ライチ☆光クラブ(ぼくらの☆ひかりクラブ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ライチ☆光クラブ』とは古屋兎丸によるマンガ作品、および舞台・アニメ・映画である。2006年に太田出版より発行。ゼラを中心とする「光クラブ」と称した男子中学生たちのある壮大で残酷な計画と光クラブの内部崩壊を描いた作品。この作品は劇団・東京グランギニョルの第三回公演「ライチ光クラブ」を原案として書かれたものである。

「漆黒の薔薇」(8番,アハト) 本名:雨谷典瑞(あめやのりみず)
女性のような容姿、「きゃはっ」が口癖なのが特徴。
雷蔵ほどではないが、中性的な部分がある。実家は町医者を営んでいる。
ゼラに対し特別な感情を持っている。
カノンが現れるまでは最も美しい存在として、ゼラに奉仕しており、ゼラもまんざらではなかった。
しかし、美少女の捕獲の話が持ち上がってから、徐々にその嫉妬心が大きくなっていった。
それが原因で光クラブを崩壊させた張本人。

浜里の制裁案を募っている場にはいなかったが、女教師・萩尾は彼の手によって制裁された。

ライチ

「甘美なる機械」
ライチが美の象徴であり、燃料であることから名付けられた。
最初は美的感覚や、視界も曖昧だったが、次第に成長していく。
そしてカノンとの会話を通じて、人間として成長していく。
二人には友情よりも深い恋情が生まれていると考えられる。ゼラにも「廃墟の恋人達」と称される。
これはカノンが少し浮世離れしたお嬢様で、ライチを機械として扱わなかったからかもしれない。
そして、美的感覚を手に入れたライチにとってカノンは紛れもなく美しい存在であり、人間だとインプットされた自分をカノンが受け入れてくれたことで仲が深まったのであろう。
しかしこの感情がデンタクのプログラミングによるものだとすると、切ない気持ちになる。

カノン

「囚われの白百合」
長い黒髪の美少女。
星華女子中学校の生徒で、オルガン、水泳が得意。
度々讃美歌を歌う様子も見られる。
純粋で明るく大胆で少し浮世離れしている。
少年達にさらわれ、監禁されるという危機的状況にも関わらず、冷静に寝たふりをしていた。
しかも、巨大なロボットであり、話すことの出来るライチに対し恐怖心を抱くことなく、むしろ友好的であった。
ライチのプログラミングはデンタクの担当であったが、カノンが会話を通じてライチに感情を芽生えさせたととれるシーンがある。
ライチを本物の人間にしたと言っても過言ではない。

ぼくらの☆ひかりクラブ

概要

『ライチ☆光クラブ』の前日譚となる物語。
如何にして本編の様な光クラブになったのかが描かれている。
主にタミヤ目線で書かれており、その心情が細かく描かれている。
小学生編と中学生編の二冊に分かれていて、本編よりもボリュームがある。
中学生編の途中からは時間軸的に本編とクロスする部分がある。
上巻には古屋氏による4コマ作品も収録されている。
下巻の最後には古屋氏によるあとがきが掲載されており、『ぼくらの☆ひかりクラブ』を書くに至った経緯や、葛藤、そして関係者への感謝が綴られている。

あらすじ・ストーリー

上 小学生編

親友だったタミヤ、ダフ、カネダは小学校4年生の時、とある立ち入り禁止の廃工場を秘密基地にした。
そして、自分たちの下の名前の頭文字(ひろし、かつや、りく)を取って、光クラブと名付け、壁に大きく光と記した。
そこではタミヤの得意なパチンコやチェスをして、他愛なく遊んでいた。
そこに転校生の常川(ゼラ)がやってくる。
当時彼はデンタクと一緒にクラスメイトからいじめを受けていた。
タミヤはそんな常川のことを気にかけ、光クラブのメンバーに招き入れる。

5年生になったある日、学校で給食費盗難事件が起き、家が貧乏であった石川(ニコ)が真っ先に疑われる。
石川は否定するも疑いは晴れない。しかしタミヤだけは石川を庇った。
その帰り道、石川はいつも目が怒っているみたいだからもっと笑った方がいいと、タミヤは石川をニコと名付ける。
ニコは庇ってくれたお礼を口にするも、その靴下の中にはクラスメイトの給食費が隠されていた。

当初はいじめられっ子であり、消極的に見えた常川だったが、次第に後の帝王となる片鱗を見せ始める。
いじめっ子の行動を予測しケガを負わせるように仕組んだり、その頭脳で小学生とは思えないロボットを作ったりした。
そして光クラブでチェスをしている中、常川は56手後に自分がビショップで勝つと予想する。
もし当たっていたら、タミヤたちは自分を呼び捨てではなく「常川君」と呼び、逆にタミヤたちを呼び捨てにしてもいいという約束をした。
その結果、常川の予想は当たり、その瞬間から少しづつ光クラブの上下関係が変わってゆくのだった。

常川は街中を歩いている時、一人の占い師に話しかけられる。
ヒトラーにもついていなかった「黒い星」がついており、30才で世界を手に入れる、または14才で死ぬ。
その鍵はひとりの少女が握っているとのことだった。
それは非合理的な話で、論理的な常川にとっては信じがたい話だった。
しかし、その言葉が気になったため、それが現実的にあり得るのか様々なシミュレーションをしてみることにした。
だが、現実的な方法では到底叶いそうもなく、ヒトラーや14才で皇帝になったエラガバルスの文献を読んでみることにする。
そこでヒトラーの秘密警察ゲシュタポなどの組織作りやローマ皇帝エラガバルスの親衛隊、男色、薔薇の処刑などの情報を得て、自分も14才で皇帝になれれば30才で世界を手に入れることも不可能ではないと思い始める。
その考えに思いたった彼は、その考えを噛みしめるように白い紙に「黒い星」を書き続け、気が付くと部屋の壁という壁はそれで埋め尽くされていた。

教室でデンタクは常川が作ったロボットに感動し、自ら話しかける。
実は自分は自作の電卓を使ってプログラミングが出来ると言って、常川にノートを見せた。
常川はそれを見て衝撃を受ける。

その日の放課後タミヤたちが基地に向かうと、床いっぱいに大きな「黒い星」が描かれているのを見る。
その星の中央に立つ常川に話を聞くと、世界征服をすると言い出す。
そして世界征服には何でも言うことを聞くマシンが必要であると。
タミヤたちはまるでアニメやマンガの様な話に心が躍り、乗り気になる。
そのマシンを作るための強力な仲間として、常川はデンタクを紹介し、光クラブのメンバーに入れる。

常にニコのことを気にかけていたタミヤは、ロボットに興味を示したニコをクラブに誘う。
その日ニコを連れて基地に向かうと、ロボットの話を盗み聞きしていたヤコブと付き添いの雷蔵まで基地について来てしまう。
ゼラは最初、計画を知られた為にヤコブと雷蔵を始末しようとするが、タミヤに仲間に入れてあげようと言われ、渋々二人の加入を認める。
常川は今後は光クラブのことやマシンのことを誰にも聞かれないようにとタミヤに釘を刺す。
常川とデンタクは小学生には到底理解できないようなマシンの設計図を広げながら、大人びた言葉で説明する。
この時、タミヤは常川に対してもう敵わない相手だと諦めの様なものを感じていた。
続いて常川は、マシンの目的を説明する。
螢光町の汚い大人の様にはならず、14才のままで世界征服をすることが目的だと。永遠の少年のまま世界を手に入れるのだと。
光クラブは選ばれし少年たちなんだと力説するゼラ。
そして巧みな話術で皆を世界征服へと導ていったのだった。

6年生になる頃には会話にドイツ語を取り入れたり、本格的にマシン作りを始めていた。
そして次第に身体が成長していき、性に興味を持つ年頃にもなっていた。
そんな折、常川はクラスメイトの雨谷(ジャイボ)にずっと見られていることに気が付く。
デンタク曰く、その雨谷は奇人変人で、学校で騒ぎを起こしたり、町医者をしている実家から麻酔を持ち出し同級生に注射をして問題になったこともあるそうだ。
ある雨の日、常川が歩いていると一匹のカエルが足元で飛び跳ね、靴下が汚れてしまった。
するとどこからやってきたか分からない雨谷がナイフでカエルを一刺しして仕留める。
そんなことは気にもせず歩く常川だったが、カエル片手に雨谷はついて来る。
何か用かと尋ねると、雨谷は唐突に常川をゼラチンペーパーの様だと言い、ゼラと名付け、自分はジャイボだと名乗る。

ジャイボのことが理解できないままに、一人基地で作業をしていると足元に猫がやってくる。
するとすかさずジャイボが現れ、猫を仕留めてしまう。
ジャイボはゼラのことを汚す奴はカエルでも猫でも人間でも許さないと言い放ち、なんでもするから自分もクラブに入れてほしいと申し出る。
それを聞いたゼラは足元に置いてあった成人向け雑誌のページを指さし、女性の様な容姿のジャイボに同じことをさせた。
次の日からジャイボはメンバーに加わり、自分をゼラと呼ぶように皆に言った。

夏になっても相変わらずジャイボを除いてマシンの制作に勤しんでいた。
ゼラはジャイボと共にライチ畑を訪れ、今はこの実が資金源であると説明する。そしてまた二人は秘密の関係を加速させる。
一方でニコやカネダ、ダフはジャイボに不満を募らせており、リーダーであるタミヤが辞めさせるべきだと言う。
しかしそれを聞いていたジャイボは父親の金を盗みゼラに渡し、自分はここにいていいのか再確認する。
それと同時に、タミヤが邪魔をしてくるはずだから、リーダーよりも偉い人になるように唆す。
それを真に受けたゼラは皆に玉座を作らせ、帝王ゼラを名乗るようになる。
そしてニコを第一の親衛隊アインツ(1番)に指名する。それはただの点呼のための番号ではなく、ゼラにとっての1番を意味していた。
すると、ジャイボ追放を唱えていたはずのニコは喜びのあまり一転してゼラに服従するようになった。
帝王ゼラに納得のいかないタミヤたち三人であったが、ジャイボによって薬品を投与され、監禁され、洗脳され、認めざるを得なかった。

下 中学生編

光クラブのメンバーは中学生になった。
その頃にはゼラは帝王として絶対的な地位を築き、光クラブ10ヶ条なるものも作られ、それに反した者には罰が与えられた。
そんな中ジャイボだけマシン作りに取り組むこともなく何もしていないことをニコは疑問に感じ、二人の間にはゼラの一番を巡る火花が散らされた。
ゼラとジャイボは例の如く二人で淫らな遊びをしていた。その中でお互いの眼球を舐めた時、ゼラはあることを思いつく。
マシンの右目には人間の目を入れたいと皆に伝え、提供者を募る。
しかし誰も右目を提供する者は現れない。だがそこで一人名乗りを上げたのは、アインツ・ニコだった。
それはジャイボへの対抗心ゆえの行動だった。
タミヤは必死に説得しようとするも、ゼラのためならなんでもすると言って聞いてはくれなかった。

仕方なく出来る限りの万全な体制で、ニコの右目をくり抜く時を迎えた。
タミヤはニコを光クラブへ誘った責任感から、くり抜く役を買って出た。
ジャイボは実家から持ってきた麻酔注射を打つ係であったが、間違えたとわざとらしく言って、左目に注射してしまう。
こうなったら左目でも構わないだろうとタミヤが言う中、ゼラは右目でないといけないと頑なであった。
するとニコは、麻酔のかかっていない右目を忠誠心を示すように自らの手でくり抜きだした。
これでニコは本当のアインツになれると信じていた。

ゼラは絶対的地位と親衛隊、世界征服のためのマシン作りだけではまだ何かが足りないと感じていた。
ゼラは、大人と少年、美と醜悪、成長と機械、光クラブにとって必要不可欠な要素を思い浮かべながら考えた。
そして、光クラブに足りないもの、マシンを作る真の意味が分かった。
光クラブに足りないのは美少女であった。図らずもあの占い師が言っていた、一人の少女をマシンに捕獲させることになった。
マシンが完成したら少女を捕獲させると聞くと、単純な少年たちは以前にも増してやる気がみなぎった。
だが、ジャイボだけは違った。

もう誰もがゼラに逆らえない状況で不運にも同級生・浜里と女教師・萩尾は秘密基地に来てしまった。
そして、浜里と萩尾は制裁され、ゴミ捨て場に捨てられた。
ゼラは少しずつ自分が少年皇帝エラガバルスに近づいていると思いほくそ笑む。
ニコは右目を差し出したことでよりゼラに対して忠実になり、友達だったはずのタミヤのことも反乱因子と考えマークするようになる。
タミヤは浜里や萩尾の一件から自分の行動に疑問を感じるようになる。
その様子を見てジャイボは、タミヤを含め皆がゼラに心を操られていて哀れだと言う。
そして自分は綺麗な花についてる邪魔な虫を殺すだけだと言い放つ。

それでも君は光クラブのリーダーなのか。ゼラにそう言われた日、タミヤは直接話をすることにした。
タミヤは自分たちのしていることについて質問した。
少女を捕獲した先に何があるのか。するとゼラは永遠だと答える。
続いてタミヤは、大人になることなく世界征服するとゼラは言ったが、なぜ自分たちだけ歳をとらないんだと質問する。
ゼラは、僕たちが特別な存在で、ライチが夢のマシンだからだと答える。
そして、タミヤに説明しても分かるまいと言い放つ。
では、世界征服した時にゼラが言う汚い大人はどうなるのかをタミヤは聞いた。
すると、両親含めて大人は全員処刑すると断言する。
タミヤは両親に対して愛情はないのかと反論するが、それらすべての発言がルール違反であって、それ以上言うと処刑すると言われてしまう。
そこでタミヤは今までゼラの言葉を信じていたことを後悔し、その足で秘密基地に向い、眠るライチに語りかける。
ライチには自分が作った部品もたくさん入っている。だから、もし人間の心が宿ることがあれば自分に協力してほしいと。
そして、それを陰から覗くジャイボの姿があった。

ゼラは小学生の途中で螢光町に母親と弟と越してきた。父親に捨てられたのだ。
当時から頭脳明晰で論理的で、生物学上人は絶対に裏切るものだと考えていた。
しかし、その理屈っぽい喋り方や容姿は父親にそっくりで、度々母親に虐げられていた。
ゼラは母親がわめき散らす理由や、父親が汚い螢光町に自分たちを捨てた理由が分からず、大人、感情、愛を否定するようになる。
いっそのこと機械になってしまいたいと思うほどだった。
ジャイボはそんな昔の夢を見てうなされていたゼラを慰めた。
慰めながら、もし本当に綺麗な少女が来たらどうしようかと不安に駆られる。
自分はどんどん成長し、男っぽくなっていく。綺麗じゃなくなっていく。
自分の敵になるもの、ゼラの心を奪うものは、全部排除してしまおうと強く思った。

ライチがカノンの捕獲に成功した頃、タミヤはカネダ、ダフ、そして妹・タマコと共に海に出かける。
赤ん坊の頃からずっと一緒に育ってきた三人は、この日だけは光クラブのことを忘れて昔のように楽しんだ。
タマコの提案で願い事を書いた紙を瓶に入れて海に流した。
そして今日だけは普段は10ヶ条で禁止されていることをすることになり、各々正反対のことを言う。
そうして過ごしている内に、さっき海に流したはずの瓶が割れた状態で戻ってきてしまう。
ちゃかりタマコは紙に書かれた内容を明かしてしまう。
タミヤ、カネダ、ダフは三人ともずっと友達でいられることを願っていたのだった。

三人の友情を確認しあった数日後、タミヤはダフを処刑した。
そして、光クラブの崩壊が始まる。

ライチ☆4コマ劇場

『ぼくらの☆ひかりクラブ』に収録されている古屋氏本人による4コマ漫画。
漫画雑誌の付録風のページと共に、古屋氏による4コマ漫画『常川君の日常』、『螢光小の常川くん』が収録されている。

どちらもメンバーの光クラブの活動以外にスポットを当てたギャグ作品になっている。
『常川君の日常』では中学生時代を描いており、ゼラがラジオ講座でドイツ語を学ぼうとする様子などが見られる。
柱部分には『雷蔵の乙女通信』なる連載があり、非常にどうでもいいことが書かれている。そして死語の多用が見られる。

『螢光小の常川くん』では小学生時代を描いており、ジャイボが初めてカエルを解剖した時の様子などが描かれている。
しかし、注意書きにもあるように本編と矛盾する部分が存在するため、あくまでもギャグだと捉えた方がいい。
柱部分には『雷ちゃん日誌』が連載されており、内容の薄いことが書かれている。そしてやっぱり使う言葉が古い。

この4コマ劇場はキリトリ線とホチキスで留められる部分があり、小冊子として持ち運べる仕様になっている。
発行日や定価が書かれていたり、はさみとホチキスを持つゼラと小冊子を持つデンタクが描かれているなど、とても細かいこだわりが見える。

舞台

原作はあくまでも古屋氏のマンガで、東京グランギニョル版の再演ではない。
舞台ならではの演出があり、ギャグシーンやダンスシーンが盛り込まれているため、原作を忠実に再現したタイプの舞台ではない。
しかしセットや登場人物の容姿などはかなり原作に近いものになっている。

2012年、2013年版

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