バガボンド(井上雄彦)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バガボンド』とは、スラムダンクの作者でもある井上雄彦による名作。宮本武蔵を題材としているが、従来ある歴史ものの古臭さは全くなく、むしろスタイリッシュな作品である。村一番の嫌われ者'武蔵'が剣に生き、天下無双を目指し旅を出る。強者たちと出会い、次第に本当の強さとは何かを追い求めていく内容。人の暗部を鮮明に映し出す心理描写はまさに圧巻。また、作画が非常に美しいのも魅力の一つである。

『バガボンド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

沢庵「お前はそんなふうにはできていない」

沢庵に「死に場所を選ばせてやる」と言われた武蔵は宮本村を一望できる山の麓を選ぶ。
声が戻り、自分を「殺せ」と言う武蔵に沢庵は問いかける。
「斬って斬って斬りまくっていつか力尽きて斬られるまでの人生、それが本当の望みだと?」
武蔵は「そうだ」と答え、自ら命を放り投げようとする。
《何故俺を生んだのだ。捨てるのなら、殺すのなら…、疎まれ、恐れられ、忌み嫌われ、殺して、殺して、殺されるだけの鬼の子なら…、何故俺は生まれてきたんだ。》
沢庵は武蔵を止めて、こう言い放つ。
「今までのお前をも見捨てるのか。殺すのみの修羅のごとき人生が本望か、武蔵。違うよ」
そして、次の言葉が武蔵の心を救う。

清十郎「ひき退がってくれれば戦いを避けられるからだ」

吉岡清十郎を倒すべく吉岡道場に乗り込んだ武蔵。
清十郎が不在の中、門弟たちを次々と倒していく。
そんな中、吉岡伝七郎が道場に帰ってくる。
伝七郎の姿を見た武蔵は、当主の吉岡清十郎だと勘違いし試合を申し込む。
伝七郎は自分が当主であるといい、武蔵の試合を受ける。
そこに、当主の清十郎が道場に帰ってくる。
清十郎は酒を土産にお引き取りをと言うが、武蔵は酒を割り、あくまで清十郎に挑もうとする。
闘争本能の塊になった武蔵は、伝七郎を「ニセ当主」といい、挑発を繰り返す。
激怒した伝七郎が武蔵に切りかかろうとした瞬間、清十郎の一太刀が武蔵を襲い、額を切られることになる。
清十郎は「獣は敵に会うとうなり声をあげおそろしいカオで吠える。なぜかわかるかい?」と武蔵に尋ね、次に本質を突く一言。

植田良平「泣くな。試練は何のために与えられると思う。もっと強く大きくなるためだろう」

武蔵と伝七郎の決闘の最中、吉岡道場に火の気が上がる。
門弟たちによる必死の消火も空しく火は道場を焼き尽くしてしまう。
世間からは「吉岡も先代の憲法までだったか…」「跡目が清十郎のような遊び人じゃあな…」など陰口をたたかれるようになる。
そんな中、吉岡道場が焼かれ泣きながらも作業をしている門弟たちに植田良平が掛けた優しい一言。

沢庵「一枚の葉にとらわれては木は見えん。一本の樹にとらわれてはもりは見えん。どこにも心を留めず、見るともなく全体を見る。それがどうやら…「見る」ということだ」

おつうのことばかり考えて夢にまで出てきてしまうことをつい、沢庵に相談してしまう武蔵。
沢庵は僧侶らしからぬ言動で武蔵をからかい始め「今のお前ならワシでも簡単に切れるわい」と言い、腐った棒キレを拾ってきて武蔵に立ち合いを求める。
「よせ、俺はもう17のタケゾウじゃねえ。こんな棒キレでも死ぬかもしれんぜ」と笑みを浮かべる武蔵。
それに対して沢庵は「おつうのことだがな…」といい、隙を見せた武蔵に一撃を喰らわす。
武蔵は沢庵の行為に卑怯と言いかけるがまんまとハマった己が弱いのだと考えを改める。
気になってるなら連れてくれば良かったじゃないかという沢庵に「俺は剣のみに生きるんだ」と返す武蔵。
沢庵は「見まいとすれば心はますますとらわれる。心が何かにとらわれれば剣は出ない。そのときお前は死ぬだろう。現にさっきお前の剣は出なかったじゃないか」と言い、武蔵の頭上に石ころを放り投げる。
手で払いのけようとする武蔵に「腹だ」と言い腹部を掴む。
その後の一言。

胤栄「どんな剛の者でも真剣勝負は怖い。わしでもじゃ。じゃがその恐怖から目をそらさずに受けとめ、それを傍らにのけておくことができる。それが本当に強い者じゃ」

胤舜に敗北し、勝負の場から逃げ出した己を恥じる武蔵。
「強い俺」は虚構だった、死の覚悟すらできていなかったのだと己を責める。
胤栄は、そんな武蔵に対して本当に強い者の姿を説いた一言。

辻風公平「殺し合いの螺旋から 俺は降りる」

武蔵に敗れた辻風公平が倒れ際に武蔵に言ったセリフ。
公平は武蔵に治療を頼み、武蔵はその行為に疑問を抱く。命を懸けて戦った相手に命乞いをするとはどういうことなのか。一度は治療した武蔵だったが止めを刺しに引き返す。だがそこには既に息を引き取った公平と自害した竜胆の姿があった。
武蔵は自分が進んできた道、進もうとしている道がどの様なものか自問自答することとなる。
そして後に「降りた 殺し合いの螺旋は」と発言することとなる。

柳生石舟斎「でっかい熊か何かであってもそうだね」

柳生石舟斎の死が近いとの噂を聞いてやってきた伊藤一刀斎。
一刀斎には「天下無双とはただの言葉」と言う石舟斎のことが理解できなかった。石舟斎が死ぬ前に天地無双がどっちなのか確かめに来た一刀斎だったが、石舟斎は一刀斎に理解できぬことは喋っていた。そこに短刀を突きつけ、自分の方が強いと誇示する一刀斎。
その一刀斎に対して石舟斎が発したセリフ。
自分を殺せるものはたくさんいる。「天下無双とはただの言葉」と言うセリフがよく理解できる。

お杉「強くあろうとする人 おるのはそれだけじゃ」

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