テイルズ オブ レジェンディア(Tales of Legendia、TOL)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ レジェンディア』はバンダイナムコゲームス発売のPS2用専用RPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第7作目のマザーシップタイトルである。ジャンル名は「絆が伝説を生み出すRPG」。遺跡船と呼ばれる巨大な船に流れ着いたセネルとシャーリィの兄妹が、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくストーリーである。

CV:佐藤ゆうこ

クルザンド王統国独立師団が誇る3人の精鋭幹部「トリプルカイツ」の紅一点。
頭につけた角の飾りと露出度の高い妖艶な鎧が特徴的な女戦士で、モーゼスと同じ魔獣使い。

カッシェルと共にヴァーツラフが10年前に実戦投入した爪術士部隊隊員のひとりで、以来、ヴァーツラフ率いる独立師団で戦い続け、幹部に昇り詰める。
ヴァーツラフに負けず劣らずの好戦的で男勝りな性格で、戦いと敵を痛めつけることに喜びを感じるサディスト。

幽幻のカッシェル

CV:高戸靖広

クルザンド王統国独立師団が誇る3人の精鋭幹部「トリプルカイツ」のひとり。
忍者のような出で立ちをしており、諜報、破壊、テロなどの特殊任務を主に担当する工作員でもある。

メラニィと共にヴァーツラフが10年前に実戦投入した爪術士部隊隊員のひとりで、以来、ヴァーツラフ率いる独立師団で戦い続け、幹部に昇り詰める。
エキセントリックでメラニィ以上に残忍な性格で、楽しみのために人を嬲り殺しにする。メルネス捕獲作戦においてセネルたちと並ぶ障害となったモーゼスの子分の多くを嬲り殺しにしており、そのことでモーゼスが自分に怒りを抱いていることから、彼の顔も恐怖に歪ませることを楽しみにしている節がある。

烈斬のスティングル

CV:大場真人

クルザンド王統国独立師団が誇る3人の精鋭幹部「トリプルカイツ」のひとり。
獅子の仮面を被り、漆黒の鎧に身を包んだ大剣使い。

5年前、傭兵としてヴァーツラフ軍に加わり、以後戦功を重ねて、トリプルカイツの一角に列せられるようになった。
主に負けず劣らずの残忍さと凶悪さを持ったメラニィとカッシェルとは違い、寡黙で冷静沈着な性格で、小細工の類を使わずに正々堂々と敵と対することを尊んだ武人肌の持ち主である。そんな性格と外様としての経歴、普段素顔を隠すなどしてあからさまに自らの正体を伏せていることなどから、メラニィとカッシェルとの仲はあまり良くない。
クロエとは浅からぬ因縁を持っているらしく、彼女に対して意味深で挑発的な台詞を投げかけてくる。

『テイルズ オブ レジェンディア』のゲームシステム

戦闘

本作の戦闘システムは、対戦型格闘ゲームのようにサイドビューの1ラインで戦う従来の基本的な戦闘システムと、ナムコの格闘ゲームから採用された戦闘システムを融合させた「X-LMBS(クロスオーバー・リニアモーションバトルシステム)」。戦闘は「わかりやすく」ということを意識しており、隣接する敵の背後に回り込む行動「バッシングスルー」や、敵が特殊な行動を取ろうとする際のアイコンによる警告表示「コーションシグナル」がある。
本作の術技は「爪術(そうじゅつ)」と言い、特技・奥義・投げ技・我流奥義を使用する前衛型の「アーツ系爪術士」と、攻撃・回復・補助の3つの種類に分類された術を使用する後衛型の「ブレス系爪術士」がいる。どちらのタイプの術技も発動にはTP(テクニカルポイント)を消費し、TPは戦闘中1秒ごとに、または戦闘勝利時に一定量自動回復する。また、従来とは違い、戦闘不能になるとHPと共にTPもゼロとなり、戦闘不能から復活させてもすぐには術技を使うことができず、特にボス戦のような緊急を要する状況では対応できないことがある。
ちなみに術はレベルを上げることによって手に入る「呪文書」に書かれた、魔物を倒すことで手に入るエネルギーの結晶「スカルプチャ」を集めることで初めて使用可能となる。

また、投げ技はセネルとボスキャラクターとして登場するヴァーツラフだけが使用でき、通常はダメージを与えられないダウン中の敵にダメージを与えられ、投げた敵が他の敵に命中すると命中した敵にもダメージを与えられる。そして、セネルは投げ技を複数持っているが、敵に設定される「重さ」に合うものでなければ発動する事はできない。
我流奥義は習得した特技・奥義を使い込むことで入手できる「極意」を組み合わせることで使用可能となり、特定の種族以外には効果はあまり発揮しないが、大ダメージや状態異常を与えることができる。
相手にダメージを与えたり味方がダメージを受けたりすることで溜まる「クライマックスゲージ」を満タンにすることで、敵が一定時間無防備の状態で呈すする「クライマックスモード」を任意で発動できるようになる。発動中には味方の状態異常が回復し、敵に当てた攻撃は全て連続ヒットしたものと見なされ、ゲージが多く残っているほど大きなダメージを与えられる連携攻撃「クライマックスコンボ」を繰り出すことができる。
そして、その他のシステムとして、敵キャラクターの残存体力の円グラフによる表示、敵の周囲に展開され、入ると状態異常や能力低下といった変化をもたらす円陣「FOE(フィールドオブエフェクト)」といったものがある。また、「マルチタップ未対応による協力ぷれいの不可」「戦闘中の操作キャラクターの変更不可」と、従来のテイルズシリーズから受け継がれていた点がいくつか廃止されており、「テイルズ オブ エターニア」以降に搭載されていたキャラクターごとの強力な術技「秘奥義」も同じく廃止された。

料理

本作にも料理システムは受け継がれているが、登場する料理が全てパンや調理パン、パンケーキなどになり、できたパンを食べることでHP回復などの効果を得られる「ブレッドバスケットシステム」に変更された。
従来のテイルズシリーズと違いレシピと食材が揃えばいつでも作れるということはなく、ウェルテスのパン屋やモフモフ族の集落にあるパン焼き窯でのみ調理可能。料理はバスケットに入れて一定数持ち歩くことができ、バスケット画面を開ける状態ならいつでも食べられ、そして一度作ったパンを捨てたり売ったりすることはできない。さらにパンを1度食べると従来のテイルズシリーズの料理のようにキャラクターが満腹になるということはなく、回復が必要な状態なら連続で食べることが可能となっている。

レシピは主に遺跡船各地でブタやヤカンなどの様々なオブジェに扮している「ワンダーパン職人」のミミーを探し出すことで入手可能で、一種類のパンの作成個数が一定を越えると同系統のレシピがアレンジとして追加される仕組みとなっている(具体例として、「トースト」を5回作成で「ジャムトースト」のレシピが追加される)。
なお、他のテイルズシリーズではキャラクターごとに違う食材を使用したり、「熟練度」の度合いによって調理に失敗することもあるが、本作で使用する食材は全員共通となっており、熟練度が設定されていないため調理に失敗することもない。

称号・その他

ストーリーを進行した、もしくはすべてのパンを1回以上作成したなど特定の条件を満たした際には「称号」を取得でき、装備画面で変更することでそのキャラクターの能力値が上昇・下降する。称号の名称は各キャラクター共通のもの、固有のものと様々だが、ストーリーの進行状況に従い取得できるものはキャラクター固有の共通名称(具体例としてセネルは「◯◯お兄ちゃん」、シャーリィは「◯◯少女」)が付いている。

一方、戦闘中の様々な行動により、戦闘評価が「グレード」という数値として算出される。本作の物語の第二部となっているキャラクタークエストをクリアし、トゥルーエンディングの後に保存したセーブデータをロードすると、グレードを消費し次周開始時に「アイテム最大所持数の変更」「最大HPの増減」「術技の引継ぎ」などの特典を得られる「グレードショップ」を利用できる。
また、他のテイルズシリーズにはない特典として、戦闘中にパーティーキャラクターの容姿が変わる「コスチューム変更」が存在し、白と青を基調とした衣装「正装」と動物の「着ぐるみ」のどちらかに変更できる。ただし、購入した周の途中でコスチュームを変更したり、元の衣装に戻すことはできないものとなっており、プレイヤーの好み次第ではよく考えて設定する必要がある。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)のネタバレ解説まとめ

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)とは2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。キャッチコピーは「変われる強さ、変わらぬ想い」。猟師のリッドはある少女に出会い、旅に出ることになる。その日一日生きられればいいと考えていた少年が、大事な人を守りたいと願うようになり、仲間とともに世界を救うことを決意する。

Read Article

テイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)のネタバレ解説まとめ

XBOX、PS3用ゲームテイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)について。本作は人気テイルズシリーズの10作目にあたる作品である。漫画、映画、ドラマCDなどに発展している。下町の平和のために旅に出たユーリが旅の途中で様々な仲間と出会い、ギルド「ブレイブヴェスペリア」を結成する。そして仲間とともに世界の存続をかける陰謀に立ち向かっていくストーリーである。

Read Article

テイルズ オブ リバース(Tales of Rebirth、TOR)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ リバース』はバンダイナムコゲームス発売のRPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第6作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が生まれ変わるRPG」。 主人公のヴェイグ・リュングベルが、さらわれた幼馴染の少女クレア・ベネットを救うべく、仲間たちと共に旅に出る中、「ヒューマ」と「ガジュマ」二つの種族の共存と対立の問題に直面していく物語である。

Read Article

テイルズ オブ ジ アビス(Tales of the Abyss、TOA)のネタバレ解説まとめ

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。 キャラクターデザインは藤島康介。 キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア(Tales of Xillia、TOX)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ エクシリア』とは、2011年にPlayStation3用タイトルとしてバンダイナムコゲームスから発売されたRPG。同シリーズの15周年記念作品である本作は、シリーズ初のダブル主人公を採用し、同シリーズのキャラクターデザインでお馴染みの藤島康介、いのまたむつみが本作のキャラクターデザインを担当。精霊マクスウェルが創造し、人間と精霊が共生する世界リーゼ・マクシアを舞台に、創造主と同じ姓を名乗る謎の女性ミラ=マクスウェルと、医師を志す青年ジュード・マティスの世界を救う物語が描かれる。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア2(Tales Of Xillia2、TOX2)のネタバレ解説まとめ

リーゼ・マクシアとエレンピオスを隔てる断界殻が消えて約1年後。 エレンピオスの首都トリグラフに住む青年ルドガー・ウィル・クルスニク。 就職先へ初日出社日、見知らぬ少女エルと列車テロに巻き込まれる。 事件解決のため奔走する彼だったが多額な借金と分史世界の破壊という使命を背負うこととなってしまう。 「テイルズ オブ」シリーズの本編作品、第14作目。

Read Article

テイルズ オブ ベルセリア(Tales of Berseria、TOB)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ ベルセリア』はバンダイナムコエンターテインメント発売のRPGであり、『テイルズ オブ』シリーズの第16作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が君らしく生きるためのRPG」。 マザーシップタイトル初の単独女性主人公が話題となった。 信頼していた義兄に目の前で弟を殺されたベルベッド。左手を業魔にされた彼女は世界を救う救世主となった義兄を殺す復讐の旅にでる。

Read Article

テイルズオブシリーズのマスコットキャラ+グッズまとめ

我らがバンナム様の大人気ゲーム、テイルズオブシリーズですが、その壮大でリアルな世界観はRPGとして最高峰です。そんな中、いくつかのシリーズに登場するマスコットキャラクターがいます。それは今ではマスコットの範疇で収まる事無く、数多くのグッズとして制作・販売され、そのかわいさも抜群なのです。今回は、そんなテイルズオブシリーズのマスコットキャラの紹介とグッズをまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents