Wakfu(ワクフ)のクラスまとめ

クラスとは、フランスのANKAMA社が提供するMMOやアニメで展開される「Wakfu(ワクフ)」やMMOの前作「Dofus(ドフス)」の種族のこと。
12の神のうちどれをどう信仰するかによって分けられており、信徒たちは自身が信仰する神に似た特徴的な格好をする。MMO版をプレイするプレイヤーたちも、キャラクター作成時にどれかのクラスを選択することになる。

日本語表記では「エニリプサの手」と呼ばれる。癒やしの神エニリプサを信仰している。
女性は背中に妖精のような薄い羽を、男性はコウモリのような膜の羽を生やしている。高度は低く、どちらかといえば「浮く」に近いがこれで空を飛ぶことも可能。
「愛他主義」と呼ばれるほど自分より他人へのヒーリングを優先する。
優秀なエニリプサであるエルヤ・ウッドという偉人はどんな重傷でもたちどころに治してしまう。

使用スペルも当然ながらヒーリングが多い。わずかに攻撃用スペルも存在するが威力は低い。
パーティメンバーひとりを癒やす、複数を癒やす、全回復させるなど。スペルの名前は「~のおまじない」で統一されている。
またダメージとヒーリングを入れ替える補助スペルも持っている。

名前の由来は薬の名前「Aspirine」(アスピリン)を逆から読んだもの。

イオップ(Iop's Heart)

日本語表記では「イオップのハート」と呼ばれる。剣の神イオップを信仰している。
イオップは皆猪突猛進で短絡的かつ直情的な性格をしていて、総じて頭が悪い。3より上が数えられないほどの頭の悪さは「イオップ脳」と呼ばれる。
しかし決して愚かなわけではなく、地頭は悪くない。色々考えるより身体が先に動くタイプである。
また勇敢さは他のどのクラスにも勝り、数多くの英雄を排出している。英雄ゴルタードはその筆頭で、イオップ神の力を受け継ぐゴルタードは多くの伝説を残した。

アニメ「Wakfu」のトリストパンはこのクラス。
他にもおおよそ騎士と名のつくキャラクターはイオップが多い。

幅の広い剣を得意とし技の名前も「~の剣」や「~ソード」が多い。
特に「イオップの怒り」は使用後きっかり3ターン後に威力が倍増するというもので、威力だけでいうならばどのクラスにも勝る。

名前の由来は「Poi」というお菓子を逆から読んだもの。やはりスタッフの身内ネタ。

クラ(Cra's Range)

日本語表記では「クラの弓」と呼ばれる。弓の神クラを信仰している。
弓の名手であり、乱戦状態でも離れた場所から狙った標的を寸分違わず撃ち貫く。
ウイリ・ヨムテル(ウィリアム・テルのパロディ)、ロビン・フート(ロビン・フットのパロディ)など名射手が集まりその腕を競う大会が年に1度行われている。

弓使いらしく、技の射程範囲はどのクラスより優れる。
アニメ「Wakfu」のエヴァンジェリンもこのクラス。他にもクラのキャラクターは総じて美男美女に描かれることが多い。
アニメ版ではサディダ王国と同盟を組みその警護にあたっているが、MMO版では特にそのような描写はない。

名前の由来はフランス語で弓を意味する「Arc」を逆から読んだもの。

サディダ(Sadida's Shoes)

日本語表記では「サディダのブーツ」と呼ばれる。植物の神サディダを信仰している。
植物から毒や薬を作ったり、人形を媒介に呪いを与えるなどおどろおどろしい反面、植物を愛する自然主義者でもある。
サディダたちは深い森に覆われた孤島にサディダ王国を建国し、主にそこで暮らしている。その島の中心には「生命の木」と呼ばれる大樹があり、その木の生命はすべてのサディダの命とつながっているとされる。「生命の木」が枯れてしまえばサディダはたちどころに活力を失って体調を崩し、長くないうちに死んでしまう。

子供は比喩でも何でもなく文字通り本当にキャベツから生まれてくる。
畑のキャベツの葉をめくると中に赤ん坊がいて、それを夫婦が拾い上げて子供として育てるという描写がアニメ版で見られている。

戦闘では「棘ロンス」と呼ばれる棘付きのイバラを召喚し武器にも防御にも使う。
また毒花の蜜を浴びせたり、人形を媒介に呪いを与えるなどデバフ・状態異常に特化した技を得意とする。

名前の由来は「Adidas」(アディダス)を逆から読んだもの。靴メーカーが由来なので「サディダのブーツ」。
ちなみにサディダたちは素足がほとんどであり靴はほとんどはかない。布や葉で足の甲と土踏まずだけを覆うくらいの靴ともいえないものを身につける。
そのため水虫になる人も出ていて、「デリケートな問題なので、サディダに足の裏の話をしてはならない」というのはこの「12の世界」では常識となっている。

アニメ「Wakfu」のアマリアもこのクラスである。

サクリエール(Sacrier's Blood)

日本語表記では「サクリエールの血」と呼ばれる。血と犠牲の神サクリエールを信仰している。
サクリエールは攻撃を受ける度に強くなる狂戦士であり、傷つくことを恐れるどころかむしろ歓迎する。その信条は徹底され「殴打を受けるより先に殴ってはならない」という掟が存在するほど。
仲間を庇い犠牲となり、その傷を肩代わりし血にまみれていくことこそが本望である。
日常生活でも「痛みを受ける」「屈辱を受ける」ということを主眼に置いて生活しており、「トゲを打ち付けた板の上で寝る」「食事は冷めたものだけをとる」という変わった文化を持つ。

戦闘では被ダメージ量に応じて「刑」という特殊なステータスが蓄積されていく。
「刑」の蓄積量に応じて技の威力も上がるという仕様。中でも「刑罰」は起死回生の強烈な一撃。
まさに痛みを力に変える狂戦士といった技が揃う。

アニメ「Wakfu」のクリス・ラ・クラスもこのクラス。
ラフプレーが多い球技であるゴッボウルではしばし選手の負傷が起きるが、クリスはサクリエールであるために多少の流血も気にせずプレイを続けている。

名前の由来は「Sacrifice」(サクリファイス、犠牲)と「Crier」(クリエ、フランス語で叫ぶの意)を足した造語。
しかし「Crier」には「歓喜する」という意味も含まれており、サクリエールたちがあげる犠牲の叫びは決して苦痛からではなく喜びによるものであることを示している。

パンダワ(Pandawa's Pint)

日本語表記では「パンダワのビール」と呼ばれる。酒の神パンダワを信仰している。
その名の通りパンダの獣人で、なおかつ無類の酒好き。酒をまるで水のように飲み干す。酒癖の良し悪しは個人によるが、たいてい悪い。中には酷いアルコール中毒のキャラクターもいる。
「12の世界」の北東あたりに位置するパンダーラ島は竹林が生い茂るパンダワだけの秘境。そこで編み出された独自の武術は仲間を担いで守り、敵を投げ飛ばすといったパワフルなもの。酔拳のパロディなのか、酒を飲むことでさらに強力な技を繰り出すこともできる。

戦闘においては「カルチャム」「チャムラック」といった対象を持ち上げる・投げ飛ばす技や、「泥酔」状態になることで使える特殊な技など一癖あるものが多い。
召喚した酒樽からアルコールを摂取したり、武術の達人である座頭イッシュワンになりきるというユニークな技もある。

名前の由来はひねりも何もなくパンダから。
「らんま1/2」のパロディで、「湯がかかると性別が変わる」パンダワのキャラクターが存在する。

策士(The Rogue Ruse)

日本語表記では「徒党の策士」と呼ばれる。MMOの日本語表記では「策士」だがフランス語、英語での表記をそのままカタカナにし「ローグ」と呼ぶプレイヤーもいる。
影と暗殺の神スーラムのもう一つの顔である覆面の神ドラルブールを信仰している。
ドラルブール神はスーラム神と同一人物であり、要は策士とスーラムは信仰の方法の違いによって別れた種族である。
悪役・指名手配犯が多いスーラムと同じく、策士も様々なクエストやストーリーで小悪党役でよく登場する。

スーラムが影に潜みダガーを振るうならば、策士は用意周到な爆弾使い。バンダナを巻いて顔を隠し、「ボンブ」と呼ばれる爆弾を巧みに操る。
爆弾が埋められた地雷原こそ策士の独壇場である。策士ボットという小さなラジコン機械を用いてボンブの位置を操作して一気に爆破させるのが得意。

名前の由来はそのまま「Rogue(ローグ、不正)」から。

ゾバル(Masqueraider's Mystique)

日本語表記では「ゾバルの仮面」と呼ばれる。仮面の神ゾバルを信仰している。
ゾバル神はサディダ神より別れたもので、同一の神である。神の「植物」という面を重視したサディダと「仮面」の部分を重視したゾバルの信仰の方法の違いによるもの。
ゾバルは神から授かった3つの仮面を持ち、日常では常にそのうちどれかを身に着けて生活している。
仮面には様々な人格が混在し、ゾバルたちは身に着けている仮面によって性格が変わる多重人格者である。豹変具合は個人差があるが、臆病者から狂人、気品ある戦士と様々に変化する。
そのため、ゾバルと付き合う人間はその変貌に振り回されることとなる。ゾバルたち自身も「他者を混乱し翻弄すること」を掟としており、ほとんどコミュニケーションが成立しない。

仮面が変わって性格が変わることで戦術も変わるという特色から、ゾバルは主に3つの戦法を使い分ける。
「臆病者マスク」によって臆病者となれば逃げに徹して防御の技を駆使し、「神経質マスク」で狂人となれば負傷も恐れぬ技を繰り出す。「クラスマスク」では比較的落ち着いた性格になるのか、中距離から安定した効果の技を使う。

名前の由来は「Masquerade」(マスカレード、仮面舞踏会)から。

スチーマー(Foggernauts' Steam)

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Wakfu(アニメ版ワクフ)のネタバレ解説まとめ

「Wakfu(ワクフ)」とはフランスのANKAMA社制作のアニメーションのことである。同名のMMORPGと共通した世界観で、ポータルを使っての瞬間移動能力を持ったユーゴという少年が「本当の家族」を探すために様々な仲間に支えられながら旅をしていくストーリーとなっている。日本ではNetflixもしくはディズニーXDにて視聴することができる。

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Wakfu(アニメ版ワクフ)の名言・名セリフまとめ

Wakfu(ワクフ)とはフランスのANKAMA社制作のアニメーションのことである。同名のMMO(オンラインゲーム)の世界観を元にオリジナルのストーリーが展開される。ショートムービーから漫画まで様々なスピンオフ作品が作られている。 2008年にフランスで第1期が放送、2017年7月23日にディズニーXDにて日本語吹き替え版の放送が決定した。

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