Dofus(ドフス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「Dofus」とは、フランスのANKAMA社が開発運営するMMO RPGのことである。
Adobe Flashを用いた2Dのターン制のシミュレーションRPG。プレイは基本無料となっている。
プレイヤーたちは伝説のドラゴンが残した魔法の卵「ドフス」を求めて旅をする。

スチーマー

攻防、遠近兼ね備えた万能アタッカー。タレットという装置を召喚し、それを利用して攻撃や補助を行う。
タレットは召喚者であるスチーマーのターン終わりに自動で攻撃するが、(専用のスペルで指定しない限り)ターゲットは完全にランダム。そのためフレンドリーファイア(味方を攻撃すること)が頻発する。

エリオトロープ

味方の移動を補助する整地と敵の攻撃を引き受けるタンクを兼ね揃えたアタッカー。
フィールドにポータルを設置し、それを用いて自由自在に戦闘フィールドを移動し、ポータルを介しての間接攻撃などを得意とするクラス。
ポータルは味方も利用でき、移動や攻撃の補助に使うことができる。

ユペールマージュ

2016年に追加された新クラス。
自身に「ルーン」と呼ばれるステータスを付与し、それによってスペルの効果が変わるというトリッキーなクラス。

オウギナック

2017年に追加された新クラス。犬をモチーフとしたクラスで、猫をモチーフとしたエカフリップとは対のような存在。
そもそも「オウギナック」自体は敵(モンスター)やNPCとして以前から存在していた。彼らをプレイアブルキャラクターとして使用したいというユーザーの希望で実装された。
翻訳が追いついておらず、クラスの概要(種族としての特徴が書かれた文書)やスキルなどのテキストは英語のまま。公式サイトでも、スキルはともかく生活様式など世界観に関する内容は掲載されていない。

『Dofus(ドフス)』のゲームシステム

戦闘システム

マス目を用いたターン制のシミュレーションバトルとなっている。
高さの概念はないが、視界の概念が存在する。そのため障害物によって視界が遮られ攻撃が届かないということがある。また一部のスペルは障害物を無視して攻撃することができる。

レベル・ステータス

キャラクターレベルの最大は200。
余談だが、「レベル199から200にする経験値」と「レベル1からレベル199にする経験値」は同量。そのためレベル199が「折り返し地点」である。
この他に、採取・製作に関わる職業レベルが存在する。こちらも最大値は200。

スペルにはレベルが設定されている。最大レベルは6。
キャラクターレベルが上がるごとに付与されるスペルレベルを割り振って成長させる。

装備

武器、盾、頭、マント、ベルト、靴、アミュレット(首飾り)、指輪、ドフス・トロフィー、ペット・マウントの10部位にそれぞれ1つずつ。

装備の入手方法はほぼすべて「素材を集め、製作する」こと。
モンスターから直接装備品がドロップすることはない。

装備品には「セット効果」というものが設定されている。
「ゴッボール」というモンスターからドロップした素材から作った「ゴッボールあたま」「ゴッボールマント」「ゴッボールベルト」「ゴッボールブーツ」「ゴッボールアミュレット」「ゴッボールリング」「ゴッボールハンマー」は「ゴッボールセット」と呼ばれ、
これらを装備した数によってステータスにボーナスがつく。ちなみにゴッボールセットすべてを装備するとコンプリートボーナスでAP(後述)が増加する。

セット効果で付与されるステータスは装備1つ分に相当するほどのであり、セット効果を発動させるということは実質装備を1つ多く装備しているのと同等の意味を持つ。
非常に重要な要素であり、どのセット効果を発動するかがキャラクターのビルド要素となっている。

移動・行動

MP (ムーブメントポイント) を消費してマスを移動する。行動はAP(アクションポイント) を消費する。

例えば、3MPのキャラクターは1ターンにつき最大3マスまで移動が可能。使い切らず余らせてもよい。
マスを進んで攻撃した後に安全圏へ退避といったように、(そのキャラクターのターン内であれば)移動と行動は自由。
複数のマスをまたいで移動する場合、経路は指定できない。もし特定のマスを避けたい場合は1マスずつ移動と決定を繰り返して進むことになる。

初期値は6AP3MPであり、一定のレベルに達するか、装備によって増やすことができる。

続編である「Wakfu(ワクフ)」とは違い、攻撃する・される方向によるダメージ補正はない。

チャレンジ

チャレンジとは、達成することで経験値やアイテムドロップにボーナスが付くシステムのことである。
戦闘ごとにチャレンジという制限が設定され、この制限を達成して勝利すると難度に応じて経験値とアイテムドロップにボーナスがつく。
制限(チャレンジ)の内容は、特定の敵を最初に(または最後に)倒せ、特定の属性の攻撃をするな、正面から攻撃されてはいけない、など。
特定のバトルで特定のチャレンジで固定されることはなく完全にランダムで決定される。
「チャレンジ」(挑戦)の名の通り、失敗しても特にペナルティはない。無理に狙うより早々に破って次の戦闘に行ったほうが結果的に効率がいい。

celeste1018
celeste1018
@celeste1018

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