ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。
獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。

チャプター4「愛にすべてを」

国を二分する獅子戦争は、イヴァリース全土に拡大していった。
その戦乱の中、ディリータはオヴェリア王女を保護し、彼女の心を掴みながら、政敵を次々と陥れ着々と権力を手にしていた。
権力に取りつかれたディリータの裏の顔を知ってしまった王女は、彼を信用することができなくなっていった。
そして、自分も利用されているだけではないのかと疑心暗鬼に陥ってしまう。

ラムザは投獄され処刑される寸前だったオルランドゥを救う。
オルランドゥは、戦争の裏で教会と魔物が暗躍していることを知り、ラムザと共に行動することになった。
その頃、オルランドゥが脱獄したことを知らないディリータは、ゴルターナ公を用済みとばかりに暗殺する。
そしてその罪をオルランドゥに着せるために、グレバドス教信者を偽オルランドゥに仕立て上げ、その偽オルランドゥをディリータが殺害する。
これにより、オルランドゥはゴルターナ公暗殺犯の汚名を着せられて死んだことになり、歴史の表舞台から姿を消すこととなる。

唯一真実に気がついていたラムザたちは、異端者の汚名を着ながらも魔物たちの野望を阻止するために表舞台に出ない戦いを続ける。
その中で、ラムザが手に入れた「ゲルモニーク聖典」により、聖アジョラが伝説どおりの聖者ではなく、聖石を手に入れて魔物になっていたという真実を知る。

その頃、神殿騎士ヴォルマルフが用済みとばかりに教皇を暗殺していた。

ラムザの兄ダイスダーグが戦争に紛れて権力を得ようとラーグ公を暗殺する。
これに気づいた次兄ザルバッグは、ラムザに協力し、共にダイスダーグを討つ。
その直後ダイスダーグはルカヴィに転生し、ザルバッグは消滅させられてしまう。

そこへ現れた神殿騎士ヴォルマルフによって、消滅したはずのザルバッグもまた、ルカヴィとして復活させられてしまう。
ザルバッグは、ラムザたちと戦ううちに人間性を取り戻し、ラムザに討たれることを望み、アルマの救出を託す。
ラムザはザルバッグにとどめを刺し、死によってルカヴィから解放した。

神殿騎士ヴォルマルフは既に人間ではなく、ルカヴィ「ハシュマリム」に転生していた。
彼こそが陰で陰謀を巡らし獅子戦争が起こるよう仕向け、教会を操ってルカヴィを復活させていた黒幕だったのである。

ヴォルマルフは「聖天使アルテマ」を降臨させる事を目的としていた。
ヴォルマルフと融合していたハシュマリムは「聖天使アルテマ」を蘇らせる司祭のような役目を持っていた。
「聖天使アルテマ」を降臨させるためには、多くの血を捧げる必要があり、アルテマを降臨させるに適した肉体が必要であった。
その肉体の持ち主は、聖アジョラの生まれ変わりでなければならない。
それがラムザの妹アルマだというのだ。

ヴォルマルフはアルマと引き換えにラムザの持つ「ゲルモニーク聖典」をよこせと言う。
「ゲルモニーク聖典」には、アルテマの魂が彷徨う場所、死都ミュロンドへ行く方法が記されていた。
ヴォルマルフはラムザから「ゲルモニーク聖典」を受け取ってもアルマを返さず、去って行く。

ラムザはアルマを追ってついにヴォルマルフを追い詰める。
そこは異世界・死都ミュロンド。
ヴォルマルフはアルテマを呼びだそうとするがアルマに反応はなく、捧げる血が足りないのだと理解し、自らの命を捧げる。
するとアルマの体を使って聖アジョラが復活する。
次に聖アジョラはアルマと分離し、アルマの持っていた聖石の力で聖天使アルテマへと転生する。
アルマを取り戻したラムザたちは総力戦で聖天使アルテマを討つが、アルテマの死と共に爆発に巻き込まれてしまう。

やがて獅子戦争は終結する。
ラムザたちは戦乱の最中に死んだことになっていた。

ラムザたちが魔物と戦い、獅子戦争の裏で活躍していたことは誰も知らない。
ラムザは教会から異端者の烙印をおされていたため、葬儀も行われなかったという。

郊外にひっそりと建てられたラムザの墓の前に1人の人物が佇む。
生き残ったラムザの仲間、オルランドゥの義息子のオーランである。
彼は、墓前でディリータが王女と結婚し王となったことを報告する。
戦争を引き起こした張本人、ラーグ公もゴルターナ公も戦時中に死亡し、教会のトップである教皇も死亡した。幼少のオリナス王子は隣国へ亡命したという。
後に残ったのは王女を娶ったディリータだけ。彼は「戦争を終わらせた英雄」として平民から王に上り詰めたのだ。

オーランは、チョコボに乗って駆けて行くラムザとアルマを見かける。
その後、ラムザたちについて語られることはなかった。

オーランはラムザたちの名誉挽回のため、世間に真実を伝えようと決意する。
そして今回の一件について『デュライ白書』を記した。
しかし、悪事の露見を恐れた教会はオーランを異端者として処刑し、彼の書いた本を歴史の闇に葬ってしまう。

それから数百年後、この物語の語り部でもあるアラズラムという男が隠された『デュライ白書』を発見し、異端者ラムザと協力者オーランの名誉を回復するため、歴史の真実を世間に伝えようとする。
彼は、真の英雄はディリータではなく、歴史の裏で化け物の復活を防いだラムザこそが英雄と呼ぶに相応しい男だと主張する。

アラズラムはオーランの子孫であった。

エピローグ

後味の悪いエンディングとなった。

教会の跡地で王妃オヴェリアに優しく声をかけるディリータ。
オヴェリアは、彼に対する不信感を募らせていた。
彼女はディリータに、いつか私も見殺しにするのね、と言うと、隠し持っていたナイフで彼を刺してしまう。
刺されたディリータは、逆にその刃物を取り上げ、彼女を殺してしまう。
裏切りを重ねて昇りつめたディリータは彼女の信頼を得ることはできなかったのだ。

ディリータは傷口を押さえながら、かつての親友に問いかける。
「…ラムザ。おまえは何を手に入れた?オレは…」

『ファイナルファンタジータクティクス』の登場人物・キャラクター

ラムザ・ベオルブ

主人公。

本作の主人公。
ラーグ公に仕える名門貴族ベオルブ家の末弟であるが、平民の母を持つ妾腹の子であり、優秀な2人の兄に対してはコンプレックスを抱いている。
妹のアルマを大事にしており、ディリータとは兄弟同然に育った親友である。
ディリータの妹を見殺しにされた件で、家を出ることになり傭兵となる。
やがて戦争の裏で魔物が暗躍している事実を知り、魔物と戦う。

ディリータ・ハイラル

ラムザの親友。
後世の歴史においては獅子戦争を終結させた「英雄王ディリータ」として語り継がれている。
両親を病で亡くし、妹のティータと共にベオルブ家に引き取られる。
ラムザの父の計らいで平民ながらもラムザと共に士官アカデミーに通うことを許された。
ラムザには身分を超えた友情と信頼を寄せていたが、妹が作戦中に殺されたことで貴族への怒りから、ベオルブ家を出る。
その後、「利用される者」から「利用する者」になるため、様々な裏切りを重ね、成り上がっていく。

アルマ・ベオルブ

ラムザの妹。
これまでずっとオーボンヌ修道院で過ごしており、オヴェリアとは友人。
ベオルブ家に戻ってからはディリータの妹ティータと共に貴族学院に通っていた。
平民であるがゆえに学院内で虐められることが多かったティータを気遣い守っていた。
兄のラムザとは仲が良い。
獅子戦争勃発後、教会と対立したラムザと行動を共にしていたが、人質として神殿騎士団に拉致された時、手にしていた聖石が反応し聖アジョラの生まれ変わりであることが判明する。

オヴェリア・アトカーシャ

イヴァリースの先代国王と側室との間に生まれた王女。
世継ぎのいなかったオムドリアIII世に養女として迎えられた後、すぐに王妃との間にオリナス王子が誕生したため、修道院に送られた。
アルマとは同じ修道院で生活した友人である。
プロローグでディリータによってオーボンヌ修道院から誘拐されたことが獅子戦争のきっかけとなった。

その後、囚われていた教会で、彼女は枢機卿から、自分が影武者であったことを知らされる。
本物のオヴェリアは既に死亡しており、彼女の身代わりとして、これまで真実を告げられることなく修道院で過ごしてきたのだった。
真実を知った彼女は、自らの出自を悲観し、打ちひしがれる。
そんな中、彼女を王女として守り、彼女のための王国を作ると誓ってくれたディリータに惹かれていく。
だが、そのために裏切りを重ねてのし上がっていく彼を信じられなくなっていった。
獅子戦争の終戦後、ディリータと結婚したが、彼が親友であったラムザをも利用していたことを知り、いずれは自分も裏切られるのではないかという恐怖が襲った。
その恐怖が頂点に達し、エンディングでは誕生日の花束を持ってきたディリータを刺し、そのディリータの反撃を受けて殺された。

シドルファス・オルランドゥ

FFシリーズ常連のシド。だが今作では「オルランドゥ」の方で呼ばれる。

南天騎士団の団長で伯爵。「雷神シド」の異名で知られる勇猛な騎士。
ラムザの父、バルバネスとは親友同士だった。
獅子戦争の際には、無用な戦をやめさせようと和平を提案していた。
グレバドス教会の計略によって裏切り者に仕立てられ処刑されそうになるが、ラムザに救出され、以後行動を共にする。

オーラン・デュライ

南天騎士団に所属する占星術士で、オルランドゥの養子。
オルランドゥの命で教会の不正の内偵を進めている時にラムザと出会う。
軍師としても優秀であり、ディリータも彼の才能を惜しみ、自分に仕えるようにと助命した。
獅子戦争終結から5年後、戦争に隠された真実を記した「デュライ白書」を発表するが、聖石が魔物を生むことや枢機卿が魔物だったことなど、グレバドス教会にとっては不都合な事実が記されていたため、教会は「デュライ白書」を禁書に指定して存在を隠匿し、オーランは異端者として処刑された。
後世、「デュライ白書」を公表にこぎつけた歴史学者・アラズラムは彼の子孫で、ラムザやオーランの名誉を回復したいと考えていた。

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