亜人ちゃんは語りたいの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『亜人ちゃんは語りたい』とは『ヤングマガジンサード』(講談社)で連載中の学園コメディー漫画。2017年にアニメ化された。「亜人」と呼ばれる特別な性質を持つ者たちと、大学時代から亜人に興味を持っていた生物教師の高橋先生とのハチャメチャ亜人コメディである。亜人やそれをとりまく人物たちが個性的な名言・セリフを語っている。

『亜人ちゃんは語りたい』の概要

「亜人」と呼ばれる特別な性質を持つ者たちが社会に個性として認められ、一般社会に溶け込んでる世界で、「亜人特有の悩みや問題」に亜人たちと生物教師の高橋先生が向かい合っていく学園コメディー漫画である。
柴崎高等学校で春の新学期に、新入生として小鳥遊 ひかり(バンパイア)、町 京子(デュラハン)、日下部 雪(雪女)と、新任教師として佐藤 早紀絵(サキュバス)の4人の亜人が突如やってくるところから物語は始まる。
大学時代から「亜人」に興味をもっていた高橋鉄夫はこれまで亜人に会うことはなかったが、柴崎高等学校に赴任4年目にして突如4人の亜人と出会う。
初めは興味本位から亜人と付き合っていくが、後に教師として、大人として次第に真剣に亜人たちの問題に一緒に向かい合っていく。

作者ペトスによる学園コメディー漫画で、ヤングマガジンサードにて創刊号から連載している自身の初連載作品である。
2015年度の第2回「次にくるマンガ大賞」のコミックス部門で2位になっている。
「亜人」と書いて「デミ」と読む。デミは英語の「Demi-human」から来ているらしい。
2017年1月から3月まではアニメが放送され、それに先駆けて正月特番で「亜人ちゃんは祝いたい」が放送される。

亜人やそれをとりまく人物たちが個性的な名言・セリフを語っている。

小鳥遊(たかなし)ひかりの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「私も亜人だし バンパイアだし」

生物教師である高橋鉄夫は大学時代から亜人に興味を持っていたが、亜人には会えずじまいだった。
数が少ない亜人に会える可能性は少ないのだと感じていた高橋が高校教師となって4年目の春、新任の数学教師として佐藤 早紀絵(サキュバス)、1年生の生徒に町 京子(デュラハン)、日下部 雪(雪女)、小鳥遊 ひかり(バンパイア)の4人の亜人と出会う。

デュラハンの亜人の町や雪が保健室に運ばれる中、亜人を見ても驚かないひかりに高橋が「珍しくないのか亜人?」と聞いた際、一般生徒だと思っていたひかりが突如言ったセリフである。
高橋が今まで一人も会えなかった亜人に突如4人に出会えて、うれしさよりも衝撃のほうが強かった瞬間である。

「『あじん』って響きカワイくないでしょ? 教科書っぽい言葉だし! だから女子高生とか若いコの間ではね? 亜人(デミ)って言うの!」

自分がバンパイアであることを語った小鳥遊ひかりは「亜人のことを好きだ」と語る高橋先生の言葉にテンションが上がる。
「亜人のこととか色々と教えてくれよ」という高橋先生にひかりは「とりいそぎ ひとつだけ」と言う。
その後「亜人(あじん)」という言い方が古いと語ったひかりが言ったセリフである。

高橋先生がますます亜人に興味がひかれるようになる瞬間である。

「それはきっと 私が恋をしたことがないからかな~~って…」

教室は暑いからと理科準備室に涼みにやってきた小鳥遊ひかりに、場所代にと高橋先生がバンパイアに関しての質問をする。
雪女の子から血を吸いたいと思ったことがあるというひかりに高橋は「異性からも血を吸いたいと思ったりするか?」と質問する。
「思わない」と即答したひかりが続けて言ったセリフである。

年頃の女の子であるひかりが異性に対しての恥ずかしさをあらわにした瞬間である。

「私!まだセンセーにハグしてもらってません!」

デュラハンの亜人(デミ)である町京子は自ら頼んで、雪女の亜人(デミ)の日下部雪は悩みを打ち明けに行った際に高橋先生からそれぞれハグしてもらっていた。

理科準備室に学校にいる亜人(デミ)4人を集めた高橋先生は、亜人特有の悩みなどを相談し合おうと言う。
「取り急ぎ相談したいことがあるヤツはいるか?」と高橋先生が言うと小鳥遊ひかりが手を上げて言ったセリフである。
一同茫然とする中、ひかりは高橋先生の胸に「おりゃーー!!」飛び込んでいきうれしそうにハグするのだった。
その後、高橋先生は流れで生徒みんなとハグすることになる。

高橋先生が好かれていることがわかるシーンである。

「え? 鏡? ふつうに映るけど?」

小鳥遊ひかりの妹ひまりはズボラな性格の姉の自立を促すため、毎朝髪を結うのを手伝わされていたが、今朝は「やだ」の一言で断り、先に学校に行ってしまう。
学校で高橋先生と出会いそのことを話すと、「バンパイアは鏡には映らない」性質があることを知る。
そのことから、鏡に映らない姉は妹の私に助けを求めていたんだと考えたひまりは、姉にあやまるために廊下を走るが、会ったひかりに開口一番言われたセリフである。

早とちりな性格のひまりの一面が垣間見れたシーンである。

「現代(いま)のバンパイアのほうがしあわせだと思う だってそばにいて怖がられるより いっしょにいて笑い合えるほうが楽しいと思うから」

理科準備室で居眠りをしていた高橋先生はバンパイアに襲われる夢を見たが、そこにバンパイアの亜人(デミ)の小鳥遊ひかりがやってきて起こされる。

「闇にまぎれて人を襲うバンパイアの習性はすごく自然でしっくりきた 人間の生活に合わせている現在は窮屈な思いをしているんだろう」と語る高橋先生に対し、ひかりが頭の中でつぶやいた言葉である。

今の生活をしあわせだと思っているひかりの心の声である。

「センセーー!! いつも頑張ってくれて ホントーにありがとう! センセーがくれる頑張りに負けないくらい! 私も頑張って! センセーやいろんな人に返していきたいと思います!!」

教頭先生に「亜人の生徒に対して頑張りすぎ 自重を」と言われてしまった高橋先生。
最初は興味本位で亜人に近づき相談に乗ったりしていたが、「でしゃばりすぎただろうか」と河川敷で一人悩んでいると、小鳥遊ひかりからメールでビデオレターが届く。

それは、学校で出会った亜人(デミ)たちからの感謝の気持ちが込められた動画だった。
動画を見終わった高橋にいきなり後ろから「センセーー!!」とひかりから声がかかる。
動画がちゃんと見られてるか心配になって来たというひかりは、自身の感謝の気持ちを動画ではなく目の前で川に向かって叫ぶ、その時のセリフである。

高橋先生の頑張りが生徒たちに伝わっていたのがわかるシーンである。

高橋鉄夫の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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