ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。

鳥山明による漫画『銀河パトロール ジャコ』が初出で、その後劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』及びTVアニメ『ドラゴンボール超』に登場する。
銀河パトロール隊員・ジャコの宇宙船。座席は一つだけだが、作中では3人まで乗る描写がある。メカが苦手なジャコでも操縦できるほど、操縦方法は簡単。重力コントロール装置が使われており、どんなに無茶な操縦をしても地上にいるのと変わらない。無線機、食料、ビデオなどが詰め込まれている。
機関部にはパワーを溜めておく特殊な装置があり、地球では空水(スカイゴールド)と呼ばれる水色の超貴金属が使用されている。必要な空水は1㎏あたり7600万円相当だが、タンク係数が同じくらいの金属なら何でもよく、銅でも問題ない。
TVアニメ『ドラゴンボール超』では、フリーザ軍の撃退に協力したとして最新型の宇宙船に変えてもらっていた。

銀河レシーバー

ジャコの両耳にレシーバーがついている。

ジャコが両耳に着けている無線機。二人で片方ずつ使って交信もできる。ジャコ曰く「100m先のアリのゲップも聞こえる」らしい。

その他異星人の道具

コントロール装置

劇場版『燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場。
伝説の超サイヤ人と目される力を持つブロリーが、父のパラガスによってつけられていた。頭部、首輪、上腕にリング状のコントロール装置と、パラガスが右手に装着するコントローラーがセットになっている。リモコンで対象をコントロールできるが、大きなパワーが加わると壊れてしまう。悟空との3度目の遭遇ではブロリーのパワーが想定の範囲まで高まった為にリングが破損、伝説の超サイヤ人への覚醒を止められなかった。
TVアニメ『ドラゴンボール改 スーパーバトルステージ』でもパラガスに使用されたが、劇場版とは形状や性能にいくらかの違いがあった。

封印のオルゴール

劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』に登場。
コナッツ星のタピオン、ミノシン兄弟がそれぞれ封印されたオルゴールで、鳴らすことができれば勇者の封印が解かれる。悟飯や悟空がぜんまいを回そうとしてもびくともせず、ブルマの機械でもスキャニングできなかった。
神龍を呼び出し、タピオンの封印を解くとの願いを叶えてもらったところ、タピオンが現れるのと同時にオルゴールはバラバラになってしまう。
元々このオルゴールは、幻魔人ヒルデガーンを封印すべくその上半身と下半身をそれぞれの体内に封じ込めたタピオン、ミノシンを封じるためのものであった。もう一つのオルゴールは既に封印が解かれており、ブルマが封印を維持したまま眠ることができるようにとオルゴールの部位を使ってベッドを作ったが、一度解けた封印では幻魔人の引き合う力をコントロールできずに破壊された。

タピオンの剣

劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』において、コナッツ星の勇者タピオンが持っていた剣。
コナッツ星の神から与えられたもので、「魔人様」をコントロールする笛と共に奉納されていた伝説の剣である。1000年前、幻魔神ヒルデガーンと化した魔人像をコナッツ星の神官が両断した。劇中において脱皮し、より成長したヒルデガーンを、未来から来たトランクスがこの剣で倒している。
ヒルデガーンを倒した後、タピオンはこの件をトランクスにプレゼントした。

デストロンガス

OVA『サイヤ人絶滅計画』ゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』などに登場。
Dr.ライチーが発明した毒ガスで、生命細胞を破壊する。悟空たち戦士でさえ数日で死に至るほど強力。

ハッチヒャック

CV:屋良有作(OVA『サイヤ人絶滅計画』)、石川英郎(プレイディア『サイヤ人絶滅計画』 / ゲーム『レイジングブラスト2』)

Dr.ライチーにより作られた怨念増幅装置で、サイヤ人たちによるツフル人虐殺の最中、ひそかに完成した。サイヤ人への恨みの念パを集めて増幅し、ゴースト戦士を作り出すことができる。
OVA『サイヤ人絶滅計画』では、フリーザやその兄クウラなど、かつて悟空が戦ってきた強敵がゴースト戦士として復活した(悟空に倒された時の記憶も残っている)。ゴースト戦士は、かけら一つ残さず消し飛ばさない限りパワーアップして復活する。
ゴースト化したライチーを倒すと人型の戦闘形態となり、サイヤ人を滅ぼす意思を持って攻撃してくる。ファミコン版『サイヤ人絶滅計画』の界王の説明によれば、ハッチヒャックに吸い込まれたDr.ライチーの怨念エネルギーが膨大すぎたために暴走したものらしい。
リベンジャーカノンという強力な技を持つがチャージに15秒ほどかかり、その隙を突かれて倒された。

超人水 / コメソン

ベジータに化けたコメソン。

TVアニメ『ドラゴンボール超』に登場。「超人水」の名は他星人が勝手につけたもので、本来の名は「コメソン」である。
昔、力のないポトフ星人が触れた相手のパワーを吸い込んで無力化する液体を発見し、自衛のために兵器として作り上げた。吸収能力は無限大で、相手のパワーを吸収し、その人物に成り代わる。侵略者のパワーを吸収しすぎたためにコメソンに邪悪な意思が芽生え、パワーを求めて吸収するだけの存在となった。吸収された本人がパワーアップしたかのように見えるため「奇跡の水」という噂が広まり、さらに侵略者を呼び寄せることとなってしまった。
このままではポトフ星だけではなく、全宇宙が危険にさらされると考えたポトフ星人は、自らを犠牲にコメソンを封印した。ただ一人生き残ったポタージュが100年もコメソンの封印を守り続けている。
相手の姿、パワーのみならず精神をも忠実にコピーでき、コメソンにパワーを奪われた者は体が透け始め、3分から5分で消滅する。消える前にコメソンを倒せば助かる。複製となったコメソンには本体の核があり、それを壊せばすべての複製が弱体化する。
悟空たちの活躍でコメソン本体の核が破壊されたが、危険な存在なことに変わりはなく、その後も封印されることとなった。
ちなみに、コメソンを封印していたカギはおしゃぶりに似ており、これをくわえていれば少しの間だが体の消滅を遅らせることができる。作中ではベジータが使用した。

その他の道具

えどまち
えどまち
@edono78

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