提案者であり黒幕の安心院なじみ。彼女は余裕の態度でめだか達の前にも堂々と姿を現し、友達のようにさえ振る舞う。めだか達が敵対心を込めて「安心院なじみ」と呼ぶと、決まって「僕のことは親しみを込めて安心院(あんしんいん)さんと呼びなさい」と返した。

少年漫画は僕みたいな甘ちゃんには高尚過ぎてね。なぜなら、少年漫画が読者(ぼくたち)に教えてくれるのは、友情・努力・勝利じゃなく、最後に勝つのは能力のある奴だという極めて残酷な現実だからだ。能力があるから友達ができて、能力があるから努力できて、能力があるから勝利できる。そんな救いのない現実を、能力のある僕としては見ていて忍びないんだよ。

一京ものスキルを持つ安心院を「少年漫画もビックリのインフレだ」と評価する球磨川に対し、安心院は「少年漫画は読まない」と語り、直後に説明したその理由。
「週刊少年ジャンプ」に掲載される「めだかボックス」の中で、堂々と少年漫画に対する真っ向否定をするという、この棘の強いセリフは多くの賛否両論を呼んだ。

『また勝てなかった』

めだか達生徒会は、中学生を対象とした、次世代の箱庭学園生徒会を育成するためのイベントを開く。そのイベントに参加した女子中学生仲良し五人組が、力試しとして球磨川を襲った。球磨川は戦闘の実力では完全に五人を凌駕しており、五人の内一人を追い詰めたというところで、他の四人に降参を告げられる。
友が追い詰められ、迷わず武器を捨て頭を下げる四人の姿に、球磨川も戦いを止める。強者にこそ容赦のない球磨川だが、彼は弱者には甘い。弱者たる女子中学生五人を前に、球磨川は勝利を放棄し立ち去った。球磨川は立ち去る際にこのセリフを言う。
屈指の「過負荷(マイナス)」である故に、球磨川は人生において勝利をすることはできない。そういう宿命とさえいっても過言でない負け続けの人生を歩む球磨川の、戦いに負けた後の捨て台詞としてよく使われる。

『思い通りにならなくても』『負けても』『勝てなくても』『馬鹿でも』『踏まれても蹴られても』『悲しくても苦しくても貧しくても』『痛くても辛くても弱くても』『正しくなくても卑しくても!』、それでもへらへら笑うのが過負荷(マイナス)だ!!

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