アリスと蔵六(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アリスと蔵六』とは、今井哲也による漫画、及びJ.C.STAFF製作のアニメーション作品。2012年から連載が始まり、2013年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。「アリスの夢」と呼ばれる能力者である主人公「沙名」は、住んでいたある研究所から逃亡する。空腹の中出会ったのは、曲がった事が大嫌いなお爺さん「樫村蔵六」であった。

CV:高橋未奈美

羽鳥の親友の女の子。沙名の外の世界で出来た初めての友達の1人。
サッカーを習っていて、見た目もボーイッシュ。
そのため当初沙名は(そして声優の大塚さんも)男の子だと思っていた。
歩はアリスの夢では無いが、羽鳥が能力を持ったのを知り一緒になって遊んだり、一緒に家出しようとした。
その後、歩を巻き込まないように1人になってしまった羽鳥を心配し、能力についての話を聞くために沙名と接触。
ワンダーランドに沙名と羽鳥が閉じ込められた時は、外へ繋がる扉を探して活躍した。
羽鳥と同じく、沙名と同じ学校へ通う。

その他

中西 千夏(なかにし ちなつ)

樫村生花のスタッフ。原作では名前無し。
蔵六が直接沙名についての話を打ち明け、協力を頼んだ。
陽気な性格。

林 一郎(はやし いちろう)

樫村生花のスタッフ。原作では名前無し。
蔵六が直接沙名についての話を打ち明け、協力を頼んだ。
真面目な青年。

カッコいいお姉さん

CV:田村ゆかり

物語の語り部であり、沙名がピンチの時に接触した人物。
自分と話すのは反則だと言ったり、沙名に胸が無いといわれ将来ギャフンと言うという発言、そして同じ金髪という外見から、未来の沙名であると思われる。
最終回では蔵六の名を口にし、墓参りをしていた。

『アリスと蔵六』の用語

アリスの夢

2000年代から突如現れた能力者の総称。
米軍関連施設で名づけられた。
鏡の門(ルッキングラス)という結晶体のようなヴィジョンを出現させ、トランプと呼ばれる能力を使う。
トランプとは能力の意味で、1人1つのトランプを持ち、発動される力は人によって違う。
能力が開花した時に想像していたものがそのまま能力になるようである。
沙名の能力は「自身の想像力が及ぶ限りどんな物理現象も自由に書き換える」という、アリスの夢でも異質で、他の能力者とは明らかに差がある。
アリスの夢は国が秘密にしていたが、増加傾向にあったため公的にその存在が発表された。
能力を使うとかなりのカロリーが消費されるため、大食いのアリスの夢が多い。

ワンダーランド

赤の女王が研究所の地下に作った空間。
アリスの夢のルールを無視し、赤の女王がルールとなる何でもありな空間で、膨張し続けている。
ワンダーランドで生まれた沙名を通信機のようにして外の世界の情報を得ているため、沙名の記憶に基いて作られている。

クライス&クラーク(K&C)製薬 日本法人 静岡研究所

沙名がいたアリスの夢の研究施設。
非人道的な事も行われていたようである。
地下にはワンダーランドが広がっていて、研究所解体後は国の研究チームがワンダーランドを観察・監視している。

樫村生花

蔵六が営む生花店で、店舗は無い。
原宿周辺に事務所があるようである。
依頼があると花を届けたりブーケを作ったりする。
スタッフは蔵六・西原千夏・林一郎の三人で、それ以外にいるかどうかは不明。

『アリスと蔵六』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

蔵六の職業

pockam2
pockam2
@pockam2

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