乙嫁語り(A Bride's Story)の名言・名セリフまとめ

『乙嫁語り』は年10回刊漫画誌「ハルタ」で連載中の19世紀後半の中央アジアを中心に描かれる漫画。タイトルの「乙嫁」は若いお嫁さんや美しいお嫁さんという意味の古語であり、結婚する女性を中心に日々の生活や独特な文化などが描かれている。自然の中で家族と共に生きる人物たちが多彩な名言・セリフを残している。

『乙嫁語り』概要

19世紀後半の中央アジアを舞台とした漫画。
狩りをする者、布に刺繍を施す者、土地を奪う為に武器を取り戦う者など、自然の中で貧しい人々がそれぞれ生きる為に生活している様を描いている。
『乙嫁』とは「若いお嫁さん」「美しいお嫁さん」「弟の嫁」などを指す古語であり、「おとよめ」と読む。
現在6人の乙嫁が登場している。年上の嫁アミル、相次いで5人の夫が亡くなったタラス、双子のライラとレイリ、姉妹妻を探すアニス、なかなか縁談がまとまらないパリヤの6人である。

森薫による2作目の長編漫画作品である。雑誌「ハルタ」に連載中で同誌の看板作品となっている。
「全国書店員が選んだおすすめコミック2010」で2位、「マンガ大賞2011、2013」で共に2位、「マンガ大賞2014」では大賞を受賞している。
外国語版も出版されており、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、韓国語、タイ語、中文と8ヶ国語に翻訳されている。

自然の中で家族と共に生きる人物たちが多彩な名言・セリフを残している。

アミルの名言・名セリフ

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すみません! そんなに汚れていたとは気がつきませんでした!

8歳年下のカルルクの元に嫁いできたアミル。
数日後、カルルクの母サニラより布をたくさん頂いたアミルは、その布でカルルクの服を作る。

その服をカルルクに着てもらっている最中、サニラに「あなたの服でも作ったらいかがかと思ったのよ」と言われたアミルは赤面し部屋に戻ると、来ていた服を脱ぎ下着姿で現れる。
服が汚れていると勘違いしたアミルはその姿のまま着ていた服をもって「洗って来ます!!」と洗濯に行こうとするが、その場にいたサニラやカルルクに「とにかく服を着て」と止められるのだった。

アミルの少し天然な性格がわかるシーンである。

カルルクの名言・名セリフ

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結婚したのも仕方なくとかそういうんじゃなくて…… えーとだから ボクはアミルがもっと若かったらとか 全然思ってないからね

近くに戻って来ているとのうわさを聞き、遊牧暮らしをしている遠縁のウマクおじさんの元へ結婚の挨拶もかねて小刀の鞘を届けに行くアミルとカルルク。
探している道中に一頭はぐれた子羊を見つけた二人は、近くにおじさんがいると確信し、ついにウマクおじさんと再会し一晩泊まることになった。

再会と結婚報告の祝いの宴会の後二人で幕家(まくや)で寝ることとなるが、寝る前にカルルクが真剣な顔で「お話があります」と切り出した後に言った言葉である。
12歳と20歳という年の差で結婚したカルルクが、結婚してから言えなかった話をお酒が残る中やっと言えたシーンである。

そんな訳にはいきません! アミルは僕と結婚したんですから どうするかは僕が決めます!

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アミルたちの住む町の近くにあるホルキア廟(墓)にやってきたアミルやカルルクたちの元に、アミルの実兄と叔父達がやってくる。

アミルの実家のハルガルの家は遊牧民として暮らしているが、冬の間は遊牧をせず一定の土地で暮らしていたが、その土地を借りていた相手のヌマジに嫁がせていた娘が死んでしまい土地を借りられなくなる恐れが出てきてしまった。
取り急ぎ代わりに嫁がせる嫁を用意しようと、アミルを呼び戻すことにしたハルガルの家の者たちはアミルの元へ向かう。

「アミルは返してもらう お前には過ぎた嫁だった」とカルルクに言う叔父に対してカルルクが言ったセリフである。
夫婦になって日は浅いが、気持ちは深いカルルクの夫ぶりがわかるシーンである。

僕にも弓を教えて

二人で馬で遠掛けに出かけたアミルとカルルク。
「あの木のところまで競争しよう」というカルルクは勝ったほうは「一つだけ何でも言うことを聞かせられる」と言いアミルも承諾する。
結果カルルクが勝利し、その日の夜、家でくつろいでいる最中にカルルクが言った言葉である。
「考えたんだけど…… 僕にも弓を教えて アミルのお兄さんとかみんな弓が上手かったでしょ? 僕もできたらいいなあって思って だってそうすれば ……強くなれるし 狩りにもいっしょに行けるかなって………」
それを聞いたアミルは喜び、まだ夜中にもかかわらずさっそくカルルクの弓を作りだすのだった。
最初は年齢差から多少距離があった二人だが、結婚して一年以上が経ち距離が縮まってきていることが感じられるシーンである。

スミスの名言・名セリフ

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ちょっと大丈夫なんですか!? そんな遠慮なく言ってしまって

中央アジアの文化に興味を持ち研究しているイギリス人のスミスは居心地のいいエイホン家に長いこと居候していたが、本来行く予定だった場所と連絡がついた為エイホン家を出発することにした。
途中立ち寄った町でイギリスからの諜報員の疑いをかけられ牢に入れられてしまう。
その後、身元保証人として族長からの一筆を携えた案内人のアリと、うわさを聞いてかけつけたカルルクたちと再会し、ようやく解放される。

族長からの一筆により、旅に必要な物を用意する「必需の保証」をしてくれるという警備隊の隊長にアリは「ラクダ2頭と鞍とエサ ふたり分の水とパンと茶と フェルトの敷物に路銀を少々頂きたいですね あと長銃2丁と弾も ついでにこの先のお仲間の為に一筆書いといてもらえますか」と頼み、全て用意してもらった。
「隊長からのご恩は族長に伝えておきます」と言うアリは一切の遠慮なく必要な物全てを頼んでいた。
そんなアリの行動に心配になったスミスがつぶやいたセリフである。

イギリスとの文化の違いにとまどいを隠せないスミスの気持ちがわかるシーンである。

パリヤの名言・名セリフ

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私は結婚できればそれでいい でもこの人が相手だったら たぶんもっといい

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アミルが嫁いできてからの初めて出来た友人のパリヤにウマルという縁談相手が出来たが、その後町が襲撃される事件がありパリヤの家は壊れてしまう。
嫁入り道具も一から揃える必要があり、町の復興作業もある為、結婚は延期となっていた。

復興作業を手伝いに来ていたウマルにパリヤは差し入れを持っていったその帰り、ウマルと共に荷車に乗せてもらっている最中のパリヤの心の中のセリフである。ウマルにひかれていくパリヤの心境がわかるシーンである。

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