Happy Tree Friends(ハッピーツリーフレンズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「Happy Tree Friends」とは、アメリカのアニメ会社「Mondo Media」製作のフラッシュアニメ作品。略称は「ハピツリ」「HTF」など。公式サイト又は公式Youtubeで視聴することが出来る。半擬人化の獣人というコミカルなキャラクター達が可愛らしいが、ほぼ全ての話で残酷でグロテスクな表現があり、日本ではトラウマ作品としても名高い。PG-12指定。

フリッピーの誕生日

最初は微笑ましいシーンで始まるが…。

フレイキーはフリッピーの誕生日を祝うためお菓子を作り準備をしていた。
その横にはナッティがいて、材料のチョコを食べようとしてフレイキーに叱られる。
フレイキーはピーナッツをミキサーにかけるが、ミキサーが詰まってしまいそれを取ろうと手を突っ込もうとする。
このままミンチになってしまうのか?と思われたが、フレイキーは事前に危険に気づき、電源を抜いてから詰まったピーナッツを取った。
フレイキーはその詰まっていたピーナッツを口に入れると、突如顔に斑点が現れ、唇が腫れて、体が風船のように膨張してしまう。
フレイキーはピーナッツアレルギーだったのである。
ナッティはフレイキーの異変に驚き、フレイキーと材料のチョコを見比べて、フレイキーに怒られないと分かるとチョコを貪り食べた。
病院へ行き退院したフレイキーは再び誕生日会の準備を始める。
今度はナッティとカドルスとマイムとスニッフルズとトゥーシーとモールも手伝っている。
ナッティは何かを作っていたがそれに山のように砂糖を入れ、マイムはバルーンアートを作り、モールはポスターを貼り、スニッフルズは樽に水を入れてリンゴを冷やし、フレイキーとカドルスは壁を装飾していた。
そこへフリッピーがやってきて、一同は静かにして電気を消した。
フリッピーは突然の事に驚くが、皆が祝ってくれる事にとても喜んだ。
ナッティだけは砂糖に夢中でそれどころではなかった。
フレイキーは作ったケーキを持って行き、皆でバースデーソングを歌い、フリッピーにケーキを切り分けるようにケーキナイフを渡す。
フリッピーは刃物を見て一瞬暴走しそうになるが、我に帰る。
その頃、ナッティは砂糖を口に入れハイになりグルグルと回転し出した。
ナッティは竜巻のようにマイムの持っていたピーナッツを巻き込み、そのピーナッツがフレイキーの口に入ってしまう。
フレイキーは体が膨張し、周りにあった風船を針で割った。
風船の破裂音は爆発音に似ているため、フリッピーは戦争を思い出し、ついに暴走してしまう。
始めに近くに居たトゥーシーを持っていたケーキナイフで殺す。
次にカドルスの首を風船の糸で絞め、風船はカドルスを吊ったまま天井に上がって行き、カドルスは天井についたシーリングファンで体がバラバラになった。
そしてフリッピーは回転していたナッティを殺し、ピーナッツを取るためミキサーに手を突っ込んでいたマイムの所に行き、ミキサーの電源を入れてミンチにして殺した。
スニッフルズは水の入った樽の中に逃げるが、フリッピーに蓋をされてしまい窒息しそうになる。
そして樽の横から黒髭危機一髪のように刃物で刺していくが、スニッフルズは無傷で、むしろ刃物のお陰で水が抜けて助かり安堵する。
しかし、フリッピーは刃物が複数刺さった樽を外に持ち出し、傾斜を転がし、スニッフルズも死ぬ。
残るはモールとフレイキーであるが、モールは一連の流れを一切把握しておらず、針を持ってウロウロしていた。
そして膨張したフレイキーを刺しフレイキーが爆発、フレイキーの針が刺さってモールは死亡。フレイキーも爆発して死亡。
フレイキーの爆発音でフリッピーは我に返り、周りが地獄絵図になっているにも関わらず、血の入ったドリンクを飲んでニッコリ笑った。

スーパーマンパロディ

何故か盲目のモールがカメラマンに抜擢されてしまう。

スプレンディドは新聞社に勤めていた。
スプレンディドが作成した新聞記事には写真が無く、上司のランピーに言われ、カメラマンのモールと一緒に写真を撮りに行く事になった。
新しく出来たショッピングモールで写真撮影と取材をしていると、モールのカメラから出た煙で火災報知機が作動し、ドアが水に濡れて故障して開かなくなってしまう。
そんな事になっているとは知らずに、モールは脚立のついたカメラとガムのガチャガチャを間違えて使い、地面に丸いガムが散らばる。
一輪車で通りかかったマイムがガムを踏んでしまい、車輪で弾かれたガムがバキュンバキュンと銃声のような音を立てた。
その音を聞いたスプレンディドは近くにあった公衆電話に入ってヒーローに変身しようとするが、公衆電話にはクロ・マーモットが居て中に入れなかった。
そうしている間に騒動は収束していて、一安心するスプレンディド。
しかし、マイムが脚立にぶつかり、脚立に乗っていたハンディーがよろけて近くの電線に口で掴まり、ハンディーの持っていたノコギリなどの工具がマイムに落ちてきて、マイムは咄嗟に工具でジャグリングをしはじめた。
スプレンディドは隣にも公衆電話がある事に気づいて入るが、公衆電話の中をカブが見ていたため変身できなかった。
そうこうしているうちにマイムは工具と一緒に証明写真機の中に突っ込み、工具で頭を負傷して死亡した。
その証明写真機の横で、モールがフィルムを落とし、フィルムだと思ってマイムの肉片をカメラに詰めた。
口で電線に掴まっていたハンディーはもう体力の限界が来ていて、今にも口が千切れそうになっている。
スプレンディドはハンディーを助けようと裏路地に入って変身(普通に着替えている)するが、その様子をモールに撮られてしまう。
モールはそのまま帰ろうと車に向かっていき、スプレンディドはモールを追いかけるか、ハンディーを助けるか迷う。
迷っている間にハンディーは口がちぎれて落下し、スプレンディドはハンディーを受け止めようと向かうが間に合わず、ハンディーはバラバラになった。
スプレンディドはモールの車を追い、車の上部をちぎって持ち上げるが、乗っていたのはペチュニアで車と一緒に胴体が分裂し死亡。
次にスプレンディドがモールだと思い掴みかかったのはギグルスで、その向かいにモールを発見し猛スピードでモールを追った。
その衝撃波でギグルスと、近くに居たトゥーシーが吹き飛ばされて死んだ。
モールが新聞社の前まで行ったのを見て、スプレンディドは突撃するが、モールがカメラでスプレンディドを撮った為フラッシュで目がくらみ建物に衝突してしまう。
その建物は新聞社の隣の建物で、スプレンディドは急いでオフィスに戻ると、モールがカメラを上司であるランピーに渡していた。
しかしカメラに入っているのはフィルムではなく肉片であったため事無きを得た。
スプレンディドは安堵してフゥ~と息をついたが、その息が掛かった社員のカドルスが凍死し、驚いたスプレンディドは誤魔化そうと目からビームを出してバラバラに砕いた。
こうしてスプレンディドは正体がヒーローだとバレずに済んだ。

クリスマスの日に泥棒に入るシフティ・リフティ

クリスマスツリーの天辺の星を見て目を輝かせるリフティ。

クリスマスの日、ポップが料理をしていると、うっかり焦がしてしまう。
その煙で火災報知機がなるが、ポップはそれを壊して止めた。
その頃、ポップの家の煙突からシフティとリフティが泥棒に入ってきた。
二人は家財を盗もうとするが、クリスマスツリーとその頂点にある星を見て目を輝かせ、クリスマスツリーを盗もうとする。
しかし大きなクリスマスツリーは煙突を通らず、二人は諦めてツリーをそのままにして帰っていった。
ポップはそうとは知らず、暖炉に火をつける。
煙突にはツリーが詰まっているため排気口が無い非常に危険な状態である。
そしてカブに本を読み聞かせている間に煙が家中に周り、壊してしまった火災報知機は鳴らず、二人はそのまま煙を吸って死亡した。
次にシフティとリフティは、マイムの家に行く。
しかしマイムの家には家具が一切無く、料理も金庫の管理もパントマイムでしていた。
シフティとリフティはどうするか迷い、とりあえずパントマイムでエア金庫を持って行ったが、やはりそこには何も無かった。
そして最後に、シフティとリフティはフリッピーの家へ行く。
フリッピーの家には金目の物が沢山あり、しかも主のフリッピーはソファで居眠りしていて、二人ははしゃいだ。
二人はソッと音を立てないようにと思って行動するが、花瓶を割ったりテレビを大音量でつけてしまったりなど失敗をやらかす。
しかしフリッピーは起きる様子は無く、二人は大胆にも壁に穴を空けてコンバインを使って家の中の物を全て持ち出そうとした。
最後に残ったのはフリッピーと、フリッピーの膝に乗ったクッキーだけであった。
二人がクッキーを食べようと一枚手に取ると、フリッピーが目覚める。
そして自分が縛られている事に驚き、戦場で拷問された時の事を思い出して暴走モードに入ってしまう。
二人は慌てて逃げようとするが、逃げ道をフリッピーに塞がれてしまう。
リフティがフリッピーに捕まり、キャンディを体に刺されて壁に磔にされる。
リフティはキャンディを舐めてどうにか脱出を図ろうとする。
その頃シフティはフリッピーにトラバサミで手を切断され、目に粉々になったガラスを吹きかけられ、電飾のコードで宙吊りにされ、クッキーでお腹を切られて死んだ。
なおこのクッキーはツリーの形をした普通のクッキーであるが、フリッピーが持つとクッキーすら凶器になるようである。
リフティがどうにか飴を舐め終わって脱出に成功すると、シフティらしき人物が逃げ道を作って待っていた。
リフティは何も疑わずに言われた通りの場所から飛び降りて逃げるが、その先には二人が用意したコンバインがあり、機材のタイヤに巻き込まれて死亡。
シフティだと思われた人物は、シフティの皮を被ったフリッピーであった。
その頃、マイムは金庫がなくなっている事に気づいて吃驚していた。

ペチュニアとハンディーが恋人になる話

前半は微笑ましさを感じてしまうが…。

ペチュニアは小鳥を飼っていたが、その小鳥が窓辺にとまりそのまま逃げそうになってしまう。
急いで小鳥を捕まえるが、ホッとしたそのタイミングで窓枠が落ちてきてペチュニアの両手が切断されてしまう。
手術の結果、ペチュニアは命は助かったが両手を失くしてしまった。
ため息をついているとそこにハンディーが通りかかり、ペチュニアはハンディーに一目惚れした。
二人は瞬く間に仲良くなった。
公園でカドルスとギグルスがブランコで遊んでいるのを見て、腕の無い自分達には出来ないと残念がる二人。
しかし、シーソーは腕が無くても遊ぶことが出来た。
カドルスとギグルスが手を繋いでいるが、ペチュニアとハンディーも包帯を結べば手を繋ぐことができた(誰がこの包帯を結んだのかは不明)。
ボーリングの玉を投げられないが、代わりに自分が玉になってピンを倒して遊んだ。
しかしピンを回収する機械に巻き込まれ、二人はミンチになってしまう。
二人は医者のランピーの元に運ばれ、緊急手術が行われた。
ハンディーが目を覚ますと、命に別状は無かったがペチュニアとハンディーが合体した状態になっていた。
何故かランピーはそれを見て微笑ましそうにうんうんと頷くが、誤ってランピーの両腕もハンディーとペチュニアと合体した状態になっていた。
そこへペチュニアの小鳥が飛んできて、ハンディーとペチュニアの縫い糸を引っ張ると、糸で繋いでいた体がバラバラになって二人とも死んでしまった。

足が挟まってしまったランピー

どう考えても危ないが気づかない、ランピークオリティ。

ある日、ランピーは木を切っていた。
しかし危なっかしい切り方をしてしまったため、木がランピー目掛けて倒れてきてしまう。
身構えるランピーであったが、直撃せず木に潰される事はなかった。
だが良く見ると右足が木の太い枝と地面の間に挟まってしまっている。
ランピーは近くにあった斧で木を切ろうとするが、ランピーが斧を振りかざすと先端だけが飛んで行ってしまった。
ポケットを探ると、スプーンとクリップとサイコロが入っていた。
ランピーは斧の柄を噛み締め、スプーンで木に挟まった足を切り落とそうとする。
痛みで鼻水と涙を出しながら何度も何度もスプーンで足を打ち続けるが、骨の部分はスプーンでは敵わない。
近くにあった石とスプーン両方を使って骨を打つと、今度はスプーンが骨に刺さって抜けなくなってしまう。
焦ったランピーがスプーンを無理やり引き抜くと、無事(?)骨が折れた。
痛みで絶叫しつつもこれで帰れると安堵するランピーであったが、良く見ると自分が切り落とした足は木に挟まっていない左足であった。
つまりずっと何でもないほうの足を打ち続けていたのに、気づかなかったのである。
ランピーは今度は切り落とした足を噛み締め、ポケットに入っていたクリップで今度こそ右足を切り落とそうとするのだった。

ラミー&ミスター・ピクルス初登場

他人からはミスター・ピクルスはただのキュウリなのである。

ハンディが工事している近くで、ラミーとミスターピクルスはお茶を飲んでいた。
そこへペチュニアがやってきて、持っていたお人形をピクルスの横へ置いて、ラミーとお茶会を始めた。
ペチュニアとラミーは楽しくお茶を飲むが、ペチュニアが席を立ったところでピクルスがペチュニアの人形の首をもいだ。
驚いたラミーは人形を手に取ってなんとかくっ付かないかと試していると、ペチュニアが帰ってきた。
ペチュニアはラミーが人形の首で遊んでいるように見えたため怒る。
するとペチュニアの背後にピクルスが居て、ペチュニアのネックレスを引っ張り首を絞める。
ラミーは慌ててペチュニアを解放しようとするが、その光景をスクーターで通りかかったフレイキーが見てしまう。
フレイキーからはラミーがペチュニアの首を絞めて殺しているように見え、叫びながらスクーターで逃げて行った。
ピクルスは道路で作業をしているハンディーの車に乗り込み、フレイキーを追いかけようとする。
ラミーはピクルスを止めようと車に乗り込むが、車は発進してしまう。
そうとは知らないハンディーはラミーとピクルスの乗る車に轢き殺された。
フレイキーはラミーが追ってきているのを知り、より逃げようと必死になる。
ラミーとピクルスは通行人だったカドルスを轢き殺し、大きな木が道を遮り立ち往生していたフレイキーも殺した。
その光景を警察官のランピーが見ていて、ラミーは捕獲され逮捕された。
刑務所に入れられため息をついているラミーの元に食事が運ばれてきた。
その食事の中にはミスターピクルスが居て、二人は再会した。

チョコレートと結婚するナッティ

チョコと結婚し、子供が出来る妄想をするナッティ。

ポップはカブに大きな棒つきキャンディを与え、カブが喜んでいるのを見て立ち去ろうとする。
するとそこへナッティが来て、カブのキャンディを見て喜び、カブからキャンディを奪ってしまう。
それを見ていたポップは怒ってナッティとキャンディの取り合いになる。
二人の手が滑ってキャンディは飛んで行き、カブの顔に張り付いてしまう。
ポップは慌ててキャンディを剥がそうとするが、カブの顔の皮膚ごと剥がれてしまい大慌てになり、キャンディは顔から剥がれた衝撃で遠くへ飛んでいった。
ナッティはキャンディを追っていくが、キャンディは崖から落ちていってしまい、ナッティの手には入らなかった。
落ち込んだナッティは、丸いガムの入ったガチャガチャを見つける。
そのガチャガチャがあれば夢のような生活があるはずだと夢見て、コインを入れてガチャをまわすが、壊れていて中身が出てこない。
ナッティは半狂乱になって近くにあったゴミ箱でガチャガチャを破壊し、地面に落ちたガラス片とガムを一緒に口に入れて噛んだ。
歯や口の中が傷つくもお構いなくガムで風船を膨らませ、風船が割れた衝撃でガムにくっ付いていたガラス片が顔に刺さった。
病院へ行き手当てをしてもらった帰り道、今度はショーウインドウの中にハート型の箱に入ったチョコを発見する。
ナッティはそのチョコレートと結婚し、幸せな生活を送る妄想をする。
妻(チョコ)は子供を産み、ナッティがその子供をつれて散歩し家に帰ると、家から口元をチョコで汚した配達員のランピーが出てくる。
ナッティは妻がランピーに食べられたのだと思い、復讐をしようとするが、バレたのか警察に捕まり刑務所に入れられてしまう。
すると死んだと思っていた妻が面会に現れ、ナッティは涙する。
ナッティが刑務所から出てくると、妻が迎えに来ていて、二人はまた一緒に暮らす事になった。
ナッティはお爺さんになり、二人が幸せそうに椅子に座っていると、突然妻が倒れ死んでしまう。
ナッティは悲しみながら妻の中に入っていたチョコレートを貪り食べ、妻をお墓に入れた。
と言う所まで妄想し、急いでハートの箱に入ったチョコを手に入れようと店に入ろうとするが、店はしまっていて入ることが出来ない。
半狂乱になったナッティはドアをガチャガチャして開けようとするが、その衝撃で頭上にあったキャンディの看板が落ちてきて尻尾が切断され、変わりに尻尾のあった位置にキャンディの看板が刺さる。
その頃、顔面の皮膚が剥がれたカブはポップにつれられ、モールの運転する救急車に乗っていた。
モールは泣きじゃくるカブに何かあげようと運転席の下を探り、前が見えていない(そもそも盲目であるのだが)。
尻尾を切断されたナッティは救急車の前に出て行き、救急車に轢かれ、そのまま引きずられてミンチになって死亡。
モールはそんな事には気づかず、泣いているカブにカブの顔面の皮膚がついたキャンディを与えてなだめた。

ギグルスと間違えてランピーとデートしてしまうモール

ギグルスとランピーを間違え、しかもランピーが死んでいることにも気づかないモール。

モールはギグルスとデートをする約束をしていて、車でギグルスを迎えに行く。
盲目であるため色々な物を轢くが一切気づかず、ブレーキをかけずに壁に激突して止まった。
モールはそんな事は一切気にせず、ギグルスの家のチャイムを鳴らす。
するとランピーが出てきた。
そこはギグルスの家ではなく、ランピーの家であったのである。
ランピーはわけが分からないがとりあえずモールについていき、助手席に乗った。
一方のギグルスはモールを待ち、ため息をついていた。
モールが運転する車の行く先は、ハンディーが車の点検をしていて通れなくなっていた。
しかしモールはそんな事には一切気づかずモールの車とハンディーの車が衝突し、ハンディーはトランクに体を挟まれて死亡する。
その事故で車は上半分が壊れ、ランピーも頭を負傷して死んでいた。
モールは寒そうな素振りをし車の窓を閉めるが、車の上半分が無いから寒いという事に全然気づいていない。
二人は映画を見て、ご飯を食べた。
ランピーのむき出しになった脳みそに鳥が止まり、脳みそを突っつくとランピーの体が痙攣してモールの足にランピーの足が当たった。
モールはギグルスが触ってきたのだと思って顔を赤らめた。
その頃、いかにも危なさそうな崖に車が止まっていて、その中ではディスコ・ベアとペチュニアがデートをしているようであった。
しかしペチュニアはあからさまにディスコ・ベアを嫌がり、ディスコ・ベアがキスを迫ると持っていた催涙スプレーを目に吹きかけた。
そこにモールの車が後ろから衝突し、ディスコ・ベアとペチュニアの乗った車は崖から落ちて爆破、二人は爆死した。
モールは、良い雰囲気だと思ったのか、ランピーの肩に手をまわした。
するとまたランピーの脳みそを鳥が突っつき、ランピーの手がモールの顔面に当たった。
モールはギグルスが叩いたのだと思った。
モールを待ちわびていたギグルスの家に漸くチャイムが鳴る。
ギグルスが嬉しそうに出ると、そこには死んだランピーが居て、ギグルスを家に送り届けたと思っているモールは車で去って行った。

Nico93908
Nico93908
@Nico93908

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