桜蘭高校ホスト部(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『桜蘭高校ホスト部』とは葉鳥ビスコ原作のマンガおよびそれを元にしたアニメ。2002年月刊少女雑誌にて連載開始、2010年に完結。単行本は18巻、累計発行部数は1100万部を超える人気作。国内だけでなく世界各国で翻訳されている。

アニメ原作のドラマはファンからすればかなり厳しいもの。『桜蘭高校ホスト部』も例に漏れずドラマ化が決定した後は「実写であのノリはキツイ」「なぜドラマ化?」「爆死する」などファンから厳しい評価を受けていた。ドラマ自体は丁寧に作り込まれその出来は悪くない。それでも視聴率は1.1%と深夜放送の時間帯としてもありえないほどの低視聴率。

原作ファンも納得の出来?

1.1%とあまりにも悲しい視聴率にも関わらず、ドラマを見た原作ファンは「出来は悪くない」「原作そのままのシーン」と好感触だった。アニメ原作のドラマや映画は賛否両論だがここまで低視聴率なのも珍しい事例。

『桜蘭高校ホスト部』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ちゃんとごめんなさいしな!今すぐ仲直りしないと一生うちになんか来させないからねっ」

第2巻にてハルヒが喧嘩をした双子・光と馨に放った言葉。普段は仲の良い双子が初めての喧嘩をしたとき、あまりのヒートアップにこの言葉を言った。これまで喧嘩をしたことがないから引き際がわからないのでは、との考えがあってのこと。これまで双子がどれだけハルヒの家に行きたいといっても断固として首を縦に振らなかったので、あえてこの台詞を選んだ。初めての喧嘩はどちらから謝ればいいのか分からないので良いきっかけだと思ったハルヒだが、その後、ハルヒの家に行きたい双子の策略だと知り脱力する。

「大体どうでもよくないですか?男とか女とか 人間大切なのは中身でしょう?」

第1巻でハルヒが女の子だと分かったときに動揺した環。そこでハルヒが言った言葉が「人間大切なのは中身」というもの。ハルヒがホスト部に来たとき、自分から性別を言ってはいないものの環は男だと勘違いしていた。それなのに女の子とわかった瞬間に驚く環の姿にハルヒはため息混じりにこう答えた。しかし驚いたのは環だけで、ほかの部員はハルヒが女の子だと知っていた。それをあえて環には言わずにいたところが部内での環の位置付け(いじられキャラ)が分かりそう。

「俺は男でいつだってお前に手を出せるし 女のおまえは絶対に俺には勝てない」

第3巻で鏡夜がハルヒ言った言葉。別荘地で部屋に二人きりになった鏡夜とハルヒ。鏡夜はハルヒをベッドに押し倒しこの言葉を吐く。ホスト部の紅一点であるハルヒ。その無防備を警告する鏡夜。本来ならばここで怯えるのが一般的な女の子だが、そこはハルヒ。そのあと鏡夜がぜったいに自分に手を出さないであろうことを告げる。信頼関係のある様子が見て取れる場面。と、同時に鏡夜ファンなら歓喜してしまいそうな場面でもある。

『桜蘭高校ホスト部』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):河辺千恵子『桜キッス』

ED(エンディング)1話~25話:LAST ALLIANCE『疾走』

ED(エンディング)26話: 桜蘭高校ホスト部(藤岡ハルヒ・CV坂本真綾/ 須王環・宮野真守/ 鳳鏡夜・松風雅也)/常陸院光・鈴村健一/ 常陸院馨・藤田圭宣/埴ノ塚光邦・齋藤彩夏/銛之塚崇・桐井大介)『また明日』

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents