スーパーロボット大戦(αシリーズ)のネタバレ解説まとめ

スーパーロボットアニメ作品によるクロスオーバーシュミレーションRPG『スーパーロボット大戦』の1シリーズ。発売・バンプレスト、開発・バンプレソフト。
2000年発売の『スーパーロボット大戦α』から始まり、2005年の『第3次スーパーロボット大戦α』で完結。
外伝1作を含む全4作からなる長編ストーリーとなっている。

基本的なゲームシステムはシミュレーションRPG(SRPG)に準じる。マップ単位でゲームが区切られ、マップ間でレベルや資金を引き継ぐキャンペーン方式が採用されている。
各マップでは敵味方にわかれ、敗北条件を満たさないように注意しながら、勝利条件の達成を目指す。
特定の条件を満たすと熟練度が獲得でき、熟練度の値に応じて難易度が変化する。熟練度は『α』では加算タイミングが固定されていなかったが、『α外伝』以降は1マップ毎に指定された条件をみたすことで1加算される形式へ変更された。

小隊制

本シリーズは『α』及び『α外伝』が「単騎出撃制」『第2次α』及び『第3次α』が「小隊制」となっている。これらはマップに出撃するユニットの単位が1体毎か1小隊毎かで分けられている。小隊制の作品では機体毎にコストが決まっており、最大4機、総コスト5以下で1つの小隊を作成する。マップ上では小隊単位で行動する事となり、マップ中での小隊の解散や合流は不可能となっている。小隊の内1機を小隊長として指定でき、通常の攻撃が行えるのは小隊長のみで、他の小隊員は支援攻撃を行う事となる。小隊長はマップ中で変更が可能。攻撃の種類は小隊長による攻撃のみを行う通常攻撃、小隊員による支援攻撃が入る小隊攻撃、敵小隊の全ユニットを攻撃する全体攻撃、敵複数小隊を攻撃できるMAP兵器による攻撃の4種類となっている。通常攻撃は手数が減るが、他小隊の援護攻撃を受けることが出来る利点がある。小隊攻撃時に小隊員が利用する武器が予め決まっており(ユニットステータスでは該当武器に「PLA」と付記されているため、前もって確認が可能)、自由に武器を選ぶことが出来ない。全体攻撃は特定の武器(ユニットステータスで「ALL」と付記されている武器)でしか利用できない他、敵小隊の機体数に応じて威力が減衰するが、多数の敵ユニットを攻撃可能。

パイロット

本作では機体の操縦者をパイロットと呼ぶ。一部ユニットはパイロットが操縦しているとは言い難かったり、そもそも生身で戦っている場合もあるが、それらの機体でもパイロットとユニットが切り分けられている。パイロットには攻撃に関わる複数のステータスが設定されている他、様々な特徴を表現する特殊技能と、戦局を覆すほどの影響力を発揮する特殊コマンド「精神コマンド」が設定されている。『第2次α』からは小隊制への移行に伴い、小隊長になった際に発揮される『小隊長スキル』が追加された。

パイロットポイント(PP)

『第2次α』から登場。敵を撃破した際にパイロットが獲得できるポイントで、これを消費してパイロットを強化する事ができる。ステータスを上昇させる他、特殊技能の取得も可能。先天的な要素が強い技能は取得できない他、各パイロットが所持できる特殊技能の数には限りがあり、元々取得する事が決まっている技能の上書きは不可能となっている。

乗り換え

一部のパイロットは、同一シリーズの機体に乗り換える事ができる。スーパーロボット大戦シリーズの特徴の一つ。強力な機体を複数のパイロットで共用したり、小隊員に向いた機体に育てたいパイロットを乗せたりする事が出来る。

ユニット

本作ではロボットや戦闘機、戦艦などの戦闘に参加する兵器をユニットと呼ぶ。単なる生物などもユニットとして扱われ、システム上ではユニットとは別にパイロットが設定されている。マップ上ではユニットを動かしてゲームを進める。『第2次α』以降は小隊制への移行に伴い、複数ユニットからなる小隊を操作する形式へ移行した。ユニットには攻撃や移動に関わる複数のステータスが設定されている他、ユニットの特徴を表現する特殊能力が設定されている。

改造

ユニットに改造を施し、強化するシステム。スーパーロボット大戦シリーズの特徴の一つ。ユニットの各ステータスと武器を改造する事が可能。武器改造は『α』では各武器を個別に改造する形式だが、『α外伝』以降は全武器を一括で改造する方式に変更された。

周回引き継ぎ

『α外伝』で追加されたシステム。ゲームクリアしたセーブデータを使用することで2回目以降のプレイ時に特典が得られる。『α外伝』ではクリア時の難易度に応じて一定の資金を持った状態で再スタート出来る。『第2次α』からはゲーム中で得た資金とPPを周回数に応じた割合で引き継いで再スタート出来るようになった。3回クリア後(4周目)からは100%の引き継ぎが可能となる(これ以上の上昇はなし)。『第3次α』では周回引き継ぎを使用し、シナリオチャートをすべて埋めることでバンプレストオリジナルキャラクターが勢揃いするスペシャルシナリオがプレイできるようになる。

『スーパーロボット大戦(αシリーズ)』の主要登場人物・キャラクター/ユニット

αシリーズで活躍するキャラクターやユニットを紹介する。原作ありきのゲームであるため、バンプレストオリジナル以外のキャラクターについては出展作品についても触れる。

剣鉄也

CV:野田圭一
『マジンガーZ』の続編『グレートマジンガー』の主人公。
孤児だったが、グレートマジンガーの設計者、兜剣造に引き取られ、グレートマジンガーのパイロットとして育てられる。厳しい訓練を受け、グレートマジンガーの操縦以外にも生身での戦闘やバイクの操縦まで熟達しており、戦闘のプロを自称する。
設定年齢は当初22歳だったが、放映途中に18歳へと変更された。己の出自や厳しい養父である剣造への愛憎など、様々な葛藤を抱えたキャラクターであり、それは普段からニヒルな言動を取る様子に現れている。この葛藤が原因となり『グレートマジンガー』終盤では日本に戻ってきた兜甲児と対立し、スタンドプレーに走って大きな危機を招くこととなってしまう。この際の剣造の捨て身の打開策や兜甲児の弟であり鉄也にとっても弟分だった兜シローの説得により、兜甲児とは和解する。
兜甲児のことを甲児君と君付けで呼ぶ。対して甲児からは媒体によって君付け、さん付け、呼び捨てと一定しない。これは前述の設定年齢の変更や媒体ごとの担当者の違いに起因している。スーパーロボット大戦シリーズでは基本的にさん付けで統一されており、αシリーズでもさん付けとなっている。
『α』では序盤で顔見せの後、自軍に加入するのは終盤となっている。この際、DC戦争シリーズと違い、原作に則って自軍に対し斜に構えた言動を見せる。後の『α外伝』ではこの描写が更に強くなり、特に甲児との確執が本格化。これを克服し成長する様子が描かれる。同作のメイン舞台となる未来編では「単独行動が可能な人物」としてストーリーの中心に据わったこともあり、オリジナル主人公が登場しない『α外伝』の主人公と表されるほどの活躍を見せた。
『第2次α』以降は戦闘のプロとして後輩格のキャラクターを諭す描写が増え、頼れる兄貴的キャラクターという印象を強めた。αシリーズの縦糸として活躍したキャラクターである。

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