ボインゴ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ボインゴとは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵キャラクターで、スタンドと呼ばれる超能力の使い手の一人である。100%の的中率を誇るスタンド「トト神」を使い、兄オインゴと共に主人公空条承太郎(くうじょう じょうたろう)らを追い詰めようとする。気弱で、兄以外の人物とはとまともに話もできない。作中では2度ほど承太郎たちを始末しようとしたが、いずれも存在すら知られず自滅的に退場している。

ボインゴのプロフィール・人物像

CV:くまいもとこ(TVアニメ版)、菅沼久義(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)、高木早苗(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 3部格闘ゲーム』)

ボインゴとは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場するキャラクターで、特定の幻像を結ぶ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手の1人である。
兄のオインゴと共に吸血鬼DIO(ディオ)に仕えており、主の命令で兄と共に主人公空条承太郎(くうじょう じょうたろう)一行を襲った。気づかれることなくリタイアし、同じくDIOの部下であるホル・ホースに拉致されまたも承太郎たちを襲撃することとなる。
100%の予言能力を漫画で伝えるスタンド「トト神」を持つ。非常に内気かつ暗い性格で、兄がいないと行動できず、他人と会話をすることもできない。人前に出る時は、木箱に隠れて移動する。自分の能力には絶対の自信があり、ホル・ホースから何度も疑われたが「ぼくのトト神の予言は100%です」と言い返している。尚、予言の指示に従おうと焦って行動するホル・ホースの行動に的確にツッコミを入れる冷静さもある。

ボインゴの来歴・活躍

エジプト9栄神の暗示を持つ兄弟

兄オインゴの肩に乗るボインゴ。

内気な少年ボインゴは、兄のオインゴ共々アスワンへ向かおうとしていた。彼らは精神エネルギーが具現化した超能力「スタンド」を持っており、主たるDIOの命令で、彼を討とうとしている空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とその一行を倒そうとしていた。
ボインゴのスタンドは本の形状をした「トト神」で、漫画の形で予言をするというものだった。兄オインゴには身長、体重、声や体臭まで他者そっくりに変える変身能力「クヌム神」が備わっていた。兄弟の能力は、エジプト9栄神の暗示を持つものであった。
トト神の予言は100%の的中率を誇り、ボインゴの予言能力であらゆる危険を事前に察知して回避し、オインゴの能力で未来の情報を最大限活用できるため、彼らは自分たちを無敵の兄弟と称していた。「本能的にムカつく顔をした男」を予言通りに殴りつけ、兄弟は承太郎たちの始末へと向かう。

兄弟の末路

予言の指示に従ったものの、承太郎たちと行動を共にする犬のイギーの妨害により、紅茶に毒を混ぜて飲ませる作戦は失敗する(「犬が邪魔をした為、奴らは毒入りの紅茶を飲まなかった」との予言が遅れて出た)。次に「承太郎たちが乗り込む車に爆発物を仕掛けたオレンジを紛れ込ませれば、承太郎の顔が真っ二つに割れる」との予言が現れる。早速爆弾を仕掛けたオレンジを車に忍ばせたオインゴだが、承太郎の祖父ジョセフ・ジョースターと仲間のジャン=ピエール・ポルナレフが戻ってきた。
咄嗟に承太郎に化けたオインゴは、そのまま車に乗せられる。このままでは爆弾で吹き飛ばされるのは本物の承太郎ではなく、自分ではないかと思い始めたオインゴは、どうにか口実を作って車外に出た。ところが、ポルナレフがそれと知らずに爆弾入りのオレンジを捨てており、オインゴは変身を解く前にオレンジを踏んでしまう。
ボインゴは、予言通りに顔を割られた兄の仇を討つべく「自分一人あいつらを倒す」と決意する。弟の成長に涙を流すオインゴだったが、先ほど彼が殴りつけた男が屈強な仲間を連れ戻ってきた。兄弟は報復を受け、入院する。
皮肉にも、この顛末はトト神に予言として記されていた。

ホル・ホースとの復讐劇

トト神の荒唐無稽な予言を信じられないホル・ホース(右)。

退院したボインゴは、DIOの部下であるホル・ホースによって拉致される。兄がいまだ入院を余儀なくされている中、ボインゴは嫌々ながらホル・ホースと協力することとなった。ホル・ホースのスタンドは拳銃型の幻像を生み出して銃弾を放つ、皇帝(エンペラー)というものだった。承太郎たちは既にDIOの屋敷近くまで迫っており、ホル・ホースは早く承太郎たちを倒さねばと焦る。
そこにトト神の予言があり、ボインゴの能力にやや疑問を抱いていたホル・ホースはそれを読んでみる。「通りすがりの女性に飛び蹴りをしろ。その女性は大喜びで宝石をくれる」というトト神の予言の内容はあまりに荒唐無稽で、ホル・ホースには予言通りに行動する意味が見いだせない。ボインゴは木の箱の下に隠れながら「ぼくのトト神の予言は100%絶対です」と言い返す。無茶苦茶な予言だが、指示に従ったところホル・ホースが蹴りつけた女性の服の下からサソリの死体が出てきた。女性はホル・ホースを「サソリを蹴り潰してくれた命の恩人」と見なし、宝石のついたアクセサリーを礼として渡す。この結果に驚き、トト神の能力に感服したホル・ホースは、以降その予言に従うことにした。
「下水道工事をしている男たちに金を払ってパイプを開けてもらい、そこにホル・ホースの弾丸を撃ち込めば、その銃弾が脳天をブチ抜く」との予言が出た。そこには、まさに脳天を撃ち抜かれる承太郎の絵が描かれており、これこそは自分たちの完全勝利だとボインゴとホル・ホースは色めき立つ。漫画では狙撃の場面の前に正午ジャストを示す絵があり、「正午ちょうどに狙撃せよ」との指示だと分かる。
トラブルはあったものの、どうにか正午ジャストに銃弾をパイプに撃ち込んだホル・ホースだが、彼の時計は進んでいた。トト神の指示に従わなかったことを知ったホル・ホースは予言を確認するため、ボインゴからトト神を奪い両手で掲げる。その時、ホル・ホースの制御を外れて戻ってきた弾丸が彼の額に命中。奇跡的に一命を取り留めるも、奇しくもその銃弾はトト神の先ほどの予言に描かれた承太郎のイラストの「脳天をブチ抜く」形となっていた。
2度も予言の内容を回避した承太郎は非常な強運の主で、彼に勝てるのは主のDIOくらいだとボインゴは考える。復讐の虚しさを悟ったボインゴは、自分たちの能力は人の為に使った方がいいと感じる。今まで隠れていた木箱を蹴り、兄のいるアスワンに帰ろうとしたボインゴだったが、箱が近くにいた犬に当たった。
その犬は承太郎たちと共に旅をしているスタンド使いのイギーだったが、単に箱をぶつけられたことに怒ったイギーによりボインゴは噛みつかれた。
トト神は、「人の性格がそんな簡単に変えられ成長できるなら、誰も苦労はしない」と語る。ボインゴは前以上に暗ーい性格となり、アスワンへと帰って行った。

クレイジー・Dの悪霊的失恋

DIOが倒されてから10年。相変わらず暗い性格のままのボインゴは、またもホル・ホースに拉致される。スタンド使いかもしれないオウム探しを依頼されたホル・ホースに、オウムの居場所を予言させる為であった。「2度と自分に関わらないこと、頭に思い浮かべないこと」を条件に渋々協力したボインゴだが、オウムがいる日本のM県S市杜王町で何故か行方不明となる(オウム探しはホル・ホースが続行。尚、ボインゴの失踪理由は不明)。トト神は、承太郎たちの仲間だった花京院典明(かきょういん のりあき)のいとこである花京院涼子(かきょういん りょうこ)に拾われた。

ボインゴのスタンド能力:トト神

スタンドとは

本の形状をしたトト神。

スタンドとは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する一種の超能力である。精神エネルギーが具現化したもので、生まれつき或いは特殊な矢の鏃で傷を負うことで発動する。スタンドを持つ者を「スタンド使い」と呼ぶ。スタンドのビジョンを見る、触ることができるのはスタンド使いのみ。

ステータス

破壊力-E / スピード-E / 持続力-A / 射程距離-E / 精密動作性-E / 成長性-E

(A-超スゴイ、B-スゴイ、C-人間と同じ、D-ニガテ、E-超ニガテ)

能力:漫画による的中率100%の予言

トト神による予言。

トト神は本の形状をしており、一般人でも見る、触れることができる特殊なスタンドである。能力は漫画による未来予知で、100%の的中率を誇る。白紙のページに少し先の未来が徐々に現れてくるが、予言の内容はボインゴにはコントロールできず、また必ずしも彼に都合のいい内容ではない。ボインゴに「人生とはそういうもの」と諭すような記述もある。
また、予言の内容は一見すると簡素かつ突拍子もないもので、「通りすがりの女性に飛び蹴りをすると、大喜びで宝石をくれる」という信じがたい記述が現れることがある。それでも漫画の指示通りにすれば良いことが起き、内容に従わないとしっぺ返しを受ける。先の「女性に飛び蹴りをして宝石をもらう」予言は、女性の服に隠れていた猛毒のサソリを蹴り潰した礼として貴金属を譲られるとの結果に繋がったが、ただ「飛び蹴りをしろ」との指示しか与えられず、トト神の能力を信じ切っていなかったホル・ホースはなかなか行動に写せなかった。
「下水道のパイプに銃弾を撃ち込め」といった内容の予言が出たが、狙撃の場面の前に正午を示す時計が描かれており、「正午ぴったりにパイプに弾丸を撃ち込め」という無言のメッセージも込められていた。漫画をよく読んでいたホル・ホースは指示通りにしたが、彼の時計が進んでいた為予言の指示に従わなかったことになり、自分が弾丸を受けてしまう。
漫画の絵柄は独特なもので、ファンからは「トト神絵」と呼ばれる。

ボインゴの関連人物・キャラクター

えどまち
えどまち
@edono78

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フォーエバーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場するオランウータンのスタンド使い。ジョジョ史上初となる人間以外のスタンド使いだ。多面パズルを容易く解く高い知能を持っている反面、人間の女性のポルノを好んだり、家出少女アンに襲い掛かったりする好色な性質がある。承太郎に敗北して命乞いをするが、多くの船員を殺害していたため聞き入れられず、駆除された。 船と一体化したスタンド「力(ストレングス)」の使い手。

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ダニエル・J・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダニエル・J・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダニエル・J・ダービーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、稀代のギャンブラー。指先の感覚だけでカードの位置を覚えることができ、素早くカードを配りながら自分の手札に有利なカードを入れるといった高い技術を持つイカサマ師でもある。魂を賭けたギャンブルで勝利し、スタンド「オシリス神」で敗北した相手の魂をコインに変えてコレクションしている。スタンド能力ではなく本体のイカサマの技術だけで勝負するという、珍しいタイプのスタンド使いだ。

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ラバーソール(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラバーソール(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラバーソールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、スタンド能力で花京院典明(かきょういん のりあき)に化けた人物。「ハンサム」を自称するほど整った顔立ちだが、性格は粗野で下品かつ暴力的で、花京院に化けていても空条承太郎(くうじょう じょうたろう)が不審に思うほど不自然だった。 肉を取り込んで強く大きくなるスライム状のスタンド「黄の節制(イエローテンパランス)」の使い手。

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マライア(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

マライア(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

マライアとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場するキャラクターで、磁力のスタンドを持つ美女。いつも煙草を吸っており、余裕たっぷりに微笑みながらターゲットを術中に嵌める。けだるげな振る舞いと気品を併せ持つ女だが、頭に血が上ると顔を醜く歪めて相手を罵る。 スタンド能力はエジプト9栄神のひとつ「バステト女神」の暗示を持っており、触れたものに磁力を付与する。作中ではジョセフ・ジョースターとモハメド・アヴドゥルがバステト女神の餌食になり、大苦戦を強いられた。

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呪いのデーボ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

呪いのデーボ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

呪いのデーボとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、シンガポールでポルナレフを襲撃した。アメリカインディアンの呪術師という触れ込みで商売している殺し屋で、世界中に雇い主がいる。デーボのスタンド「エボニーデビル」は相手を挑発してわざと攻撃を受け、その恨みのパワーで強くなる能力。そのため、デーボは全身傷だらけの恐ろしい見た目をしている。ポルナレフを術中に嵌めるが返り討ちにされ、ホテルのトイレでズタズタになった死体が発見された。

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ケニーG(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニーG(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニーGとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』のDIOの館にいた幻覚を作り出すスタンド使い。館に侵入したポルナレフ、アヴドゥル、イギーをスタンドで作り出した迷宮に閉じ込めたが、アヴドゥルの生命探知機とイギーの嗅覚で見つけ出され、戦うことすらなく倒されてしまった。 スタンド能力は幻覚を作り出す「ティナー・サックス」。直接戦闘する力はない。

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テレンス・T・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

テレンス・T・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

テレンス・T・ダービーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、ダニエル・J・ダービーの弟。DIOの館で執事を務めている。兄のことは「尊敬している」と言いつつ「古いタイプの人間」と見下している。 必要以上に丁寧な言葉遣いをするが、本性は残酷で傲慢。ゲームで負かした相手の魂をその人そっくりに用意した人形に閉じ込め、着せ替えやおしゃべりを楽しむという趣味を持っている。彼のコレクションボックスには正気を失ったたくさんの人形が並んでいる。

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グレーフライ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

グレーフライ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

グレーフライとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の作中で飛行機に乗ったジョースター一行を襲撃したスタンド使い。クワガタムシの姿をしたスタンド「灰の塔(タワーオブグレー)」の使い手。スタンド能力で事故に見せかけて大量殺戮を行う人物で、飛行機事故やビル火災などで多くの人間を死に至らしめてきた。DIOの手下となって承太郎たちを襲撃したが、花京院典明の活躍によって倒された。

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