Wakfu(ワクフ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

Wakfu(ワクフ)とはフランスのANKAMA社制作のアニメーションのことである。同名のMMO(オンラインゲーム)の世界観を元にオリジナルのストーリーが展開される。ショートムービーから漫画まで様々なスピンオフ作品が作られている。
2008年にフランスで第1期が放送、2017年7月23日にディズニーXDにて日本語吹き替え版の放送が決定した。

最初は少し驚かせてやっているんだ

守護騎士として認められるため、ルビラックスと対峙するトリストパン。
しかし、剣から解放されたルビラックスの図体は強大なシュシュというものに見合わず小さなものであった。膝ほどしかない体格を笑い、一方的に殴りつけるトリストパン。しかしそれは罠であり、ルビラックスは浴びせられた打撃に応じて身体を巨大化させるという能力を持っていたのだ。
小さな身体で油断させ打撃を打たせるという、主人に反して知的な作戦をとった。ちなみに打撃自体は「くすぐったい」と堪えた様子はなかった。
何度も叩き込まれた打撃のおかげでルビラックスの身体はみるみるうちに巨大になっていく。体格差が逆転し、トリストパンの身長はルビラックスの膝ほどしかなくなってしまう。
トリストパンを見下ろし、嘲笑するようにルビラックスが言う。「最初は少し驚かせてやることにしているんだ」と。

トリストパンの身体を乗っ取った時を除いて、このシーンでルビラックスそのものが初めてお目見えする。
シュシュというものがどれだけ強大な存在であるかを示すシーンとなっている。

エヴァンジェリンの名言・名セリフ

巨大クラヴイカの触手が煙になるわ、何か変よ!

オマ島にて、巨大なクラヴイカ(クララモールというイカ)に襲われた時に発した台詞。

真面目な性格のエヴァンジェリンは一行のブレーンを担う。
冷静に状況を分析し作戦を素早く立てて、そしてトリストパンのバカップっぷりに困りながらもサポートする役割をする。
巨大なクラヴイカに襲われたこの時も、切断した触手が煙のように消えていくことから、あれは本物ではないことを誰よりも早く看破した。
無事撃退した後も、喜ぶ皆をよそに厳しい顔をしたりと「ミス・真面目さん」の呼び名に相応しい行動を取る。

こっちへ来て、おバカップ

エヴァンジェリンがトリストパンを呼び止めようと言った台詞。

ルビラックスに乗っ取られるままに暴れ、エヴァンジェリンの弓を壊したことでサディダ王国を飛び出したトリストパン。
エヴァンジェリンは森を彷徨い、彼を探していた。ふと森にそれらしい影を見つけ、慌てて追いかける。逃げ出したそれを矢で射止めて足を止めさせ、深い茂みから拾い上げる。が、それはトリストパンとは似ても似つかないプレスピック(ハリネズミ)であった。
エヴァンジェリンは誤って射止めてしまったプレスピックを抱き上げて「偶然見かけなかった? 背が高くてとてもおバカなのだけど」と聞く。

出会いたての頃はトリストパンの短絡的思考に辟易し吐き捨てるように「バカップ」と呼んでいたのが、侮蔑ではなく親しみを込めた「おバカップ」に変化しているのがよくわかるシーン。

あなたが伝説になるなんてとっても難しいことだって知っているんだから

上記の「俺は伝説に足を踏み入れたんだ」と瀕死のトリストパンに対して、半泣きでエヴァンジェリンが言った台詞。
伝説になる=死 ということを示唆したトリストパンに「あなたは伝説はならない」=こんなことで死ぬほど弱くはない、という意味。

しかしエヴァンジェリンの言葉虚しく、トリストパンは「伝説」になってしまうのであった。

リュエル・ストルードの名言・名セリフ

シャベルを賭けるか?

シャベルは「エヌトロフ」の種族にはなくてはならないもの。
命よりも財宝を取るような強欲なトレジャーハンターであるエヌトロフにとって、財宝を掘り出すためのシャベルは命の次に大事な物。
それを賭けるほどの強い決意があるのかという意味。平たく言えば、「命をかける」と同義。

捕まえた泥棒が子供のために盗みを働いたことを知り、生業である賞金稼ぎを辞めると決意したアリベートに向けて尋ねた台詞。

ここは神聖な部屋だ

「一夜にして忽然とカマ(お金)が消える」という金庫破りの噂を耳にしたリュエルは、大慌てで自宅に帰る。いくつもの仕掛けを解いてたどり着いたストルード家の金庫は幸いにも金庫破りの被害には遭っていなかった。
山のように金貨が積んであるこの部屋をリュエルは「神聖な部屋」と呼ぶ。それは「先祖代々守ってきたから」というより、「命よりも大切な財宝が積んであるから」という理由でである。
強欲なエヌトロフがいったいどういうものか、その性格を象徴する台詞。

エヌトロフの神よ、ここで奇跡が起きるなら寄付を倍にします!

伝説のドラゴン・グルガログランの圧倒的な力を前に、追い詰められたリュエルが思わず神に祈った台詞。
祈りは無事エヌトロフの神の耳に届いたが、「0×2=0。あなたはまだやれます、頑張ってください」と願いは却下された。

シリアスな戦闘シーンの中に挿入されたコミカルさが笑いを誘うシーン。

さぁ、出て行け! ワシはこんなもの要らぬ!

フォーラーはエヌトロフにとっての相棒のような存在で、ひとり1匹は必ず連れているくらい重大な動物。
可愛らしいモグラのような生き物で、鼻がよく効くので財宝探しにうってつけ。

第1期の途中から、一行にフォーラーの赤ん坊がついてくるようになる。それを見るたびにリュエルは激怒し、持っているシャベルで追い払おうとする。

リュエルは以前、他のエヌトロフと同じようにフォーラーを飼っていたが、ある時フォーラーが死んでしまい、そのことがトラウマとなっている。
リュエルの禿頭はペットロスのストレスのあまり頭髪が抜け落ちたことによるもの。なので新たにフォーラーを飼うこともしなければ、見かけても情をかけるまいと固く決めていた。
結局、どこまでもついてきたフォーラーの赤ん坊に根負けし、「ジュニア」と名付けて飼うことにした。

グルガログランの名言・名セリフ

貴様にグルガログランの怒りを堪能させてやろう

伝説のドラゴンであるグルガログランが、自身の身柄を狙って襲撃を仕掛けてきたノックスに向けて言った台詞。
第1期1話だけでなく、第1期17話で再び対峙した際にも同じ台詞を発する。

グルガログランは数百年を生きたドラゴンである。
見た目は老体ながら、そのパワーは山を粉砕するのもたやすい。
その力でもって叩きのめすという脅しと忠告を兼ねた敵意の台詞である。

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